うさたろうの 気儘なフランス散歩

2年の予定が丸7年。赤貧学生としてのフランス生活にも終止符。約4年8ヶ月続けてきた日記、改め、気儘なフランス散歩…

日本は夏祭り、こちらは?

2007-05-31 04:17:59 | フランス(人)
私が今、研究室で使わせてもらっているパソコンというかデスクは、ドイツに数ヶ月間研修中で不在の博士課程・フランス人女性の席。
確か6月から戻ってくると聞いていたので、室のチーフもどきの人に聞いてみました。
「彼女もうすぐ戻ってくるんでしょ?私はどこを使えばいいかしら?」
すると。
「そうそう。実は明日から来るんだった。」
え?明日?あぁよかった。今日聞いておいて。きちんと片付けて帰ろうっと。

「ん。でも、君はそのまま使っていていいよ。」
「そんなぁ!」
「平気平気。明日と明後日だけ来て、またドイツに戻るんだから。」
「ええっ?5月いっぱいじゃなかったの?」
「うん。でも、とりあえず1ヶ月は最低伸びたらしい。つまり、6月いっぱい結局いないんだから、2日間くらい、彼女は席がなくても。」

そんなバカな。
…勿論、部屋を後にするときには机の上を片づけてきたし、明日・明後日は違う場所を借りるつもり、でいますが。



この、彼女がたった2日間来る理由というのに、私はチョッと吃驚りしてしまいました。
なんと、明日の夜、ウチの大学が主催の「舞踏会」があるんですって
それに出るためだとか。

そんなイベント聞いたことがなかった…。
それに、そのために研修先から戻ってくるほどのものなの?
(って。まぁ、ドイツからなら近いですけどね。)

「そうだよ。つい先日(5月中旬)も、実は彼女パリに戻ってきて、ポリテク(←名門グランゼコールの1つ。理工科学校)の舞踏会に、博士課程の○○と一緒に行ったんだよ。」



↑これを読んだだけだと、ふ~ん、という感じですが。

舞踏会っていうのがですね、ホンモノの舞踏会なのですよっ!(バンバンっ!)
しかもポリテクのは、すっごい歴史があって今回が116回目だったらしい。
サイトの写真を見ると、豪華絢爛
何と言ったって、かのパリのオペラ座でやるんですからっ!!!!!
いまどきそんな世界があるのか…と私は話を聞いたときに口をあんぐり開けてしまいました。
だから。
つまり、ウィーンの新年のように、ですね。
女性はお姫様のようなドレスを着て、そのために、勿論事前にパートナー共々ダンススクールに行った上で参加する、という…。



で。
明日の大学の舞踏会とやらも、それに近いものらしい。(それほど格はないにしても。)
国際学園都市のホールで行われるらしいのだけど。
皆さん衣装を借りて、参加するもの…。(サイトに2005年の模様があって、思わず見入ってしまいました。)


しっかし。
そんなのがあるなんて知っていたら、私もパートナーをなんとかして探し当てて行ってみたかったかも(???)。
だってねぇ。
単に「大学」だもの。
出席の条件はないでしょう?
多分早めにチケットさえ手にいれておけば(しかも20ユーロくらいの参加費)、一生に1度のお姫様気分味わたかもしれないのにな。



話しがドンドン分散しておりますが。。。
で。
その件の彼女(私が席を借りている)、便宜上のパートナーとは行くものの、お目当ては結局ステキな彼と出会うことらしい。。。
う~む。やっぱり、というか…そういうものなのか。。。というべきか。

とにかく。頑張ってくださいまし~!であります。



…ダンス好きの私としては、踊りは習ってみたい(二人で踊るワルツ)し、お姫様のようなドレスも一度でいいから着てみたいと思うけれど(結婚も、というか、例え相手が見つかったとしても、式をするのは諦めてますからね…)。
ま、現状は、そういう華やかなことがない人生も捨てたもんじゃないぞ。と思っているので、とりあえずは静かに勉強に勤しむ毎日で満足している次第であります


しかし。ここんとこのお天気の悪さ、いい加減にしてくれないかしらん。
今年のロラン・ギャロス(←全仏オープン・テニス)も本当にタマッタもんじゃない…。

シガナイ、小さなつぶやき

2007-05-30 05:43:04 | フランス(人)
結構お疲れバージョンなんだけれど。
急遽、今からチョコッとでかけることに。
…って。今、夜の10:30なんですが。

多分帰ってきたら、シャワー→即行ベッド。だと思うので。
一言今日の備忘録。



と言いつつ。
まず一番に、つい、お天気のことが書きたくなってしまう…。ポリポリ
どれだけ「日和見」(?)派なのかが伺い知れる、ってもんです。

そう。
寒いっ
と叫びたいくらい、涼やかな気温です。
一応、半袖で外を歩いている輩もいますが。
革のコートやら、マフラーしている人もいるくらい…という程度の、空気の冷たさなのです。

まぁね、雲が多くても、青空がのぞいているし、今日は雨も全く降らなかったので、私はピョンピョンモードを続けています。
暑くなくて却っていいかも…くらいな勢い。
ホント、日が長いというだけで、この時期は無意味に落ち込むことがないので大変アリガタシ!であります



…今日は、自分のことに関して、チョコッと嬉しいことが学校絡みであったのですが。
ここでまだ披露するほどのこともでなく。
胸の奥で秘かにほくそ笑んだままにしておきます。テヘ。



で。
出掛けにちょぴっと書くには相応しくない話題かもしれないけれど。
…今日、一番自分の想いを集中させられたことの1つ、なので。
記しておこうと思います。

そう。
日本で大きな反響を呼んでいる、現役大臣の自殺、について。

…私は現在、恥ずかしながら、日本の政治には全くといっていいくらい無知、状態であります
だから。
言葉を挟む余地はないのはわかっているけれど。

国民に宛てられた遺書とやらをちらりと読んで、思わず絶句してしまいました。

締め括りの言葉=「安倍総理、日本国万歳」(←だったと思う。)



こ、これって何なんでしょう?
…亡くなった方に対しては、とりあえず心からご冥福を祈りたいし、何も知らない中で勝手な意見を言いたくないですが。
こういう締め括りを実際に書いてしまう、って、どういう感覚の持ち主だったんだろう、と私は率直に思った次第です。

「死人に口なし。」
言い訳がしたくても、彼には言えないわけです。だから。
…私もこれ以上何もいいますまい。
でも。

「死んでお詫びを」という理論は、今の世の中で成り立つわけもなく。
日本の歴史を背中に感じ、自分の意見として美学を全うした、三島の決意ど信念に似たものを、読み取れるわけもなく。

60歳という齢を重ねた国会議員のなりの果てに…批判とか、そういう類の気持ちより、ただ一言「やりきれない…」とつぶやく末端国民の1員である切なさを感じています。

日本はこれからどうなっちゃうのでしょう
というか。
ひょっとしたら世界全体なのかもしれないけれど。



…人間の幸せって何なんだろう。
生きるって、どういうこと?
最近、真面目に考えることです。

宗教にハマっていればよかったのかな、とチラリと思うこともあれば。
(でも。勿論その気は全くなし

哲学者になっていればよかったなぁ…。と半分真剣に思ったりする日々、であります。

春まだ浅し、に逆戻り?

