うさたろうの 気儘なフランス散歩

2年の予定が丸7年。赤貧学生としてのフランス生活にも終止符。約4年8ヶ月続けてきた日記、改め、気儘なフランス散歩…

雇用政策反対運動はいずこに向かう?

2006-03-31 06:15:28 | フランス(人)
ホント、私ったらナンて計画性のない人間なんでしょ。。。
今日のブログには、これを書こう、と決めていたことがいつもコロコロ変わります。
そ。
今日も、実は複数書きたいことに遭遇したのですが。
…結局、一番近い時間に起こった主題を選んでしまう安易さ、です、ハイ。(←いつも大体これですね。。。)



昨朝未明、突然襲ったお湯放出事件(?)で、昨日は1日お湯なし生活。
今日の午前中、大家さんと工事屋さんが来てくれましたが(止む無く授業欠席)。。。
結局、台所の水道施設(?)をソックリ変えなければならない模様。


しかし。
幸いなことに、お風呂場では、とりあえずお湯が使えることが判明しました。

わ~い!なんてアリガタイこと。
つまり。シャワーを浴びられるのです、万歳~

ということで。
夕食後、喜び勇んでシャワーを浴びました。
(フツーは、寝る前に入るヒトなのですが。)

そして。
ゆったりと、再びお酒などを手に寛いでいると、電話。

前住んでいた街の、日本人のお友達でした。
実に、パリに引越して以来の連絡。


そう。元々、女性には珍しく私用の電話というのが昔から好きじゃない私は、かなりの電話無精なのです。
どうしてるかな?と心配しても、自分から電話をかけるマメさが欠片もないので、いつも、これじゃあいけないよね、いつか友達減らすかも、と思ってはいるのですが。
…会話するなら実際に会うに限る、主義でありまして。



電話してくれた彼女は、私の通う大学が、例の雇用対策反対運動の影響で今年度いっぱいは閉鎖されるらしいというニュースを聞いたらしく、心配してくれたのでした。

え?ホント?
全然知らないわ~

彼女いわく、今晩のニュースで言ってたらしいよ。と。




今日は夕方帰宅するなりご飯の用意。
ゆっくり食べるその頃に、ニュースを見るのを忘れていたのでした。

「それって本当?本当だったらショックだけど。でも。とりあえずこんな状況でも私の学科に関しては今までも授業はずっと続いていたし。これからも変わらないと思うから、多分私に関しては大丈夫だと思う」と答えました。

そして。
彼女の近況、他の友達の状況、そして街の様子、などなど、いろいろ話を聞きました。

というわけで、寂しがり屋・電話大好き彼女と、結局1時間半ばかりも電話してたかな。
…やっぱり、今度の休みにはあの街に遊びに行こうかしらん?なんて思ったりしました。
友達がいるってヤッパリ嬉しいもの。



とにかく。
電話を切ってすることといえば…
一番気になることを確かめなくっちゃ。
本当に閉鎖なんていうニュース流れたの?

ざっと探したところでは、幸いみつからず、とりあえずホッ。

それはともかく、やっぱり今晩のニュースを見落としたことを後悔しました。
何しろ一番見出しは、大問題となっている若者の雇用対策について(「初期雇用契約」)今日、憲法評議会は留保なしに法案は成立と判断した、とのことなのです。
従って(新聞ル・モンドの見出し引用→)「評議会の決定はシラク大統領を「初期雇用契約」への第一線に立たせる」ことになり、明日夜メディアを前に表明することに。

明日の夜はニュースかぶりつき?
って、その時間予定既に入っているじゃん。。。



まぁ、シラク大統領が何を言っても(?)これほどまで活動に燃えていたフランス人が納得するわけもないと思うので、演説を聴き逃しても大したことはないかもしれないけど。

何より私が知りたいのは「一体この後どうなるの?」という一言に尽きます。
こんな活発化した運動が、「あぁ、そうでしたか、それでは仕方ありませんね、ハイやめます」とならないのは目に見えている。
だとしたら、本当の解決は一体どこに?

暴動化が進まないことだけを最低限強く祈っています


そして。「初期雇用契約」の謳う2年の試用期間は長すぎる、理由なしに解雇は行き過ぎ!と思いつつも、フランス人の意識を変えるためにはやっぱりガツンと何か大きな改革は必要、と小さく頑なに思い続けるフランス大好き1外国人のウサなのでありました…。

最低の、一人ディネ

2006-03-30 04:29:19 | フランス(食べ物・飲み物)
今朝起きて数分後には、今日のブログのテーマは98%決まっていたはず、でした。(昨日更新し終わった時点では、昨夜の繋がりで書くつもりでいたのですが…。)

しかし。
急遽ひっくり返して違う話題にします。

そ。
写真を見てお分かりになるように、ラーメン屋さんについて、であります。



つい先日、こちらに来て初めて一人で外食をしたようなことを書きましたが。
実は今晩も「よっし、一人で外で食べよう!」と思ったのでした。

何故か。
それは、私としては実行に移すまで結構重い?要因があってのことだったりするのですが。
今朝の事件(といっても、単に台所の下のお湯用水道管が壊れたために、お湯が使えないだけなんですが。=洗い物が面倒くさい。)から、精神的ダメージを受け(最近いろいろ重なっているのです。。。)
「もうやってらんないわ!」気分でいたところに、
夕方、すごく嬉しいこと(と言っても、一言で言ってしまえば、担当の教授と面接をして論文のテーマが決まったこと)が重なり、実行に踏み切ったというわけ。


その割には、ラーメン屋、と思うでしょ?



そうなんです。
前置きが長くなりますが…
実は私ラーメンって食べ物がずっと好きではありませんでした。
猫舌なのに、食べ物に欲張るから、ラーメンを食べると必ずひどいヤケドをするし(数日イマイチ舌が利かないくらい)、伸びた麺が全く好きくなかったから、なのです。

しかし。
会社に入って、飲んだ後のラーメン、というものまでオジサマ達とつきあうようになってから、徐々に美味しさがわかるようになったのでした。
…それでも、好物とまでは行かなかったけれど。

それが。
この冬、何度も「美味しいラーメンが食べたい!」としょっちゅう思ったんですよね。
しかし。
ラーメンにそれくらい(と言っても10ユーロ以下ですけど)のお金を出すなら、やっぱり自分の家で食べよう。
と思い、自分でジャージャー麺もどきを作って凌いでいたのでした。

日本に帰国した際も食べてきたはずだけど。
…しかも、今日も暖かくて、ラーメン日和でもなかったんですけどねぇ…。


フレンチ(行きたいお店があるのです…)と迷ったものの、学校の帰りでお洋服もシケタものしか着てなかったのに一人ではやだな、と。
家には早く帰りたかったこともあり、「ラーメン!」に落ち着いたのであります。



ふ~っ!やっと長い前置き終わり。


で、念願のラーメン♪、と向かったのは、このお店。
日本の、一応美味しいと評判のラーメン屋さん、です。

しかし。
ハイ、最初っからハッキリ言っちゃいましょう。
私はもう2度とこのお店には行きません。
こんなに美味しくない思いをした(と言っても貧乏ウサは綺麗に食べましたけどね)、来たことを後悔したお店も珍しいです。

味、ではありません。
多分味は、それなりだったのでしょう。
そうではなく、それ以前の問題。



夕方7:00過ぎ、まだお客さんはそれほどいませんでした。
が、だからと言って、天井の、数ある埋め込み電球を傍若無人に営業時間内に変えることはないでしょう?

