日々の事など

時には、旅人

昔話 「かさじぞう」

2017-03-09 | 日記
昔話のさし絵を描いているうちに、同じお話しでも少しずつ違うことに気がつきました。そこで、図書館で「かさじぞう」を3冊借りてきました。それぞれの絵が違うのはもちろんですが、お話しも微妙に違います。昔話ではあるが、対象になる子供の年令を考慮したりするのでしょうか?好みもあるでしょうが、松谷みよ子さんの文章がしみじみと、ちょっと泣けます。松谷さん判では、お爺さんとお祖母さんは、6人の子供を亡くしています。こう書いてあります。ふたりのあいだに六人、こどもがうまれたけどちゃっこいうちに、みな、あのよへいってしまってねえ、ふたりぐらしだった。
お爺さんが六地蔵に、寒いだろうとかさをかぶせる行為がよくわかります。お祖母さんの「そりゃいいことしなさった」という言葉も。

最新の画像もっと見る

コメントを投稿