ドナルド・トランプ旋風の勢いが、米国中に混乱を引き起こし、その騒動は米国内にとどまる事を知らない。
共和党内のトランプとクルーズの二人の特徴は、まるっきり『橋下徹』と『安倍晋三』との関係性そっくりで笑わせられる。
気の狂った極論を吐くド素人と、党内のバリバリの極右だから。
そして、ヒラリーとバーニーは、まるで岡田克也と山本太郎。
民主党という、一見リベラルに間違われそうな衣をまとった、その実紛れもない冷酷な資本主義者と、一部の若者層以外には母国で理解されない『本物のリベラル』政治家。
トランプは、予備選挙の間中は思いつく限りの極端な毒を吐き続けて、社会の教養レベルが中程度以下の不満分子に拍手喝采を受け続ける事だろう。
共和党の「プロ政治屋」たちが、今頃になって必死で足を引っ張ろうとしているが、果たして間に合うのか。
しかし、この御仁どこやらの地方政治で散々ポピュリスムではしゃぎ回った誰かと違って、頭が悪いわけではない。
なにしろ傍若無人な悪どい手際で「巨万の富」を築き上げたのだから。
めでたく「共和党候補」の座を仕留めたら、もっと現実的な戦法に変わるのではないかと、勝手に想像している。
しかし、共和党の候補がトランプになったら、 彼では相手がヒラリーでもバーニーでも、勝てないのではないか。
共和党内部で、既に「共和党の死」を口走り、本戦では民主党に投票すると公言する有力議員たちすら出てきている程だから。
米国民は、ギリギリのところで正気に返るにちがいない、とこれまた勝手に想像している。
だが。
バーニー・サンダースに勝ち目はないだろう。
『民主党』という少しもリベラルではない政党の中で、希少な根っからのリベラルなのだから。
米国民は、日本のネトウヨが生活の党を理解できないのと同じか、それ以上に「社会民主主義」が理解できない。
オバマがいかに銃規制を訴えても、絶対通らないのと同じだ。
もし、まかり間違ってバーニーが民主党候補になれたとしたら、アメリカは変わる。
そうすれば、世界も変わる。
わずか60家族が全世界中の富の半分を所有する、今の世界統治機構は揺るぐ事になるのかもしれない。
そうすれば、拝金教徒による世界支配の様相も少しは改まるかもしれないではないか。
なにしろ、アメリカ人が社会民主主義の大統領を選ぶんだから。
でも、それは夢だろう。
なにしろ、大統領の個人的資質が左右する国ではない。
議会が、弱者に熱く富裕層に厳しい世の中の創出など、やらせる事はない。
議会がひきづられ始めると、FBIあたりが暗殺してオシマイ。
『生活の党』政権を取る事が(おそらく)ありえないのと同じか、それ以上にサンダース政権は現実的ではない。
結局は、ヒラリー・クリントンが、米国発の女性大統領にして、米国発の夫婦で大統領という称号を戴く事になるのが関の山。
イスラエルのパレスティナ破壊はさらに進み、アサドやその他米国に尻尾を振らない第三国のリーダーを引きづり降ろすために、散々っぱら現地反政府勢力に資金と武器を提供し、内戦を拡大させ、その中から地域住民の間に反米憎悪をさらに増幅させて、第二、第三のISやアル・カイーダを生み出し育て上げ、世界の地政学的不安定はさらに混沌の度合いを深めて、世界の金融とエネルギーとを牛耳る一握りが、ますます巨大に肥え太り、世界中に貧民が溢れかえる状態が続いていくのが、目に見えている。
とまあ、そのような現実論はやめておいて、万に一つも『ドナルド・トランプ』がアメリカ合衆国大統領になったとしたら…。
極めて面白いことになりそうだ。
もちろんサンダースの場合と同じで、トランプでも議会が大きく足かせになるだろうことは、横に置いておいて。
日本への米軍駐留が気に入らないらしい。
いやはや、こんなに有難い大統領は金のわらじで探しても、他に見つかるまい。
