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日々の体験や思ったことを綴ります(by 涼風)。

ケーキ屋は続く

2006年05月01日 | 日記



僕は『さおだけ屋はなぜ儲かるのか?』という本は読んでいないけど、たしかになぜ儲かるのか分からない商売というのはありそうな気がする。

本田健さんもあるセミナーで、「世の中の人はたこやきを500円で売って年収1千万くらい儲けている人がいることを知らない」と言っています。また本でも、リサイクルビジネスやクリーニングのチェーンなどが儲かることを指摘しています。それに対し、どんなに高級な店構えをしていても、フードビジネスで儲けることは難しいらしいです。そう言えば堀江貴文さんもブログで、飲食店経営には手を出しちゃいけないと強調していました。

要するに、元手がどれだけかかるかという問題なんでしょうね。病院経営でも、心療内科などのクリニックは、高級な機材も看護士さんも必要ないので儲かりやすいそうです。それに対し外科なんかは難しいのかな。大病院になるほど経営は難しいそうです。

写真のケーキ屋さんは僕の家から歩いて5-10分ぐらいのところにあるお買い物センターの中にあります。このお買い物センターは、最近の西友とかイトーヨーカドーなどとは違い、小さな個人商店と中ぐらいの食料品スーパーから成る、ちょっとビンボーくさい感じの所。店舗が並ぶ場所もなんとなく汚い。

近くに団地が並んでいるので固定客がいるのでしょうが、おそらく高齢化がかなり進んでいると思います。

そのお買い物センターも上のケーキ屋さんも、僕が子供の頃からずっと続いています。つまり30年以上潰れずに経営しているということ。

以前ぼくは東京の国立市の大学通りという場所の近くに住んでいたのですが、そのとてもハイカラな通りには僕が住んでいた数年の間にも次々と店が潰れては新しい店ができていました。

そんな光景を目の当たりにすると、この昭和の臭いムンムンの古ぼけたお店があいも変わらず続いているのは一種の謎です。

競合相手が少ないこと、なんだかんだ言っても近くに沢山の人が住んでいることが大きいのでしょうが、それ以上の要因もあるのかな。じつはとってもおいしいとか。


涼風

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