CuniCoの徒然・・・岩下邦子の独り言

日々の暮らしの中で、立ち止まったり、すれ違ったり。私の中のアレコレを思いつくまま、気の向くまま。

春場所が終わった。。。

2019-03-26 21:26:27 | お相撲(スポーツ)のこと
荒れる春場所とよく言われるが、
この春場所、荒れるというより、変な感じだった。

幕内の番付には42人から43人の関取が、その四股名を連ねている。

この春場所は、休場が一人という場所で、
しかもそれは、初場所勝ち越し後、
無念の怪我で途中休場となった千代の国のみ。

つまり初日に相撲を取った関取は、千秋楽まで取り切ったことになる。
そんな中で千代の国も含む42人中25人が負け越している。
負け越しが、多くないか、これ。。。
勝ち越しは、わずか17人。

で、昨年の初場所から、調べてみた。

5人以上の休場の場所が八場所中六場所。
これもある意味驚きで、怪我がどれほど多いかがわかる。
もちろん今場所も痛いところがありながら、
場所を務め切った関取も少なくないのだが、
その事については、以前も書いているので、ここでは触れずにおこう。

では、休場が4人以下だったのはというと、昨年の九月場所。
休場は2人で負け越しが20人。
この場所、幕内は43人だったので、勝ち越しは23人。

やっぱり、今場所は、負け越しが多い気がする。
まぁそうは言っても、結果だけ見れば、
勝ち越しの数が多いのは八場所中、一場所。
五分が一場所なわけで、大抵負け越しが優っている。
が、休場で負け越した関取の数を差っ引くと、
追加で四場所勝ち越しが多い場所という事になる。

昨年の九州も勝ち越しの数が同じで17人だが、
5人休場(内一人は勝ち越し後の休場)している。

今場所は休場は一人。

つまり、土俵上に負け越した力士が多くいた場所だったんだ。
負け越しても、もちろん場所を懸命に努める姿は、勇気をくれることもある。
しかし『オーラ』は痛いところがあれば、違ってくる。

負け越した力士が多い場所は、もしかしたら、
怪我をおして土俵を務める関取も多いのではないかと気になった。

あぁ、マニアックに過ぎた(^^;

千秋楽、三本締めについて、書き出すときりがないし、
他の人たちも様々声を上げているので、私は特に語るまい。

ただ、私は、翌日の会見のこと。
まず、怪我に関して元横綱稀勢の里の名を口にしたこと。
なんで、そういう言い方になるのだろう、とちょっと気になった。
追い討ちをかけるように・・・
大関昇進を確実にした貴景勝について聞かれた時に・・・
「押し一本、人間は一本に絞れば結果を出せると見せつけた。」
ここで終わってくれたら、よかった。
その後、横綱白鵬は続けた。
「厳しい目で見れば・・・」
何を言い出すのか、私は固唾を飲んだ。
ネット上の記事にはこう書かれている。
「押し一本ではなくそれなりに四つ相撲も覚えないといけない」
こういう言葉だったろうか。
だとしたら・・・あぁ、感情をコントロールしなければ。。。

会見の全てを放映していないと思うし、忘れてしまっているが、
『寄る相撲』といったように私は、記憶している。
つまりは、四つ相撲ということなのだが。。。
なんということだ!
私はこの会見で、身体が震え始めた。
宮城野部屋の横綱が公の場・・・
千賀ノ浦部屋の関取について・・・
何おか言わんやである。

何年大相撲の世界にいるというのだ。

私は、門外漢である。
一介の相撲ファンに過ぎない。

それでも、わかることは、ある。

それに、突き押しの大関、横綱となれば、
それはもうどれくらい大変なことなのかだってわかる。
それでも、その型を貫き歩んできた貴景勝なのだ。

北の富士さんも言っていた。
「突き押しの『強い大関』、楽しみだね」と。
全くその通りで、あの身体を活かすために磨いてきた。
そして、大関という地位に到達するのだ。
これはもう、相撲ファンは、ワクワクドキドキソワソワなんだ。

それをだ、なんということだ・・・
開いた口が塞がらず、身体が怒りに震え始めた。

まぁ、最初にマニアックに過ぎることを書いたので、
ここまで読んでくださる方は少ないかもしれないが、
本当に言いたかったのは、後半部分。

昨日のブログで私は、『ありのまま』と書いた舌の根も乾かぬうちにだが、
歴史と伝統のある大相撲の横綱であれば、公の場での言動は、
もう少し考えていただいた方が良いと思うのは、私だけではあるまい。





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