ピアノ教室のなにげない日常日記

ピアノの先生でおばさんな「若芽」の、なにげない日記

ヴィブラートペダル

2010-02-15 11:00:42 | ペダル
 モーツァルトをハーフペダルで練習してみたものの……。
 ペダルは踏みしろ、というかどこまで踏んだらどのくらい音が伸びるかということがピアノによって違うので、ハーフペダルの場合、その微妙な踏み加減がなかなか難しい。自分のピアノでさえこっちのとあっちのでは違ってくるのだから、本番のピアノのペダルをちゃんとコントロールできるんかい、ってな気になる。浅すぎて中途半端に音が切れるのは困る。しかし、少し深めに踏むのなら、ハーフペダルの効果はあんまり期待できない。
 やっぱりこの機会に、ヴィブラートペダルをちゃんと練習したほうがいいかなあ。



ハーフペダル

2010-02-12 14:07:38 | ペダル
 モーツァルトのピアノ協奏曲第21番第2楽章の練習は、切り貼り楽譜がスバラシイので、なかなか順調である。ただね、わかめが弾くのはピアノパートじゃなくてオーケストラパートなので、ペダルをどう踏むべきか悩ましいところである。
 オーケストラというのはもちろん一人ではないし一つの楽器でもないのだから、管楽器がレガートで吹いている同じ小節で、弦楽器がピッツィカートしていてもなんの問題もない。しかし、ピアノは一台なので、ペダルを踏むとすべての音がレガートになってしまう。音を切りながらつなげるなんてことはできないのである。
 オーケストラという存在自体が豊かな響きを必要としているだろうから、ピアノでオーケストラを表現する場合は、基本的にはペダルは踏むべきとは思うのだが、ピッツィカートのニュアンスも出したいよなあと思うわけだ。それで、細かく踏んでみたりしていたんだけどなかなかイメージ通りにいかない。いろいろやっているうちに、ふと、ハーフペダルってどうだろう、と思いついた。ハーフペダルなら細かく踏み変えることも楽だし、ペダルを踏み込んだ時よりは、弦をはじく感じが出しやすい気がする。で、ちょっとこの線でやってみようと思っている。