2007-05-29 06:54:07 | フランス(食べ物・飲み物)
今日は朝から、雨が本格的に降ったり、やんだり、のとっても肌寒い1日でした。
9月に出産予定の博士課程の女性が
「寒くて耐えられないわ~!このお腹にあうズボンはこの長さしか買ってないのに。(←七分丈)やっぱり長いの買わなきゃダメかしら。。。」とボヤイていました。

確かに。
マタニティウエア、高い割りにかわいいのは少ない。
1度っきりであれば、買う気は失せるでしょうね。
…日本と違って、近年少しずつ出産率は増えている(2%だったかしら)とはいえ、それほどマタニティウエアが進歩しているようには思えないしねぇ。
(でも。乳母車は、日本に比べてすっごく機能的でバリエーションが多いのは確か!)

いずれにしても、もう暫く、この寒さ(お天気の悪さ)は続くようです。
私的には、ホッ、なのか、ヤレヤレ、なのか…。



さてさて。
今日は思いもかけず、昨日日本から仕事でパリにいらしたお友達とそのお母様と一緒にお夕飯、でありました。
この時期パリに来る、というのは知っていたけれど。
会う時間があるのかもわからなかったから、急遽嬉しいヒトトキを過ごせてとってもハッピー♪

食事をしたのは、パリの唯一の本格お蕎麦やさんY○でした。
…学校の近くだし、よくお店の前は通るけど。
実は一度も行ったことありませんでした。
う~ん、ドキドキ。。。

入店してすぐに2階に通されました。
ふむふむ。
お店の造り、雰囲気、接待。
これは間違いなく、本物の日本料理レストランね



というわけで、写真は、コース料理で出てきた前菜の前、お付だしの盛り合わせです。
目で楽しめる日本料理って、本当にそれだけで美味しく感じるものですね。

それに。
秘かに、心配していた量にも不足は感じず。
お喋りも美味しいお肴となり、大変美味しく最後まで満足していただきました。





またしても。
日本からのお土産まで頂いた上、何だか出世払い状態になってしまったのが心残り。
それに。
今日会って、今後の予定を聞いたら、またゆっくりお話ができる機会が持てるかなぁ、とちょっと期待していたのだけど。やっぱり今回の滞在では難しいみたい。
ま、そりゃそうですね。
そもそも、お仕事で来ているんだし。
思い出してくれただけでも嬉しかった、と思わなくっちゃ。

お天気悪くても、ニッコリ満足の夜を静かに迎えています…。

お天気予報当たっちゃった。。。

2007-05-28 06:45:51 | フランス(食べ物・飲み物)
昨日の、今日に対する心積もりは…。

雨が降る。
従って
「朝1番、近くのマルシェに出かけて、1週間分のお野菜を買い物。そして、お昼ご飯を食べた後、午後図書館で勉強する」
予定でありました。

ところが。
朝、目を覚ますと、昨夜の雨とはうって変わって、ピーカンの青空!
わ~い
これなら午後、シティ・ランに行かれるかも~!

そう思って、俄然心はルンルン♪
即座に、マルシェは諦めることにしました。
午前中は静かに家でお勉強。。。



ところが。
お昼ごはんを食べた後に、窓の外に目をやると。

空はグレー。
。。。。。。

で。やっぱり、というべきか。
1:30には、しっかりした雨が降ってきました。
ざぁざぁ…。

朝のマルシェには行かれず、午後の図書館もやめ、そしてシティランは中止。
なんてついていない1日なのかしらん。
結局、本当になぁんにもしない、どこにもでかけないクスンだ日曜日でありました、シュン



が。ま。
実際、こういう日もあるってことで。
…先日行った、学校の近くのナンチャッテ日本レストランのお話を少ししましょう



最近のウィークデーは毎日、研究室通いです。
ま、表向き「研修中」だから当然のことなんだけど

で。
実は秘かに困っていることがあるのです。
そう。
それはお昼ご飯のこと。

これまでフツーに授業があるときは、よほどのことがない限り(但し昼休みが2時間以上ある場合)、家に帰って昼ご飯を食べていました。
理由1.学食はやっぱりどうも行きたくない
理由2.家に帰れば自分の好きなものが食べられる
理由3.家で食べる分にはかなりチープに抑えられる
…実は理由3が大きな要素だったりするのかもしれないけれど

それが研究室にいると、なかなかできない現状に。
何しろ、20代の奨学生たちは意外とお金持ち。(どうしてかしらん?)
学食にも殆ど行かないけれど、皆で連れ立って近くのレストランで外食…。



マクドナルドやクイックでさえ6ユーロもする最近(=1000円近く!)。
普段のなんでもない昼食にそれだけ払うなんて、正直言って私にとっては無理に近い

かと言って、声をかけられたときに
「私は行かない。家に帰る」と毎日言うこともできず。
それに。
…確かにね、いろいろな情報収集のために皆と一緒に食事に行ったほうがいいのもよくわかっているのです。

というわけで。
行く先が所謂ファーストフード店じゃなく、学食でもない場合、且つ、それほど高くない・ごくフツーのレストランに行く場合のみ、なるだけつきあうようにこころがけています。



で。
実はこの日は、前日の晩の残り物もあったし、家に帰って食べるつもりだったのだけど。
「今日は、すぐ目の前の日本レストランに行くから、一緒に行こうよ!」という風に誘われ。
うぐっ。。。

確かにはいったことないお店だし。(一度後学のため入ってみたかった)
結局、「はいはぁい、一緒にいきまぁ~す!」となったのでした

そういえば去年の夏、このお店改装してたっけ。
というわけで、一応綺麗目の店内。
1:00近くで、既に結構お客さんで賑わっていました。


早速、席について、メニューを眺め。

そう。1番安いメニューがなんと5.9ユーロだったのです。
だって。
5.9ユーロで、普通にお店で食べられるなんて、はっきり言って嬉しい驚き
(パリ。お昼でも10ユーロ以下のレストラン・メニューは少ないものなのです。)
…勿論、日本円に換算してしまうと気分が萎えるので、敢えて考えないようにしますけれど。



私は結局、2番目に安い6.7ユーロのメニューにしました。
それでも、フツーのレストランより随分安い

内容は、「ナンチャッテ日本レストラン」定番のセットメニューで
サラダ、味噌スープ(「お味噌汁」とは間違っても言えない代物)、白飯(これも「ごはん」とは呼べない?)。
それに、メイン。

で、私のオーダーしたセットメニューのメインが写真の「Yakitori4本」。(この時点で、既にサラダと味噌スープは食べ終わっている。そうでないと、メインが出てこないのです!)
左から、牛肉のチーズ巻き、つくね、串焼き牛、焼き鳥、です。

因みに、5.9ユーロメニューは、同様に「Yakitori4本」なのだけれど、串の内容が、つくねと焼き鳥それぞれ2本ずつ。ということになっていました。

…実は。私、この安物タイプのつくねがキライに近いほど好きじゃないので
最低価格メニューを避けた次第、であります。



そして感想は?
ハイ、値段に見合ったお料理だった。
それに。意外に満足しました、というのが率直なところでしょうか。

だって。
お腹は十分にいっぱいになったし。
(一応、食後にはお決まりの、一口中国酒も出てくるし。え?勿論、私は残した皆の分も飲みましたよん♪)
他のレストランに比べたらお値段が嬉しいし。
やっぱり日本人としては、これを日本料理と呼ばれるには困ってしまうけれど(全くの別物!)、それでも変に脂っこい不味いものを食べるより遥かにホッとするのもなのです。

というわけで。
今後も、このお店だったら、たまに一緒に来てもいいかなぁと思ったのでした


一応、連れのフランス人たちは私の反応を興味深そうに見守っていましたが。
ホント、これもありじゃん?って。

ゆっくり、眠りたい。。。

2007-05-27 06:47:11 | フランス(人)
へ~んなお天気!

