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男子シングルが好きです。

平松さんの新ルール解説

2010-07-06 17:18:08 | ルール・エレメンツ
新ルール解説の日経の記事をいつもお世話になっているブログさんが紹介されてましたので、ここでも紹介させて頂きますね。7月4日の「真央に有利? フィギュア、ルール改正のポイントは… 国際スケート連盟 平松純子理事に聞く」という記事です。この記事日経新聞に載っていたのかしら?気付かなかったけれど。
日経記事1 日経記事2 日経記事3

ジャンプの回転不足に対する変更
ジャンプの基礎点、加点・原点幅の変更
ジャンプ以外の要素の変更
 男子SP:ステップ2つ→1つ
 男子FS:ステップのうちの1つが決められた動きをこなすものに
 女子SP:スパイラルなし
 女子FS:スパイラル短縮(3秒×2姿勢又は6秒×1姿勢)
 スピン:ビールマン姿勢の制限
審判の無作為抽出(ランダムカット)の廃止

などといったことが解説されています。
ランダムカットが廃止になったことはよかったですね。
今までは、9人のジャッジから2人がランダムカットされ、残りの7人のうち最高最低点をカットした、実質たった5人分のジャッジの付けた点数によって、得点が出ていましたから。
最高最低点をカットするのは納得いくのですが、ランダムカットは納得いきませんでした。採点競技では、ジャッジ数が多いほうがより公正な得点が出せると考えられますし、僅差の戦いでは、コンピューターがどのジャッジをカットするかによって結果が変わってきてしまいます。

大ちゃんファンとしては、このランダムカットによって、2007年GPFで大ちゃんがランビエールに僅差で負けたのは悔しい記憶として残っていますが、そのランビが大ちゃんの振付師になるとは、その頃には想像もしませんでした。

「万全を期したつもりでも新ルールがどうなるか、やってみなければわからない。でも、バンクーバー五輪もそうだったが、ルールをよく知り、その中で勝つために自分はどんな戦略で行くかを見極めることが、勝負のポイントになると思う」
この平松さんの言葉、その通りだなと思います。今回のルール改正によって、どんな選手達の演技が見られるか、とても楽しみですね。
コーチと相談してルールをよく研究し、選手がルールを自分の味方にできますように!


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