風の谷通信 さん農園便りNo.2-166
昨日は節季の処暑でした。でも暑さが収まる訳もなく実態は
真夏です。早朝、の広野山の影が畑を覆っているうちに草を
刈ります。背丈よりも高く伸びた草を一斉に刈り倒して、種まき
の準備に掛かります。8時にもならないうちに、全身ずぶぬれ
になって作業を終え、帰って風呂を浴びて朝食を摂ります。
この暑さももうあと1週間ほどでしょうか。毎年、甲子園の野球
が終わるのと前後して空の姿が秋に変わり、風が涼しくなります。
処 暑 8. 23, 03
暦では「処暑」というけれど/ きょうは全国的に酷暑の天頂で/
各地で「今期最高」を記録した//
たった2時間の草刈りで倒れこんで/ 夜には訪れた人の応接も
できない有様で/ 灼けた身体をただ転がしているだけだった//
冷たい水をガブガブ飲んでも/ 氷枕を使っても/ 眠れず
休めず 立ち上がれず/ 一体どうすればいいのやら//
風は凪いで草木はそよと揺れず/ 屋内の空気は扇風機にも
動ぜず/ ただただ暑さだけが陰に籠もって/ 夏の夜は汗と
ともに更けてゆく//
今こそ喜ぶのは生育遅れのイネ達だけで/
それは それは 大変に有難いことで//