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ラ・ヴィータ イタリア

イタリア:ベニスでの日常生活やベネチアンガラス工房のお店“L'albero”での出来事、イタリア&海外お奨めスポットなど

2012年 イタリアの山バカンス ② Tre Cime

2012-09-20 06:57:43 | 旅行:イタリア山バカンス

二日目 お天気がなんとかもちそうな感じだったので

この日は朝からドロミティ NO.1 ? の見どころ

Tre Cime(トゥレ チーメ)目指してトレキングにでかけることに

 

ドロミティといえばTre Cime これ三つの頂きという意味で

さきっちょがこんなにギザギザになっている

 

企画事が大好きな 私“段取り子”がしっかりと

行きのコルティーナのバスチケット売り場で

このあたりのローカルバスの時刻表をもらっておいた

 

Piさんこういった計画事が全くできないのでこれはいつも私の仕事になってしまう

 

朝9時前に

MosoからDobbiacoそしてTre Cimeへバスを乗り継ぎ到着

7月初めにTre Cimeに行った友人からの情報がすごく役にたった

 

バスを降りてTre Cimeを1周するコースの出発点の景色はこんな感じ

すでにもうこのパノラマに感動!

 

ゆったりした道なりですれ違う人の中には日本人の姿をみることも

結構御歳を召された方でも楽しめる絶景コースです

 

花を見ていた日本人のご婦人方に後ろから“かわいいね~”と声をかけるPiさん

いきなり日本語で話しかけられてびっくりされてました

 

そしてだんだん見えてくるギザギザの三つの頂点(Tre Cime)

よーく眺めてみると、、、、、なんとあの断崖絶壁に人が、、、、嘘でしょ!

こんな感じです

ロッククライミングです、、、、高所恐怖症の私には見ているだけでも怖い怖い

 

出発から1時間ほど歩いたでしょうか

絶景ポイント Tre Cimeが見えてきました

 

ちょうど後ろ側からぐるりと回って前にでてくるコースです

ここで4人そろって記念撮影

友人の小 麦子さん ご主人の片 栗夫さん そして私 段取り子 

Piさん改め 一皮剝夫さん(帽子もかぶらず過ごした為翌日には顔の皮がむけていた)

 

そしてTre Cimeを前にして持ってきたお弁当を広げて究極のランチ~

そしてPiさん お昼寝~ 

ここは天国です

 

この時期(8月の終わり)はもう高山植物は枯れていてなにも残っていなかった

7月初めに行った友人はこのあたりにピンクやブルーの花がいっぱい咲いていたと

うーん残念 次回は花がいっぱいのころを目指してやってこよう!

 

そしてランチ後Tre Cimeを前にしてショートカットできるコースを

選んでしまった私達、、、、

 

実はこのショートカットコースのさきには

登ったり下ったりと結構厳しい道のりが続いていた

おーい!私を置いていかないで~

正に天国から地獄、、、ちょっとオーバーですが

 

なんと杖を突いた御婆ちゃんも歩いている、、、

他人事ながら心配になった、大丈夫なんだろうか?

 

そしてアップダウンがすんだあと

なんと

最後には人一人やっと歩けような柵もなにもない稜線を歩く羽目に、、、、

アップで見てるとこんな感じ

高所恐怖症の私は右目が見えないように帽子を斜めにかぶり右手で顔をおおい

崖っぷちをみないように前だけみて這うように歩いていった

恐怖で足がすくんでいた

 

いやー久しぶりにめっちゃ怖かった!

砂利道で一歩間違って滑ってしまったらコロコロと下まで落ちてしまいそうだった

 

先に行った友人は“大丈夫、大丈夫!お年寄りでもあるける楽勝コースだから”

と言っていた

それを信じていた私、、、、これが本当にお年寄りでも歩けるコースなんだろうか?

ワンちゃん連れも多かった

 

そして1周して出発地点に戻ってくるこのコース

約4時間弱ほどでヘトヘトになり出発視点に戻ってきたのでありました

 

ひゃーお疲れ様でした!

しんどかった!怖かった!でもやっぱり素晴らしかったTre Cime

 

帰ってから友人にこの話をするとこの稜線の下にもっと楽なコースがあったそうな

お弁当を食べるためにショートカットしたのが大きな間違いだったようです

でもなかなかいい経験でした!

 

そして山男 片 栗夫さんから最後に

“二人とも山が初めてにしてはよく頑張ったね”と

お褒めの言葉をいただいたのでありました

 

また来るぞTre Cime 今度はもっと違うコースに挑戦しよう!


