Lucky☆Sardonyx

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地球規模の「暑い年」

2012-07-29 23:43:09 | コメント
 5~6月の地球の陸地の平均気温が、統計の残されている1880年以降の同時期としては過去最高を記録したことが29日、米海洋大気局(NOAA)の調べで分かった。高温傾向は7月以降も同じで、猛暑日が各地で続いている日本だけでなく、北半球の多くの地域が酷暑に。今年の世界は歴史的な「暑い年」になりそうだ。

 今月16日、グリーンランド北西部の氷河から巨大な氷山が生まれたことが確認された。面積は山手線内側の面積のほぼ2倍。以前から注目されていた氷河の亀裂が完全に割れた。

 北極圏の氷は今夏、記録的なペースで失われている。米科学者はAP通信に「グリーンランドの形が急速に変わりつつある」と警告した。

 米国では東部から南部にかけ、6月後半から猛暑が続いている。南部では45度、首都ワシントンでも40度を超え、今年上半期の米国の平均気温は過去最高。約60年ぶりとされる深刻な干ばつに見舞われている。

 暑いのは北米やユーラシア大陸、北アフリカの大半の地域。NOAAによると、6月の平均気温は地球の陸地が平年より1・07度、北半球に限れば1・3度それぞれ高かった。地球の陸地は2カ月連続、北半球では3カ月連続の最高記録。海洋を合わせた地球全体の平均気温も過去4番目の高さとなった。

 NOAAの気象担当官ジェシカ・ブランデン氏は、この30年ほどの長期的な気温上昇傾向に加え、短期的には南米ペルー沖の海面水温が下がるラニーニャ現象が終息、水温が上昇する転換期に差しかかりそうなことが原因と指摘する。

 ブランデン氏は、今後数カ月は「地球の気温上昇が続く」と指摘。個人的予測としながらも、今年は歴史に残る暑い年になるだろうと語った。

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