joy - a day of my life -

日々の体験や思ったことを綴ります(by 涼風)。

5センチだけ

2004年12月04日 | 日記
きょうは、神戸地方は朝から曇りで、午後からは雨が降ってきました。わたしの気分もそんな感じでした。のらない日でした。元々そういう日だったんじゃないかなと思います。

時間があれば、ノートに頭に出てくる言葉を書き、それにまつわる感情を感じてみます。きょう感じたものは、それほど劇的じゃなくても、胸の中にはりつていた少し重いような感情だったです。

インターネットの時代なので、思わぬところから感情を誘発する出来事が舞い込んでくることがあります。もうあまり直接は話していない人たちのメーリング・リストを通して、その人たちの近況を伝えるメールがきのう送られてきました。

そういったメールがきっかけとなって、また、じぶんのなかにニーズ(欲求)や羨望の感情が出てきていました。

それらの感情をある程度感じると、すこしラクなところへ出てきたようになります。

いま読んでいる『愛と心理療法』(M スコット・ペック 創元社)という本のなかに、愛とは自分を広げること、という記述が出てきます。

著者が言わんとすることは、それまでの自分の思い込みや生き方をかえて、周りや状況と対峙していくことを愛ととらえています。

『なまけ者のさとり方』にも、「自分を広げる」という表現があったように思います。自分に起きる出来事を拒否せずに、それを直視して感じつくし、受け入れていくということです。

そうすることで、自分が抵抗する物事がこの世界から一つづつ消えていき、それだけ自分とまわりの世界との境界が少しずつなくなり、自分という存在がまわりの世界と溶け合っていくのです。「自分のヴァイブレーションが広がる」と表現されていました。


ある人が、「一日5センチだけ生き方をかえることで、人生は大きく変わる。5センチ変わると、それは未来ではとても大きな変化になる」と言っていました。

きょう自分の感情を感じたことが、5センチだけ自分を変えたことになっていれば、と思います。

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