CuniCoの徒然・・・岩下邦子の独り言

日々の暮らしの中で、立ち止まったり、すれ違ったり。私の中のアレコレを思いつくまま、気の向くまま。

役者である・・・ということ。

2020-10-14 09:30:19 | 表現にからむ様々なこと
役者である・・・ということ。
ふ~む、久しぶりに、『役者』として過ごす時間・・・いいなぁ(^^)

しかし、何事もそうだが、老いては、いる。
筋肉も明らかに落ちている。
脳みそも筋肉らしいから(これは全くの噂です・・・)落ちている。
脂肪は、増加傾向である・・・

よく運動会で久しぶりに走ったお父さんが肉離れを起こす。
昔テニス部だったお母さん、ラケットでとらえたはずのボールが、なぜか・・・
みたいなことです。

久しぶりの役者としての舞台は、なかなか・・・だ。

2年間、勉強させていただいたBitches Brewでは、最後の何回か・・・は、
小川未明の作品を取組んだりもした。
ある意味、その時間があったからこそ、いまに至っているのだが、
セリフの量も空間も、全く違うわけで、なかなか手強くはある。
あ、もちろん、小川未明もかなり手強い・・・

その手強さも、また、快感なのだ。

もちろん、表現するものとして立ってきた時間は、ある。
が、その手掛かりというか、プロセスというか、在り方というか、
それは、その表現によって、違うことは明らかだ。
もちろん、個人によっても違うわけで同じものは、ない。

つまり、それは、
同じ時間はどこにも存在しないということなわけで・・・
あ、話がそれる。

久しぶりに、役者である・・・ということを肌で感じている。
生きている気がするなぁ・・・本当に。

昔の私にできていたこと、を追いかけるのではなく、
今の私にできることを、
今の私にしかできないこと、をしっかりやらなくっちゃと思っている。

芥川龍之介が書いた言葉がそこには、ある。
それを、どう表現するか・・・
突き放すのか、抱きしめるのか、漂わせるのか・・・
意図しながら『素』であること。
素でありながら『意図』すること。
面白くてしようがない・・・

が、その面白がるパワーもすでに57歳ではある(笑)

そんなあれこれを感じながら、日常は流れていく。

さぁさ、みなさんお立会い。
あの芥川龍之介が98年前に書いた『藪の中』
実に人間は、面白い。
実に人間は、残酷であり、自己中心的であり、愛おしい。

同じ時間は存在しない・・・
ぜひ、足をお運びください。
そして、唯一無二の藪の中に足を踏み入れてくださいませ(^^)

芥川龍之介原作『藪の中』
10月27日(火) 3,000円
マチネ 13:30開場 14:00開演
ソアレ 18:30開場 19:00開演
語 り CuniCo
尺 八 大由 鬼山
ピアノ ケミー西丘
照 明 早川 誠司
時節柄定員を制限いたします。
事前にお申込みいただけると助かります。
お申込み・お問い合わせ

utamonogatari@icloud.com


10/12の稽古風景


アトリエ第Q藝術の入り口・・・です。
画像を回転させるために時間を費やしたが・・・できなかった・・・
見る方が、ちょっと、体をストレッチしてくださいませ(^^ゞ


駅から徒歩3分、小田急線の線路が姿を現すあたりに自転車置き場。
その奥、二階の窓に『珈琲』と書いてある建物がアトリエ第Q藝術です。






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