朝、私の家の周りではチョコッと雨が降ったけれど。
300m先くらい、セーヌ河を渡った向こう側・右岸は結構、乾いてた…。

そして夜。(=見かけは夕方…。8:30近くのお話。)
やっぱりウチの近辺ではがざぁ~っ。。。
ところが。
お買い物に行った、メトロの4駅先では、空とはいえ全然降っていなかった。。。
パリは「山岳地方」じゃないのになぁ…。

なのにまた。明日は、やっぱり雨みたい。。。
…となると、3週続けての雨の日曜日ということ?
ふ~っ。
テンションさがるのも無理ないと思ってしまいます。

まぁね、地球温暖化に対し、真剣に脅えている者としては、今のところ雨模様だと「よかった!涼しくてありがたい」とも思っているのだけれど。
空は青いほうがいい。と、ついブツブツ言ってしまう最近。。。



さてさて。
今晩こそ、ぐっすり・ゆっくり自分のベッドで眠ろう!とほくそ笑んでいるのですが。

またしても、隣の青年宅には二人ばかりうるさそうな(?)お友達が先ほどは訪問してきた模様


音楽のボリュームが既にあがっています。。。
喋る声も、耳を澄ませば内容が聞き取れちゃうかもっていうくらい、大きな声で会話が進んでいる
そして。
段々と、叫び声が大きくなってきたので、ヤレヤレ気分です。



まぁね。
土曜日の晩だし、若いんだし、たまには楽しく弾け飛んでね~!といいたいくらい。
ホント、こんなところで堅いことは言いたくないのだけど。

やっぱり騒音はゴメンだなぁ…。
メロディのある音楽なら、多少大きい音でも構わない。
でも。
頭に響くだけの音楽&どんどんエスカレートしていく「雄叫び」だけは勘弁してほしいな、って思っちゃいます。
…ホント、スゴイんですよ

それに。
どうも、彼らは今、ゲームに興じているらしいんだけど。

負けるか、不利になってくると、「くそっ!」という汚い言葉を男性ソプラノで叫ぶヤツがいる。
(でも。どうも、それは私の隣人本人のような気がする。。。)



もしこの状態が2:00まで続いたら。。。
今日こそは!例えパジャマにバスローブでも羽織って文句言いに行こう!
と一応強気で決心しているうさたろう、なのであります。

合間の一言。。。

2007-05-26 16:45:31 | フランス(人)
土曜の午前中です。。。
一昨晩から2泊、知り合いの日本人女性が家に泊まりました。
…先ほど帰られたので、チョコッと更新します。

正直言って、この狭い、設備もないステュディオに「知り合い」が泊まるのは結構しんどいです。
パリだし、足場は結構いいところで、残念なんだけど。
日本から来る友達にもいつも、1泊程度なら何とかなるけどということで、申し訳ないけれどホテルを取ってもらうようにしています。

今回は、こちらの地方に住んでいる人から久しぶりに電話が入って
「パリに用事があって行くの。ホテル代高いから2泊泊まらせてね!」と。
…こういう風に言われると、パリにいる限り、少々予定していたことがあっても引き受けざるを得ない。

何だか結局後々まで、う~む。。。。。と思ってしまった理由かもしれません。


ま。
とにかく、(お天気悪いけど)今日やることを元気に頑張ります!

ハイッ、今晩ゆっくり更新しま~す!
皆様はよい週末を~!

ぷぅ。。。いいこと降ってこないかな?

2007-05-24 06:51:08 | 日常生活の中で
うううううっ…。

どれもこれも小さなことばかりとはいえ、今日は何だかかなり落ち込みました。
むぅ。
ヒッソリ反省・早ふて寝をすることにします



恥ずかしすぎ!
っていうようなバカな間違い、と、要らぬお節介を午前中からしてしまい赤面、みたいな出来事。
それが今日は3つも重なった…。

それだけではなく。
ついてないことが次から次へと…。



一番ショックだったのは、図書館で(←今日はどうしても読みたい専門書があったので、研究室ではなく図書館に行ったのですが)、パソコンの電源コードの先端に繋いでいた、日本型プラグを欧州用に変えるアダプタをどこかでなくしてしまったこと
あ~ん、どうしよ…。
って。
最後の1つが家の中にはこうしてあったから、まだ大事には到ってないわけですが



そう。
国立図書館で、研究階(?)を利用する際には、自分の荷物を館内専用透明キャリーバッグに移さなければならないのです。

で。
いつものように図書館に到着し、荷物預かり所でバッグを借り、その中に持ってきたパソコンを入れ、別袋にまとめて入れていたコード類もバラして、直接バッグに放り込み…。
引換証をカバンにしまいながら、指定の図書室に歩き出し…。

ふと見ると。
肩からかけた透明バッグから、電源コードの先端が飛びでているのに気がつきました。(←ホント、大雑把な性格なんですよね…私って

気にはなったけど。
予約した席につけば、またすぐにバッグを開けて全部中のものは取り出すわけだし…。

とそのままエスカレーターに乗り、長い廊下を歩き、指定の場所に行って、さぁパソコンを繋げよう!


アダプタがない!

これがないと電源に繋げられないのですっ!

大慌てに自分の通ってきた道を戻ってみましたが。
見つからない…。
ふぇ~ん


やっぱりついてない!と思った日には、極力注意深い選択をするべきなのかなぁ…。




いずれにしても、今こうして帰って来て使っているのは、私の持っている最後のアダプタなのです。
渡仏時には4つばかり持ってきたのに…。

1度は旅行中滞在先に忘れ、次には、とある日本人に半ば脅迫的(?)に持って行かれ。。。
残りは2個しかなかった、というのに。



これって結構、日本からの電気文房具(???)を持ってきている私としては由々しき問題なのです。

またなくしたときのことやら、実際2個ないと不便なこともあり、買っておきたい!と思うのですが。

どこに売っているんだろう…。

日本食材屋さん?
まさか、ね。
デパートの旅行用品売り場かしら?
…日本に帰ったとき、買って来ておくべきだった、と半年近く前のことを悩む晩なのでありました。




うぉ~っ
明日は今日の分も含めて、楽しい日にしたいものですっ


独り言:日光のあるうちに写真を撮るの忘れてたっ!明日こそ、と思っております…。

ささやかな娯楽で、いい気分♪

2007-05-23 07:28:58 | フランス(余暇・習慣)
「全世界に先駆け、公開前上映!」とあんなに大々的に謳われちゃったら、もう観にいくしかありませんよね♪

…そう。ブログに書いたことはなかったと思うのですが。
じゃ~ぁん、ここでカミング・アウト
なぁんちゃって。多数派だから、そうは言わないのか…。

うふっ。何を隠そう、実は私、ジョニデの大ファン!なのですよん♪
今、一番好きな俳優さんは?と聞かれたら、勿論迷わず答えます。(っていうか、次点がいない…)