2012年 イタリアの山バカンス ドロミティ ①

2012-09-10 06:58:43 | 旅行:イタリア山バカンス

8月末2009年に行った世界自然遺産のドロミテにまた行ってきました

 

今回はベニスにやってきた友人夫婦のリクエストで

4泊5日にてベネチアより出発4人ででかけました

 

実は昨年も行ったのですがブログにアップする時間がとれず結局書けずじまい

今年は新情報もプラスしてお届けします

 

行きかたは 前回と同じ バスを乗りついで Sesto Mosoまで

 

いやー本当ベニスからたったの4時間ほどで簡単に行けてしまうんですよね

世界遺産に

 

昨年同様 街中の家が我家が一番とでもいうかのように

花々で彩られてそれはそれは見事!

この飾られた花たちを見るだけでも値打ち物でした

まずはこんな感じです

 

 

 

 

 

 

でも残念ながらこの時期野に咲く野生の花たちはもう終わってました

宿にチェックイン後お気に入りのカフェ“Kafe Kofler”に直行

場所は 

私は迷わずリンゴのケーキを注文

このあたりリンゴの産地で有名なのです

 

それにしてもリンゴのケーキそれはもうすごく美味しかった

薄く切ったリンゴを何層にも重ねて焼いてあり甘さも日本人好み

あーもう一度食べたいわ~

友人夫婦はベリー系のドルチェ

 

両方とも写真からは大きさがわかりにくいですがかなり巨大で

ショートケーキならずビックケーキなのでした

 

 


夏休み:ドロミティ山脈 ⑤ 最終章 お奨めスポット

2009-07-05 06:29:59 | 旅行:イタリア山バカンス

ドロミティー最終日の朝、朝食後身支度してチェックアウト
小型のキャリーを引きずりながらいつものカフェへ
結局毎朝通った!とてもお気に入りのスポット

このカフェ“Kafe Kofler” と言う
Moso Chiesa のバス停の角に大きな看板がでている
標識の通りに進んで行くとちゃんとこのカフェにたどり着ける
私達のように毎日きているお客さんも一杯

ここかなり沢山の種類のケーキがある最終日なのでカップチーノとケーキを注文
昨日来た時には一杯あったのに今朝はほんの少ししかなかった

ほとんど売れてしまったらしくあと1時間後にやってくるとか
仕方がないのでとにかく残ってたケーキで我慢
それでもそのケーキ美味しかった

このカフェは本当に超お奨め!Mosoエリアに行ったら是非足を運んでいただきたい
オープンカフェは時間経つの忘れてしまう!

私達のもう一つのお奨め、もう何度も登場している“Willy”

なんと2食(朝食と夕食)つきで6月なら一人1泊46ユーロ 約6300円
安いなー!日本の民宿でもこの値段では今や泊まれないだろうな!

3晩連続で通った私達、レストランで食事してた人はほとんど宿泊客
一体なにを食べてるのかと気になり見ていたら

プリモ、セコンド、サラダバイキング、デザート、フルコース
しかもプリモもセコンドも数種類から選べるようだ

宿泊客用のメニューがあるようだ、だからと言ってまったく手抜きではなく
ドーカーンボリューム満点、、、、

ホテルと名が付くだけあって部屋も綺麗!
他にも宿泊客にはいろいろな特典があるようだ

この内容でこの価格、バス停からの距離も歩いて5分くらい
平たい道なので大きなスーツケースでも大丈夫!
スタッフも親切奨めの宿だ!
HPで予約もできる!

ちなみに私達の宿も親切で清潔で居心地よかったけど、ホテルとは呼べないかな?
値段と、景色はこちらのほうがいいけどちょっと歩く距離が、、、
上り坂の上にあるので行きは辿り着くのに体力が行った!

ドロミティー山脈、奇しくも数日前世界遺産に登録された
北イタリアの人にいわすとドロミティーのトゥレチーメは世界一美しい山だと言う

ここはイタリアでもスイスとオーストリアとの国境に近い
山一つ越えたらそこはオーストリアだったりする
イタリアなのにここの人たちはイタリア語ではなくドイツ語を話す
標識も街の名前も全部ドイツ語とイタリア語と2つある
すべてドイツ語優先!

