CuniCoの徒然・・・岩下邦子の独り言

日々の暮らしの中で、立ち止まったり、すれ違ったり。私の中のアレコレを思いつくまま、気の向くまま。

ありのままの自分

2019-03-25 16:06:19 | 日記
『ありのままの自分』であることは、なかなか難しい。
というのも、『自分』はたった一人で、
他の人たちは、他の人たちで『自分』ではない。
その絶対多数の『他者』の中に埋もれているわけだ。

私は小さな頃、「邦子ちゃんは良い子ね。」
「邦子ちゃんは、賢い子ね。」と言われ続けた。
それは、嬉しいことではなかった。
子どもだったけど、私は、そう言われることが、
なんとなく嬉しくは、なかった。

かといって、お前はダメだ馬鹿だと言われたいわけでもないんだけど(笑)

フツウにしているだけなのに、褒められたり、
フツウにしているだけなのに、貶されたり、馬鹿にされたり。

他者の目、評価ってやつが付いて回る。
世間体や無駄な常識に縛られる。

とかく社会ってやつは、厄介だ。。。

半世紀以上生きてみて、『ありのままの自分』でいることって、
やっぱり、難儀やなぁ。。。と思うことが、ある。

『自分』を理解してほしいなどと思うからいけないんだ。
わからない人は、わからないんだ。
そう、自分は、自分の他には存在しないのだから。
わからなくても良いから、ほっといてくれれば、それで良い。

逆に相手を理解できるとか、分かっていると思うことも
これまた不遜な態度と言える。
自分なりに理解することはできるが、
それは、あくまで『自分なり』にであって、全てを理解しているわけではない。
どんなに親しい間柄でも、愛し合っているとしても、親子でも。

だから、相手を尊重する。
それが大切。
迎合するのではなく、無視するのでもなく、尊重する。

また、ありのままで居る・・・というのは、他者から自分を隔離することでもない。
他者の中に『自分』をおくことで、初めて『自分』が確立できる。
そんな気がする。
あえて、仲良くする必要もないし、拒絶する必要もない。
どんな状況であれ、『ありのまま自分』ある。。。ってのが、理想なんだけど。

こんなこと書いてるってことは、これだけやりたいことやっているようで、
まだまだ、足りないよ、私が私を生きるってことは、もっともっとなんだ。
と、どっかで思っているからなのだろうなぁ。。。

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