で。
しかも、その中で最もお気に入り映画「パイレーツ・オブ・カリビアン」の第三弾が、ここフランス全土で先行上映として、今夜見られる、というわけで。

いえ、ほんとは何も慌てていかなくてもいいじゃないか、と思っていたけれど。
何の気なしに映画情報を検索してみると、やっぱり上映時間は3時間近く(2時間40~50分)もある。
明日の夜はヤボ用、明後日・明々後日は人が来るし。
かといって昼間にこんなに時間を費やせないし。
土・日の夜に一人で人気映画を見に行くのもねぇ…。

よしっそれならやっぱり今晩しかない!と急遽思い立って、早めの晩御飯を食べていそいそ、家の近くの(地下鉄に乗って行くけど。家を出てから15分程度で着いてしまう)20:00から上映という映画館に向かいました。
…あんまり混んでいたら、やめて帰ってこようと思いながら。

が着いたら、まさに20:00。
既に列はなく、切符係りのおねえさんにせかされて小走りで会場に。

と、場内はやっぱりというか、かなり混んでいるのは確か。
サイドの席も結構埋まってましたから。
7割がたの客の入りくらいだったかな。
…とにかく慌てて、どこでもいいや、と前から5列目の端っこに座って数秒後には半暗闇になって、広告が始まりました。

ヤレヤレ。
少し、落ち着いて周りを見回すと。

思ったより、年齢層が低い!のにちょっとビックリ
多分、フランス語吹き替え版の映画館に行ったからなのかもしれません。(ジョニデの魅力のためにはやっぱりオリジナル版に行かなきゃねぇ…という大人が多いのでしょう。と勝手に思っています)
そして。明日が水曜日。
つまり、中学生・小学生はお休みの日だから、夜更かしをしてもいいってことかしらん?

が。
大人は?
付き添いがいなくて平気なのか、心配になるほど小さい生徒(こちらでは少なくとも小学生は決して一人では外出させない、はず)が集団でいたり。





映画自体は、うん、私にとっては勿論とっても面白かった!満足です
…途中、何となくジョニデの登場時間が少ないような、いつもより影が薄いような気もしましたが。
とにかく最後の終わり方が、スンゴク!良かったぁ(←私の好み!)
というわけで、ルンルン気分で帰宅し、シャワーを浴びて、一杯飲み始めてしまったところ、というわけなのであります


…前のほうに座ってしまったので、他の観客層をイマイチ掴めてなかったので、映画館を出るときに周りの人たちを何気なく観察してみました。
最初の印象より、大学生カップル的な人たちも結構多かったかも…。
それに。
小さい子供たちには、やっぱり連れの親がちゃぁんといました。ホッ…。
でも。
私の前の列に座っていた小学生か中学生かと迷うような男の子たち10人くらいの集団には大人がいなかったなぁ。
何だか心配…と思ったけれど。
多分、親が迎えに来るのでしょう。

しかし。
終映時間は11:00。
これって日本じゃあまりないことですよね、フツーの日のそんな時間に子供がたくさん外にいるって。
なぁんてことを思いながら、家路についたのでした。

それと。
どうしても解せないシーンで(もちろんこれは元々がありえないお話しなので。そういう意味では別に何とも思わないのですが。ネタバレにならないように気をつけて発言するとして→…恋人たちのキスシーンがありえない状況設定過ぎ!そんなことする暇あったらしっかり○○○ってよ!と、疲れた大人は突っ込みたくなったんだけど)、拍手が起きたのには思わず微笑えまされました。


ま、私も今晩はこのまま楽しい気持ちで眠れそうです。ジョニデが夢の中に出てきたら嬉しいなぁ…
んな訳ないか。

朝からビックリ涙目…

2007-05-22 06:38:57 | 日常生活の中で
今日、ここで話題にしようとしているのは、朝1番に起こった(?)ことなのだけど。
…普段だったら、朝のことなんてすぐに忘れて、結局更新時には違うことを書いてしまうだろうに。
あまりに強烈な思い出(?)なので、(今日は結構書きたいことがたくさんなのに、)「初志貫徹」で、とりあげることができそうです。

何の話かって。
世にもマズイ、ドリンクのお話し。
…なぁんて言ったら、頂いた人に申し訳ないのですが




そ。
日本のGW時期に友達が親孝行としてパリに旅行に来た話は、ブログにも書きました。
で、その際、妹さん夫婦もこちらで合流した、と。

というのは、彼らは現在中国在住なんですね。
…聞くところによると、その妹さん-中国語も英語もできる-が中国でフリーランス的にお仕事をしていたオフィスのビルに、政府機関の駐在として日本から派遣された男性が、今の旦那様なんだそうです。
まだお子さんもないし、彼らの楽しみは、目下旅行だとか。

で。パリで一家が合流したわけですが。
…パリでは、多分変なガイド(?)がついて回る、と聞いていたのでしょうね。
気を使ってくださって、中国土産を私にまで持ってきてくれました。

お茶と、何やらドリンク剤。
…何もしてないのに、恐縮しきりでしたが、折角持ってきてくださったので、遠慮せずにいただいてきておりました。



で。今朝の話し。
昨夜寝不足だったこともあり、今日は月曜日だし、よしっ気合でもいれようと、冷蔵庫にいれておいた、その中国名産(?)ドリンク剤なるものを試そう、と、思いつきました。

一見、高麗人参酒かと思ったのですが(パッケージは濃いオレンジ色。高級感も漂う)、どうやら「お酒」という字や「人参」という字は見当たらない
含有物(配料、と書いてある)として4品目ばかり表示してあって、順番に「水、糯米、蜂蜜」という字をみつけ、ふむふむ、これは死ぬほど甘い強精剤なんだろうな、と勝手に想像していました。

とにかく、とっても小さな茶色のガラスの瓶に液体が入っています。
所謂、アンプル剤ドリンクで、内容量はたったの10cc。=ほんの1口ですよね。
でもって。それが6本入っている小箱が、さらにに箱4つ入っていました。(=合計24本)


で。
今朝、食事の前に、軽い気持ちで蓋を開け(蓋もとても丁寧に出来てました。きっとこれ中国では高級品なんだろうな…)、でも「多分おいしくはない」と覚悟をし、一気に飲むつもりが。
上を向いて、口内に2・3滴垂らしただけで…。
あまりの衝撃の味に、びっくり、姿勢を正してしまいました

「ゴックン…」、、、。。。

まっ、まず~っ!!!!! 
何これ?まず過ぎる。。。

ホント、2・3滴でもう十二分。
これ以上飲むなんてムリ、無理、むりぃ!
絶対無理っ!

