WFS No.32

World Figure Skating No.32が昨日届きました。
主な内容は四大陸、ヨーロッパ選手権、全日本、MOI、クリスマス・オン・アイス、SOI、全米選手権、ロシア選手権他。
インタビューが充実していました。個人的にはトマシュのインタビューが読めたのが嬉しかった。ジョニー、未来ちゃんのインタビューも読み応えのあるとてもいいものでした。その他のインタビューは大ちゃん、真央ちゃん、セルゲイ・ヴォロノフ他、アイスダンスやペアのインタビューも多数掲載。

トマシュが取材が苦手で気持ちを自分の心の中にしまっておくのが好き、それが自分に強さをくれる、というのはちょっと意外でした。あの派手なパフォーマンスやお茶目な性格の奥に隠されている繊細さ、それが演技に深みを与えているのだと思います。
とはいってもこれを書きながら、NHK杯のFSの後の吠えるトマシュが私の脳裏には散らついて、繊細という言葉がその姿と一致してくれません。(笑）

ジョニーのコーチを代えたいきさつ、候補に上がったコーチの話も興味深いものでした。最近コーチの話題があちこちで目に付きます。
選手とコーチのベストな関係への示唆が、ジョニーの話から読み取れるような気がします。

テクニカルスペシャリスト天野真さんのスケーティングの解説はすごいです。スケーティングのポイントが、加速する力、横の動き、前と後ろの使い方の３つの要素に分けられています。この３つの要素が揃った選手はなかなかいないと。お勉強になりました。

アイスクリスタルの宣伝ページによれば、DOIが６月27－29日（予定）にあるようです。世界選手権の前からオフのショーの情報が多くて、そちらに気を取られてしまいます。
PIW横浜公演の先行販売は申し込みました。

昨日放送の『夢の扉』、普段見られない映像が盛りだくさんでした。大ちゃんの出は少なめだったけれど、ニコライさんの熱心なコーチ振りや、村上大介君のヒップホップなど見応えがありました。
選手を指導するニコライさんの姿は、インタビュー時の温厚そうな姿とは別人のように厳しいのですが、あの熱心さが選手を育てるのだと感じました。そして言葉の端々に、仕事を超えた選手への愛情と、コーチという自分の仕事への情熱を感じます。素晴らしいコーチにめぐり合えて、大ちゃんや美姫ちゃん達は本当に幸せですね。
真央ちゃんもバンクーバーまで（できたらその後も）見てもらえるようなコーチと出会えればいいんだけど。

今朝の読売新聞に、スポーツに関する全国世論調査が載っていました。
見るのが好きなスポーツ、女性の３位はスケート！ちなみに１位マラソン、２位プロ野球、４位高校野球、５位バレーボール。男性は１位から順にプロ野球、高校野球、マラソン、大相撲、プロサッカーです。
好きな選手の２位に浅田真央(昨年５位）、８位に安藤美姫(昨年44位）、20位に高橋大輔(昨年順位なし）。ちなみに1位はイチローさん。
この調査を見る限り、女子フィギュアが男子フィギュアよりテレビで優先されるのも、テレビ局がやたらと真央ちゃんを取り上げるのも仕方ないか、という気持ちになります。
男子フィギュアや大ちゃんって、好きな人はものすごく好きなんだけど、一般的ではないというか。
でもフィギュアの３選手がいずれも昨年より順位を上げているのは、昨年の世界選手権の結果を受けてでしょうから、大ちゃんが世界選手権の金を取ったら、また状況が変わってくるでしょうね。

個人的な話ですが、今日ピアノの楽譜を買ってきました。『リトルピシュナ』とバッハの『フランス組曲』。どちらも小中学生がやるような本、でも今の私が独習するにはこれくらいからやり直した方がいいと思って。
大ちゃんを見習って「何でも練習！」。