出てってもらいましょうよ。
米軍に。
日本全国から。
トランプ曰く『なぜ膨大な費用をかけてまで米軍が日本に居る必要があるのか』と。
もちろん、彼の不見識のなせる技で、第二次大戦直後から『ソヴィエト』と『中華人民共和国』とによる共産主義の拡大を恐れた米国は、日本を『資本主義の擁護者アメリカ』が自由に使う基地の役を望んだのだ。
韓国がかろうじて東アジアの先端で、資本主義陣営にとどまっていたとはいえ、中国とソ連とに後押しされた北朝鮮の勢いは侮れず、新興国である韓国が陥落したら、太平洋圏に防波堤がなくなってしまう。
それを囲い込む最後の防波堤が『日本列島』だった。
最初の頃は日本に再軍備させたくなかった米国は、日本に経済的発展を促し、その経済力で米軍基地の存続を保証し、資本主義社会の城壁の役を日本に負わせた。
日本が大戦からの復興に手間取って社会が荒廃したままでいれば、遅かれ早かれ共産主義の毒牙が日本国民を襲うだろう。
日本が共産主義勢力の影響下に入ると、米国としては基地など維持していられない。
日本人には早く「ほどほどに」豊かになってもらって、資本主義の優等生として米軍最前線基地の役割を果たさせたかった。
日本浮沈空母。
『アメリカの若者が朝鮮半島やヴェトナムで血を流して居る間に、日本は一滴の血も流すことなく経済発展して平和を享受してきたのです。ここまで経済大国になった以上、もはや一方滴にアメリカ人の血を流して知らん顔はできない。日本も日本人の血を流す覚悟がそろそろ求められている』
と、あの石破茂が繰り返し、かなりの国民が洗脳されていった。
違うのですよ。
日本人が血を流さず経済発展に邁進したのは、アメリカ自身の作戦だったのだ。
それを霞ヶ関が忠実に実行してきた結果なのだ。
米国の世界戦力にとって、安定した沈まない米軍空母が、東アジアの先端で太平洋圏を防衛するために、不可欠だったのだ。
この辺りの事情も知らずに、トランプとっつぁんは一般的米国人の平均滴感想を述べた。
しかし、ソ連崩壊後は世界の軍事的経済的バランスは大きく変化し、その間に米国はあまりにも世界中で紛争を創り出しては参画して、軍事的にも財政的にも勝手の「資本主義社会のカウボーイ」の役を積極的に演ずる力がなくなってきた。
その流れの中で、日本政府は米国の経済的下支えを積極的に行い、再販不可の米国債を大量に購入すると言う形で「上納金」をせっせと支払い続け、新型兵器を、その開発費をもカバーできるように、実際価格の3倍やそこらで大量に買い付け、それを可能にするために自衛隊の違憲性をうやむやにして、ついには海外派兵までできるようにやりくりしてきた。
それに加えて、在日駐留米軍の駐留費まで多額の金額で補ってきたのだ。
おそらくその辺りの事情を共和党内で聞かされたと見えて、トランプとっつあんもトーンダウン。
『もう少し駐留経費の負担を増額しないと、米軍は日本から引き上げる』
さあ、霞ヶ関は困りましたね。
そのままでは自民党内閣は「いわれるまま」に際限なく払うだろう。
菅直人と野田佳彦を篭絡して、財務相の積年の夢であった消費税の増税を行わせたとは言うものの、バーターとしての法人税減税分で差し引きゼロ。
年金や医療保険や、いわゆる社会保障を削れるだけ削ってはいるものの、財源にそれほどのゆとりはない。
日本側の反応を予見したかのごとくに、トランプとっつあん「甘ぁーい」飴玉を放ってきた。
『日本が北朝鮮との戦いを主導するべきだ。北朝鮮が核兵器の開発を急いでいる以上、日本も核兵器を持つことに異論は挟まない』
いやあ。
びっくりぽんで御座いましたよ、霞ヶ関にとっては。
それより、もっとびっくりしたのが何を隠そう安倍晋三大総理。
とうとう!
ご主人様が!
核武装をお許しになる!!
一国の宰相たる立場で、神聖不可侵なる憲法を平気で無視する程の無知蒙昧にして驕りたかぶる信三クンにとって、『核兵器不拡散条約』から脱退することなんぞ、屁の河童に違いない。
日米を除いて189カ国の強烈なバッシングが起ころうと、蛙の面にションベン。
なにしろ「アメリカ様が許すとおっしゃった」世界最強の印籠をてにしたも同然なのだから。
そもそも元内閣法制局長には『憲法は核兵器の使用を禁じているわけではない』とすら言わせている安倍晋三クン。
「あの」岡田克也のトンチキぶりで、ダブル選担ったら、野党4党は絶対に自民公明に勝てない。
衆院に続いて、参院でも2/3超を奪われることは、此の儘では火を見るよりも明らか。
それは即「憲法改悪」を国民が許したことを意味する。
自民党結党以来の宿願である『自主憲法』を手に入れることは、もはや目前に迫った事実とすら思える。
その極端な無能ぶりと好戦的姿勢でオバマには嫌われている安倍晋三クンだが、トランプ大統領になればお爺様の宿願であった自主憲法の元での軍国主義を復活させることも、射程距離に入ったも同然だもの。
『自民党憲法』を制定し、自衛隊を『国軍』として再編し、米露中EUと肩を並べて各地で戦争する、大国ニッポンを再現できる目鼻が立ってきた。
かてて加えて『核兵器』まで所有できる。
国民の生命を人質にしてまで推進してきた原発のおかげで、プルトニウムは戦術核兵器40発分くらいのストックはある。
「事実上のミサイル」技術は、JAXA が磨き上げている。
三菱重工、川崎重工、IHI、その他最先端平気を製造できる技術の蓄積は充分。
予算は、増税すれば良い。
日本国民は、絞れば絞るほど耐えて吐き出す。
マスコミは味方につけてある。
司法も同類。
2016年、日本はまさに夢のような時期を迎えようとしている。
安倍ちゃんとしては、欣喜雀躍。
ドナルド・トランプ様、何卒アメリカ合衆国次期大統領の座を、めでたくそのお手にお納めいただきたく、必勝祈願を日夜繰り広げておりまする。
私は、個人的には『アメリカ合衆国大統領バーニー・サンダース』を見てみたい。。。。
弱肉強食、弱者必衰、武器を手に力を誇示し、裕福な生まれでなければ人生は敗北、しかしながらどんな弱者でも国のトップまで上り詰める事ができるという「アメリカン・ドリーム」を信じ込まされて、自分たちのライフスタイルと思想信条が唯一の人類のモデルであり、世界中が米国傘下に膝まずき、みんなが英語を喋って当たり前。
そんなアメリカに、社会を、国を、地球を破壊されて、毒を喰らわされ、命を担保に取られて僅かばかりの日々の生活をありがたく頂戴させられるような生き方を、世界中に強いる。
そんな国はいらない。
自分たちの価値観を大切にするなら、他民族の価値観も同じように大切にする。
もし自分が豊かなら、貧しいものに手を差し伸べられる。
そんな国が世界の頂点にいてほしい。
そうすれば、どこやらの安倍晋三みたいな大馬鹿者に支配される三流国家も、出てこないに違いないのだ。
共和党内のトランプとクルーズの二人の特徴は、まるっきり『橋下徹』と『安倍晋三』との関係性そっくりで笑わせられる。
気の狂った極論を吐くド素人と、党内のバリバリの極右だから。
そして、ヒラリーとバーニーは、まるで岡田克也と山本太郎。
民主党という、一見リベラルに間違われそうな衣をまとった、その実紛れもない冷酷な資本主義者と、一部の若者層以外には母国で理解されない『本物のリベラル』政治家。
トランプは、予備選挙の間中は思いつく限りの極端な毒を吐き続けて、社会の教養レベルが中程度以下の不満分子に拍手喝采を受け続ける事だろう。
共和党の「プロ政治屋」たちが、今頃になって必死で足を引っ張ろうとしているが、果たして間に合うのか。
しかし、この御仁どこやらの地方政治で散々ポピュリスムではしゃぎ回った誰かと違って、頭が悪いわけではない。
なにしろ傍若無人な悪どい手際で「巨万の富」を築き上げたのだから。
めでたく「共和党候補」の座を仕留めたら、もっと現実的な戦法に変わるのではないかと、勝手に想像している。
しかし、共和党の候補がトランプになったら、 彼では相手がヒラリーでもバーニーでも、勝てないのではないか。
共和党内部で、既に「共和党の死」を口走り、本戦では民主党に投票すると公言する有力議員たちすら出てきている程だから。
米国民は、ギリギリのところで正気に返るにちがいない、とこれまた勝手に想像している。
だが。
バーニー・サンダースに勝ち目はないだろう。
『民主党』という少しもリベラルではない政党の中で、希少な根っからのリベラルなのだから。
米国民は、日本のネトウヨが生活の党を理解できないのと同じか、それ以上に「社会民主主義」が理解できない。
オバマがいかに銃規制を訴えても、絶対通らないのと同じだ。
もし、まかり間違ってバーニーが民主党候補になれたとしたら、アメリカは変わる。
そうすれば、世界も変わる。
わずか60家族が全世界中の富の半分を所有する、今の世界統治機構は揺るぐ事になるのかもしれない。
そうすれば、拝金教徒による世界支配の様相も少しは改まるかもしれないではないか。
なにしろ、アメリカ人が社会民主主義の大統領を選ぶんだから。
