joy - a day of my life -

日々の体験や思ったことを綴ります(by 涼風)。

期待通りはダメ

2005年04月19日 | ネットでの取り引き
「期待した以上の商品価値を、3回続けて提供した場合には、
どんな冷淡な客でも、提供される商品、販売者を信用するようになる。
お客を自動的に反応させる、単純なメカニズムだ」

神田昌典365日語録-- No.283 より


こんにちは、涼風です(自分で言ってみるとヘンな感じ)。

最近、持っているCDや本をアマゾンや楽天に出品しているという話をしました。そこで自分の商品が売れたときに、後で購入者の人から出品者(つまり私)への評価が入ります。その評価はページ上で私の名前と同時に表示されるので、結構重要です。

その評価で最近5段階で4をつけられました(つけていただきました)。他の出品者はみんな5が当たり前の感じなので、4をつけられたのはちょっと痛いなぁと思いました。

その商品というのは書籍で、じつは赤ペンで20箇所近く線を引いてあったんですね。普通ならそんな本は古本屋でも売れません。しかし、赤線が引いてある以外はきれいな状態だったことと、その本の著者自体は今日本で人気のある人だったので、僕はその商品に自然に780円という値段をつけました(ちなみに、その値段の本が売れた場合、そこから手数料や成約料という名目で220、230円ぐらいアマゾンに引かれ、同時に配送料がアマゾンから200円ほど支払われます。要するに、純益は550円ほどになります)。

その本はすぐに買い手がつきました。ぼくは「こんな赤ペンが引いてあるのにいいのかな?」と思いましたが、「でもそのことをちゃんとコメント欄に書いてあったから向こうも了承しているだろう」と思いました。

後日、その買い手の人から「4」という評価を貰いました。その人のコメントには、「商品の状態がコメント通り」と書かれてありました。

そのとき僕は、「あぁ、やっぱり、たとえ向こうが商品の状態について了承したとしても、それほどよくない状態の本を高めの金額で売ると、向こうはいい印象をもたないのかな」と思いました。

本来なら、僕は本の状態をあらかじめ記していたし、発送も迅速に行ったので、「5」をもらえてもいいように思います。でも、たとえ手続きを踏んで了承を得ても、よくない商品を高い金額で売ることは相手にいい印象を与えないのかもしれません。

これは考えすぎかもしれません。5段階の評価で4なのですから、むこうはそれほど悪い印象はなくて、ただいい点数として4をくれたのかもしれません。

でも、「4」という数字をみたとき、僕はちょっとショックなのでした。

提示している説明その通りの商品を与えていると、お客さんはなにも感動しないということの一例のように思いました。


涼風



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