理由はやはり世界大戦の影響らしい

このあたり大戦以前ははドイツ領だったらしい
住人の中にはイタリア人を毛嫌いする人もいるとか、、、、

大戦の傷跡は根深い、、、そう簡単には消えない


7月8月は避暑にやってくる人達で街中いっぱいらしい
カフェも行列、レストランは予約無しでははいれるかどうか、、、

私達が行った6月本当に人は少なくて待つということはどこもなかった
静かにすごすなら6月中旬から末までのほうがよさそうだ
但しこの時期まだお天気が安定しないので晴天に恵まれるかどうかは運次第

来年もまたドロミティーに来ることでしょう!


夏休み:ドロミティ山脈 ④  やっと晴れ

2009-07-04 05:35:48 | 旅行:イタリア山バカンス

3目の朝目覚めると窓からは明るい太陽の光が!
やったーやっと太陽がでてきた!

朝食を食べて早速出掛ける準備、今日もMoso方面に向かって歩き始めた

で例のカフェに到着!ここを避けてはどうしても通れない、
今日もまずはここでカフェ!


朝ごはん食べたばかりなので今日はカップチーノのみ
太陽がでてとても気持ちがいい
晴れているとなにもかもが違って見える



いいお天気なので今日はCorda Rossoのゴンドラに乗って山頂に行くことにした

カフェの前に続く野道を行きゴンドラ乗り場まで約10分
往復10ユーロのチケットを買いいざ山頂へ

ゴンドラを降りて最初に飛び込んで来た景色これ


絶景や!



先っちょギザギザ!


ゴンドラを降りると散策の小道が整備されている、ここ標高約2000m
太陽がでてるとは言えちょっと寒い!



もうここはアルプスの少女ハイジの世界、目の前には360度お花畑が広がっていた



お花畑ってこんな風景を言うのねって感じ

まずは先にみえるギザギザの山に向かって歩き始めた
このお花畑には面白い高原植物が一面に咲いている

この花めっちゃかわいい


子供が書く花の絵みたい!これ実在してたんやー!
あたり一面に咲いている!

いろいろな高原植物



森に入る手前、放牧エリアを通るとそよ風と一緒にカウベルの音が耳に優しく響いてきた



なんともすがすがしい平和な光景!幸せな牛たち!

どんどん前にすすむとやがて森に入っていった

森の高原植物はまたちょっと違ってきた
見たこと無いような面白い花







森のエリアを抜けると足元がゴロゴロしてきた

岩山っぽくなってきたぞ、今まであまり感じなかったのぼり坂も増えてきた
岩の上にはまだ雪が残っていた

でここでPino恒例のおバカ写真!

タイトル:いただきまーす


これ私のコレクションにしている
何処に行っても必ずなにかやってくれるのでかなり笑える写真が増えてきた!


ちなみにこれ私がやってというわけではなく、シャッターを向けると自然に反応するから面白い!
Pinoと言う人は365日こんな感じなのだ!

そのまま先に登っていくと小さなベンチと看板が!
タイトル:ロマンチックと書いてある

で彼が思いつた写真がこれ、、、、ちょっと恥ずかしい!
看板タイトルにちなみ花をプレゼントしてくれた!
と言っても近くに咲いてた花だけど、、、、



遊び心満載なのだ!

途中Pino曰く“雲行きが怪しくなってきた”
ということで引き返すことに!、、、、でもこれ雲行きより彼お腹がすいてきたようだ

そうそうに来た道を戻りゴンドラで下まで降りた
かなり歩いて疲れたので一旦宿にもどり部屋でランチすることにした
今日も夜のためにお昼は軽くすませた!
で恒例のお昼寝タイム!おじいさん、おばあさんみたいやなー私達!

夕方またお散歩に出掛け今宵もWillyへ
私達気に入ったらとことんって性格とても良く似てる!

今宵のメニュー
私はやっぱりスープで Celestina alle erba in brood


コンソメスープに香草の入った揚げたパスタが入っている
私には油揚げのようだった

でPinoは Spatzle agli spinaci con burro fuso e parmigiano


ニョッキみたいなこの土地の名物らしい
美味しかった!

3日続けて行ったのでこの日はカフェをサービスしてくれた
なかなか気が利くWilly

宿までの野道二人でフラフラ歩いていた
何気に振り向くと遠くから1匹の猫がこちらに向かって走ってくる
まさか近寄っては来ないだろうと思いながらも
しゃがんでおいでおいでおするとなんと私の手元にやってきてスリよってきた



わーかわいい!なかなか私達から離れようとしない

道先案内人のように先頭に立ちバス通りまで送ってくれた


イタリアの猫ちゃん結構知らない人でも寄ってくる、日本の猫とは大違い

明日は最終日帰るだけ、今日少しでも晴れて本当によかった!
山はやっぱり晴れでないと!


