酔うて…

今晩は久し振りに日本酒を口にしている。両関の純米酒だ

演歌はあまり好きじゃないんだけど、ふと聴きたくなってＣＤをかけてみた…曲は「津軽海峡冬景色」。。もうどれくらい前の曲になるんだろうでも、名曲である。この時季に妙に「はまる」名曲である。

僕にとっては曲だけではない。実際に青森に何度も足を運んだから…青森駅に降り立つと現在は動かぬ青函連絡船が出迎えてくれる、アスパムというでかいビルがそびえている、そして…「津軽海峡冬景色」のモチーフが勝手に歌い出すのだ。
極寒の中で、これはかなり心にしみる。色恋とはチト違う…何かへの「回帰」のような…それは目に見えぬ「雪女」に何処へと導かれているようでもある。

今晩はこの酒が妙に美味いあまりアルコールは好んで口にしないんだけど、たまにはこんな感じで思い出を肴に自分の世界で酔いどれてみるのだ。

冬は寒いけどいいもんさ…君の優しさがコートとなり思いやりがマフラーとなって僕の心を温めてくれるからそろそろ灯りを、キャンドルに変えてみようか？