というくらい強烈なのです。
…甘いっていうか、半端じゃない刺激味
要は酸味なのだと思うけど、とにかく臭いし。。。
本当に涙目になってしまいました。

捨ててしまおうか…。
でも。
折角下さったんだし。
多分、健康にはスッゴクいい飲み物なんだろうなぁ。。。

そう考えても、暫し躊躇。
…こんなまずい飲み物、生まれて初めてかも。というくらいのインパクト
鼻をつまむと、飲み下せないし、とにかく1気に飲まないことには。

が、とっても小さな瓶だから、上を向いてポタポタ落とすことしかできないわけで。
朝から、もうホント、タイヘンな試練を味わった気がしました…。



これを毎日飲み続ければ、多分、一気に健康になるのかもしれないけれど。
そんなことを課したら、朝起きるのが毎日辛くなりそう
想像しただけで、気持ちが萎えてしまいます。

どうにか、この味に不感症になって飲める方法はないものかしらん?
何かで薄めるとか、という案もありそうだけど。
とにかく、味が薄まっても飲む量が増える、時間も増えると思うだけで、やる気がしません。
一旦、コップに移しかえて、一気に喉におしこむのが得策か。。。

って。
多分明日の朝は飲みません。。。
ぜいぜい、2日置きかなぁ。
でも。早く終わらせたいし…。
…冷蔵庫を開ける度に、オレンジ色が目に付いて暗い気持ちになるのでした。



ところで。
今パッケージを改めて見直したら、含有物の4つ目の表示は、「食用○」と書いてある。
この○の字が、中国簡体字で読めないけれど。これがきっと曲者なんだろうなぁ

だって、水、糯米、蜂蜜。。。
それだけだったら、結構美味しそうですよねぇ。。。
ふ~っ。

…因みに、謳い文句は「喝恒順香酢(←最後の文字、漢字変換で出てこないのですが。昔の酢酸の「酢」の字。つまり、「酉」に「昔」。)、走健康之路」と書いてあります。
やっぱり、酢だってことなんでしょうね。

だとしても。昔、黒酢とか生で飲んでいた時期もあるから慣れているはずなんだけど。
これは、ちょっと御免蒙りたい。。。というくらいの代物なのであります。
…何方か、これが何か、そして何に効くのか知っている人がいらしたら教えてください。



注:今日の写真は、一昨日のミュゼでの1枚。棚の下のほうに目立たなく飾ってあって…写真も綺麗に撮れなかったけど、一目惚れして暫しウットリ。バカラの水差しでした。やっぱり一流のものはやっぱり何か違いますね…。ずっと行きたいと思って未だ実現していないバカラ美術館も、必ずや近々行かなくては!と決心させられたのでした。

夜の美術鑑賞

2007-05-21 08:31:21 | フランス(余暇・習慣)
ほぉんと!冴えません、そうお天気。
朝起きても雨、昼過ぎに、あ、止んだのかなぁ?と思ったけど。
またいつしか雨の音が…。

ふ~っ。
何か特別な用事があるわけでもないけど、気分がスキッとしません。
まぁね、昨年の今頃は試験前で焦りまくっていた毎日ということを思い起こせば、今年は静かな毎日。
自分としては、耐えやすい環境なのかもしれません。



って。
ここまで書いた所で、いきなり大きな邪魔が入ってしまいました。
となると、俄然書く意欲を失くす、うさたろう

というのも、明日の朝は大っ嫌いなコインランドリーに行くつもりの朝なので、早めに寝ようと思っていたのです。
…普段は目が覚めると少々寝不足でもすぐに起き上がれる体質なのが、嫌なことが控えていると思うだけでまるで小さな子供のようにベッドの中でぐずぐずしたくなるここ最近のお年頃(???)。
やっぱり火曜日の朝にしちゃおっかなぁ。


って。
そんなのはどうでもよくって。
今日私は何を書こうと思っていたんだっけ?
というのが、邪魔のお蔭ですっかり頭から抜けちゃいました

う~ん。昨日の続き?
いや、違う。。。
悶々。
思い出さない…。

今日の出来事の1つ?
ううん、多分、それもなさそう。
だとすると、何かをキッカケにツラツラ考えたこと?

むぅ。全然思い出せない。
ま、いっか。
じゃ、昨日の続きをやっぱり少し書くことにしましょっと。
(って。そういえば昨晩、続き書くって予告までしていたのでしたね、ポリポリ。今日はその気分じゃないんだけれど…。)


そう。
何が昨日そんなにも楽しかったって。
純粋に、美術館そのものが私の好みにあった、ってこと。
それが1番、楽しく感じた理由かもしれません。



ところで。私は、批評とかは全くできないけれど、絵を見るのがすっごく大好きです。
だから、絵を見ることを目的として行く、美術館は文句なしに好き
でもって、絵はできれば風景画がいいなぁ。
だから、基本的には現代抽象画系じゃないほうがいいです。
とにかく、自分で絵の内容の理解が出来る絵、とでもいいますか…。(ごくたまに、好きな抽象画も好きになるけれど。そういえば、カデンスキーとか結構好きですね。

で。
次に、見るのが好きな部類とは(たぶん)使える(つまり置物じゃないってこと)美術工芸品系。
ガラス細工のものや、とりわけ宝石類は、本当に目がキラキラしちゃいます
見ているだけで、心がウキウキ。時間をすぐに忘れてしまいます。
…自分が身につけることは、殆どないくせに、ね。
ま、却ってその反動(=夢)なのかもしれないけれど。

で。
それだけじゃなく、昔の生活用品・調度品 -陶器の食器類、木製の工具、家のランプなど-、これらもすっごく見るのが好きです。
だから、日本の民芸博物館なども行くとすぐ楽しめちゃう。

あ、そういえば。
全然違う分野だけど、科学技術博物館の類も好き。
だから、ヴィレットの博物館はちょっと遠いけど好きだなぁ…。
でも。
久しく行ってません。
また行きたいなぁ…。
ただ、この手の博物館は、趣味が合う連れがあったほうが、格段に楽しさが増える気がします。


って。話しがドンドンそれていました
…昨晩行った装飾芸術博物館の話しでしたね。
そう、ここはルーブルの隣(建物は続いている)で、その中でも普段は分かれているのだろうけど、モード・織物博物館と繋がっていて、その両方に行き来ができたようです。

建物自体がやっぱり立派!
そして展示品が本当に面白い!

椅子などの調度品が各階ごと年代別に展示されていたり、宝石や、モード系の過去の広告展示、はたまたゴルチェのファッション部屋(?)などがあって、本当にどれもこれも大変楽しめるものばかりでした。

しかも。
混んでいるといっても、充分、ゆっくり1つ1つを自分のペースで楽しむことができる範囲。
更には、学芸員さん(?)が1フロアに1人くらい常駐していて、いろいろ専門的な質問に答えてくれる。

…知らないのと何かしら基礎知識をもって見るのとでは面白さも差が出てくるもので。
結構シャイな私ですが、昨日は結構、いろいろ質問させてもらったりして、しっかり楽しみ倍増させてもらいました。

ここはでも。無料じゃなくても、文句なしに見る価値が十分あったなぁ。
またいずれ来たいなぁとしみじみ思わされた美術館でありました。
(って。あくまで好みの問題で。私は上↑に書いたように、こういう工芸品類がすごく好きなのです。)



というわけで。
昨日はその後、他の美術館を回るつもりだったのはとりやめ。
だって、時間が思ったより遅かっただけじゃなく、ふと気がついたら足もかなりお疲れ状態だったんですもん。
そういえば、エレベータではなく、階段も結構使ったし。
例によって途中で
「やっぱりあれをもう1回見納めしてこよう」と思いなおして、一度見た展示室に戻ったり。なんてことをしていたものだから。余計に…。


とにかく。お蔭で、心がスッカリ満たされた気がしました。
それに。
夜、1日の終わりに美術館を鑑賞するのっていいもんですね。
帰ったら、せいぜい食べて、寝るだけだし。

…普段でも、曜日を限って夜間開館をやっている美術館も結構あるので(因みにルーブル美術館は水・金22:00まで。オルセー美術館は木曜日・21:45まで。オランジュリー美術館は金曜日・21:00まで)、入館料も少し割引になるし、たまにはこういう夕べを過ごして帰宅するのもいいかもな、と思ったのでした。
…ところで。日本って、こういう夜間開館しているところってあるんでしたっけ?

