風の谷通信

専業農家からの引退を画策する高齢者。ままならぬ世相を嘆きながらも、政治評論や文化・芸術・民俗などに関心を持っている。

7-125松山への旅行3

2012-10-23 18:18:23 | 旅日記

風の谷通信N0.7-125

松山駅の建物はこの街にしては小さいし、言葉は悪いがみすぼらしい。人口10万人程度の街かなと思ったら、なんと50万人を超える。しかし、考えなおして見ると一つの通過駅であるからこんなものだろうか。加古川の人口はいくらかは知らないが、その駅よりも小さい。加古川駅には山陽線の複々線が通り、加古川線と言う支線もあるので構造が大きい。

駅前に出ると質素なたたずまいで、駅のすぐ近くにビジネスホテルがたくさんある。これならば予約しなくて、当日この町まで来て旅館を探しても充分に見つけられる。駅のまわりにある喫茶店が遅くまで開いているのも播州地方とはことなる。播州では夕方6時頃には閉店する。しかも松山駅前でその遅くまで開いている喫茶店の中が押しなべて暗い。どうにも気後れがして入る気にならなかった。

しかし、この姿はごく狭い駅周辺だけである。電車路線を跨いだ向こうの街は大きい。さすがに四国地方の行政の中心である。翌日に城に登って眺めたらその大きさに驚いた。城を取り巻くように大型の都市が広がっている。 

             
ホテルの窓から見える城とビル 朝の静かな喫茶店   場違いなほど上品な喫茶店 

ビル街の写真は撮らなかった。県庁や市役所やビジネス街の写真を撮ってもなんてことはないから。街がら城山ロープウウエイに向かう通りの姿と、城の天守から眺めた姿にすこしだけ街が見える。中は櫓の姿、右は甍が重なる天守周辺の構造。はるか下に街の姿。

               

さて、夕飯に一思案。『ややベジタリアン』には晩飯の場所がないものだ。ホテルのまん前の居酒屋の看板が気に入ったので入ってみたが、中味は大違い。待たされて、がら空きの席に案内されて、そのまま放っておかれること10分間以上。バカバカしくなってすぐに出てきた。さて、街中に食堂はあっても酒と肉との呑み屋が主体。結局、駅構内に見つけておいたラーメン店に決めた。ここの売り物は「喜多方ラーメン」だという。この四国の西の端に東北のラーメンとは珍しい。結局二泊して二晩ともここで済ませた。まあ、『ややベジタリアン』にはどこへ行っても麺類か野菜テンプラの店が無難である。 

                  

  看板の文言だけは立派な居酒屋   駅構内のラーメン店 メニューが豊富でうまい

        

  


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