ゴールデン・リタイアーズ

S20年生、後期高齢ゾーン、人生最終コーナー「遊行期」の
徒然残日写真録

170702 溽暑(じょくしょ)!久しぶりに武蔵寺写経会。

2017年07月02日 | 趣味と交遊

 朝から蒸し暑い。俳句でいう溽暑。湿気をふくんでいやな暑さ、じっとりまつわりつく。

9時にはスタンバイできていたが、パソコン眺めているうちに15分、武蔵寺に着いたのは9時40分。周辺駐車場いっぱい。仕方なく市営の4時間無料駐車場にとめ5分歩き。写経道場に50分着、ばたばた準備で10時から本堂で写経浄行会。

参会者の無病息災家内安全もろもろ祈願。道場に戻って、般若心経読経、写経観念文を唱和して10時半写経開始。早速1行目で誤写。いかんね、ばたばたは。常に心の余裕が一番。般若心経は魔訶般若波羅蜜多心経の題字を含めて276字。

 1字1字、仏さまを彫るくらいのつもりで書写すると1時間はゆうにかかる。私の場合は覚えてしまっているので45分くらいで書き上げる。書き終わったころには心は静寂になっている、はずが、無神経な年寄りがいて携帯が鳴っていることにきずかず呼び出し音なりっぱなしで気分が乱れそうになるがそれじゃ写経をやってる意味がない。ぐっとおさえる。

 11時半終了、かたづけてご住職の法話にうつる。写経をする人のことを「浄行者」という。写経の終わりに〇〇浄書としたためる。写経を通じて人生修業をしている人の意かね。人生、四苦八苦といが苦の要因は何か

 釈尊曰く。多欲は苦なり。生死の疲労は貪欲より起こる。小欲にして無為なれば心身自在なりと覚知せよ・・・

12時半終了、場所を移してちゅうじき(昼食)。食前のことば。我いま幸いに仏祖の加護と衆生の恩恵によってこの清き食をうく。謹んで食の来意を尋ねて味の濃淡を問わずその功徳を念じて品の多少を選ばじ!いただきます。量は少ないがゆっくりかみしめて食べれば結構みたされる。

食後の言葉。我いま、この清き食を終わりて心豊かに力身に満つ。願わくばこの心身をささげて己が業にいそしみ、誓って四恩に報いたてまつらん!ごちそうさまでした。

 ということだがご同輩、このような心境になれますか?脂ぎった現役世代は難しかろね。わたしはお陰様で妻との食生活は大変充実しており、あり難いことです。

武蔵寺のアオバズク、今年も来ているとのことだが発見できなかった。じっとり暑さがへばりつく。帰途に就く・・・・

 

 

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