独り遊び、土曜日の夜

2007-05-20 06:50:56 | フランス(余暇・習慣)
あ~、面白かった
久々の一人遊び大ヒットバージョン(?)、です。

しかし。もっと早い時間からでかけるべきだったなぁ…。


そ。昨日予告したように(?)、今日は年に一度の「博物館・美術館の夕べ」。
去年は仲良しの日本人の友達と行ったのよね~、とその時のことを、かなり遠い昔のように思い出します



今回はどこに行こう?
とにかく、月1無料で行かれるところ以外(つまり私立)の美術館がいいなぁ。
そうだ!
前々からいつか行こうと思っていたルーブルと目と鼻の先、「装飾芸術博物館」はどうかしら。



どうせ、一人だし、と言う思いもあって、お夕飯を早めに食べて、8:30過ぎに到着しました。

あ。因みに、この「夕べ」とは、かなりの数の博物館・美術館が夜も開館するだけでなく(大抵、18:00~23:00或いは、24:00)、なんと入館料は無料。
しかも、様々な特別イベントも考えられている…
という、実にオイシイ企画なのでありますっ。
…ホント、こういうところフランス(というか。これはヨーロッパの試みの1つですが)って素敵


で。
話しは戻りますが

美術館に着いたときには、案の定、列があったけれど、5分も待たずに中に入ることが出来ました。




そして。
すっかり楽しんでしまい、美術館を出てふと時計を見ると10:40
…本当は3館回るつもりだったのに

従って、足も疲れて、結局家路を目指してしまいました。
そのくせ。
とっても満足したついでに、近くのビア・バーについふらふら~と寄って、1杯飲んできちゃいました
たまにはいいよね、こういう自分だけの贅沢も。と言い訳しつつ


というわけで。
実はもう眠たいモードなのです
…今日はこれにて。(何て唐突な。。。)

いえ、あの。。。明日、また続きというか、補足を書きたいと思っていますが。
とにかくシャワーが私を呼んでいる!行かなくっちゃ!…

ふ~っ。。。溜息つくのも健康にはいい、って言うけれど。

2007-05-19 06:04:11 | Weblog
最近、日本はホントやるせない事件が多いですね。
…と言っても、すぐチェックし損ねるから、知らないニュースも多いのですが



1ヶ月前の長崎市長の射殺事件、そして今回の愛知の立て篭もり事件といい、日本で拳銃による死者が、しかも普段静かな街で出るなんて。
暗澹たる思いに駆られます。

特に。
今回亡くなった巡査部長。前途有望な、若干23歳。お子さんはたったの10ヶ月…。

何の因果も無い人が、50歳という、いい歳をした大人の手にかかり、職務の遂行中に命を奪われなければならないなんて。
暫し、涙を禁じえませんでした。


長崎市長を撃った犯人も60歳近くでしたよね…。
分別を十分に持って社会に貢献しているべき歳。
…彼らが子供の頃は、戦争も終わり、今より慌しくなく、かといって便利過ぎず、平和でマトモな時代だったはず。
なのに。
こんな大人が出来てしまったのですね。。。

…確かに、私は御蔭さまで元気に生きている。そして、幸い直接には何の関係もない。
でも。
そんな一庶民のつぶやきではあるけれど。
やりきれません。。。堪えきれないほどの重さを感じる悲しみをどこにぶつけていいのやら…。



それに。
「また」起きてしまった、母親殺し。
「誰でもいいから殺したかった」。

絶句。。。
どんなに突き止めようとしても、どうしたって分からない深層心理。
しかも、身体を切断する、という行為…。
どうしてそういうことを実際に行う人間が、例え突然変異にしても、実在してしまう世の中なんだろう。。。




考えたって、何にもならないのはよくわかっているけれど。
…外国に暮らしていても、祖国の事件に思いっきりヘタリます





って。
折角のウィークエンド、気持ちを切り替えて、十分気分転換をしたいです。
やっぱりお休みってだぁ~い好き!(ただの怠け者、です、ハイ

が。
ふぇ~ん。
またしても。楽しみにしていた明日の予定がドタキャンになってしまいました

いいもん、いいもん。
どうせ勉強もしなくちゃいけないし、やらなきゃいけない雑用がたくさん溜まっているんだもん。

これはチャンスだ!と思って、静かに家で…。
と思いきや。
そうそう。
明日は「博物館・美術館の夕べ」の日なのでした
従って、夜ブラブラ出かけるつもり、いえ、もとい予定があったのでした。
日曜日は半日は遊びたいし、ね。
さぁ、その前にやるべきことをきちんと済ませておくために今日は早寝だ!エイエイオーっ!?



しかし。

例によって(?)。
たった今、お隣さんがお友達と一緒に「飲み物」持参で帰宅したのが聞こえました…。
まさか、夜中騒がないよね?ね?

…夜更かしは、結局次の日、倍損するから好きではありません。
とりわけ、隣人の騒音で無理矢理、っていうのは勘弁です。
オニイサン!そこんとこ、配慮頼みますよっ!




注:最近、ずっと!お天気が悪いので写真を撮る機会に全然恵まれません。というわけで。随分前に撮っていた花の写真でも…。ないより、マシかな、と思って。。。

楽しいランチタイム!

2007-05-18 05:55:15 | フランス(食べ物・飲み物)
今日は祝日。12:00に、ルーブル美術館に近い日系中華食堂(?)「ひ○ま」で日本人のお友達と待ち合わせ。

日本から戻ってきたばかりの彼女、体調が思わしくないとのことなのに、私へのお土産(!!!)の賞味期限が心配…という何とも申し訳ない理由で、急に会うことになったのでした。

お友達とご飯が食べられる、という嬉しさに加え、このお店は初体験。ワクワク。

所謂「パリの日本人通り」というところに、このお店の1号店があるのですが。
そこにも入ったことはなかったんですよね。
…他の日本人の友達から「結構、餃子がいけるし(←焼き餃子大好物!)、どれも量がたっぷりよ!」と聞いていたので、いずれ足を運びたいと思っていたのでした。

で。12:00に入店。
店内、広~い!
それに。
1号店の見かけからは想像もできないくらい、この新しい2号店は落ち着いた感じ。
…まだ休日のお昼には早い時間帯だったのか、お客さんは殆どいない中、2人席に案内されました。

何、食べよっかなぁ♪

でも。「餃子」という言葉が頭から離れません。
うん!やっぱり、王道「餃子にラーメン」セットにしよう

…何だか、お腹をすかせたサラリーマン親父か、体育会系学生みたいだけど
で。飲み物は…っと。
全く飲まない彼女に「気にしないで飲んでね!」という優しい言葉を即座にかけられ、ビール♪をチョイスしたのは言うまでもありませぬ

だって。
私にとって食べるということは生きていく中でとっても楽しみなうえに、それをこうして誰かと一緒に食べられる!となると、わ~い!お祝いっ、ってな気分で、食事を更に美味しくするアルコールは必須アイテム!