間違っても食べ物屋さんですよ。
いくらいつも掃除をしていたとしても、埃が落ちてくるなど、考えないのでしょうか?
模様変え(雰囲気変え?)なのかしりませんが、とにかくお店はハシゴやら、電球がそこここに。

入店するなり、一人いた女性店員から、作業してなかったカウンターに座るように言われて席につきましたが。

呆然と彼らのやることを横目で見ていたら、私の並びのカウンターに作業用具を置き、椅子の上に立って作業をしていた若い男性は、その後カウンターを拭きもせず、また私に出されたビールとコップ、スプーン(?)などを動かすこともせず、私に向かって
「こちらの席に移ってくれませんか?」。

その後も、ずっと3人ばかりで作業を続けていました。
しかも、まるで大学の学園祭のテントののり。
お客の存在は全く無視して、従業員同士が大きな声で話のやりとりをします。
「この電球さぁ~うまく入んないぜ…」「あ、駄目だめ。熱いんだからこっち切ってよ。」
中には「店長」と呼ばれていた人もいたようですが。

まぁ本当にあきれ果てました。
フランス人の、或いは中国人のサービスが悪い、と言っていたのが申し訳ないような気がしてきました。
無愛想でも、もっとマシな気分で食事ができます。


私は、食べ物屋さんというのは、味だけでなく、サービスと雰囲気の提供も大切且つ必須条件だと思っています。
それなのに、誇りに思っていた日本人の評判のお店がこれ、ですか…。

ブログなので、中傷になっても嫌ですから、これ以上は書きませんが。
…私は、友達にはハッキリ言うつもりだし、自分自身が例え奢ってもらえるとなっても絶対行きませんね。
こんなところでお腹を一杯にするより、一食抜いたほうがよっぽどイイや、と思います。

それくらい私にとって、不愉快なお店でした。
…向こうは、私如きの客を一人失ったところで痛くも痒くもないでしょうけどね。

カワイソウナ人たちが世の中には増えたもんだなあ。。。とお店を後にしました。

ま、気を取り直すべく、今から飲みなおし、でもしましょうか

久しぶりの再会

2006-03-29 07:12:00 | フランス(人)
今日は、裏情報?により、授業が休講だ、と。
交通機関も半スト状態だし、街も全国的デモ活動で、ゴタゴタ危なっかしい。

しかも。
どうしても早急にやらなきゃいけない家のことなどが幾つかあったので、朝から「よぉし。1日家篭りで、問題を一掃しよう!」と気合突撃モードだったのですが。

お昼ごはんを食べた辺りから、既にダレ気味。
グズグズ、下らないテレビ(←普段も大したものをやっていないのですが。今日は特にストの影響で番組構成も相当い~加減だったりして)などを眺めているときに電話が入りました。

前の街で語学学校に行ってたときのお友達、です。
昨日電話をくれたのですが、留守電を聞いたのが遅かったので、そのままにしちゃってました。

今、ギャルリィ・ラファイエットでお買い物をしているから、出てこない?とのお誘い。

正直言うと、やるべくことが全く捗ってなかったし、雨も降っていたし、交通機関もどうなっているか?という状態だったので、あまり出かける気分ではなかったのですが、1年以上会ってないうえ、こうして電話をくれるのも嬉しく、取るものもとりあえず慌てて出かけてきました。

案の定、メトロの駅は、人がたくさん。
いつもは3~4分間隔で来るのに、結局20分近く待ちました。
それに。
当たり前ですが、昼間なのに、車内は混み混み。

漸く着いて、約束の場所に。
丁度お互い着いたばかりのところでナイスタイミング。
「お買い物は済んだ?」と聞くと、「水着がチョコッと見たい」というので、その売り場に足を運び、その後近くの喫茶店で、積もり積もった話をしました。

そ。
実は、ですね。この友達、前の街の語学学校では、最も仲の良かった友達の一人ですが。
マレーシア人・男性・40歳くらい。で、えっと…あの、ホモ・セクシャルです。

語学学校で同じクラスのときは、アジア人、つまりインドネシア人20代の女性(旦那様がフランス人で学校の先生)と、件の彼に加え、ブラジル人女性50代(旦那様がやっぱりフランス人)の4人でとても仲良くしていました。
ん。でも最初っから、彼がそういう人だって言うのは、誰も知りませんでしたよ。
後から聞かされて、そう、内心タマゲタものでした。




この彼は、確かにとても人付き合いがいい人で誰とでも仲良くなるタイプでしたが、この語学学校には、1時間ばかり汽車に乗って、違う地方からわざわざ通っていたのでした。
だから、朝の早い授業があるときは、クラスメートの男の子の家に泊まらせてもらったりして。
…毎日大変なのになぁ?とチョッと不思議には思っていたのですけどね。

この語学学校のフランス語コースを終えた後は、英語の先生の口をみつけたらしく、あまり私たちの住んでいる街に来る機会は減りましたが。
仲良し4人グループは、時々お互いに家に招び合ったりしていたものでした。

そのあるとき、インドネシア人の彼女の家に招ばれた際、アペリティフを飲みながら彼から嬉しそうに
「実はね、漸くこのたび、PACSが取れたんだ!」と報告があったのでした。
(注:PACSとは、「結婚」ではありませんが法律で認められた、同性愛者カップルの市民権のようなものです。夫婦のように、税金の優遇や交通機関の優遇などが受けれたり。滞在許可も下りるのかな、多分…)
大きな驚きは隠し、即刻
「それは良かったね!おめでとう!」と祝福した私たち、ではありましたが。
…後になって、「知ってた?」「全然!」「でも言われてみれば、確かにそうだったんだねぇ」と妙に納得したものです。


