昨日、両親が三ノ宮にある家電量販店に行き、クーラーを見に行きました。正確にはエアコンですね。我が家にはもう20年以上動いているクーラー(エアコンではなくて)があって、そろそろ買い換えようかと親が思ったからです。
我が家のクーラーのメーカーはダイキンで、20年以上動き、今もとくに故障しているわけではありません。おそらく今年もちゃんと動くと思います。まぁ、それでも長く使っているので親としては買い換えようと思ったのでしょう。新しく買うにあたっても、今のダイキンのクーラーが20年以上もっているのだから、今回もダイキンにすれば大丈夫と考えていました。
しかし昨日行った店の人の話では、今のエアコンは空気清浄とか除湿とか色々細かい機能がたくさんついているため昔のものより壊れやすくなっているそうです。「10年くらいで故障する」とのこと。
ちなみに対応してもらったお店の人も家ではダイキンのクーラーを使っていて、それも25年以上動いているとのこと。そんなにいい製品を作っていたのにどうしていらんもんを沢山付けて壊れやすくしたんだダイキンさん。
また、今のエアコンはどこのメーカのモノを買っても同じみたい。つまり外面的なデザインや昨日で少し違いはあっても、内部の部品は同じ会社のモノを複数のメーカーが使っているとのこと。
こういう話はコンポを買うときにも僕も人から聞きました。
それにしてもエアコンにやたらめったら機能が付いているのも日本特有の現象かもしれないですね。例えばアルプス以北のヨーロッパではクーラーとかエアコンとかいうものはほとんどお目にかかりません。ホテルでもよほど高級なところに行かなければないと聞いたことがあります。向こうでは例え夏でも日本みたいに蒸し暑くならないので、気温が高くても室内は結構涼しい。また冬は冬でエアコンよりもよっぽど頑丈なヒーティングシステムが入っています。北ヨーロッパで北海道より寒いですから。
でも家電に細かい(いらん?)機能を付けているのは日本人の特性のような気もします。アジアやアメリカではどうなんだろう?日本人はどうでもいいのに細かい機能が付いているだけで喜ぶ性質なんじゃないだろうか。
そういえばプラズマとか液晶テレビも実は5年ぐらいしかもたないそうですね。知りませんでした。何十万も払って5年しかもたないというのも、べつに我が家は買っていないけれど、なんか空しい気がする。
でも、10万円以上のパソコンを2、3年で買い換えるのが当たり前の現代人にとっては、そんなことどうでもいいことなのかな。パソコンなんてただのツールであって、それ自体が何か喜びをもたらすようには僕には思えないのだが。
涼風
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