いじめる雨

「なんかうまくいかないなぁ」と思いながら一日を過ごしました。いいこともあるけど、基本的にさびれた気分の日です。40年前に建てられた、改築されない団地みたいな。

自分のみじめさや他人への妬みにまとわりつかれ、過去への後悔が出てきて、人と話せば悪態をついて快感にひたり、電車では濡れた傘をどう置けばわからなくてズボンが濡れる。あぁ、やだやだ。

軽い泥の海を泳いでいる感じですね。


雨にもいろいろあるのかな。情緒のある雨と、意地の悪い雨。今日の雨は意地が悪かった。中学生のいじめみたいだ。つまり、可愛げがないということです。他人を虫けらのようにあつかって、よだれをたらして笑うような（それは失礼かな、雨に対して)。

もっときれいな雨に出会えますように。