ふ~む。。。
一番仲良くなった友達の一人が、そうであったか。。。


それは今まで日本のフツーの(何を持ってフツーというかは疑問ですが)社会にドップリ生きてきた私は、そのとき、それはそれは大きな新鮮な驚きを禁じえませんでした。


まぁ、考えてみると、彼といて男っ気を感じたことなんて一度もなかったですもんねぇ。
料理なんかもすっごくうまくて(それに大好き)だし、マメだし。


…彼のエピソードは、いつかまた続きを書きたいと思いますが。
今日は、既に長くなったので、これまでにしておきましょう。

しかし。
久しぶりに会って、ホモの彼と水着売り場(勿論男性の)に行くのもナンとも不思議な気分でしたよ。

今日もちょっと夜遊び

2006-03-28 08:26:24 | フランス(食べ物・飲み物)
また終電1本前程度のご帰還です、ちょっと遊び過ぎじゃありません

そう。
今日もまた日本人のお友達とお食事をしてきました。

だって。
悲しいかな、未だパリにフランス人の知り合い以上、つまりお友達なんて、ホントいないに等しいのです。
…学校に通っていても、ただのクラスメート。
それ以上のつきあいにはならないし。

まぁ、日本人の友達だって、敢えて広げようとしてないこともあり、数少ないですが。
それでも。
仲の良い友達が少しでもいるのはありがたいものです。



しかし、今日のお相手は、またしても初めて食事に行くお友達です。
…そもそもは、同じクラスの留年組のフランス人女性が、去年同じクラスに日本人がいたから紹介してあげるということで、知り合った女性。
いろいろ去年のお話も聞きたいし、ということで、随分前から一度ご飯にでも、と言っていたのです。

それが急遽、今日の午後の授業後からずっとお茶をし、ご飯を食べ、飲みに行き、と相成りました。

去年の話や、彼女の今後のことなど、勉強になることをたくさん聞けて、なかなか興味深かったし、楽しかったです。

それに。
既に3年パリ生活をしている彼女から、夜でも安く飲めるパブなども教えてもらって、私としてはそういう意味でも2重に有益でした

そ。
学校の近くで、午後2:00から10:00までがハッピーアワー=ギネス(中)が4.5ユーロで飲める!なんて素晴らしいじゃありませんか!
…先日の9.5ユーロの半分以下ですよ、しかもギネス!!!
更にはコーヒーが1ユーロ50で飲めるところも教えてもらい、スッゴク得した気分です。



本当はウチでご飯をご馳走したかったのですが、それは来週の機会にまわすことにして。

しかもご飯は、結局、なんとまた「なんちゃってお寿司屋さん」に行って来ました!
それもナンと初めて行ったお店と偶然にも一緒!

ひょんな話から、そういう類のお店も捨てたモンじゃないよね!という話になり、
じゃ、今日はそこに行こう!と。
そして。
お店の選択は、彼女が以前行って意外とイケたお店に行こう!と。

で向かったところが、私が初体験したお店そのものだった、というわけ。

月曜日で、しかも夏時間になりたてのせいか、先日より遅い入店=8:00なのにに、今日はガラガラ。

注文は結局、私は前回と同じ「お寿司&焼き鳥」セット。
彼女は、「カリフォルニア巻き&焼き鳥」セット。ということで、新たに写真はとりませんでした。
特筆すべきことは(?)、前回よりお澄ましが塩辛くなくて、3分の2は飲めたかな。
あと、鳥が売れないせいなのか、焼き鳥が前回よりかなり大きく、身がプリプリして美味しさ倍増でした。
…つくねは相変わらず、でしたけど。

そして、ガラガラだった店内も9:30前にはやっぱり大賑わいになっていました。

その後、前述のハッピーアワーの時間帯に滑り込むべく、件のパブに走りこみ、ギネスを。
12:30近くまで、「フランス人のいい男とは!」などという話題で話が大いに盛り上がった、ということです。



ところで。
彼女と別れて、メトロの駅に行って驚いたこと。
いつもは結構夜も賑わっているその駅。
明日の、大々的デモ行進前の静けさ、なのでしょうか。
ホームには殆ど人がいなくて、気味が悪いくらいでした。


いずれにしても。
明日は交通機関のストも含めて、かなり大規模な活動が行われるはずです。
暴動沙汰が最小限で収まりますように、と願うばかりです。

チッポけだけど、嬉しかったコト

2006-03-27 00:27:46 | フランス(日常用品・日常生活)
醤油が切れたので、中華街に行ってきました。
…思いのほか疲れたので、一休みがてら、こんな時間にブログの更新です。


う~む。。。
しかし、なんででしょうね、元気なときに中華街へ行くと、勿論、元気なまんまで
人ごみの中でも「よぉ~し!面白いもの・安いものをみっつけよ、っと。」と楽しめちゃうのですが。
今日は、元々気が進まなかった(本当は日本食材屋さんに行こうかと迷ったのです)からか、あのゴミゴミさを見た途端、ヘナ~…もういやっ、こんなところ!と一刻も早く帰りたいモード。
結局、お目当ての醤油を1本だけ買ってそそくさと帰宅しました。
…ワザワザ行ってスゴイ時間の無駄だったなぁ。



しかし。まぁ、今日はまたとても気温の暖かい1日でした。(というより、1日です、かな。)わぁい漸く春?!

でも、やっぱり朝目を覚ました時に聞こえたのは雨音。
スカ~っ!と晴れた青空が見たいです。…私はきっと北欧には住めないんだろうな。とにかくお陽様大好き症候群(?)ですから。



ところで。
お陽様ではありませんが、電球というのも、殊に洗面所などは明るいほうがいいですよね。

実は、ここに越してきて、初めてお風呂場の電球が切れ、慌てて買いに行って新しい電球に換えました。
そ、こんなに持ったのは、いい方です。
フランスの電球って、これまた出来が良くなくて、スッゴク持ちが悪いのです。
だから、部屋の電球なんて、しょっちゅう(←これはちょっと大袈裟?でも年に2回くらい)切れるんですよ。


それにしても。
私の前の住人の方たちは綺麗好きじゃなかったのでしょうか。
電球の傘(と呼べるのかしらん?)を取り外してみたら、あまりの汚さに呆然。
まぁ、ものぐさの私も、たまに傘の周り、しかも下のほうしか拭いてなかったから今まで気づかなかったのでしょう。

椅子に乗り、ねじ回しでやっとこさ開け(そうしないと電球は替えられない)、電球の傘を手にし、グわっ、キタにゃい。。。

勿論、一生懸命磨いたのですが。
残念ながら、あまり綺麗にはならず。

それでも。
新しい電球&磨いた傘で、見違えるほどに洗面所が明るくなりました。
嬉しい!

