joy - a day of my life -

日々の体験や思ったことを綴ります(by 涼風)。

白い光

2004年11月13日 | 見たこと感じたこと
土曜日の朝は、とてもおだやかな感じがします。なんだか、ゆるされている感じがします。

家にいる人も、きょうはわたしのことをゆるしてくれている、そう感じます。

今日のように晴れ渡り、白い光が家の中に入り、襖やかべやたたみの色があざやかに明るくなっていると、起きたときから、地上の世界が祝福されているように感じます。きょうはきっと、地上のひとみんながおだやかにいるにちがいないと思えてきます。


やはり、目の前に広がる世界は、自分の感覚・観念がつくっているのでしょうか。土曜日も火曜日も、太陽は顔を出すし、おなじようにあたたかな白い光を家の中に、朝食のテーブルの上に届けてくれるのに、どうして土曜日のほうが許されているように感じるのでしょう。


江国香織さんがエッセイの中で、元旦の朝はぴんとはりつめたように晴れている、という(意味のようなことを)書いていました。そう、なぜか元旦の朝は晴れている(印象がある)し、背筋を伸ばしてくれるような緊張感が家の外に、道路に、グラウンドに、住宅街に行き渡っています。元旦の朝も、12月27日の朝も、1月23日の朝も変わらないだろうに。

世界はわたしたちの観念がつくっている。だったら、毎日が土曜日の朝のように感じられたらいいのに。そうすれば、毎日が楽園で暮らすようなのに。

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