晴れのち曇り、時々パリ

もう、これ以上、黙っていられない! 人が、社会が、日本全体が、壊れかかっている。

小沢一郎よ、街にでよ! 今、脱皮の秋(とき)が来ている。

2011-12-08 20:23:12 | 政治と社会
『最高指揮官』は、動いてはならない。



特に、危急存亡の折りになればなるほど、動いてはならない。

しかし。


今の小沢一郎は、最高指揮官では無い。

残念ながら。
遊軍である。

神の配剤に反して。

それでも。
臨終の際に至った日本社会を、立て直す事を期待し得る、唯一の遊軍である。

ならば。

小沢一郎には、脱皮してもらわねばならない。


放射能まみれになりかかって、重税に押しつぶされかかって、国の富を根こそぎ外国に差し出そうとしている、今この時の政治家の在り方に沿って。

脱皮しなければならない。



小沢一郎よ、街へ出よ。

自らの、存在を通じて、直に国民に語りかけよ。

直接行動を通して。

自ら、見える位置で先頭に立って。



『原発反対デモ』
『TPP反対デモ』

さらには。
『消費税増税反対デモ』


これらのデモ行進に、先頭で歩いて頂きたい。


ヨーロッパでは、現職国会議員がデモに参加する事は、特に珍しい事では無い。

何も、欧米のやり方が総て優れている、と言うつもりは無い。

しかし、今この時「小沢一郎が反原発デモの先頭を歩く」事の<影響>を考えて欲しい。

原発維持の方向で固まっている『政治経済官僚マスコミ』の勢力にとって、大きな衝撃となるは必定である。

そして更に、小沢一郎本人にとって、計り知れない存在感を世間に与える事は、間違いない。


今や、「頭脳」と「企画力」と「調整力」とで、『中央司令室』から総指揮をとっているだけでは、何かが足りないと思われる時代なのでは無かろうか。


勿論、小沢一郎が現在政権の中枢に居るのであれば、現場に出る必要は無い。

しかし残念ながら、彼の存在は、今その立場では無い。


冤罪によって、ガンジガラメに縛り付けられ、マスコミを利用した悪意の宣伝により、国民の間に「負のイメージ」を植え付けられたまま、そのイメージが半ば公然となってしまっている。