部屋は暗いほうがシットリ落ち着いたりしますが、洗面所は明るさが一番。
…引っ越してきた当初、あまりに暗かったので、クリップスタンドで明るくしようと、試みたのですが。
洗面所に電源がないうえ、狭いステュディオ。
コードを引っ張ってくることもままならず、断念してました。

それが、見違えるように明るくなったのはとってもありがたい。
電球によって、こんなに違うものになるんだわ!と発見です。
これからは、マメに電球の傘の掃除もしましょっと。

酒飲みの他愛ない疑問

2006-03-26 05:17:50 | 日常生活の中で
昨日ブログを更新してから、妙に気になってしまったことがあります。

何故紹興酒は中華料理全般に合う、と思うんだろう?
真露はどうして、韓国料理全般に合うような気がするの?
…翻って、紹興酒は中華料理以外、真露は韓国料理以外は全く合わない気がするにも関わらず。

その一方で「日本酒とワインは何でも合うような気がする」と書きました。
確かに、「日本酒」・「ワイン」、とお酒の種類を一括りにした場合だと、「何料理にでもあう」と表現しちゃうけど、それぞれの内部には種類分け(日本酒の純米吟醸辛口はこの手の材料と味付け、ボルドーの赤ワインで深みがあればこの食べ物、みたいな)があるわけです。
従って、1つ1つ見ていけば勿論全然合わない同士がワンサカでてくる…。


う~む。。。
紹興酒との、この違いは一体ナンなんでしょうか?

私が、紹興酒や真露を知らないだけなのかしらん?

そっか。
日本酒やワインは、醸造酒だから、それぞれ個性があって、食べ物との相性が云々…となるのか思いきや、紹興酒も醸造酒なんですよね

ひょっとしたら知らないだけで、本当は紹興酒も、料理を選んでいるのかしら?
「どこそこの紹興酒はこの料理しかあわない!」みたいなのが実はあるのでしょうか?



そんなことから、「そっか!いずれにしても醸造酒は食事を美味しくするのね!蒸留酒はお酒を楽しむのに比べて」、と結論付けようとしたところが。
それって、蒸留酒=らぶカルヴァドスやウィスキーを思い浮かべての発想なだけ。
しかし、そこに「焼酎も蒸留酒じゃん!でも食べ物と合わせて、飲んで美味しくなる系よねぇ?!」と思ったところから、混乱し始めているわけです。




って。
そんなこと考える暇があれば勉強でもしなさい!って?
その通りであります。。。




ところで。今日は土曜日、またしてもの1日でした。
でも。昨日からガゼン暖かくなったのはありがたいですね。
春はまだまだ先と思っていたのですが、一気に突入時期なのかもしれません。
というわけで、明日朝には、夏時間(後数時間後。午前2:00が3:00になります)で、日本との時差は7時間になる、というわけです。

工夫も時には失敗…

2006-03-25 07:40:47 | うさたろうの食生活
今晩は、石焼ビビンバならぬ、オーブンビビンバをやってみました。
というのは、だいぶ前に韓国食材屋さんで買った真露を飲みたかったので

いえ、モトイ。
飲みたいというより、ですね、片付けたかったのであります。
何しろ、とっても小さなお台所なので、買い置きというものは本来あまりできない。
なのに、出来心で買ってしまった真露。棚からはみ出て、ずっと邪魔だったのです。

しかし、不思議なことに、この真露という飲み物、韓国料理にはスッゴクあうのに、韓国料理以外は全然合わないんですよね。(と私は思っています…)
そういえば、紹興酒もそう。
中華料理に相性は抜群なのだけど、中華以外で紹興酒は飲めませんもの。
それに比して、日本酒・ワインは何でも合う気がする。というのは、勝手な思い込みかしらん?

ま、それはさておき。

ウチでやる韓国料理といえば、焼肉程度。
で、焼肉をすると、赤ワイン、になってしまい、ついつい食べる際には忘れていた真露でありました。
今日こそは!

石焼ビビンバの、あの石の釜が欲しかったのですが、そんなものトーゼン邪魔!無駄!ですものね。
…お店で見かけるたびにウットリしていたのですが、とりあえずオーブンで「モドキ」にしてみることに。

ま、比べちゃいけませんが、それなりに美味しく出来た、かな。
…ご飯もおつまみになっちゃったりして

でも。
最近飲み慣れてなかったせいか、小さな瓶なのに飲み干せず、ご飯が終わってしまいました。
う~ん、どうしよう。

そうだ真露も、焼酎の一種だから、と思って、焼酎のお湯梅割が好きな私は、真露に梅干を投入。
食後酒体制にはいりました。

しかし…。むっ。。。
オイチクない
…ナンだかすっかり私好みではない飲み物になってしまいました。

でも、どうして?
梅割りっていけなかったのかしらん?
それとも、やっぱりフランスの空気に真露が合わない???

多分、そうなんでしょうね、つまり入れた梅干がいけなかった。
ちっとも美味しくないのです、こちらの日本食材屋さんで買った安物梅干。
化学調味料の味がすっごくして、甘くって、ホント失敗した…という代物。
そんなものを入れたから、なんでしょう。
真露のくせが悪いほうに突出してしまったような。

なんだか体にも悪そうな気がしてきて、グラスのそれは、勿体無いけど流しにジャー。
だって、お酒は美味しく飲まないと意味ないですもん!


