奈良の事件に関しては、現場がどれだけ混乱しているかが扇情的に語られるばかりで、なぜ医療体制を充実できないのか、要するになぜ医療に財源を回せないのか(回さないのか)?という問題提起を行っている報道は見かけません。
あるいは、そういう報道があっても、私の頭はそれをスルーしているのかもしれません。
全体の歳入がどれだけで、そのうち歳出にゆるされるのはどれだけで、歳出のうち国が行う借金はどれだけで、その歳出をどの分野にどれだけの割合で割り振るのが適正であるかは、素人には簡単ではありません。
単に入ってきた分のうち使うのが財政であるというのでも、国が扱う金額なので膨大となって複雑です。それに加えて国は借金をしていますので、その返済も考えなければなりません。
そういった問題すべてをカバーした上で、では医療にどれだけの財源を回すのが最適かを考えなければならないのです。
最近は「医療経済学」という分野もありますし、日本には財政が専門の学者も多いはずです。また霞ヶ関の官僚はみなそのエキスパートになるように教育されているはずです。
しかしそうした人たちから詳しく話を聞こうという番組は見かけません。どの番組も、アナウンサーとコメンテーターがその場で思いつきの言葉を繰返しているだけです。
こういうことを続けていたら、また同じような事件が起きるでしょう。
あるいは、そういう報道があっても、私の頭はそれをスルーしているのかもしれません。
全体の歳入がどれだけで、そのうち歳出にゆるされるのはどれだけで、歳出のうち国が行う借金はどれだけで、その歳出をどの分野にどれだけの割合で割り振るのが適正であるかは、素人には簡単ではありません。
単に入ってきた分のうち使うのが財政であるというのでも、国が扱う金額なので膨大となって複雑です。それに加えて国は借金をしていますので、その返済も考えなければなりません。
そういった問題すべてをカバーした上で、では医療にどれだけの財源を回すのが最適かを考えなければならないのです。
最近は「医療経済学」という分野もありますし、日本には財政が専門の学者も多いはずです。また霞ヶ関の官僚はみなそのエキスパートになるように教育されているはずです。
しかしそうした人たちから詳しく話を聞こうという番組は見かけません。どの番組も、アナウンサーとコメンテーターがその場で思いつきの言葉を繰返しているだけです。
こういうことを続けていたら、また同じような事件が起きるでしょう。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます