ガーナってあんなに上手かったんですか?アフリカ勢ではコートジボワールばかりが評判になっていましたが、ガーナの攻撃におけるパスワークと波状攻撃はたしかに見事でした。
しかしそれはチェコの守備もかなりガタガタだったせいもあるんじゃないでしょうか。どうしてあれだけ常にゴール前で数的に不利な状況を何度も作ってしまったのか不思議です。それともそれだけガーナの攻撃が強力だったんでしょうか。
スコアは2-0ですが、ガーナはまともにシュートを打っていたら7点ぐらい入ってもおかしくない勢いでした。逆に言えばそれだけフィニッシュに問題があったということですが。ただそれも、日本のように根本的な問題というより、昨日の試合は「そういう日だった」という問題のようにも思えます。
チェコは1点差だけだったのに全然落ち着きがなく、攻撃で上手くパスがつながりませんでした。どこかちぐはく。欠場したコラーとのコンビネーションを私は知りませんが、それまでの評判のよさを考えるとコラーの欠場は相当響いていたのでしょう。
ガーナは昨日のような試合をすれば十分決勝トーナメント進出に値すると思います。ただ相手は何気に実力のありそうなアメリカです。どんな相手でもつねに昨日のパフォーマンスを維持できるかどうかが、ガーナにとっては強豪になれるかどうかの試金石なんでしょう。
チェコは昨日の敗北でガーナ以上に崖っぷちです。最終戦はイタリアですから。引き分けで決勝Tに進めるイタリアのゴールをこじ開けられるかはドキドキの注目です。
対するイタリアもチェコに敗れれば予選敗退です。日本にいては想像が難しいですが、あれほどの伝統国ですから予選で去るのはかなりの屈辱だろうし、選手もそれだけは絶対に避けたいでしょう。
次のイタリアvsチェコは、決勝トーナメント並みのプライドと恐怖の入り混じったガチンコ対決が見られると思います。
涼風
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