私の家の近くには団地がたくさんあります。子供の頃に遊んでいた友達の多くは団地に住んでいました。今思えば、若い夫婦の家族が住むのにちょうどいい公団住宅が密集していたということなのでしょう。
おそらくその友達たちはすでに自立してどこかに行き、団地には老いた夫婦だけが残っているのかもしれません。団地の近くのショッピングセンターは、私が子供の頃は小学生や中学生の溜まり場でしたが、今では寂れ、多くの店が閉まり、活気はなくなり、かろうじて食品スーパーだけが残っています。
団地にもたくさんのヒビが入っています。
その近くを午後に歩いていると、人気も少なく、今日は曇り空で小雨も降っていたので、しーんとしている感じでした。
しかし、よく感覚を研ぎ澄ますと、団地の近くに植えられてある、あるいはんよきにょきと生えてきている植物はたくさんあり、緑が茂っています。静かな午後にその側を歩くと、その緑の多さに気づき、とてもにぎやかな感じがしました。
涼風
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます