joy - a day of my life -

日々の体験や思ったことを綴ります(by 涼風)。

絵を描く

2007年04月22日 | 日記



ふと思い立って、今日、絵を描いてみました。

私は元々絵を描くのは好きでした。子供の頃。

ただ、じゃあ図画や美術の成績がよかったかと言うとそういうことはなく、大体通信簿で3だったと思う。

でも、それでも絵を描くのは好きでした。自主的にどんどん絵を描いたということはなく、学校の授業で描く機会があったときに描いていたぐらいだけれど。

中学校で部活を選ぶときも、美術部と野球部とどっちにしようか?と少し迷いました。

高校でもデザイン部に入りたいと思ったし(なぜ入らなかったのだろう?)、美大に行けたらなぁと頭でぼんやり考えたりしていました。全然絵なんか描いていないのに。

芸術への憧れがあったんでしょうね。

でも、子供のときに絵を描いていても、周りから「上手くない」と言われ、自分には絵の才能がないし、才能がないならやっても仕方ないなと思ったのだと思います。

でも、まぁ今だから次のように思えるのかもしれないけど、文章にしても、絵にしても、写真にしても、上手くする必要なんてないんですよ。大切なのはただすることなんだから。

「ただすること」。このことの大切さを教えてくれたのが、ジュリア・キャメロンの『ずっとやりたかったことを、やりなさい。』『あなたも作家になろう―書くことは、心の声に耳を澄ませることだから』です。

これは文章を書くことを薦めている本です。薦めているといっても、文章の“コツ”や書き方を指南しているわけじゃない。内容なんてなんでもいい。句読点や正しいスペルもどうでもいい。継続的にただ書き続けること、ただそれだけで自分の中の何かに触れることができることを、著者は丁寧に教えてくれます。

「ただすること」。これは文章だけじゃない。おそらく写真もそうです。上手に写真を撮る必要なんてない。ただ撮り続けること。それが重要です。たまには飽きたり、自分の下手さに嫌になることもあります。それでも継続的にすること。それが重要なんです。

私たちの中にある泉は、“Flash of Genius”「天才の閃き」によって掘り当てることはできません。そういうのは天才だけにできることなので、天才に任せておきましょう。凡人は、ただし続けることが大事です。内容がいいか悪いかも重要ではありません。

やり続けることによって少しずつ変化が起きます。良くなったり悪くなったり。

まぁ、ホントに嫌ならやり続ける必要はないでしょうが。ただ、何かをしていると必ず飽きが来ますが、それでも少しずつ続けることで、何か変化がさざ波のように起きるかもしれません。

とまぁ、こういう精神が、文章を描くにしても、写真を撮るにしても、大切なんじゃないかと思います。

なので、少しずつ絵も描いてみたいと思います。

さっそく、色鉛筆と画用紙を買ってきました。色鉛筆は、ダイエーの24色鉛筆が800円ほどで、クーピーペンシルだとその倍くらい。最初はダイエーの24色鉛筆を買おうとしましたが、100円ショップでも12色があったのでそっちにしました。12色で描いていて、どうしても24色が欲しいと思ったら、そのときに買い換えたいと思います。すぐに飽きたらもったいないし。少し飽きても、し続けることが大事なんだけど。

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