Lucky☆Sardonyx

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転落★

2008-12-22 23:12:02 | コメント
トヨタ自動車は22日、2009年3月期の連結営業損益(米国会計基準)の予想を、従来の6000億円の黒字から1500億円の赤字に下方修正した。トヨタの営業赤字は記録が残っている1941年3月期の決算以来初めて。前期(08年3月期)は過去最高の2兆2703億円の黒字だったが一気に2兆円以上利益を減らす。

 世界的な景気後退による自動車販売の落ち込みと急激な円高が要因。同日、スズキとダイハツ工業が減産に伴う非正規労働者の削減を発表。自動車各社の業績低迷は長引く見通しで、景気への影響が深刻化している。

 名古屋市で記者会見した渡辺捷昭社長は「(トヨタを)取り巻く環境は極めて厳しく、かつてない緊急事態に直面している」と強調した。

 トヨタは11月6日に営業利益予想を1兆円も引き下げ「トヨタショック」と呼ばれたが、それからわずか1カ月半で再下方修正に追い込まれた。売上高予想は23兆円から前期比18・2%減の21兆5000億円に引き下げた。

 22日発表した今年のグループ全体の世界販売台数(ダイハツ工業、日野自動車含む)の見通しは、前年比約4%減の896万台。前年割れは現在の集計法となった2001年以来初めて。

 例年この時期に発表している翌年の生産・販売計画については、見通しが立たないとして公表を見送った。

 渡辺社長は、世界中で予定していた工場の新設や拡張のほぼすべてを延期もしくは縮小すると表明。減産をさらに進めるため、必要に応じて国内全工場の一斉稼働停止に踏み切るとしたほか、富士重工業との小型スポーツ車の共同開発も延期する可能性を示唆した。今期の役員賞与は支給しないという。

 営業利益の下方修正要因の内訳は販売減少の影響が5700億円、為替差損が2000億円など。コスト削減を図ったが及ばなかった。12月以降の想定為替レートは、ドルは1ドル=90円、ユーロは1ユーロ=120円とした。

一方、22日の記者会見で自動車レースF1については「当面はコスト削減を考えつつ戦っていく」と述べ、撤退する考えはないことを表明した。

 「モータースポーツに関心ある若者も世界中に多く、大事にしていきたい」と強調。一方で「今のレベルでやっていくことは大変厳しい」として、F1にかかるコスト削減の必要性を訴えた。

赤字決算に転落したトヨタ、数々のリストラ策を講じていく中、最早「F1」などというお遊びに興じている余裕は無い筈だ。ホンダやスズキ、富士重工のようにとっとと撤退を図るべきではないか?と思った。所詮、F1などモータースポーツは欧州文化であり日本企業などスポンサーかと見紛う程度のカモ的存在に過ぎないのだから。

トヨタがいつ音を上げるのか、今後に注目したい。

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