陽に照らされた、緑、黄緑、黄色の葉
先日本屋のジュンク堂に行くと、「不都合な真実」が売り上げトップ5に入っていました。ネットを観ていても多くのブログで取り上げられています。
実際に温暖化が進んでいるかどうかは、自然科学者ではない私には分かりません。ただ、資源の無駄を避ける生活をすること自体は、それだけ注意力を働かせて生活することだから、いいことのように思います。
「これ終わり、ポイ!」よりは、すでに存在しているモノを再利用するというのは、モノを大事にすることだから、それだけ配慮・注意力が必要なわけで、いいことなんじゃないでしょうか。
あと、コンセントを抜いたりするのも。
こういうことは、自分に無理がない程度に、そして他人が自分と同じように行動しなくても怒らない程度に、自分でできる範囲でやってみてはいいのじゃないでしょうか。
僕がいつも思うのは、バスを完全無料化すること。
そうすれば多くの人はマイカーを避けてバスを使う気がする。バスに乗ると、多くの年配の方が乗っていますが、おそらく無料乗車証を使用されているのだと思います。でもこの方たちも自宅にはマイカーをもっているはずです。
そう、タダならやっぱりバスを使うんですよ。
もちろん、マイカーを運転する愉しみはあるだろうけど、日常で生活する分には、タダならバスで十分という人も多いんじゃないでしょうか。
すると、クルマの交通量が減って人は町を歩きやすくなり、排気ガスの排出量も減って空気もきれいになります。
クルマの売り上げは落ちてしまうかもしれないけど、その分バスの生産が増えるかもしれません。
そうですね。トヨタの政治的影響力を考えると、実現には大きな障害がある提案だと思います。
昨年から飲酒運転による人身事故が話題になっていますが、私はいつも、製造段階から100キロ以上はでない車を作るように行政指導すれば、交通事故はもっと減るのになぁと思ってしまいます。
標識でも100キロ以上の標識はないわけで、だったら最初からスピードの出ないクルマを作ればいいのに、と。
そんな(私には)当たり前に思える意見も、政治と企業の結びつきの前では、耳を傾けてもらえないのかな、と思ってしまいます。
トヨタ様のための高速道路、
トヨタ様のための万博、トヨタ様のための空港
それが、私の住むあたりの現実です。