「紅い葉と雑草」
子供のころ、多分幼稚園ぐらいのとき、いつも粘土で遊んでいました。粘土で恐竜を作っていたのですが、作ってもそれを残すことはなく、作っては壊し作っては壊ししていたのです。
不思議と、新しい粘土を買ってくれとか、いい粘土を買ってとかを、親に頼んだ記憶はありません。粘土に関しては、とりあえずその時に持っていたもので満足していたのです。いや、満足するということすら意識していなかったと思う。その粘土を使うことがあまりにも当然だったので。
例えば友達と遊んで笑ったりしたときには、後から振り返って「あれは楽しかったなぁ」とか思ったりもできます。
しかし粘土遊びに関しては、「あれは楽しかったなぁ」とは単純には思いません。
だからと言って、他にすることがないから仕方なしにやっていたというのとも違います。
粘土をこねることは、喜びとか幸せとか楽しみとかではなく、分からないけどついついやっていた、という感じのものです。
僕が本を読んだり写真を撮ったりブログを書いたりするのも、それと同じこのような気がする、と最近ふと思いました。
でも、カメラはもっと大きなものが欲しいなぁ。コンパクトデジカメをずっと使っていると、小さいボディで酷使していると、無理している感じがする。
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