Lucky☆Sardonyx

ばるご☆の戯言ブログです(^^)

残った!

2009-10-23 23:17:23 | コメント
(クライマックス・パ第2ステージ第3戦、日本ハム2-3楽天、日本ハム3勝1敗、23日、札幌ドーム)

 がけっぷちの野村楽天を救うべく、マー君が日本ハム打線に立ち向かった。今季限りで退任する野村監督のためにも、絶対に負けられない一戦。田中は気合十分の表情でマウンドにあがった。
「あした(23日)の意気込みが聞きたいんですよね? 頑張ります」
 前日22日、報道陣に短い言葉で必勝を誓った田中。その気持ちが裏目に出たのか、序盤は苦しんだ。

 二回、先頭の高橋に先制ソロを被弾すると、三回には金子誠、田中賢に連続安打を浴びて一死一、三塁のピンチ。しかし、気迫の投球で森本、稲葉を打ち取り、追加点は許さなかった。六回まで1失点の力投だ。

 2007年に高校生ドラフト1巡目で楽天入団。ここまで野村監督と歩んできたプロ野球人生だった。「神の子」と呼ばれ、絶大な信頼も寄せてくれた。その監督が今季でチームを去る。3年間で成長した姿を、どうしても見せたかった。

 試合前、かつてのノムさんの教え子が“お別れ”にやってきた。日本シリーズ進出へリーチをかけた日本ハムの稲葉、坪井があいさつ。当然、これを野村監督が黙って見過ごすわけもなく「お前ら、きょうで決めるつもりで来たんだろう」とチクリ。その場に偶然、田中が通りかかったため「ちょうどマー君が来たから『やっつけろ』と言ったら『頑張ります』ってさ」。孝行息子の力強い返事に、野村監督は目を細めた。

 17日のCS第1ステージ第2戦のソフトバンク戦で、プロ初の無四球完投勝利。中5日での登板となったが、疲労は気力で封じ込める。恩師のため、マー君は最後まで全力で腕を振り続け、2失点完投勝利。逆転の4連勝での日本シリーズ進出へ望みをつないだ。

これで、流れが楽天に傾いてくれるといいのだが・・・エースの力投とチャンス・メーカーの出現と舞台は整った。あとは主砲・山崎の豪打(本塁打)復活を待つばかりだ。明日・24日のマウンドには準完全試合男・ルーキー藤原が上る。

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