うさたろうの 気儘なフランス散歩

2年の予定が丸7年。赤貧学生としてのフランス生活にも終止符。約4年8ヶ月続けてきた日記、改め、気儘なフランス散歩…

子供たちの国語力の低下を嘆く前に…

2007-05-15 03:48:19 | フランス(人)
今日も1日、がベースで雨が急に降ったり、止んだり。
肌寒いし、何だかぼよよ~ん、という感じです。
でも。
…日本みたいに暑くならないので一安心、ってとこかな

本当は暑い方が数倍好きなんだけど。
最近、地球温暖化の影響がとっても怖く感じてきました。
それに。
2週間くらい前にスッゴク暑くなっただけで、クーラーないからグッタリしたことを思い出すと。
5月の間は肌寒いのも大歓迎!と思っています。

お料理も出来るし、ね。
…というわけで、今日は鍋の予定!(?って鍋は料理ではないかぁ…)
久しぶりに、贅沢に料理酒だけで常夜鍋でもしよう、と。

これって、シンプルだけど、美味しいんですよね~!
食べだすととまらない。
ほうれん草もたっぷり買ってあるし。
豚ロースも3日分くらい
流石に、全部は食べないと思うけど。
というわけで、楽しみです。
…月曜日から飲み過ぎないように気をつけなくっちゃね。



さてさて。
今日はまたしても日本語を取り上げます。
というか、記者さんの誇りを問いたい、というお話。

そ。
朝日新聞に恨みがあるわけでは全然ないし、寧ろ以前は愛読していたくらいなんだけど。
最近の記事に垣間見る、国語力(文章力)のお粗末さに呆れてしまっています。
一体、職業でモノを書いている記者さんをどういう基準で採用しているのでしょうねぇ?

タイトル「社長親子3人を逮捕 大阪府警 2月のスキーバス事故」から以下抜粋。

大阪府吹田市で2月、「あずみ野観光バス」(長野県松川村)の大型バスが橋脚に激突し、スキー客ら27人が死傷した事故で、大阪府警は14日午前、運転手の小池勇輝容疑者(22)を業務上過失致死傷と道路交通法違反(過労運転)の疑いで、同社社長の下総建司(40)、妻の専務、下総美和子(44)の両容疑者を同法違反(過労運転の下命)の疑いで逮捕した。小池容疑者は居眠り運転だったとされ、府警は過重勤務による疲労の常態化が事故につながったと判断した。

小池容疑者は社長の長男で、専務は乗務員の乗務日程などを決める運行管理者だった。バス最前列にいて死亡した乗務員の少年(当時16)は三男。

…以下省略。


2段落目の最初の文、↑太文字にした部分の文章、皆さんどう思われますか?
小学生だってこんな文章書かないでしょう?
「小池容疑者が社長の長男」だという文に、いきなり「専務(=社長の妻)は云々…」と繋げていいものかしら?
何が言いたいんだか、全然判りませぬ!

何だかねぇ、もうちょっと「俺はこれで飯を食っている!」ということに自負と気概を持ってほしいと思うのです。


実は、つい先日も「エキスポランド社を家宅捜索」という言葉にケチをつけたばかりですが。
…どう考えても「家宅」という言葉に納得が行かない。
(いくつか辞書を確認したけど「人の住まい」という意味しか見当たらない…)
で。
更に同じ日、大統領になったニコラ・サルコジ氏の紹介の文章の中で彼のスローガンは「もっと働いて、もっと設けよう」というのを見て、口アングリ。(「儲けよう」の誤りです、勿論
ただの誤変換だ!と言い訳するかもしれないけれど、ブログとかじゃなくて、全国版新聞記事ですよ!
というわけで。
朝日新聞に意見を書いて送信してみたのでした。



が。
結果は何の音沙汰なし。(←そういうものなのでしょうか?)
そして。「家宅」の表示はそのまま。
が。2件目のサルコジ氏の記事は、「もっと働いて、もっと稼ごう」に直っていました。



…こんなことする私って暇人かしら
とにかく。
私は、日本に帰ったときに、2度と朝日新聞は購読しまいと心に決めたのでした
こんなの読んでいたら、私の日本語力も更に低下しちゃうわっ!

