風の谷通信

専業農家からの引退を画策する高齢者。ままならぬ世相を嘆きながらも、政治評論や文化・芸術・民俗などに関心を持っている。

12-038朝鮮情勢が緊迫

2017-04-13 17:41:04 | この道の先に

風の谷通信No12-038

また1週間飛んでしまった。日曜日に久しぶりに神戸まで映画を観に行ったので調子が狂った。

その間に朝鮮情勢が変化した。なにしろ宗主国政権がシリア政府軍を爆撃したのに対して、この国の自称右翼政権は即支持を表明した。威勢の良いハナシです。その流れから考えると当然朝鮮への圧力行動に対しても即支持ということになるでしょう。

しかし朝鮮問題は少々厄介ですぞ。まずアメリカさんは朝鮮を爆撃できないだろう。まさか、本当にヤルとは思えないけどナ。一旦軍事攻撃に訴えたらとことん最後までやらにゃならん。そりゃできないだろう。次に、本当にやったらこのこ国は大変だぞ。それこそハチの巣を突いたような騒ぎになるぞ。真っ先に沖縄が標的になる。他のブロガーが書いているように大戦争になるだろうし、この国に向かってはミサイルが飛んでくるだろうし、何万何十万という避難民が逃げてくるだろう。この長い国境線(という海岸線)に難民が押し寄せた時にアベさんはどうするんだろう。そしてアベさんを尻押ししているウヨクさんたちは難民を受け入れるのだろうか。官民協力して稚内から先島諸島までの海岸線・島嶼で難民を受け入れて住まいと寝具と食料と便所を提供するのだろうか。アベさんは自衛隊を動員してミサイルを防ぐんだろうか。そりゃできんだろうが。また、駆逐艦わずか数隻にミサイル迎撃ミサイルを持たせてもいざ!という時の役には立たんだろう。この国には大戦争に備える能力はない。いくら肩肘張って力んでみても所詮は小国にすぎない。もう神風は吹かない。この国は神のクニだなどと言うのは妄想。

できないことはやめた方がよろしい。カネのムダ使いです。宗主国の尻にくっついて強がっているよりも国の力に見合った行動規範を作った方がマシですよ。