気ままにフィギュアスケート!

男子シングルが好きです。

WFS48

2011-05-26 23:56:52 | フィギュアスケート雑誌・本
一昨日ワールド・フィギュアスケート 48を買いました。
最近はフィギュア関連の雑誌も厳選して買っているので、久し振りにWFSは買ったのですが、やはり写真も記事やインタも情報も充実していていい雑誌ですね。

選手のインタはいいところを押さえています。大ちゃんはもちろん、パトリックやガチンスキー、ペアのヴォロソザール&トランコフなど、丁度気になって色々知りたかった選手のインタが載っていて、田村明子さんは選手の選択からしてさすがだなと思いました。

大ちゃんインタは、スケーターとして強いところ弱いところについて彼が語っているところを読んで、スピンなど技術面に関してかなり苦しんでいるのかなと感じました。
でも「体力的には十代のころよりあるかもしれません。」の言葉は心強いです。ソチまでまだまだ頑張ってもらわなくちゃね。

私はパトリックのファンじゃないし、一時期の彼の発言はどうかと思っていましたが、彼のことけっこう好きです。日本の選手が品行方正でおとなしすぎるので、若者らしい怖いもの知らずの発言を繰り返す一方で、きちんと努力をして結果も出す彼をおもしろいなと思っています。
今回のインタでは4回転を彼が安定して跳べるようになった秘密の一端を明かしてくれていますが、他の選手の役に立つでしょうかね?
彼が自分のルーツである中国について語っている部分もよかったです。日系の選手たちもこんなふうに日本のことを思ってくれているかしら。

ガチンスキーはあの若さで個性的な演技をするので、どんな性格の青年なのかな?と思っていました。そんな彼が自身の性格について語っています。ちょっと納得かな?
来シーズン、4回転ループを見られるといいな。2種類の4回転が男子トップ選手のスタンダードになりそう。

ペアのヴォロソザール&トランコフは昨季まではそれぞれ別のパートナーと組んでいて、どちらも惜しいという感じがつきまとう組でした。その2人が新たに組んで、素晴らしいペアが誕生しましたね。
その辺りを詳しく知りたかったので、田村さんGJです。

世界のスケーターから日本へのメッセージも載っていました。どれも心がこもっていました。

世界Jr.は日本から出場したアイスダンス以外の全選手のコメントが載っていました。
健人君は自分のことを冷静に分析していて、シニアを頑張ろうという気持ちが出ていました。
美姫ちゃんや小塚君やパトリック、刑事君など、大きな大会でいい結果を出した選手のコメントを読むと、本番では気持ちが勝ち負けではなく、自分自身の演技や観客に向いています。
練習では勝つことを意識して対策を練ってしっかりと練習し、本番では勝ち負けよりも練習で積み重ねてきた自分の演技に集中することが大切なのだろうかと感じました。

書くのが遅ればせながら、大ちゃん本の表紙が出ましたね。
SOUL Up
は友人のブログで表紙を見てびっくり!表情はすごくいいけれどね。
SOUL Up Exhibitionの表紙は色々な大ちゃんが見られるという期待が増すしデザインも好き!

GPS3戦?

2011-05-26 23:28:19 | フィギュアスケートその他
まだ正式発表はされてないようですが、前シーズンの世界選手権上位6位以内の選手に限り、GPSに3戦出場することを選択することが可能になるようです。→スポーツ報知

国際スケート連盟(ISU)がフィギュアのグランプリ(GP)シリーズのレベルアップを狙い、来季は安藤美姫(トヨタ自動車)や浅田真央(中京大)、小塚崇彦(トヨタ自動車)らに3大会出場の選択権を与えることが26日、ISUや日本スケート連盟関係者への取材で分かった。

今季はトップ選手で2大会まで出場できたが、新制度では4月の世界選手権の上位6選手に限って3戦出場が可能となり、高橋大輔と織田信成(ともに関大大学院)も対象に入る。3戦目に出場した選手には1万ドル(約82万円)のボーナスが出る。

シーズン前半のGPシリーズは6戦あり、来季はNHK杯が第4戦として11月に札幌で開催される。順位に応じて与えられるポイント合計の6位までがファイナルに進出。3大会に出場した場合は成績が良かった2戦のポイントを適用する。

ISU幹部は「トップ選手に多くの試合に出てもらい、大会の質を上げるのが目的」と説明した。各大会とも今季は男女各12人だった出場枠を10人に減らし、競技力のばらつきを抑える。


これ、本決まりになるのでしょうか。上位6位以内の選手といえど、3戦出場を選択する選手はそうはいないと思います。かなりのハードスケジュールでしょうからね。でもシーズン前半にしっかりと調整したい上位選手にとっては朗報なのでしょうか?それにボーナスが出るのも魅力でしょうね。

上位6位以内の選手の3戦出場が他の選手の出場にどの程度影響を与えるかはアサインが発表されないとわかりませんが、12人出場だったのを10人に減らされたらGPSに出場できる選手がかなり限られてきますね。
2試合出られるかもしれなかった選手が1試合しか出場できなくなったり、出場できるかもしれなかった選手が1試合も出場できなくなったりします。多くの選手に大きな大会での経験を積む貴重な機会が減ることになります。

スケートのファンになってから、これはルールの改正じゃなくて「改悪」じゃないかと思ったことが何度かありましたが、今回も同じ気持ちです。
1人でも多くの選手にGPS出場の機会を!ISUは興行のための金儲けに走らないでほしい。