冴えない日曜日…

2007-05-14 04:48:13 | フランス(余暇・習慣)
今日は、朝1番から丸1日かけた「遊び旅行」(?)に出る予定、でした。。。
が。
昨日、諸事情により、急遽その予定は中止!との連絡。
すっごく楽しみにしていたのになぁ…。

でも、仕方ありませぬ
そ勉強に励め、ってことなんだよね。
と諦めて、朝から粛々と(?)机に向かいました。


あ、でも。そうだっ!
日曜日は、例のインラインスケート・シティランがあるじゃない!
しかも。今日は、結構大きなイベント。
(って。いつもと大して変わらないけれど。ある難病の支援を謳い、自転車なども参加できる、少しだけ普段とは違う趣旨(?)での開催になっていたんです)
うんうん。よぉし、これに今日は参加しよ!と思って、午前中はマルシェに行ったり…。



が。
如何せん、こういう楽しみにはお天気という媒介者あり。。。

そ。
朝早い時間は、結構雨ざぁざぁだったのですが。
風が吹いて、いつのまにやら、青空ピーカンになっていたのでした。
…午前中のお買い物時間には、抜けるような青空、気温も夏を思わせる空気
ひょっとしてシティランは日焼けになる?
やめたほうがいいかも。なぁんて心配すらしていたのでした。

が。
お昼を過ぎ、ふと顔を上げると、外気が何ともドンヨリしているのに気がつきました。
慌てて窓に駆け寄って空を仰ぎ見ると、暗い灰色雲がムクムク…。


むぅ
2:30始まりのシティラン。
参加するとしたら、10分以内に家を出ないといけないよなぁ。
でも、どうしよう。
多分、雨が降るのは間違いない。
やめようかなぁ。

ん…でも。今日は全く身体動かしてないしねぇ。
雨が降り始めるのは、2時間後くらいかもしれないし。
ひょっとしたら降らないかもしれないし。

うん、そうだ!
やらなければいけないこともあるから、行程の半分の休憩時になったらとにかく止めて地下鉄で家に帰る!
という心積もりで参加しよっと。
…そう決心して、用意をし出発したのでした。

が。
なんのこっちゃ。
スタートしてから、たかが500mくらいでしょうか。
俄かに空は掻き曇り、大粒の雨が。

なんと。
早々、本日のシティランはこれにて終了!とのアナウンス。



う~ん。
確かにスゴイ勢い、しかもいきなりの大粒雨。
雨を避ける場所には既にたくさんの人が占領している…。

まぁね。
私は雨も予想していたので、持ってきていた雨合羽を羽織り、雨は凌げないものの、風に対して衝立になってくれる建物の横で、大慌てで運動靴に履き替えました。

…何しろレベルが低いこともあって、とにかく濡れた道を走るのは極力避けたい。
少し濡れていただけで、危険がかなり増幅するいうのは身をもって知っている。
然らば、スケート靴は脱ぐに限るのであります!
でも。
モタモタしているうちにいつのまにやら青空。
シティラン再開しないかなぁ、という微かな望みさえも…。


だってホント。
その頃には、空はすっかり青空!だったんですよ
確かに、雨粒はまだ落ちてきているものの。
…未練がましく、私は最寄の地下鉄駅にと歩き出しました。

長い道のりを歩き、地下鉄駅に到着。
そして、無事帰宅。

う~む。
それにしても。
無駄な1日を過ごした気がする
ホント、今日は何もしなかったよね~!
そもそも、行かなきゃよかったんだ。
リュックや、パンツはびしょびしょだし。
結局、洗い物が増えただけじゃん




なのに。人間怠惰に出来ていまして
何にもしてないくせに、帰るなりシャワーを浴び、お昼寝なんぞもしてしまい。
むにゃむにゃと、寝ぼけ眼に外を眺めれば。
相変わらずヴァカンス的な青い空!でありました


それにしても。誰か、主催者側に行いが悪い人でもいたのかしらん?
あんな初っ端に雨に遭うなんて
ホント、あの時の雨ったら凄かった。
いきなり大きな水溜りがそこここにできたくらいだし。
あのまま雨が上がるの待っていても、結局道が濡れいていて、やっぱりスケートは無理だったんだろうな。
…そういう意味では、滑れなかったことに諦めもついているし。
夕方のニュースを見れば、パリ市内スゴイ突風で怪我をした人やらもいるらしい。
それを思うと。
とにかく。無事でよかった、と。


う~ん。でも。
無駄なお休みを過ごしちゃったかなぁ、という思いが強い1日でありました。。。

悩み1つ解決。されど…

2007-05-13 04:21:11 | フランス(人)
…漸くパソコンが落ち着いたようです。。。
でも。
どうしても腑に落ちない!!!!!



