久しぶりに近くのミニシアターで、映画を見た。観客は、じじ、ばば、6人。コロナ前もそんな感じだった。午前の10時、暇なのは、じじ、ばばしかいないよね。
カナダ映画でした。「雨のように鳥が降っていた」原題でもいいのにと思いながら見ました。山火事で人や鳥が亡くなったことが伏線になっています。深い森の中、湖のほとりで、それぞれの人生を抱えた老人が3人、そこへ精神科療養所に60年いた老婦人がやってきて、なんて、連ねてると、子供の映画説明みたいになってしまいます。俳優たちがいい感じでした。
ビデオを家の中で見るより、やはり、映画は映画館です。ビデオだと面白くない場面で、突然掃除を始めたり、料理を作ったりしてしまうのです。
今日は、Il pleut. みたいです。
キョロキョロしながら道を歩きます。なんだ？なんだ？と新しいものがあると直ぐ近づいて行きます。要するに、単純に物見高い婆さんです。その婆さんは、よく鳩の轢死体に出会ってしまいます。それがいつまでも映像で残ってしまいます。数日前も交差点で、見てしまった！2年ほど前も県庁に向かう交差点で、生々しい鳩の轢死体を見てしまった！バカな鳩、翼をもってるのに大きな通りで歩くなんて！2週間ほどそこは避けてました。しばらくして反対側の横断歩道を見たら跡形もなくなってました。車に轢かれて、轢かれて、乾燥して、とうとう粉のようになって、飛散していったに違いません。
パリのマレ地区でも見てしまった！グシャという音がして鳩が車にひかれたのです。
クラクフのヤギェウオ大学に行く道で、雨の中グシャ、、
みんなバカな鳩ばかり、ほんの数秒前まで、自分が死ぬことなど考えてもいなかったのに、グシャ、、、
私も鳩だったら、多分、運動神経も悪いし、バカだから、グシャとされるに違いない。
今は、数日前の交差点は避けてます。合掌
寝られません！ベッドで、悶、悶、身体をあっち向け、こっち向け、、、悩みがあって寝られないなんてカッコつけたいけど、単に昨夜になってしまったけど、テレビをつけてガオガオと夜寝したからです。起きました！今は、夜中の3時前。
昨日は、東京から早目に戻り、バイオリンのレッスンに行き、友達の娘さんの個展を見に行きました。前橋の南、昔はずっと畑ばかりの場所だったと思います。今は、住宅ばかり。画廊の横に古い2階だての建物が2棟、ゆったりと菜園もしていたような作りです。会社の寮だったとか。誰も住まなくなって、何十年も経つそうです。昔あった市民アパートのような作りです。窓を塞いで襖が立てかけられています。紙は劣化して茶色く、ボロボロ、障子もその桟に少しの紙片を留めるだけ。個展よりそのアパートに反応してしまいました。多分、会社の家族向けだったでしょう。どんな生活があったのかなあと、妄想が止まらなくなりました。その社員たちは、退職して何処かに散らばっているはずです。故郷に帰ったり、前橋のどこかに家をたてたり、そうだ！離婚してるかもしれない。アパートの庭で、子供の声が聞こえたり、季節の花が咲いていたり、そこに確かに生活があったはずです。誰かモノクロームの写真を撮ったらちょっといいかもね、、、スマホで写真を撮りました。暇人婆さんは、後でスケッチしようかなと思っています。
ああ、まだまだ寝られない！
コロナの中でやることが限られている。仕方なく、また、石ころに絵を描いて遊んだ。
その前に、バイオリンもキコキコしたけど、下手くそなので直ぐ止めた。耳だけは肥えてるから、下手なのはよーく分かる。いやになってしまうから直ぐ止める、午後、気を取り直して練習します。年寄りだから＜遥かなる影＞のバウンズが難しい！
人生の終わり近くに、コロナ！（戦争を知らずに生まれて、災害もくぐりぬけ、ラッキーなんて思ってました）そうは問屋が卸さない、いつ終わるか分からないコロナの中で暮らす事になりました。長いこと生きてきた婆さんでも、いい加減にしてくださいと文句を言いたいのだけど、、、若い人たちが巷に繰り出すのも、分からなくもない、、、点、点 点が続きます。短大生は学校もろくにいかずに卒業か？学費、返してくださいと言ってもいいぐらい、、、コロナが終息して、何年か経ってもその影響は残るのでは、、、
のんきな婆さんは一人遊びが上手になりました。下手なお絵描き、下手なバイオリン、zoomで語学，でもね、ここから再度、点 点 点
先日から描いていたクラゲの絵は灰色で塗りつぶしました。下手くそ！
これから描くもの考えます。