注文してほどなく、餃子(思ったより小ぶり)とラーメン(しっかり量あり!)が到着。
彼女が頼んだチャーハンもやってきました。
これも美味しそうだし、量もたっぷり。

では。
いっただきま~す!

話に夢中になりながらも、食べることにも集中。
しっかり全部食べ終わりました

が。体調がやっぱり優れないのか、少食なのか。
彼女は、ここのチャーハンは好物!というのを半分近くも残している…。

「もし良かったら食べる?」
はいはぁい、喜んで!
というわけで、結局それを全部食べてしまうことに
しかも。そうなると、ビールが足りずにこれまた追加。。。
中国人のお兄さんに、「え?二本目?いいねぇ」と言われながらも。

で。
すっかり食べつくし、それでも話しは留まることをしりません。
…ふと気がつくと、あんなに広かった店内がお客さんで満杯になり、列までできていたのが。
その2回転ばかりしたピークも過ぎたのか、周りはのんびりまったりムード。

「もう1回、何か飲み物でも頼めば大丈夫よ」という彼女の言葉に、「じゃ、もう1本ビール!」
というわけで、3本目のビール。(って小瓶ですからねっ!そんなに多くないです…)


そして。次に、「あれ?」と気がついて時計を見たら。
なんと4:00!
ひえっ~
てっきりまだ2:30くらいだと思ってた…。
しかも。
こういう食堂系のお店で何と4時間!!!
これってお店のほうとしても新記録客じゃないかしら?
結構大慌てにお店を後にしたのでした。

体調万全じゃないという彼女をそんなにも引きとめ、更には、日本からのお土産までもいただき。
その上、ビール3本も飲んだのに、全部払ってもらっちゃって、恐縮いっぱい、でもお腹大満足、楽しさ気分充満で帰宅したうさたろう、だったのでした。




…何だか。最近貧乏学生ということで、いろんな人にご馳走していただいちゃっているような。
いいのかなぁ…。
そういう方には、いずれは「出世払い」で恩返しをしたい、と思っているのですが。
ドンドンその出世払いが増えています。

実現するには、う~んと稼げるようにならなきゃいけないんだけど…。
一体いつになるのやら。
というか、そんなときが本当にくるのか?

何とも心細いけど。
ま、今はマイナス面は何も考えずに、目の前の自分に出来ることを頑張ります、ハイっ!

さぁて、今週ももう1日頑張りましょっ、と。

お夕飯を食べたい…けれど。

2007-05-17 04:56:45 | フランス(人)
お昼ごはんを沢山食べるのって、必ずやダイエットになるんじゃないかしら。
と、改めてしみじみ感じている夜、なのであります。


そう。
今日は未だに全然お腹が空かない…。
食べるのが好きな私としては、悲しいくらい、にです。
参ったなぁ…。

って。
抜けばいいのでしょうけど。
そんなことしたら「いつお腹が空いて起きてしまうか?」ということが気になって眠れないのは目に見えています。
何とかしてお夕飯食べなきゃねぇ。。。

が。
こういうときは料理する気も殆どないに等しいわけで。
…おうどんでも茹でて、さらっと食べますか。
それとも、肉まんでも蒸かそうかしら。
でも。
おかずは?
う~ん…思い浮かばない。。。

それでは、もうちょっとお腹が空くまで待ちましょう
というわけでブログ更新、です。


今日のランチ、一体何をどこで食べたかって?
あ、全然変わり映えありませぬ
そ、例によって、学校の近くのいつものフレンチ食堂(?)で、です。
珍しく(というより初めて?)、連れの男性陣が「メイン+デザート」ではなく「前菜+メイン」というチョイスをしていたのにあやかり、私も大喜びで「前菜+メイン」をオーダー。(←もう一人の女性は、「メイン+デザート」です、勿論。)

しかし。
取り合わせを間違った…。
前菜に、彼らはニシンの酢漬け(←これが大好物なんですって!へぇ~、って。私は思ってしまいました。)を頼んでいたのですが、私は珍しくアンダルシア風ガスパッチョ(←冷たいトマトスープ)。

実は、余程美味しいってわかっていない限り、基本的にスープを前菜に頼まないのですが。
このメンバーでは、お昼からワインが飲めるわけではないしなぁ…ということで(←飲めるときには、アルコール以外の液体は極力避けてしまう私。。。)
鴨のテリーヌと迷った挙句、スープのほうがさっぱりしている、と思って選んだのでした。

が。
運ばれてきたスープを見て…
!!!
量が半端じゃない。

私のイメージでは、小振りのワイングラス程度の大きさだったのに。
所謂、オニオングラタンスープ皿に、並々と。

スプーンですくって一口飲んでみると。
美味しい、ホントよく出来てる

でも。
すっごい味がしっかり、そしてボリューム感。。。。。

こんなに味の濃いものたくさん食べられないよ~

2口目で涙が出そうになりました。
別に玉ねぎのせいじゃないけれど…

勿論ね、残せばいいのでしょうけど。
基本的に、余程のことがない限り頼んだものは残さない主義の私。
パンを助けに求め、会話にも口を挟まず、只管スープを飲むことに神経を集中。
何とか飲み干したのでした、ホッ。よくやった!

が。
後悔しましたね~。
何せ、メインに頼んだもの、実は「ブーダン・ノワール」(豚の血のソーセージ)だったのです。

この「とってもフレンチなお料理」、少し食べる分には、大変美味で大~好き

なのに、家では決して扱わない食べ物(←なんか怖いのです。これも以前ブログに書いたように、要は私にとって一人で冷蔵庫から出せない・口に運べない食べ物の1種みたい。買ってきて焼くだけ、という簡単なものなんですけどねぇ。。。)なので、こういう機会に食べましょ!と思って頼んだわけですが。

前菜で、胃の半分以上が埋まってしまった私には、このクセのある食べ物が果たして食べ尽くせるか…。

と不安に思い始めたところに、そのメインのお皿が出てきました。

!!!
大き過ぎない?これって。

何しろ、長さが15cmくらいはありそうな黒々としたプリプリっのブーダン。
それに、”2種類のりんごの付けあわせ”ならぬ、半分の蒸して焼いたリンゴ(=ポンム)とソテーされたジャガイモ(フランス語で、「地面になるリンゴ」ポンム・ド・テール)がお皿イッパイに。

思わず人知れず涙目に。。。

いえっ!でも食べますよっ!
だって、自分が頼んだんだもの





ハイ。
もちろん、とっても美味しかったです。
でも、最初の何口か…。しか美味しさは感じられませんでした

後は、只管食べ終わることのみに注力。
皆の会話すら耳に入りませぬ。

それなのに。
ふと気がつくと、流石フランス人。
他のブーダンを頼んだ皆は、あっという間に食べ終わっていました。
…私のブーダンはまだ半分にも行き着かず

そこで、思わずにフフッとにやけてしまった私。

「どうしたの?」
「これが、もし夜でワインが飲めたらな~、どんなに嬉しいだろうなぁって思って。」

そんな回答に、他の人たちはポカン?
そりゃそうかもしれませんね。

でも。
私としては正直、こういうシッカリしたお食事は夜に限る、しかも、美味しいワインがどうしたって必要!
という価値観?味覚感?なヤツでありまして。(でも。ホント、ワインって食欲増進剤ですよねっ!)