あまりにネットに接続できない、ということがしばしば起こるので(ADSL接続機械が「異常あり」信号を発している)、これは機器が壊れた!電話会社の出先機関に直接出向いて換えてもらうしかない、と思っていたのですが。
その前にもう1度、ダメモトで家電話が繋がっているときに、お客様相談窓口に電話をかけてみることにしました。

が。
不親切なんですね~、このお客様相談窓口
電話代を取る上に、案内録音は相変わらず早口だし、ホンモノの人に相談できるまでには、登録番号やらとかのインプットも必要だし…。


で。
1回目。
そんな質問が来るとは思わず、何も用意していなかった私は、慌てふためいてすぐに電話を切ってしまいました
で。
2回目。
一応、契約書類を揃えて電話するも…。

フランスに来て何度も引越していることもあり、微妙に変化している内容の書類を幾つか持っていた私。
…録音で喋るヒトが求める番号が、一体どの番号なのかすぐに判明できず。
再び、途中で電話を自ら切断。

で。
3回目。
これまでの書類を全部ゆっくり見直して、多分これがキーポイントではないかと心の準備をして電話。

が、途中で、やっぱりうろたえてしまって、書類に再び目をやったところで。
なんと
警告信号を出していた接続機器が、ノーマル信号を発しているのが目に入りました。

どういうこと?
とにかく、今は繋がっているってこと?

そんな状態で係りの人に文句なんて言えないじゃないよぉ!
と思いなおして、すぐに電話を切って、とりあえずパソコンの電源オン!してみました。


するとですね。
なぁんと!
ちゃっかり繋がるではありませんか。
う~む。。。



でも。
どーせ、これまでと同じように、また数10分したら切れちゃうのよね
と。
様子を見ることにしました。

が。
1時間経っても、更にはサイトを変えても切れない(←見るサイトを変えると切れてしまうことが何度か)。。。
どういうこと?何だか、ここ最近の様子とはだいぶ違う…。

とにかく数時間待つことにしてみました。
どうせ、また、チカチカ警告ランプがつくことを予想して。


ところが。
なんてことでしょう
相変わらず接続したままなんです。
…実際、つなげてみてもうまく行く。
いや、嬉しいんですけどね
でも。
一体これはナンなんでしょう?

だって。私は、相談窓口に電話をしかけたけれど、何1つも!話してないんですよ。
それが。
ここ1ヶ月ばかり、毎日のように悩まされた接続できない状態が電話をかけ始めたことで回避されてしまうなんて。
全然!理解できませぬ。



これがフランス、なのかなぁ。
…あまりに論理的じゃなさ過ぎて、ため息が出てきます。
まぁね、ここ何十日の心細さに比べれば、どんな方法にしろネットに繋がるというのは嬉しいことで。
何も考える必要はないのだけど。



でもねぇ。。。
何故、こんなにも繋がらなくなってしまったか?
どうして、それが急に繋がるようになったか?
論理的に科学的に、どうしても知りたいと思うのは無理な願いなのでしょうか。。。

治したい持病(?)の悩み…

2007-05-12 03:35:06 | フランス(人)
涙もろい、って治らないのかなぁ?
誰か知りませんか?治す方法。
完璧じゃなくても全然構わないんです。
今より、少しだけでも、涙腺の耐性が強くなるだけでも



ネットでググッてみたら。
鬱病の人の症状の1つだったり
…やっぱり涙もろいって、あんまりよくないことなんだろうなぁ。。。


でも。
昔っから涙もろいほうでした。
…もし、思いっきり良い方の表現を使えば「感性が豊か」なんでしょう。

でも。
本人は、「不感症」のヒトがいつも羨ましかった。
だって。
強がり、見栄っ張りの私には、泣くことは「恥」の一言しかなく。

だから。
基本的には実生活・自分に関わることでは涙を見せないことをモットーにしているのだけど。



映画などを見ると、もう大変なことになるのです。
…単なるニュースでも、ちょこっと心の琴線に触れると、すぐそうなってしまう。
スポーツの頑張っている場面とか、かなりマズイです。。。