というわけで、瓶の底にわずかに残った、真露。
近いうちに焼肉でも、と思いつつ、捨てられずに冷蔵庫に眠っていただいております。。。


家でお招きランチ

2006-03-24 17:30:42 | フランス(食べ物・飲み物)
本当なら、授業にでかけている時間なのですが。
金曜日は本体校舎での授業の日。
昨日の帰り、「おまわりさんに明日授業があるかどうか確認しようよ」という中国人の友達につきあって、大学に寄ってみました。

そんなこと聞かれたって、困るわよねぇ。と内心思っていたのですが。
警護についていた機動隊の一人のお兄さんは
「今晩余程の進展が無い限り、かなりの確率で大学は閉鎖しているでしょう」と断定を避けながら、答えてくれたのでした。


…それでも、朝行くだけ行ってみよう、と思っていたのですけど
ウチの近くの大学も、先ほど、一際閑散!としていたし。
やぁ~めた!、です。


昨日は、知り合いの日本人女性が家に遊びに来ました。
ひょんなことで出席した集まり(←この話についてブログにも書きたいと思いつつ。。。事情があって温めたまま、です)で連絡先を交換したものの、そのまま連絡していなかったのですが。
先日メールが来て、会ってお話でもしましょう、となったのでした。

高校生のお嬢さんの音楽の勉強のためとご自身の仕事のために(=画家さん)と、二人でこの秋から渡仏されている彼女。
夜より日中がいいでしょう、ということで、私の午後の授業が無い日に、お昼ご飯をウチで食べませんか?とお誘いしたのでした。



そうは言っても簡単なお昼しか用意しませんよ(昨晩のうちに用意しておいたカレー。手っ取り早さではこれでしょ)、と言っておいたのに、わざわざスィーツを手土産に。
それが、「Sadaharu AOKI」のこのシュークリームだった、というわけです。

背景が汚いテーブルで、イマサンの写真ですが。
とても美味しかったです。
甘すぎず、すっきりしたハーモニーのあるカスタードクリームに、一風変わった硬めのシュー皮。
ほぉ~、やっぱり評判なお店ならだわ、と。

気さくな彼女と、私は勝手にビール、ワインをカプカプ飲みつつ、結局7:00過ぎまで話が続きました。



近くの駅まで散歩がてらに送って行き、家に戻るとまたまた珍しく日本人の知り合いから電話。
パリからは遠い街に住んでいるのですが、今用事でパリに来ている、と。
もし時間があるなら、お茶でも。とつい先日のような会話が繰り広げられ、夜の街のカフェでのひとときをマッタリと過ごしてきました。



ささ、今から休講を有効に使うべくシャキッと勉強しなくっちゃ。
って、あれぇ~もう9:30じゃん

春を待ち、憂える昨今

2006-03-23 08:20:41 | フランス(人)
今日も。寒い1日でした。
本当に春は来るのぉ?という感じです。



さて、と。
ここ数日、気づいたこと、幾つか。


遠くで緊急自動車のサイレンを日に何度も耳にするような気がします。
それも深夜まで。
これを聞くと、また、どこかでCPE(=最近問題になっている雇用対策案のこと。CPE自体を日本語訳すると、「初期雇用契約」とでもなるのかしらん?)政府案反対に対する過激な活動があったのかなぁ、と少し心配になります。
…大々的デモ行進がある度に、複数の怪我人が出、チョッとした暴動が起き…。

そして。
地下鉄に乗ると…
その反対運動の一環か、車内にまで、いたずら書き・ペンキの拭き付けを見かけることがあります。
また、駅によっては、駅張りの大きな広告が、悉くべりべりに剥がされ、その上に落書きがされたり。
…何だか、汚くなっちゃたなぁ。。。


私の家のすぐ近くの大学はずっと閉鎖しています。
もう1ヶ月近く?
そして。
朝新聞を取りに行くと、その前の広場は閑散としていることが多くなってきました。
そのせいか、いつももらってきていたフリーペーパーのうち1種の配布時間が、スッゴクまちまちになって。
最近、1誌しか読めないことが結構あります、不満です…。


私の大学も、実は閉鎖して3週間目になります。
大抵の授業は他の場所で行われているからいいけれど。
やっぱり、ずっと休講の授業は、今後どうなるの?と心配です。
それに。これ以上、建物が壊されたりすることもあるのかなぁ、と寂しい気持ちです。
…おまわりさんが厳重なバリケードをはって、通行禁止になっている大学を見るのも何だか悲しいし。
(このバリケード、日増しに強固になってきました。今では中が見えないような鉄パイプの塀もどきです。)



…全く気にしてないよという態度を繕いながら、底辺にはアメリカコンプレックスのあるフランス人。
その根本は、いいにしろ、悪いにしろ、資本主義といいながらも社会主義と見紛うような社会体制にあるような気がします。
今後、強いフランスでいるためには、やっぱり何か変わらなくちゃいけない、と勝手ながら秘かに思う私は、このデモ騒動の発端である、首相ドミニク・ド・ビルパンが断固として、この法案成立に持っていこうとする態度を、こっそり応援していました。
やっぱり誰かが憎まれ役になってでも、何かを、そしてフランス人の意識を変えなくっちゃ!と。



でも。
ここまで大きな騒動になってきて、全く終結が見えない昨今では、どうなのかなぁ、という気持ちになってきました。
…一体どういう結論に落ち着くのでしょうね。


…今後の若者に関わる問題、ということで(26歳以下が対象)、高校生にまで運動が広がっています。

若いと、いい悪いの判断より、とにかく一直線に突っ走る可能性も大きい。
一度焚きつけられると止めをしりません。
…それを、誰か大人が利用しているんじゃないか?とそんな気もしてきます。

それに。
もともと、ストレスの溜まった、何かことを起こしてやろうと企んでいた不安分子たちが、ここぞとばかり騒ぎを大きくしている気もします。

周りが言っているから、疑いも無くその気になっている人もいるでしょうしね。



とにかく。
怪我人や損害が大きくならないうちに、一定の終結を迎えて欲しいと切に思うこの頃です。
…これって、日本的事なかれ主義の体質かしらん

久しぶりの、とあるレストラン?!

2006-03-22 17:48:21 | フランス(食べ物・飲み物)
日本では春分、フランスでも昨日から「春」が来るものとされているのに(でも何故微妙に1日ずれてるんでしょうねぇ)、この冬舞い戻りのような空気の冷たさは一体何なんでしょう!
…日はだいぶ長くなったのですけどね。
夜は既に日本の夏以上の明るさ。(8:00くらいまで薄明かりが…)
ま、だから週末にはまた夏時間に変わっちゃいます。



さて、と。
久しぶりに、「レスト ユー」(RestoU:大学のレストラン、つまり学食のこと)に行きました。

前住んでいた街では、例え1時間の昼休みでも自転車をすっ飛ばして帰宅し、食事が基本。
パリに来てからは、1時間だと、学校の近くでサンドゥィッチなどを立ち食い。
2時間あればメトロに乗って、帰宅し、食事というわけで。

しかし、今日は午前中のセミナーが予定より早く終わり、昼休みが1時間半という中途半端な長さでした。
どうしようかな、と思案していたところに、クラスメートに学食に行こうよ、と誘われ、学校から3分ばかりのところにある小規模な学食に。



写真が、私の今日のチョイスです。
たまたま窓際の席に座れたので、フラッシュ無しで写真が撮れました。
クラスメートが?!という顔して見るので、
「あ、スッゴイ久しぶりだから。記念に」とか何とか言って。

