風の谷通信

専業農家からの引退を画策する高齢者。ままならぬ世相を嘆きながらも、政治評論や文化・芸術・民俗などに関心を持っている。

13-032もう一つアベさんのこと

2018-05-03 15:58:27 | この道の先に

風の谷通信No.13-032

 

朝鮮半島の動きは急激であったが、アベさんはまったく蚊帳の外であったらしい。本人は「私が起動したものだ」と強がっているらしいが、どうにも信じがたい。

半島の情勢は文大統領とトランプ大統領が動かした。アベさんは急いでトランプさんを訪ねて拉致問題の扱いをお願いした。ズボンの裾にしがみついて頼み込んだのだろう。

その元になった拉致問題は【アベ政権が全力で以て解決するんだ】と言ってたけれど、結局は圧力を主張する以外に何もしなかった。私は何度か書いてきた。【待ちわびる被害者家族に対しては気の毒な話ではあるが、アベさんは拉致問題を解決する気が全くない】、この政権には被害者を救済しようなんて意識は全くないどころか、日本が被害者であり続けた方が国際的に好都合なんだ。それを今になって、私が努力した結果だなんて、よく言うよ。

ついでに北方領土問題。ロシア大統領を招いて郷土の名料理店へ招いてご馳走して、いかにも友好ムードを演出したのはいいが、結局領土問題を談判できなかった。せいぜい【領土問題について引き続き話し合いましょう】と話しあったに過ぎない。まるで子供のお話会だ。

 

それで、中東へ逃げ出して、帰国したらモリカケ問題が未解決で、柳瀬秘書官は答弁について【調整している】とのこと。なんの調整かと思ったらやっぱり【どんな返事にしよかな】という調整。要点はどうやってごまかそうかということ。【愛媛県の人と会いました、しかし首相案件なんて言わなかった】と言う線で回答しよう・・・ということ。  ヤレヤレ 公務員上級職試験に合格して官界のトップにいる人間がこれで満足かね? こんなに国民をバカにする人達が国の中心にいるのかね。