ホントに。相当、行き過ぎているくらいに、ヒドイのです
全然山場じゃないのに、一人でに、涙がツ~…グスグス、なんてことに。



本当に治したいのです。
何が作用しているんだろう?
心理学者になればよかった。むぅ。

大きくなったら治るもんだと思っていたのに。
治るどころか、更に悪化の傾向です



へ?何でそんなことを真剣に思ったかって。。。
そ。実は今日、勉強をサボって(テヘヘ)、永遠の名画「ローマの休日」を観にいったのです。

勿論、以前日本でも何回か見たことがありますが。
やっぱり、オードリー・ヘップバーン(←多分女優さんとして1番好きかも。古過ぎるかなぁ)が主演のこの映画に思い入れは深く。(因みに私の一番好きな映画は、彼女主演のミュージカル映画「マイフェアレディ」です。何しろ、夢見る夢子ちゃんなので…)


勿論ストーリーも知っているし、これは映画、作りモンだって分かっちゃいるのに。
涙ボロボロ…。
鼻はつまるし…
映画が終わるときには、サイテーっていう状態に相成りました。


そもそも。名画座のようなところで上映されていたわけだし。
終わるとすぐに外に出させられる。

あはは。
うつむき加減に出てみると。
次の映画を待っていた人たちが大勢いる…。
しかも。
お天気悪くても、明るい真昼間だし

走り去るように映画館を後にして。
ふと目に入ったウィンドーに映る自分の顔を見て、ぎょえ~っ
目が真っ赤で瞼が腫れているだけでなく、鼻も完璧真っ赤。。。。。

…ここはフランス。
誰も気にしちゃいないよ、と自分に言い聞かせても恥ずかしさに身が縮こまる思いでした。



う~ん。。。。。
ホントに。治したいんですけど…。
これじゃ、ろくろく友達と映画に行けやしない。
一応、鬱病でもないんだけどなぁ。



注:この間の日曜日に、一人でオルセーとオランジェリーに行った時、許されるのをいいことに珍しくたくさんの絵を写真に撮ってみました。(←しかし。やっぱり取り込みできない画像が半分以上。。。)出来は相変わらず全然よくないけれど。…ないより、マシかな?というわけで。載せてみます。ドガの踊り子。。。

またしても有言実行?

2007-05-11 04:35:32 | フランス(人)
宣言っ!
明日っから、生活変えます!
早寝早起き、やらねばいけないことを先ず片付けよう



↑当たり前と言っては当たり前過ぎるのですが
…最近の私ったら、ダレ気味もいいところ。
ちゃんとできるかなぁ、という不安が勝っているかもしれません。
いいえっ!
とにかく、目標は高く、そして実現を目指すのですっ!



ホント、最近の自分の体たらく。これじゃあイカンなぁ、と思ってました。
しかも。
それが、ここ2ヶ月くらいこのペースが続いていたんだもの。
自分がホトホト嫌になりました。

で、とにかく。思い立ったが吉日。
行動に移さなくっちゃね!
何1つ始まらない…。

そう。
ダメだったら、やり直せばいい。
自分に合わなかったら、それはアッサリやめればいい。
とにかく、やりたいこと、やるべきことを片っ端から手がけていくつもりです。


というようなことを今朝起きたときにムクムクっと思って
今日は研究室に行くのもやめちゃいました。
えへ、丁度、担当教授は出張中だし。
1日くらいサボっても、ね。

で。
決然と、向かったのは。
まずは美容院

実は、年末日本に帰ったとき、これから暫くは美容院に行かなくてもいいように、と美容師さんにお願いし、ものすごく短髪にしていたのでした。
が。
流石に4ヶ月半。
いくら1月に1回くらいは、自分で前髪を切って凌いだものの。
最近の情けない髪の有様といったら。
鏡を見た瞬間、不機嫌になるくらい。

フランスの美容院に、未だかつて満足した覚えはありませんが。
行かないよりマシ。

…でも。とても高いのよね~。。。
しかも、考えられないくらいのサービス(←無いに等しい。というより、こちらがサービスするみたいな?)で、技術も下手で。
行くのが苦痛以外の何物でもない。
というわけで、足が遠のいていたのですが。