お値段は、これで2.8ユーロ(多分…)、確かに安いでしょ?
…本当は毎日ここを利用したほうが、安上がり&簡単&一応食材豊富、でいいのかもしれませんが。。。



メインは、この学食は小さいので3つの選択肢しかありません。
この他は、ピザか、鶏肉腿肉のロティだったような。
まぁ、私の場合、食べたいと思うより、空いているピザじゃない列に行ってしまうので、選択は無いと言ってもいいかもしれません。

そして、副菜を、2品選択できます。
私は今日は何だかおかずばかり(セロリのマヨサラダとパテ)を取ってしまいましたが、この他にも、サラダが数種類、スープ、デザートが3種類くらい、ヨーグルト・プリン系が数種類、チーズが3種類、果物が4種類くらいあるうちから、2品選べるわけです。
パンは勿論もれなくついています。
…ホント、悪くはないんですけどね。

お味だって、それほど「うわ、マズっ!」というほどではないし。
…昨日なんて、後から隣に来て座った女の子がピザを一口食べて
「美味しい!」と言ったのが耳に入りました。
え?ホントに???
ま、一度機会があればピザを試してみましょう。
確かに焼きたて、ではあるので。


なるべくいつでもどこでも全部食べる、が基本なので、頑張りましたが、サラダ・パテがイマニだったのと、メインも盛りがよかったので、若干残してしまいました。
それでも、う~苦しい、お腹いっぱい!
…午後の授業は、内容の興味の無さも手伝って、実に睡魔との闘いでありましたとさ




ところで。こちらの若者が元気で攻撃的(?)なのは(多分日本でも最近のデモ行進等のことは報道されているでしょうけど)、こういう食べ物を毎日食べ育っているから、というのも潜在的ベースにあるんだと、私は思っています。
(小学校の学食も、基本的に同じようなものですし。)
…以前も書きましたけど、日本人は、絶対どの国とも戦争をしようなんて大それたことを思ってはいけません!
最終的に、力で負けてしまうでしょうからね。

映画デー

2006-03-21 09:02:25 | フランス(余暇・習慣)
うぅ~っ!またですよ、また
更新文章も漸く終わりに近づいた、というときに、いきなりパソコンの電源が落ちるのです。
…いえ実は最近、オンボロ日本パソコン、寿命が近いらしく、かなり頻繁に使用中に電源が落ちるようになって来ました。
しっかし。
とりわけグーサイトで見てたり、書いたりしている時が多い、と思うのは単なる気のせいでしょうか。

いずれにしても、書き終える寸前に落ちるのは何とかならないかなぁ。
せめて書き始めなら、これほどガックリこないんだけど…。


ま、気を取り直して、チャッチャ!と行きたいと思ひまふ。。。




昨日・今日・明日は「春の映画デー」で、映画が3.5ユーロで見られる日。
というわけで、午後の授業の後、日本人の、違う大学に通うお友達と待ち合わせをして、1本見てきました。
こちらでは、最近封切りになった日本題名「SAYURI」、The Memoirs of Geishaです。

すっかり浦島太郎状態で、それほどの話題作とは知らず、ただハリウッド映画だということ、芸者役に相応しい日本人役者がいなくて、チャン・ツィイーが主役でコン・リーやらミシェル・ヨーが…云々、というくらいの前知識。

実は、フランス語吹き替え版を望んだのですが(英語がイマイチ不得手の私。わからないとフランス語字幕を読む、という作業はかなりツライのです)、やっぱり映画はオリジナル版でしょ、と反対され、オリジナルで見てきました。

感想は…
意外とよく出来ているじゃん!
本当は、もっと「こんな風に日本を取り扱わないで」とむかついたり、悲しく思ったりするのかなぁと思っていたのですが。
映画として、それはそれで結構楽しめました。
映像も綺麗だったし。

時々、これはヤかも。と思いましたが(例えば、着物の着方とか、芸者の踊りとか。あ。それと舞の海さんって現役のときよりヤッパリ痩せちゃって…。良かったけど、やっぱりアレ?と思いました)、その気持ちを引きずらずに映画を見続けることが出来たし。

最初違和感のあった、日本人が英語を喋る、というのと、「こんにちは」「おねさん」だけが日本語というのも、なんだかなぁ、という気持ちも、ま、慣れればそんなもんか、って感じでした。

もう1度見ようとは思わないけど、1回は見て良かった、と。

それと。
封切りからそれほど日が経っていないというのと、3.5ユーロの料金のおかげもあって、結構な動員数。
しかも意外と若い女の子グループが多かったのは吃驚りでしたね。
…終わった後感想を聞いてみたかったなぁ。



さて。
その後はカフェで12:00近くまで、お茶・ダベリング。(←こんな言葉は未だに存在するのかしらん?)

それにしても。
観光地・繁華街の近くの一杯って高いモンですねぇ。
だって、ビール(中)が9.5ユーロもするんですよ
それって、1400円近くってこと?許せ~ん。庶民のビールのはずなのに。

それが、ごくフツーのカフェ!
メニューを見て、座ったものの思わずお店を変えたくなってしまいました。
…その後は、ビール(小)=5ユーロにするべきか逡巡しましたが。
やっぱりそれじゃあまりに少ないので、決死の覚悟(???)で中にしましたけどね。



でも考えたら、実は昨日も友達とカフェでお茶(私の場合ビール(中))したら、8.5ユーロで吃驚りしたばかり。
パリだから?なのかしらん?

確かに前住んでいた街のほうがグッと安かったですものね。
例えば、コーヒーとかも倍値段しますから。

それにしても。
このビール値段、日本と比較しても高過ぎやしません!?

久しぶりに、日本以外のアジア料理@自宅

2006-03-20 06:50:32 | うさたろうの食生活
写真は、先日お友達と行ったタイ料理屋さんのタイ・カレー。
結構有名なお店で、日本人もよく来るようですね。
渡されるメニューには、日本語も記載されています。

でも。
それによると、「甘口野菜カレー」。

しかし。
これが甘口なんてもんじゃないのです、スッゴイ辛い。
2度行って、2度とも辛かったので、多分、日本語にするときに「辛」と「甘」の漢字を間違えたんだろう、と勝手に思っています。

次回行ったら、聞いてみようかなぁ。
だって、「甘口」と思って頼んだ人は、絶対、食べきらないでしょう。
何しろ、辛いの大好きな人でも「う~ん、かなり辛い!」というくらいなんですから。
…私なんか、食べている途中で鼻が詰まります。

従って2人で1皿頼んでも、結局3分の1は優に残してしまいます。
美味しくて、残すのも憚られるのですが、やっぱりギブアップ。
それでも。食べたい!
そんなカレー…。


で。
今晩は、ふと思い出して、半年振りくらいに家でタイカレーを作りました。
ここのお店を真似して、まだちょっとお高いグリーンアスパラとかもいれたりして。
但し、パワーも欲しかった私は、豚肉もゴロゴロいれてしまいました

ご飯も、こちら風にもち米を炊き。
あの網網のお米の蒸し物がないのがなんとも残念ですけどね(香りの移ったもち米がホントまたよく合う…)。
ナンプラーも無かったので、ニョクマムで代替。

それにしても、何て簡単なんでしょう。
しかも、まず失敗なく、美味しくできる。
…日本にいたとき、こんなものは作れないと勝手に思い込んでいたことを思うと笑っちゃいますねぇ。
(それだけ、私が成長したってこと?えへ…)


というわけで、家でも鼻を詰まらせながら、未だに寒いこちらでも、汗をかきながら、赤ワインをお供に、モリモリいただきました。

しかし。
今日の失敗と言えば…またしても作り過ぎたこと。
日本のカレーは煮込めば煮込むほど美味しくなるけど、こればっかりはねぇ…。。。
後2食分は余ってるけど、如何にして食い尽くすか。う~む、思案ものです

予定なしでも盛り沢山の土曜日

2006-03-19 10:19:49 | フランス(余暇・習慣)
今日のように、思わぬイベントで1日が埋まったことは久しぶりです。

先回の日誌を無理矢理書き終えてから、急遽日本人の友達に会いに行きました。
…電話をもらった感じだと、ずっと以前から渡したいものがあったのですが、今日を逃すとまたいつ会えるかわからなそうだったので。

そして、彼女と分かれて、それじゃあお買い物でも、と歩き始めたところ…。
昨晩一緒に夕飯をとったフランス人のお友達から電話が入りました。
何でも、パリでの予定が変更し、この午後はフリーになったものの、夕方にはナンシー(アール・デコで有名な街。あ、昔のマカロン(発祥?)でもチョッと知られているかも。)に向かうから、時間があるなら、どこかに行かないか?とのお誘いでした。

どのみち、勉強しか予定がない私。
勿論喜んで、待ち合わせ。
今日の午後は、また例によって大規模なデモ行進が予定されていたので、パリの外れでピックアップしてもらい、そこからヴィレットに向かいました。
ヴィレットは、パリ北東部の新開発地域です。



そう、やっぱり男の人ですね
私一人だとそんなエクスポジションに行かなかったと思いますが、そこの大きな博物館で今「スター・ウォーズ」の特別展が開催されているのです。(昨年の10月から、何と今年の8月まで。)

折角なので、映像ショーも見たかったのですが、時間の都合が合わず、展示をみるだけに。
それでも、各所に小さな画面があって、どのように映画スターウォーズが作られていったかが垣間見れて、それはかなり面白かったです。

それにその後見た、科学工業博物館の他の展示も、いろいろ試しながら見ていくものばかりでとても楽しめました。
また来てもいいかも…というくらい、充実したスポットだったかな。

更に潜水艦博物館(?)も見て、既に時は夕方、18:30。
これから3時間30分ばかりの道のりだという彼とは、近くのメトロの駅でお別れし、夕飯の買い物をしつつ、帰路につきました。



そして。食事を作ったところに、また久しぶりの日本人の友達から電話。
長話…。

電話を切ってから、冷えた食事を暖め直し、遅い夕飯、そしてシャワー。
なんだかんだしている間に、時計を見ると12時じゃないですか。
もう今日は勉強なんてしないで、ブログでも更新しよう…
と、正にパソコンに電源を入れようとしたところに、今度は携帯が鳴りました。

こんな時間に誰?
発信人を見ると、パリ在住暦30年(40年?)以上という、知り合いの日本人のオジサマ。
これまた、すっごい久しぶりな連絡。
出てみると、私の家近くまでジョギングで来ているから、カフェに出てこない?とのお誘いの電話でした。

一瞬躊躇しましたが(だって眠かったんですもの)、折角なので慌てて飛んでいきました。
そして、談笑しながらビールを2杯。
…先ほど帰ってきた、というわけです。
何だか今日の朝がずいぶん前のことのようにさえ感じます。

って、あれぇ。。。
もう2:00過ぎ…シンデレラタイムもとっくに過ぎて、明日も朝寝坊かしらんと慌ててベッドにはいりまぁす

再び、ナンチャッテ寿司屋さん

2006-03-18 18:57:23 | フランス(食べ物・飲み物)
数日前、久しぶりに午前様って書いた気がするのですが。
昨晩は久しぶりに地下鉄終電間際で帰宅。
なのにブログも更新せず、もらったばかりの子供向けの小説を読み耽って、夜更かし。
おかげで、寝坊。先ほど起きて、漸く朝の一息をついているところです。
もう10:30近く




ダンケルクというフランスのドーヴァー海峡に臨む港町(イギリスに渡るフェリーの出航地?多分)に、仕事の関係で長期滞在をしているフランス人のお友達が、この週末用事があってパリに来る、と。
ついては一緒にご飯を食べよう、と誘われたのでした。

仕事が終わって車でパリ。
8:00に彼の泊まるホテルに足を運びました。
私より後に到着した彼、金曜日の夜、結構車が混んでいたとのことと、ハードな仕事で(フランス人の中にもたまに(?)いるのですよね、日本人のように働く人たちも…)風邪をひいてしまったようで、お疲れのご様子。
部屋でシャワーでも浴びて、一息いれてきて、と私は気長に待つことにしました。

降りてきた彼は、相当風邪具合が悪い様子。
心配になって、今日はもう近くで簡単にご飯を食べるだけにしましょうよ、と提案したのですが。
そういうところ、フランス人って強靭にできているんですかねぇ。
この辺に美味しいレストランは知らないし、僕はお刺身が食べたい!と。
…ま、私のほうはいたって元気だし、お刺身なんて大歓迎なんですけど。う~ん、心配。。。昨晩も思いっきり寒かったですから。(本当に3月?っていうくらい)

とりあえず、彼に任せることにしました。
だって、パリに住んでいるのは私とはいえ、行く機会もないからレストランなんて殆ど知らないんです、情けないことに。
せいぜい、日本のガイドブックに載っている有名なところくらい?(←しかも行ったことがない

というわけで、彼が数回友達と行ったことがある、という中華街の近くの和食屋さんに行くことに。
ホテルからアクセスが悪いので、車を出すというのですが、大々的工事をやっている場所(パリの周囲を走るトラムウェイが今年開通するはずなのです)も通らなければならないし、混んだ金曜日に駐車場所をみつけるのも大変だから、と私が断固反対。
バスで向かいました。(結構バスって便利なんですよ!)



