11月1日は、万世節で休日だそうです。ちょっと墓地まで歩いてみました。お墓の周りは花屋やろうそくを売る店がいっぱいです。お墓をお掃除する人達が小雨のなかで、積もった落ち葉を掃いたり、墓石を洗ったりしてました。それは日本のお盆を迎える様子に似てます。11月1日の夜には、ろうそくの灯が揺れるそうです。
帰り道、おばあさん（私もおばあさん）に話しかけられました。「雨が降って嫌ね」私「そうね、毎日ね」どこでもおばあさんはお喋りです。私が外国人の顔してても関係ないのです。
スーパーでもろうそくセット売ってました。
昨日は、朝からウッジは雨でした。アグネシュカさんとMANUFAKTURA に行きました。改装中で入れないと思っていたお城は、内装は済んでいて実は入れたのです。内部は木をふんだんに使った堂々たるお城でした。木の柱やアーチが見事です。ウッジの歴史も同時に分かるようになってました。アグネシュカさんの解説つきですが、半分ほど分かったような、あとは得意の想像で、Tak!なんて言ってます。それから現代美術館へ。
それから、ユダヤ料理のお店に行きました。バイオリンとアコーディオンの演奏つきの素敵なお店でした。豆入りのボルシチ、ホット野菜、ユダヤのチーズケーキとお茶、最後にサービスで蜂蜜酒とバイオリンを弾く人形まで。
この年になり、みんなに親切にされて、幸せばあさんです。ありがとー！
さて、吉田先生から日本語学習者にはウッジと教えるそうです。再度、改めます。皆さん、ウッジです。
待ち合わせ場所のWedelの店内
ユダヤ料理の店
今日の予定はアラさんのお母さんとMANIFAKTURAで博物館などを見る予定でした。しかし、急に仕事が入ったのでわざわざ知らせにアパートまで来てくれました。携帯に連絡したのに通じなかったそうです。いまいちこちらの電話の使い方が分からない。着信履歴をどこで見るのか？どこを押せばいいのか？毎朝鳴る呼び出し音は、何なのか？さっぱり、分かりません。
アラさんのお母さんとのデートは日曜日になったので、吉田先生の奥さんの個展を見に行くことにしました。インフォメーションのお兄さんが2番のトラムに乗って行きなさいと教えてくれたのです。いくつかの団地を通り過ぎて、大きな団地がみえる停留所で降りました。ワノーバ通り14はどこか？と聞きながら歩きました。大きな団地です、高島平団地規模かな。個展の場所は、地域の文化センターのような場所でした。入るとバイオリン持った子供たちとその親たちでいっぱいでした。個展会場で鈴木メソードのバイオリンレッスンをしてるので、今は入れないというので待ちました。可愛い女の子の顔を描いてあげたら、お礼にとバイオリン一曲弾いてくれました。バッハのサラバンドでした。土曜日なので、歌や楽器、お絵描きなどの習い事をそこでするようです。バイオリンレッスンが終わり、やっと個展を見ることが出来ました。ポーランドの人の表情をよくとらえた作品でした。吉田先生のポートレートも発見しました。
そしてトラムに乗って帰る途中、初めて切符確認のコントローラーに会いました。私の後ろの人は切符がなかったようで、なにやらもめてました。外国でトラムに乗っただけで、よくできましたと満足してます。
知らなかった街で、知らなかった人に出会う、とても不思議な経験をしてまてす。
ウゥチは、日本語を習う人が多いようで、今日も工科大学の講座をのぞかせてもらいました。初級、中級、上級のクラスがありました。
終了後、日本人の先生3人と大学のそばでピザをたべました。帰りは、いつも歩いてる私ですが、夜なので初トラムしました。