ドロミティ山脈 ③  山はお天気次第

2009-06-30 05:57:43 | 旅行:イタリア山バカンス

二日目の朝目が覚めるとどんよりとした曇り空、、、、、太陽は見えない
昨日到着した時と同じような天気が続いてた

“雨が降っていないだけまし”と二人で慰めあいながらまずは朝食

美味しいパンとチーズ、生ハム、カフェラッテ、手作りジャムに濃厚なヨーグルト
なかなか贅沢な朝ごはん、朝から生ハムが付くなんて、、、ちょっと珍しい

食後、お天気のせいかなかなか出掛ける気になれずダラダラ出発の用意

10:00そろそろ出掛けようということで昨日同様
沢山着こんでまずは昨日と反対方向のMosoエリアに向かった

バス通りにはパン屋、スーパーと何でも揃っている
早速パン屋さんでお昼用の焼きたてのパンを購入
ブラブラとゆっくり散歩しながら歩いていると素晴らしい景色が広がってきた


ふとみるとなんだかお洒落なカフェがある



出発間も無いのにあまりに素敵なカフェなのでティータイムすることにした
目の前にはなんとも贅沢な景色が、、、、



晴れてたらもっと素晴らしいだろうな
でここの名物らしきチョコレート菓子とカップチーノを注文


このお菓子ナッツ系が苦手な私でも凄く美味しく頂けた
チョコレートの上にキャメルが塗ってありその上にこれだけ沢山のナッツがのってる
しばし景色を見ながらゆっくりと時をすごす

このカフェの前の野道を行くとCroda Rossaの上に行くゴンドラ乗り場がある
このあたりをよく知ってる人はバス通りをさけてこの道を行ってるようだ

ゴンドラに乗って山頂に行こうか?と提案してみたが
この天気じゃ行ってもなにも見えないし値打ちが無いとと言われ
仕方なくあきらめた

カフェを後にして前に続く野道を散歩することに




行く道にはかわいい野花が咲いていた、ここ標高約1300m
二人して撮影大会
これPino撮影

これ私撮影



二人であーだこーだ言いながら歩いているとなんだか雲行きが怪しくなってきた
あちらこちらにあるベンチで座ってランチするつもりでいたが
雨がポツポツと降り出した



仕方なく宿に戻ることにした
宿に着きしばらくすると本降りになってきた
もうこうなっては仕方がないランチ後なんだか眠くなり
二人して昼寝した、、、、なんて目面しい昼寝なんてこの前したのは何時?
晴耕雨読じゃないけど自然には従わなければ!

ふと目覚めるとなんと夕方の5時、、、、よく寝たもんだ
外をみると雨はあがっていた、、、、腹ごなしに散歩しようと言うことになり
またまた着こんで出掛けた!
フラフラ散歩するところは山ほどある

散歩後今宵の夕食を何処でするかと言うことになった
Mosoエリアに行列のできる美味しいレストランがあるらしい
それに向かって歩き始めた、、、目的のレストランに到着したものの
なんだかもの寂しい感じお客さんも数名中に居る程度

そこでPino鼻がピクピク動いた
“なんだか前に着たときとイメージが違う、、、、
いい感じがしない、内容変わってしまったような気がするなー”とPino曰く

ベネチアでは良くありがちな話、昔行って美味しかったところに久しぶりに行くと
味も内容もごろりと変わっている、名前は同じでも経営者が変わることは度々ある

そんな彼の意見を聞き入れ、今宵もまたWillyに行くことにした
そしてやはりこの日もWillyは大繁盛

今宵のメニュー
今夜は軽くということで二人ともまずはスープとバイキングサラダを注文
セコンドは一人前注文して二人で半分づつすることにした
私はWillyスープを注文細いパスタが入っているのでお腹が膨れた

これあっさりして美味しかった、とても気に入った

サラダ欲張って取りすぎて大盛りになった


セコンドがあとからでてくるのにもうこの時点でお腹一杯
で出てきたセコンド(お肉料理)がこれ


一人分しか注文してないのに二皿でてきた
あれー注文聞き違えられたかな?