表立った立場にあって「手足をもがれた」状態であれば、いわば「野党の政治家」と、おなじ立場である。


それなら、「待ち」に徹する事は無い。

<先頭で闘うリーダー>であるべきだ。


自らの裁判の行方など、見守らなくて結構。

待てば待つ程、大多数の「洗脳された」国民は、負のイメージを不動の物にしてしまうだろう。

裁判結果も、決して楽観は許さない。

何しろ、有罪にする事だけが存在伊意義、と言われる判事である。

最高裁を始めとする、抵抗勢力側の陰湿な「有罪に向けての」方向性は、かなりの確率で「敷き終わっている」と危惧するものである。

そんな「裁判の行方」に引っかかっていれば、完全に「詰み」と成り果てる。



軛を断ち切れ。

その為に、活動姿勢を転換して欲しい。


自らが、影響力を最大限に発揮出来る場を選んで、自ら先頭で行動をアピールする。

国民の間に、彼の存在を感じさせ、その存在の価値を思い出させる為の、これ以上の戦略は無い筈だ。


『原発反対デモ』で、大江健三郎氏と並んで「演説」をする。

その後、先頭で歩く。

最初から最後まで。

直前まで公表せず、いきなりサプライズで登場する。

二~三の、厳選した優良海外メディアに、直前に<リーク>しておいて。

影響力が高く、質の高いメディアのカメラの放列の前で、登壇する。
それら海外メディアのカメラを引き連れて、行進する。


日本のマスコミは、行動開始後に情報を得て、あわてて駆けつけて来るだろう。

大騒ぎになる。

日本の大手マスコミに、事前に情報を察知されない事が肝要である。

事前に漏れれば、さまざまな形のネガティヴな宣伝をされてしまう。

結果として、批判的記事を書きまくられ、放送を垂れ流される結果となるだろう。

しかし、その及ぼす効果は、計り知れない好結果をもたらす筈だ。


小澤一郎自ら、前に出て、語り、歩き、振る舞い、更に語りかける。

この姿勢が、ぜひとも必要なのでは有るまいか。


この行動姿勢は、何もデモに限った事では無い。

あらゆる機会を通じて、あらゆる手段を通じて、最大多数の国民に露出する事を、考えなければならない。

あらゆる「社会正義の旗手」としての存在を、アピールし続けなければならない。


日本の為に。

日本国民の為に。

そして何より、小沢一郎自身の為に。



若手を啓発し、政治家としての基本行動と考え方を伝授する事は、不可欠である。

小沢イズムを体得し、受け継ぐ若手を育てる事は、今後の日本の為には必要不可欠な事である。

それを実践されている事には、一国民としても多いに評価させて頂く。


しかし、それだけでは足りない。

今や、それだけでは足りないのだ。
今だから、それだけではダメなのだ。


民主党を立て直す…。

それより優先すべき事が有る。

小沢一郎自身の存在を、その真実を、生の小沢一郎を、可能な限り頻繁に、国民の前に示して行く。

その事が、小沢一郎自身を理解される可能性を広め、深める。
その事で、小沢一郎の存在の意味を、理解されて行くのだ。

それを可能ならしめるには、効果抜群の手段を逃さず、打って出る事。


日本の沈没を止める為に。

日本の将来を救う為に。


小沢一郎は、甦らなければならない。

国政の場に。

国民の心象風景の中に。

深く、しっかりと。


そして、復活する為に必要な、一般大衆の支持は自らの行動で勝ち取って行かなければならない。


徹底的なマスコミの恣意的操作によって形づくられた、「悪役のイメージ」をぜひとも払拭しなければならない。

彼自身の「資質」を、国民に見せなければならない。

見せつけなければならない。
理解させなければならない。

その為に、<座敷牢>から、自らの足で抜け出してこなければならない。



今年になって、ネットの番組に露出が増えて来た。

その事自体は、大きな前進では有る。

しかし、それだけでは全く足りない。

ネットの世界を出て、「アナログの日本社会」に、自らの脚で立たなければならない。

行動しなければならない。

そして、その戦略を補佐し、後押しをする為にも、広報活動を積極的に行う必要が有る。

それには、ネットは非常に有効であろう。

小沢事務所として、ウエッブ・ページを積極運営し、有効に活用しなければならない。

ツイッターも、専有スタッフの手で、積極活用されなければならない。

そして、かの「敵対する既存マスコミ」を、逆利用して行くべきである。


バカの一つ覚えで小沢批判を繰り返すしか能の無い、しかしそれこそが一般国民への影響力を行使している、テレビ番組にドンドン出演しよう。

「みの」や「辛坊」の番組で、彼等を魅了してやろう。

先入観と劣等感から、反小沢宣伝を繰り返すこれらの輩は、逆に懐柔する事もたやすい筈。

仲良くしてやれば。

友好的に接してやれば。

情報を与えてやれば。


見方にする事も可能な筈だ。

何しろ「影響されやすい」連中なのだから。



小澤一郎殿。

脱皮して頂きたい。

先頭で突っ走る「行動するリーダー」像を、造り上げて欲しい。


日本の為です。

そして、何より、小沢一郎自身の為です。


『原発反対デモ』
『消費税増税反対デモ』
『TPP反対デモ』

これらの、市民運動の先頭に立って頂きたい!


     


京野きみ子議員と、三宅雪子議員との間を歩く『小沢一郎』を見たいと思いませんか!!


行動する<小沢一郎>を、切望する。


コメント (2)
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