でも、それは夢だろう。
なにしろ、大統領の個人的資質が左右する国ではない。
議会が、弱者に熱く富裕層に厳しい世の中の創出など、やらせる事はない。
議会がひきづられ始めると、FBIあたりが暗殺してオシマイ。
『生活の党』政権を取る事が(おそらく)ありえないのと同じか、それ以上にサンダース政権は現実的ではない。
結局は、ヒラリー・クリントンが、米国発の女性大統領にして、米国発の夫婦で大統領という称号を戴く事になるのが関の山。
イスラエルのパレスティナ破壊はさらに進み、アサドやその他米国に尻尾を振らない第三国のリーダーを引きづり降ろすために、散々っぱら現地反政府勢力に資金と武器を提供し、内戦を拡大させ、その中から地域住民の間に反米憎悪をさらに増幅させて、第二、第三のISやアル・カイーダを生み出し育て上げ、世界の地政学的不安定はさらに混沌の度合いを深めて、世界の金融とエネルギーとを牛耳る一握りが、ますます巨大に肥え太り、世界中に貧民が溢れかえる状態が続いていくのが、目に見えている。
とまあ、そのような現実論はやめておいて、万に一つも『ドナルド・トランプ』がアメリカ合衆国大統領になったとしたら…。
極めて面白いことになりそうだ。
もちろんサンダースの場合と同じで、トランプでも議会が大きく足かせになるだろうことは、横に置いておいて。
日本への米軍駐留が気に入らないらしい。
いやはや、こんなに有難い大統領は金のわらじで探しても、他に見つかるまい。
出てってもらいましょうよ。
米軍に。
日本全国から。
トランプ曰く『なぜ膨大な費用をかけてまで米軍が日本に居る必要があるのか』と。
もちろん、彼の不見識のなせる技で、第二次大戦直後から『ソヴィエト』と『中華人民共和国』とによる共産主義の拡大を恐れた米国は、日本を『資本主義の擁護者アメリカ』が自由に使う基地の役を望んだのだ。
韓国がかろうじて東アジアの先端で、資本主義陣営にとどまっていたとはいえ、中国とソ連とに後押しされた北朝鮮の勢いは侮れず、新興国である韓国が陥落したら、太平洋圏に防波堤がなくなってしまう。
それを囲い込む最後の防波堤が『日本列島』だった。
最初の頃は日本に再軍備させたくなかった米国は、日本に経済的発展を促し、その経済力で米軍基地の存続を保証し、資本主義社会の城壁の役を日本に負わせた。
日本が大戦からの復興に手間取って社会が荒廃したままでいれば、遅かれ早かれ共産主義の毒牙が日本国民を襲うだろう。
日本が共産主義勢力の影響下に入ると、米国としては基地など維持していられない。
日本人には早く「ほどほどに」豊かになってもらって、資本主義の優等生として米軍最前線基地の役割を果たさせたかった。
日本浮沈空母。
『アメリカの若者が朝鮮半島やヴェトナムで血を流して居る間に、日本は一滴の血も流すことなく経済発展して平和を享受してきたのです。ここまで経済大国になった以上、もはや一方滴にアメリカ人の血を流して知らん顔はできない。日本も日本人の血を流す覚悟がそろそろ求められている』
と、あの石破茂が繰り返し、かなりの国民が洗脳されていった。
違うのですよ。
日本人が血を流さず経済発展に邁進したのは、アメリカ自身の作戦だったのだ。
それを霞ヶ関が忠実に実行してきた結果なのだ。
米国の世界戦力にとって、安定した沈まない米軍空母が、東アジアの先端で太平洋圏を防衛するために、不可欠だったのだ。
この辺りの事情も知らずに、トランプとっつぁんは一般的米国人の平均滴感想を述べた。
しかし、ソ連崩壊後は世界の軍事的経済的バランスは大きく変化し、その間に米国はあまりにも世界中で紛争を創り出しては参画して、軍事的にも財政的にも勝手の「資本主義社会のカウボーイ」の役を積極的に演ずる力がなくなってきた。
その流れの中で、日本政府は米国の経済的下支えを積極的に行い、再販不可の米国債を大量に購入すると言う形で「上納金」をせっせと支払い続け、新型兵器を、その開発費をもカバーできるように、実際価格の3倍やそこらで大量に買い付け、それを可能にするために自衛隊の違憲性をうやむやにして、ついには海外派兵までできるようにやりくりしてきた。
それに加えて、在日駐留米軍の駐留費まで多額の金額で補ってきたのだ。
おそらくその辺りの事情を共和党内で聞かされたと見えて、トランプとっつあんもトーンダウン。
『もう少し駐留経費の負担を増額しないと、米軍は日本から引き上げる』
さあ、霞ヶ関は困りましたね。
そのままでは自民党内閣は「いわれるまま」に際限なく払うだろう。
菅直人と野田佳彦を篭絡して、財務相の積年の夢であった消費税の増税を行わせたとは言うものの、バーターとしての法人税減税分で差し引きゼロ。
年金や医療保険や、いわゆる社会保障を削れるだけ削ってはいるものの、財源にそれほどのゆとりはない。
日本側の反応を予見したかのごとくに、トランプとっつあん「甘ぁーい」飴玉を放ってきた。
『日本が北朝鮮との戦いを主導するべきだ。北朝鮮が核兵器の開発を急いでいる以上、日本も核兵器を持つことに異論は挟まない』
いやあ。
びっくりぽんで御座いましたよ、霞ヶ関にとっては。
それより、もっとびっくりしたのが何を隠そう安倍晋三大総理。
とうとう!