いやいや違ったサービス良く最初から二皿に分けてもってきてくれた
これ一人分ではなく半分の量
日本人の私からしたら一人分なんですが、、、、、

ここ料理本当にボリュームがある

さすがに今宵はデザートはもう入らなかった!
あとは宿まであるいて腹ごなしするだけ
外はまだ明るい、、、、Willyをあとにして歩き始めた

散歩しながら宿に到着したのは夜22時前 外の気温は8℃だった

6月23日 2日前は夏至だ なのにここは真冬だ!
明日はどんな天気になるのやら


夏休み:ドロミティ山脈② 食事処!

2009-06-27 07:16:45 | 旅行:イタリア山バカンス

出発の前日まで1ヶ月以上も晴天が続いていた

あまりにもいい天気が続いていたので山に行くときに天気が崩れるのではと心配していたのが的中した
山、此処は晴れでないと値打ちが下る

ヴェネチアからコルティーナに着いたときにすでに曇り空
天気予報では1週間曇り時々雨&雷が続くという予報
あー間が悪いなー!

気温も16℃と肌寒いすぐに防寒ジャケットを羽織る
Mosoのバス停について宿まで少々肌寒い中歩いた
初日宿泊先のZurtschner Hof に到着、曇り空ながら窓からはこんな景色が



素晴らしい
しばらく休息してからしっかり着込み近くのスーパーに買い物に出かけることにした

宿の入り口近くには子牛がいた


ここは放牧業もやっている、近くには牛舎もあり風の流れで時には少々臭う事もあった

来た道也を今度はゆっくり景色を楽しみながら歩いた


スーパーで買い物を済まし清流の流れる散歩道をゆっくり歩きながら




夕食を食べるため近くのホテル:Willyに向かった

このホテルWillyとにかく評判がいい
出発前にMosoに行くと言うとこのエリアを知ってる人は皆口をそろえて
Willyで食事するといいと言っていた

Pinoは何度も来ているのでこのあたりの食事どころは坪を押さえていた

ここWillyは私達の宿の窓から見える、見てる分には近く見えるが実際には
ぐるりと迂回していかないといけないので結構時間がかかる


ゆっくりのんびり散歩のひと時気がつくとWillyに到着



Willyのガレージから見た私達の宿


ここのレストランは評判がいいだけあってこの時期なのにほとんど開いてる席が無い
運よく一席だけ空いていた
レストランの人たちは皆親切で丁寧、ベネチアではなかなかお目にかかれない

今宵のメニュー
Antipasto(前菜)は飛ばして
私はPrimo(第一の皿:パスタかリゾット)にこのあたりの郷土料理:Canederli di speck con burro fuse e parmigiano
を選んだ
出てきたのはこれ、、、、


ボリューム満点
とても美味しかったが山料理独特の結構重たい料理なので一つで十分
Pinoが注文したパスタと半分づつにした
小食の私たちにはとてもSecondo(第二の皿:肉か魚)は食べられない
でPinoはDolce(デザート)にStrudelを注文、アップルパイのようなもので
とても美味しい、、、これもまたビックサイズ


私達にとっては二人分の大きさだった
私はGelatoの小を注文、これも小なのに通常の大きさだった



Gelatoを通常に注文するとこれも3倍の量になる
イタリア人本当によく食べる、、、、一体お腹のどこにこれだけの量が入るのやら

このレストラン素敵な一等席があった


残念ながらここは宿泊客優先の予約席になってるらしい
なんともロマンチックな席だ
この時期夜は21:30まで明るいので夜はゆっくり過ごせる

大満足のWillyだった
最後に支払った金額飲み物代も全て含めて23ユーロ
あまりの安さに驚いた!ベニスでは一人分の値段だ!
皆がWillyを奨めてた訳がわかった
味、サービス、価格とも大満足だった

お腹いっぱいで動けない、、、、腹ごなしにまだ明るい道也を少し遠回りして
宿に帰りついた!
外の気温は12℃だった!、、、、夏休みのはずが冬休みになった!
明日晴れてくれることを祈って床についた


夏休み:ドロミティ山脈① ベニスからの行き方

2009-06-26 05:48:00 | 旅行:イタリア山バカンス

イタリアの夏休み学校関係は6月中旬から夏休み始まる
次に学校が始まる9月中旬まで約3ヶ月、、、なーんて長い夏休みなんでしょう!
お母さんはつらいだろうなーと思う
私の友人たちもいつも恐怖の夏休みが始まったと言っていたっけ

で私達もそうそうに夏の旅行に出かけた!
6月下旬まだ暑くないのに夏休み
場所はベニスの北にある山:ドロミティ山脈
トゥレチーメ(3つの頂点と言う意味)と呼ばれる見事な山が素晴らしい

このあたりイタリアスキーのメッカ
どこもかしこも冬は素晴らしいスキー場、夏は避暑の場所となる
ベニスの人達は夏になると皆このあたりの山に避暑に出かける、最低でも1週間
長い人は1ヶ月くらい山で避暑となんとも贅沢!

