少し前に、用事があって阪急神戸線の岡本駅というところで降りて歩いたのですが、狭い坂道で静かな環境で、品のよさそうな住宅が並んでいる所で、歩いていてすこし気持ちよかったのが印象的でした。
阪急沿線で降りることはめったにないのですが、駅から眺めていてもこじんまりとした、しかし昔から住宅が密集している感じで、石畳の道などもあり、とても雰囲気がよそうです。
一度、そこに出かけて写真を撮りたいなぁとよく思います。
岡本駅というのは僕の家から遠いわけではなく、最寄の駅から40分ぐらいです。でも、今まで電車に乗って写真を撮るためにわざわざそこまで出かけたということがないので、腰がすくんでしまいます。
写真を撮るなら、午前中の光があるときがいいかなぁと思うのですが、朝起きていきなり外に出て写真を撮りに行くというのが、なんだか怖い感じがするんですね。なんだか、そんなことしていていいんだろうか、とか。そんな風に時間を使っていいんだろうか、とか。そう考えると怖くなります。
そうこうしているうちに、どんどん時間が過ぎていってしまうのですが。
写真を撮っていて落ち込むことも最近はあります。緑のきれいさなどに感動してパシャパシャ写真を撮りまくっても、後から見るとなんだか退屈な感じの写真になっていると、は~っと。
その世界や環境のきれいさに感動してパシャパシャ撮っているのだから、写真の出来がよくなくてもそれはそれでいいように思うのですが、なんだか「あんなにきれいだったのに」という想いがして、それに対して“結果”としての写真がそれほどいい感じがしないのもがっくりです。
写真は楽しかったりするけど、徒労感も味あわせてくれます。
涼風
あと、こんな写真にはかないませんよ~。
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