今日は明石にある県立図書館と明石市立図書館へ、借りた本の返却と延長のために行ってきました。合計で10冊近くはあるぐらい。その殆どを貸し出し期間で読むわけではもちろんなく、ほとんどは延長して何週間もかけて読みます。あるいは借りたけど読まずに返したり。
図書館に行くと、ついついあれもこれもと借りてしまいます。そのため行き帰りの荷物がとても重くなる。そのため今年初めにキャスター付きのキャリー・バックを買いました。それでもやはり重いとゴロゴロ転がすのも一苦労です。腕の筋肉は結構ついたかもしれない。
今日の明石は夕方頃に雨が降ってきました。雨の中をキャリー・バックを引いて帰ることを思うと憂鬱でしたが、図書館を出て出口に向かって公園の中の坂を下りていくと、少しの雨の量と濃い緑がマッチしていい雰囲気でした。雨が降ることで自然が世界を支配する雰囲気が高まったのでしょう。「この日のために雨が降ってくれたのね」という知り合いの昔の言葉を思い出しました。
図書館は休日のためか比較的多くの人が来ていました。いつも感じることだけど、図書館にいる人の顔・雰囲気というのはあまりいいものではありません。何か独占欲・収奪欲がとても強い欲深い顔をみなしているように思います。
本を読むというのは元来エゴイスティックな行為です。(物理的あるいは心理的な)閉鎖的な空間に独りでこもって快楽を得ようとしたり、「役に立つ」知識を仕込もうとしたり、と。そうしたエゴイストたちが集まっているのですから、図書館の風景というのはあまりいいものにはならないのかもしれません。
図書館と言えば、先日神戸市立図書館に洋書のペーパーバックを頼んだら、購入してもらえました。価格が千円か二千円ぐらいであれば、購入を検討してもらえるのかもしれません。洋書は利用度が引いという理由でこれまであまり公立図書館では購入されてこなかったかもしれませんが、逆に言えば蔵書が少ないから図書館での要所の利用が少なかったのかもしれません。
これからも英語を読む人は増えるわけですから、洋書の購入を図書館に頼む人が増えれば、より多く購入してもらえるのかもしれないですね。
また日本に滞在している外国の人の利用ももっと増えるかもしれません。現在の公立図書館で海外の人の顔を見かけることは殆どないし、アジアの言葉を聞くこともありません。
涼風
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