バスを降りて、「あれどこだっけ?」
「あ、何だか暗いよ。やってないかも。」
なぁんて心配もありましたが、ありました、ありました、ちゃんと営業中。
そのお店の看板を見るなり、日本人経営のお店じゃないのはわかりましたし(所謂ナンチャッテ寿司屋系の外装)、彼も心配そうに
「本当にいいの?ここで?」と聞くのですが、勿論私は喜んで入店。

他のお店からもちょっと離れたわかりにくいところにあるにも関わらず、この時間で結構盛況。
兄弟のような見るからに中国人のオジサマ二人に迎えられました。

お腹ぺこぺこ。
早速メニューを開き、お刺身の盛り合わせと焼き鳥(このパターンが本当に根付いていますね)のセットとキリン一番搾りを注文。
…この間の、初・ナンチャッテ寿司屋では、お寿司と焼き鳥セットでしたが、どう違うかな。楽しみ

すると。一番に出てきたのは、食前酒(見た目キールだけど…)でした。
そんなお洒落なことまでしてくれるんだ…。
そして、続いてお決まりのスープとサラダ。
=このお店では、お味噌汁(豆腐と葱の入った)と、定番キャベツの千切りサラダでした。
お味噌汁の風貌は、お味噌汁には見えないくらい薄い色をしていたのですが。
遥かに、この間のインスタント系お澄ましより美味しく、期待が持てます。

飲み干して、サラダを食べつくすと、お刺身が出てきました。
盛りがよくて吃驚り
…お刺身だけのセットもメニューにあったのですが、それも写真通りだったらかなりすごいかも。(今度来る機会があれば、是非あっちにしてみよう!)

いっただきま~す

モグモグ。
美味しいじゃありませんか。
心配した〆鯖も、ちゃんとした水準!
十分に合格ですよ、このモドキ和食屋さん。
…勿論、本物和食屋さんには比べられませんが、手頃さを考えると使えるかも、という感じです。

お刺身のツマ・ガリまできちんといただきました。



そして、この後は、焼き鳥がでて、ご飯のてんこ盛りがでて。
最後に、ほんの1口の食後酒(中国のお酒)で締め、です。




…もうちょっと書き加えたいことがあるのですが。
すみません、ポリポリ。
実はたった今、電話がかかってきて、すぐさま外出することになりました。
とりあえず投稿したいので。この日誌はここまで。
今晩は落ち着いてブログ更新をしますね、大変失礼しました!

フランス語の勉強、初心に帰る

2006-03-17 08:44:49 | フランス(教育・学問・社会)
今日撮った写真ではないのですが。
しかも。
「またぁ?」と言われそうな、ノートルダム寺院正面です。
…家から近いということもあるし、何だか好きなんですよね。
私にとって、パリの浅草寺、みたいな感じ、とでもいいますか。
ついフラフラっと寄ってしまうわけです。

エッフェル塔もかなり大好きなんですけど、ね。
残念ながら、なかなか姿よく見えるところに出向く機会がないのです。
ただの先っぽだったり、写真に撮るにはちょっと遠すぎたり。
…やっぱり基本のシャイヨー宮からが最高だと信じているので、またいずれ足を運びたいと思っています。
そ、自分へのパワー供給のために、ね。
(東京に住んでいると、東京タワーに行かない人が多いみたいですよね。でも、私は東京タワーは「憩い・和み・元気をもらう」場所の1つでした。たまに一人でも行きましたもん。(←他人様、特に遊びの名目で来ているカップル、には奇異に見えたようですけど。)
そして。
それと同じで。エッフェル塔も私にとって「避けたいありふれた観光地」ではなく、「親しみある素敵な名所」なんです。)



さてさて、へっぽこ写真の解説はこれくらいにして。
話題転換、本日の出来事を少し。



…今日から実は、フランス語を日本人の知り合い女性に教えることになりました。
週に1回だけとはいえ、私如きが教えていいのかしらん?という感じですが。

ご主人の都合で来ているフランス滞在も通算すると長く、それとともにフランス語歴も長い彼女、頑張り屋さんで、実は週に3~4回、ネイティブのフランス人にずっと個人教授してもらっています。
ところが。
やっぱり文法とか、ちょっとした疑問がフランス人の先生だとわからない、ということで今回私に依頼されたのでした。

ま、一応こちらで、端くれにもフランス語の教員免許(というか、外国でフランス語を教えられる、フランスの国内資格なんですけどね)も何とか取得、大昔(?)社会科(←法学部出身なので)の日本の教員免許も取ってますから、「教える」ということが決して興味の無い分野ではないこともあり、自分の勉強のために引き受けさせていただくことにしました。

もっと弁解させてもらうなら。
必ずしも、「その道に長けた人=教えるのが上手」というわけではない、という持論があり、こんなフランス語力でも引き受けてしまったのでした。



そう。
以前、踊り(バレエ)を習っていましたが、大人になってから始めるものはやっぱりそれなりの理屈・納得が必要だと思ったのです。
特に、生まれつき飛びぬけた才能がない限り。

もともと上手な人のお教室にいるのは、確かに得るものはたくさんあります。
でも、実際に教えてもらうとなると、才能があって小さいころからやってきた人より、出来ない中で苦労して習得した人のほうが教え上手だったりする。
身をもって感じました。
…私は全く才能が無かったので、面白みは無いものの、自分の体を実験台にしつつ、意識を明確にさせてくれながら、1つずつステップを踏ませてくれる先生のお稽古がとても大切でした。
だから。
自己弁護するわけではありませんが、勿論語学は「ネイティヴだけに教わりたい」という人もそれはそれでいいと思う一方で、母国語で習うことを選択することが決して悪いことではないと思っています。

というわけで。
彼女にとってどうかは、今後彼女自身が出してくれることと期待して、引き受けた者としては一生懸命やりたいな、というところです。



しかし。
文法用語とか結構忘れてたり、彼女のネイティヴの先生の渡す教材が会話中心なので、「ふぇ!こんなのやるの?私うまく説明できないかも。」と密かに思った瞬間もあったり
ま、次回からもっといろいろ準備をしっかりして臨みたいなと思っています。
「教えることは学ぶことなり。」まさにその通りですね。