元役人の方が、役所のコスト感覚について述べられています。
「お役所では「予算というのは全部使い切るのが正しい」という文化があります。理由は簡単で「当初予算以下で事業を終えてしまうと次の年の予算要求で『コストカット出来てますね。では、次の年の予算ではその分は削りましょう。』と言われるから」です。その背景には、日本のお役所の予算査定が前年度踏襲の色合いを強く残しているということがあります。」
「役所の予算」 王侯将相いずくんぞ種あらんや
役所のコスト感覚というものが、こちらの持っている先入観とあまりにも全く同じなので、それが逆に意外だったりします。
役所のコスト感覚をどうすれば改善できるか?という問いですが、私がぱっと思いついたのは、前年度比で削減できたコスト分の何割かを役所で働いている人たちに還元すればいいのではないでしょうか。
予算1000万円で900万円しか使わなかったら、100万円のうち30万円くらいが役所で働く人たちの報酬になるのです。コスト削減すればお金がもらえるとなると、コスト感覚も多少変わるようになると思います。
でも、これだと必要なことにお金を使わなくなる危険がありますね。
そもそも役所で働いている方たちがどういうことを考えているのか、外部の人間には分かり難いですね。
神戸では神戸空港という悪名高い公共工事が今も行われています。これが壮大な無駄遣いと言われている一方で、「財政難」を理由にこれまで無料だった70歳以上の人のバス代が近い将来に100円になると言われています。
これだけ見ると、一部の人間の行いによって社会的弱者の生活が不便になるという、なんとも理不尽な事態が起こっていると言えます。
実際は、役所の意思決定過程ってどういうものなのでしょうか。外部の人が思うほど無神経にすべてが決まっているのでしょうか。
「お役所では「予算というのは全部使い切るのが正しい」という文化があります。理由は簡単で「当初予算以下で事業を終えてしまうと次の年の予算要求で『コストカット出来てますね。では、次の年の予算ではその分は削りましょう。』と言われるから」です。その背景には、日本のお役所の予算査定が前年度踏襲の色合いを強く残しているということがあります。」
「役所の予算」 王侯将相いずくんぞ種あらんや
役所のコスト感覚というものが、こちらの持っている先入観とあまりにも全く同じなので、それが逆に意外だったりします。
役所のコスト感覚をどうすれば改善できるか?という問いですが、私がぱっと思いついたのは、前年度比で削減できたコスト分の何割かを役所で働いている人たちに還元すればいいのではないでしょうか。
予算1000万円で900万円しか使わなかったら、100万円のうち30万円くらいが役所で働く人たちの報酬になるのです。コスト削減すればお金がもらえるとなると、コスト感覚も多少変わるようになると思います。
でも、これだと必要なことにお金を使わなくなる危険がありますね。
そもそも役所で働いている方たちがどういうことを考えているのか、外部の人間には分かり難いですね。
神戸では神戸空港という悪名高い公共工事が今も行われています。これが壮大な無駄遣いと言われている一方で、「財政難」を理由にこれまで無料だった70歳以上の人のバス代が近い将来に100円になると言われています。
これだけ見ると、一部の人間の行いによって社会的弱者の生活が不便になるという、なんとも理不尽な事態が起こっていると言えます。
実際は、役所の意思決定過程ってどういうものなのでしょうか。外部の人が思うほど無神経にすべてが決まっているのでしょうか。
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