パソコンや関連製品の接続が上手く行かなくてメーカーに「問い合わせ」をすると、「プリンタ・メーカーに(orスピーカ・メーカーにorパソコン・メーカーに)お問い合わせください」という返事を“必ず”受けます。
そういう返事を受けると、「こっちはせっかくあなたの会社の製品を使おうと思って買ったのに、そんな対応ないでしょう?」と思います。
パソコンなんてたいていの人は素人だし、道具として使いたいだけで、内部を詳しく研究する暇なんてありません。そういうド素人の人たちをパソコン・メーカーは消費者としてターゲットにしているのだから、サポートについては完全すぎるくらい完全にするのが企業倫理だと思います。
なのにメーカーの違う二つの製品の接続にかかわる質問をすると、「相手の会社に聞いてちょうだい」というのはあまりにもつれないんじゃないでしょうか。
何が言いたいのかというと、こちらは両方の製品のメーカー名や型番をちゃんと伝えているのだから、後はメーカー間でやりとりをして、両者の共同でベストな回答をして欲しいのです。
こっちは何も知らないのに対し、あちらはどっちも専門家なのだから、専門家同士で話し合えばあっという間に解決策は見つかると思うし、消費者も何度も同じ質問をメールに書いて返答を待つ必要もありません。
こういうことは、メーカー間の利害という以上に、コンピュータを供給する者としての一般的な責任じゃないんでしょうか。
責任に関する法的な問題が生じるのなら、あらかじめ共同で責任を取ることにすればいいと思います。
こうした関連製品の接続に関するサポートをしっかりすれば、素人のユーザーも色々な関連製品を買う気になります。こうしたことはパソコンに限らず、オーディオにも言えることですよね。
今はデジタル化が進んでいるけれど、それだけ色々なオーディオ・パソコン関連の相性について分かりにくくなっている。まぁ、なんとなく買っていてもついていけるのだけど、サポートセンターに聞けばすぐ分かるとなれば、色々な関連製品を買うようになるし、それは結果的に業界を潤すことになると思うのだけど。
「相手の会社に聞いてください」と言われると、官僚制社会で窓口をたらい回しにされているのと同じ気分になります(実際そうなのだけれど)。
一度こういうことをパソコン・メーカーに言ってみたい。どういう返答が来るだろう?
涼風
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