しかし。
今日行かずしていつ行く?
…またしても夢を追って(?)、知らない界隈の美容院に朝一で飛び込んでみました。

むぅ。。。
値段は相変わらずの高さだったし、全くもって快適じゃなかったけれど。
多分10回以上は行っているフランスの美容院の中で、少なくとも、ハサミで最初から最後までカットしてくれたのは初めてかも。
というわけで、いつもの美容院後の不快感より遥かにマシでありました。

ついでに、近くのマルシェでお野菜他をしこたまお買い物
…家からちょっと遠いけど。
ここは何でもスッゴク安いのです。(←多分、パリの中でも1番安いのではないかしら?と私は思っています。)
最近の円安が身にしみる私は、多分こういうところで普段お買い物するようにしないといけないんだよな~、なんてことをツラツラ思いつつ。



で。
そうなのです。
今日の写真。
…朝出かけたときに、たまたまであった騎兵隊(?)。
感動しちゃいました
だって。
これまで一度もこうしてフツーの道で出会ったことがないんだもの。
…私の家の近くに、そういった訓練場(?)みたいなものがあって、道路にはよく馬の大きな落し物が落ちていて。
多分、いつもお散歩しているんだよね~、とは思っていたのだけど。

パリに越してきて、1年半。
実際に見ると、嬉しくなっちゃいます

お馬さんって、でも、ホント利口ですね~。
車道をゆったりパカパカ2列行進していたのだけれど。
信号が赤になると、一番先頭の騎馬隊のオジサン(???)が手を挙げる。
すると、皆がすぐにきちんと止まる。
で。
青になると、清々粛々、パカパカと歩き始める。

う~ん。いいなぁ、こういうの。
パリの街の中で、行事でもなく、ゆったりとしたお馬さん隊列のお散歩(?)。
…暫く見とれてしまいました
(それにしても。7枚撮ったうちのたった2枚しか、見ることが出来ない。カードが古いのかなぁ…

いろいろな隣人のお話

2007-05-10 05:33:18 | フランス(人)
ブログでも、事件がある度に(?)とりあげた、私のステュディオの真下に住んでいる調理師のおじさま。
…最近、どうも不在のようなのです。

先々週くらいに、知らないオジサンがその部屋から出てきて鍵をかけていました。

一人暮らしだったのに。
変だなぁ…と思ったのですが。

今日もまた、その知らないオジサンが部屋から出てくるのに出くわしました。
よっぽど、「前のおじさんは引越しちゃったんですか?」と聞きたかったのだけど。
詮索好きな変な外人と思われてイヤだし、「ご飯食べさせて」依頼事件(?)も経験しているので、万一でもややこしいことに関わるのはゴメンだし。

と。
何も聞かず仕舞い。

私が何も気づかない間に、ワンちゃん共々どこかに引っ越したのかなぁ?

ただ。郵便受けと呼び鈴は、でも、同じ名前がついたまま。
…何とも謎です。



さて。
私の、ホンモノの隣人。
一度夜中の大騒ぎのことで、ブログに登場した彼。
それにしても、最初の印象とあまりに違う。

引っ越してきた当初、と私が思っていたのは、どうも彼のご両親(?)が滞在していたようだと最近納得しています。
現在も住んでいる若い金髪の彼(どちらかというと見た目イギリス人ぽい)、私と音楽趣味は全然あいませぬ。(←メロディ無い系。ジャズとクラシックはご両親の趣味だったのね。。。)
それでも。
別に大音響で聞くわけでもないから、取り立てて言うほどの害はなし。

騒がしい宴会も、あれ1回きりだしね。
たまにお友達やら来るようだけど、それほどうるさくもない。
まぁ、合格点です。

だけど。羨ましい…。
フランス人には珍しく(?)キレイ好き。
なのか、殆ど毎朝会社に行く前に「お風呂」に入る様子。
羨ましいったらありませぬ。
朝から湯船にお湯をはっている、らしいんだもん…。

こちとら、湯船はついているけれど。
何せ1回に使えるお湯の量がとても少ないので、夏でさえお風呂にはいれません。
365日シャワーです。
むぅ。。。ずるいよ…。



そして。
もう一人。多分、この建物の大家さん的存在であるオバサマの、恋人(?)。
滅多にここには住んでいないようですが。
ここ数日は、また滞在しているらしい。

何故判るかって?
…私の自転車を勝手にどかされるからなのです。
失礼でしょ?

