特注していた基盤が届きました。
自作ベタ・アース基盤よりも更に特性向上に期待!
この基盤設計の一つの特徴として北神電子サービスさんの BCL-LOOP 基盤のサイズとコネクターが同じ規格なので簡単に入れ替えて遊ぶことができます。またこのアンプは LOOP Antenna 直下に付けることはもちろん、普通の広帯域のプリアンプとして高性能を発揮します、とキッパリ!と言い切ります。
以前も当ブログで記事にしましたが、今回使う 2N5109 というレトロな石はあまり日本では見かける事がなく、海外からの輸入でも値段が上がっているようです。稀に見る国内オークションではあり得ない価格になっていること多いです。
まずはトランジスタの選別から。
流石にトランジスタのばらつきは大きい!手元の20個を調べたら hFE は 26 ~ 159 まで開きがありました。これはDCだけの話で高周波的にはまた違うと思います。選別のために余分に仕入れたいけど、最近の入手難と価格高騰を考えるに悩むところであります。
※ 2N5109 Datasheet によると hFE は最小 40 最大 210 とあるので,
手持ちの数個は規格外かも?
ちなみに fT は 1,200MHz です。
トランジスタの入手は大変ですが、それよりも放熱用ヒート・シンクの方が入手がもっと難しいかもしれません。
TO-39 ( TO-5 ) Heat Sink.
今回の回路では放熱器が必要です。発熱が大きいという意味で真空管みたい。規格に合った Heat Sink を入手する前は金属板を加工して自分で Heat Sink を製作してました。
Heat Sink, 既製品に越したことはないです。