私達が行くのはオーストリアとの国境にほど近いSesto/ Mosoと言う小さな村



ここは沢山あるスポットの中でも比較的庶民派?
Pinoは何年もまえから佳奈枝に見せたい素晴らしい山があると言っていた
今年やっと実現、宿泊はここZurtschner Hof 
さすがオーストリアとの国境に近いだけあってドイツ語
本来1週間単位での予約らしいが特別頼み込んで3泊で予約
B&Bで一人あたり1泊25ユーロ(約3400円) 
1週間単位ならこの時期もう少し安くなる
中には貸しアパートのように4.5人で泊まることもできる

ドロミティの宿泊検索サイト
このサイトページ右上にて検索まずエリア(Sesto)選択、宿泊タイプ選択
このサイトで素晴らしい宿泊先が検索できる

行き方は2種類、列車かバスとなる
列車ならヴェネチアからボルツアーノまで行きそこから各目的地までバスで向かう
私たちはヴェネチアのローマ広場からATVO社のバスに乗り(予約要)
詳細&時刻表など
約3時間で超高級リゾート地コルティーナ・ダンぺッツォまで行く

ここは日本で言う軽井沢?スイスならサンモリッツ?
とにかくお洒落で素敵な町並みと地球の歩き方には書いてあった

が実際にバス乗り換えの時間の間にチラリと見たが
今私達が行ったSesto / Mosoエリアをみたら
コルティーナ・ダンぺッツォはミーハーな感じだけで何も魅力を感じなかった!

なぜならとにかく物価が高いベニス以上に、なにもかも高いらしい
夏には貴婦人たちでいっぱいになるらしい、お金持ちが集まるエリアだとPinoは言う

ランチにパニーノとトーストとワイングラスに水1杯で立ち飲み立ち食いで
12ユーロもした!座って食べたらほぼ倍の値段になる

早速気分侵害!あまりの高さにイメージダウン!そうそうにバス停に向かった

私たちはそこからSAD社のバスにて目的地のSestoに向かった
コルティーナ・ダンぺッツォからまずはドロミティの中心地Dobbiacoまで向かう
SAD時刻表  
その他地球の歩き方「ミラノ・ヴェネチアと湖水地方」にもドロミティ周遊の情報あり


コルティーナ・ダンぺッツォからDobbiacoまで約50分
Dobbiaco到着バス停にて乗り継ぎよくSesto/ Moso行きのバスが待っている

それに乗り込み約30分でSesto Monte Elmoか次のMoso Cheasaで降りる

私たちはMoso Cheasaで降り来た方向に逆戻りで200mほど歩いて
私たちの宿泊先Zurtschner Hof に向かった
ここホテルというよりはスイスの山小屋風でなかなか趣がある



バスの通る通りより山沿いに一つ上にあるため行きは少々上り坂体力がいる
写真の曲がり角にホテルの看板がでている



キャリーを引っ張りゆっくり休みながら目的地に向かった
15時やっと到着
夕食まで一休みすることにした

目的地までの経路は下記のとおり
ヴェネチアのPiazza di Roma ATVOのバス7:50発 Cortina 11:20着 
ここで帰りのヴェネチアまでのバスを予約

以降のバスは切符は全て乗り込むときに支払うシステム
CortinaからSAD社のバス13:15発 Dobbiaco 14:00着

Dobbiaco 14:05 発のバスでMoso Chiesa 14:35着

Dobbiacoからは1時間に1本バスがでているので渋滞で遅れても
次のバスにのれば大丈夫 6月はまだまだ人も車もすくないのでまずは時刻表通りに着いた

ここまで一人片道約17ユーロ、、、、めっちゃ安い

バスの旅凄く快適だった!車が無くても大丈夫
ドロミティ快適な旅ができるように整えられている

日本のガイドブックにはDobbiaco周辺くらいまでしか掲載されていない
そこから先特にSestoの次の集落Mosoが素晴らしい

このあたりの旅を計画の方Sestoではなく是非Mosoまで足を伸ばしで宿泊することをお奨めする!ドロミティの山が目前!

次は実際に見たドロミティの街を紹介したいと思う!