テレビの画面を見ていると、オーストラリアの守備陣がいかに統率されてブラジルの選手に効果的にチェックに行っていったかがわかります。黒いユニフォームはまるでラグビーを思い出せますが、まさにそれらしく激しいチェックでことごとくブラジルの攻撃の芽を摘んでいたのが印象的でした。
この日の豪州は日本戦よりもよかったんじゃないでしょうか。イングランドと引き分けようと引いて守ったパラグアイやトリニタード・トバコと違い、たとえ自陣で相手にボールを持たせるとしても、選手全員が各人の役割をきっちり守ってブラジル選手を押さえ込み、チャンスのときには果敢に攻めます。ボール支配率はブラジルが上だったんでしょうが、自らのプランをきっちりこなしていた点ではオーストラリアの方が上でした。互角の勝負だったと言うのは言いすぎでしょうか。ともかくオーストラリアは意図を持ってゲームに挑みそれを実行するという点でクレヴァーなチームです。
次のオーストラリアとクロアチアの勝負は実力が拮抗する見応えのあるものになるでしょう。
涼風
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