ご主人様が!
核武装をお許しになる!!
一国の宰相たる立場で、神聖不可侵なる憲法を平気で無視する程の無知蒙昧にして驕りたかぶる信三クンにとって、『核兵器不拡散条約』から脱退することなんぞ、屁の河童に違いない。
日米を除いて189カ国の強烈なバッシングが起ころうと、蛙の面にションベン。
なにしろ「アメリカ様が許すとおっしゃった」世界最強の印籠をてにしたも同然なのだから。
そもそも元内閣法制局長には『憲法は核兵器の使用を禁じているわけではない』とすら言わせている安倍晋三クン。
「あの」岡田克也のトンチキぶりで、ダブル選担ったら、野党4党は絶対に自民公明に勝てない。
衆院に続いて、参院でも2/3超を奪われることは、此の儘では火を見るよりも明らか。
それは即「憲法改悪」を国民が許したことを意味する。
自民党結党以来の宿願である『自主憲法』を手に入れることは、もはや目前に迫った事実とすら思える。
その極端な無能ぶりと好戦的姿勢でオバマには嫌われている安倍晋三クンだが、トランプ大統領になればお爺様の宿願であった自主憲法の元での軍国主義を復活させることも、射程距離に入ったも同然だもの。
『自民党憲法』を制定し、自衛隊を『国軍』として再編し、米露中EUと肩を並べて各地で戦争する、大国ニッポンを再現できる目鼻が立ってきた。
かてて加えて『核兵器』まで所有できる。
国民の生命を人質にしてまで推進してきた原発のおかげで、プルトニウムは戦術核兵器40発分くらいのストックはある。
「事実上のミサイル」技術は、JAXA が磨き上げている。
三菱重工、川崎重工、IHI、その他最先端平気を製造できる技術の蓄積は充分。
予算は、増税すれば良い。
日本国民は、絞れば絞るほど耐えて吐き出す。
マスコミは味方につけてある。
司法も同類。
2016年、日本はまさに夢のような時期を迎えようとしている。
安倍ちゃんとしては、欣喜雀躍。
ドナルド・トランプ様、何卒アメリカ合衆国次期大統領の座を、めでたくそのお手にお納めいただきたく、必勝祈願を日夜繰り広げておりまする。
私は、個人的には『アメリカ合衆国大統領バーニー・サンダース』を見てみたい。。。。
弱肉強食、弱者必衰、武器を手に力を誇示し、裕福な生まれでなければ人生は敗北、しかしながらどんな弱者でも国のトップまで上り詰める事ができるという「アメリカン・ドリーム」を信じ込まされて、自分たちのライフスタイルと思想信条が唯一の人類のモデルであり、世界中が米国傘下に膝まずき、みんなが英語を喋って当たり前。
そんなアメリカに、社会を、国を、地球を破壊されて、毒を喰らわされ、命を担保に取られて僅かばかりの日々の生活をありがたく頂戴させられるような生き方を、世界中に強いる。
そんな国はいらない。
自分たちの価値観を大切にするなら、他民族の価値観も同じように大切にする。
もし自分が豊かなら、貧しいものに手を差し伸べられる。
そんな国が世界の頂点にいてほしい。
そうすれば、どこやらの安倍晋三みたいな大馬鹿者に支配される三流国家も、出てこないに違いないのだ。