そう。
こちらは自転車にはスタンド(?)がなく何かに寄りかからせて&鍵で繋げておくのがフツー。
ただ。
私は、1階の人を知らないし、勝手にその家の窓枠に鍵で繋げるのは心が痛むので、一応、控えめに(?)立てかけておいています…。

が。どうもそこが、彼(上記、おじさん)のバイク自転車(←ローマの休日に出てくるべスパみたいなヤツ。)のイツモの置き場らしい。

私の自転車を建物につなげてないのをいいことに、勝手に私の自転車を移動させ、そのバイク自転車を私の自転車の定位置に固定させてしまう。

…ま、これがフランス人だよね。と諦観しながらも、イマイチ気分はよくないです。
何しろ、私の自転車が、いかにも人目に晒される状態になるので。
早く、また彼がどこかに行ってくれないかしらん。とついつい願ってしまうここ数日です。




たった20軒以下の小さなアパートだけど。
いろんなヒトがいるもんです。
そして。
なんやかんや言っても、私の隣人たちはきっといいほうなんだろうな、と思って毎日過ごしています。
…ただ只管、お風呂が入れる隣人が羨ましいけど…。

停滞気分のときに

2007-05-09 04:48:38 | Weblog
うふっ…美味しい日本酒ってオイシ~っ
マッタリ幸せ気分の休日の夜です

そ。
今日は思い切って贅沢。
先日、日本人のパリ在住・お友達からいただいていた(正確に言うとお友達のご両親が遊びにきたときにお土産に買ってきてくださったもの。パリ在住=このGWのお友達とは別です)、直輸入の(?)本場モン日本酒を開封してしまいました。

ホントは、フランス人のお友達を家に招いたときに開けるつもりだったんだけど…。
ま、いっか。
どうせフランス人はこの美味しさわからないよね?なぁんてことを言い訳にして。




…お天気のせいなのか。
今日は休日だと言うのに、朝からかなりローテンション
精神病、なんて大袈裟なものではないけれど。
ごくたまにだけど、急に暗闇の中に沈んだ重苦しい寂しさに捕らわれてどうしようもなくなるときがあります。

日本にいたときは、感じたことのない感情
…多分忙しさと、やっぱり会わなくても周りにいることを無意識に感じている友達の存在と、何よりも大好きな家族が、私の大きな支えだったんだなぁ、と。自分の気持ちを分析しながら思う次第です。



そして。
こんなふうにたまに落ち込んでしまったとき、いろいろな方法で自分を叱咤激励しようと試みるわけだけど。
如何せん、コマが限られているのですよね

赤貧につき、えいやぁ~って衝動買いに走ることや、遊びまくることもままならず。(←これって。かなり精神衛生上に効くものと、私には思われます。)

…大好きな勉強をやることもこういうときは息苦しく。
ただただ感情を忘れたいがために、一度解き終わったはずの脳トレの数独を引っ張り出して没頭してみたり。



そもそも。
こんな季節のいい時期に、落ち込むことはこれまであまりなかったはず。
(どん底に落ちる時は決まって、日が短くなって暗い冬へと向かうとき。)
…一体、どうしちゃったのかなぁ、と自分でちょっと心配になったり。



というわけで。
今日は、やることをたくさん抱えていたはずなのに、殆ど何もせず非活動的な時間を過ごしてしまいました。
とっても反省…。

しかしそれより。明日までこんなモノを引きずるわけにも行かず、ふっきるべき方法は?と思ったときに。
えへへ
美味しいお酒の存在を思い出した訳ですよん♪



しみじみ私は、お酒が好きでよかったぁ~、と思います
って。
何度も言ってますが、アル中じゃありませんよっ!お間違いなくっ!