ホント、ピッタリのワインさえあればねぇ、至福の時になったはずが。
結構、「試練の時間」でございました



しかし。
流石に、パンでお皿をさらうことはできませんでしたが。
何とか、見た目には「食べきった!」。
よくやった、うさたろう


というわけで。
今日の午後は、あんまり勉強が捗りませんでした、とさ。ポリポリ



ま。
明日は休日だしね(わ~い!)、今日の分、家で静かに集中して頑張りますか…。
って。
そ。何の予定もなかったはずが、実は急に嬉しいランデブーが入ったので、ウキウキ気分なのです。
お天気はイマイチ、なんですけどね。
↑これは全て行いの悪い猿子のせいさっ!(←今日、正式に新大統領が就任しました。)

己の好みを知る

2007-05-16 05:30:31 | フランス(食べ物・飲み物)
今日、例によっておつまみの枝豆を茹でているときに。
…すっかり忘れていたのがいけなのですが。
いきなり、「ボン!」という大きな爆発音が。

きゃっ!何が起きたの?
と慌てて電気コンロに近寄ってみると。
近くにおいてあった、ペットボトルの料理酒が原因。
熱によって膨張したアルコール蒸気のせいで蓋が思いっきり吹き飛び、倒れていたのでした。(開封したばかりの大事な料理酒、大分無駄をしてしまった。。。)

でも。
ほっほぅ~
…大昔に習った物理の原理を、目の当たりに確かめられたようで何だか嬉しくなりました。



さてさて。
またしても話は180度飛びます

…大学の研究室というところは、一種オフィスみたいなものなんですね。
(日本の場合は、更にいろいろ整っていて、きちんと生活が出来るようになっているらしいですが…。)
湯沸かし器が備え付けてあって、好きなときにお茶やコーヒーなどを入れて飲んでいます。

そして。
その、お供というわけか。
いつもお菓子類が絶えません。
と言っても。
フランスだし、学校だし、出張などもあまりないわけで。
テキトーに季節のものやら、自分が食べたいスーパーの駄菓子などを買ってきて皆のものとして置いている、という感じ。

…そもそも間食はしない&甘い物にとりわけ食指が動かない私としては、買うのはすぐ忘れるわけですが、珍しく最近もらいものが多かったのでこれ幸いとそういったものを持参していました。
例えば、エープリールフールの魚型タルト、イースターの時の卵型ショコラ、モン・サンミッシェルに行った折の塩キャラメルなど。
いつも好評で、それはそれで、会社にいたときにお土産魔(?)だった私としては、そんな気持ちを思い出して嬉しかったり…。

ところで。
こちらは男性もすごく甘いものが好きで、それを隠さない、という話を前にも書いたと思いますが。
この研究室のチーフ(?)のような20代の男性も大の甘党。
で、お母さんが買ってきてくれたという、地元のお菓子(彼はパリの郊外に両親と共に住んでいます)などをよく差し入れに持ってきます。

で、私が自らお菓子に手を出さないのを知っているのか(一応居候として気が引けますしね)、必ずといっていいくらい、一番最初に私に「どう?食べたことある?これとっても美味しいんだよ!」と勧めてくれるのです。

これは会社にいるときからのくせで、お調子者の私は勧められたものは決して断れない。
満面の笑顔で、例え好きじゃないものでもグッと飲み込みあっという間に食べ尽し、「わぁ、美味しい!」と言ってしまうのです
(あ。でも。別にこれは嘘をついているわけではありません。大体そういう風に勧めてくださるものは「美味しさ」としてはきちんと「美味しい」のです。ただ、自分が、欲しているか否か、という問題で…)。
で、更に勧められる、という悪循環に陥ったりするわけですが。

性格というのはナカナカ変わらないもので。
勿論、研究室でもいつでもどこでも「喜んでいただきま~す!」となるのです。

しかしねぇ…。
このフランスのオーソドックスなお菓子とやら。
あまり好きじゃない分野のお菓子が多いのですよ

例えば、この間はメレンゲ。
パン屋さんのお菓子部門には必ずと言っていいくらい置いてあるものですが。
…こんなもの買う人がいるのかなぁと私はいつも眺めていたのでしたが。
それが目の前にど~ん
「どう?食べてごらん、美味しいよ~!」

要はですね、卵白にお砂糖を入れて泡立てて(着色料と香料をいれて)、オーブンで焼いたそのものって感じのお菓子。
すっごい大きいのです。(クロワッサンより大きいくらいの。)
私にしてみるとただの砂糖の塊。甘いだけ…。
しかも、卵白…。

またある日は、死にそうに甘いプラリネ・チョコレート。
そして、今日は、巨大伝統(?)ナッツヌガー。。。

このヌガーも、確かに日本で食べるのより素朴で美味しい気がしましたが。
砂糖の塊がヌチャヌチャしているだけのような…(すみませぬ、好物の方。。。)



で。
そんなことを家に帰って思い出していて、ハタと今頃気づきました。
私の具体的な食べ物の好みが何ぞや、ってことに。

そ。
基本的には好き嫌いはないし、何でも美味しくいただくのですが。
やっぱり大好きなものと、イマイチ積極的に手が伸びないもの、との差があって。

そのイマイチ系…というのは、大体、ニュルニュル、フニュフニュ系なんですね。
例えば、鳥の皮とか、肉の脂身、ハンペン、美味しくないカマボコなどなど。

これは単なる食感の問題か、とこれまでは思っていたのですが。
それだけではないのですね。
目から鱗!ここにも私の飽きっぽい性格がでていたのかなぁ、と。

つまり、同じ味と食感が最初(=食いっきり)っから最後(=飲み込む瞬間)まで続くものが比較的ダメなんだ、ってことです。
つまり、噛み切って、食べているうちに食感にしても味にしても変化するものが好きみたいです。

考えてみれば、このニュルニュル、フニュフニュ系っていうのは、味の沁みこみかたも均一的になるものだし、かけらが大きかろうが小さかろうが基本的に食感は変わらないわけです。
勿論、こういう不偏的なほうがずっと好き、美味しい、という人もいらっしゃるでしょうし。
…ただ私は、それとは逆なんだ、ってことに気づいたのでありました。

例えば、あんまり食べませんがケーキの中でも好きなのはミル・フィーユ(フランス語発音では、くれぐれも「ミル・フォイユ」にしてくださいね!という話も以前書きましたっけ。)。これって、パイのサクサクっというのと、カスタードクリームが、最初バラバラで、食べている間にハーモニーが作り出していく味の変化が楽しめるわけです。
勿論、それとともに食感も変わっていくし。


ハンペンはむぅ…だけど、豆腐やトコロテンは大好き。
つまり、醤油の味が最初はするけど、それが噛むことに寄ってドンドン変わっていく、みたいな?
食感も違ってくるでしょ?

大抵の女性が好きという、お好み焼きなどもさして好みではなく、できれば会席料理、いえいえお惣菜屋でいろいろつまみながら飲む(←オイオイ。結局はそこにくるかぁ?)のが好きなのも、何だか自分で妙に納得がいったのでした。
…そう、今日のヌガーの思い出しながら。



因みに私が持っていった、モン・サンミッシェル名物(?)塩キャラメルもフランス人には大好評でしたが。
私はドウモ…でしたねぇ
後学のために1個で十二分。
だって。最初っから最後までやっぱり味も食感も同じなんだもの…。甘いし。。。