でも。
お酒は大好き。
お酒が飲めたことを後悔したことはありません。

何しろ、お酒を飲むと私は気分がやっぱりハイになるのです。
一度として、そういう意味では期待を裏切られたことはない。

う~む。。。
きっと私の身体とお酒って、余程相性がいいのだろうなぁ、と勝手なことを想像しています。


…失敗したことは多分ない、です。朝起きたら知らない男のヒトが横に寝てた、とか…ね。
あ、でも勿論、ゴクたま~に手痛い宿酔いとかをやって反省することはあるけれど。

何しろ飲むことで、大好きな食事が美味しくなる!
そして。気持ちがグンと晴れやかになる。
ある意味、ドラッグみたいなものなのかもしれないけれど。

い~えっ!
どうしてどうして「酒は百薬の長」ですもん。

…アル中にならない程度に、そして一生長くつきあえるためにも、ほどほどにしながら楽しくつきあいたいと思っています。
今日は、だから、4号瓶半分でやめておきました
(って。それは単に勿体ないからで。後は、いつもの赤ワイン…)。

で。
大事な日本酒だから、今日は贅沢にもお刺身っ
って。
あはは、実は手違いで大事にとっておくはずのお刺身を解凍しちゃったから、というわけだけど。
日本のモノと質が違ったとしても、やっぱりお刺身ラブ!なのです。
あ~まんぞく、満足!
明日は頑張るぞ~っ!
5月なんてスッゴクいい季節、ですものね。

注:写真は先日撮ったエッフェル塔最上階からの凱旋門、です。

大統領選挙翌日…

2007-05-08 05:53:40 | フランス(日常用品・日常生活)
1週間ほど前の暑さはどこに行ったのかしらん?
すっかりまた涼しい(というか肌寒い)ここ数日。
そして、どんより空です。

あの暑さで、家用の服も、長袖・長ズボン類はさっさと仕舞っちゃっていたのだけど。
とてもじゃないけど寒くて、また引っ張りだす羽目に。
あ~面倒くさい…。
それに。
どういうわけだかこちらで暮らしていると、精神的にお天気の影響度が大きく、曇り空だとテンションがぐ~んと下がります。
まぁ、明日はまた休日なので、静かに頑張らず過ごしたいと思っています。

で。テレビをつけたら、ジャッキーチェンの映画をやってる…。
全くもって、ファンじゃないけれど。こういう気分の時には結構いいかも。
下らなくて(←失礼)、元気が出る、みたいな…。


さてさて。
そうは言っても。今日は、午前中日本人のお友達に会って、また喋りまくったし、お昼ご飯も一緒に食べました♪
やっぱり気分転換になるなぁ~、友達とのお喋り、って

ただ、その後寄った研究室はガラ~ン。
明日は休日で、例によって橋を架けてお休みの人もいれば、重鎮の先生と研究生数人がアメリカ出張中なのでした、そういえば。
というわけで、早々に引き上げてきました。




当たり前と言えば当たり前だけれど。
昨日の夜からニュース、テレビ番組は大統領選挙の結果関連オンパレード。
見ていて、うんざり
私はとにかくずっと前からアンチ・サルコジで、テレビで彼の顔を見るとぐぇ~っ!というくらい(←多分これは生理的に好きじゃないという、個人的な判断としては正しくない要素も入っていますが)。
昨日のいつもの劇場的な演説を聞いているうちに「坊主憎けりゃ袈裟まで憎い」って程になってきて、現在の心境としてはとにかくどうしても「見たくない!」状態になってきています。

…元々は、あんまり人を嫌いになったりしないので、自分でもこの状態にチョッと驚いていたり。
だって。
所詮、私にはそれほど「カンケーない」訳だし、ねぇ…。
ま、こればっかりは仕方がない。
暫くはなるべく離れて、それから今後の彼の手腕を静観したいと思っています。
とにかく。フランスがフランスさを失わず、良いように変わって行ってほしいと願うばかりです。
やっぱり、大好きな国なので…。




ところで。
話はコロリと変わり、ここ数日の話を少し。
昨日、美術館に行ったことは書きましたが、そして、その前に今の時期の観光客の多さについても触れましたが。
ホント、(日本のGWということもあって)普段以上に日本人が多かった、という印象。

更に。
昨日行った美術館、オルセーとオランジェリーは、印象派(特にモネ)の作品が充実していることで有名。
つまり、日本人に大人気!というわけで、日本人率が更に多くて驚きました
夕方の比較的空いている時間だったのだけど、4分の1は日本人?というくらい。(ちょっと大袈裟かなぁ…)
しかも。
気になったのは、小さな子供連れが結構いたこと。

…小さい頃からホンモノに触れさせるってことはとても良いことだと思うので、子供連れで来ることに決して反対ではないけれど。
やっぱり美術館とかにはせめて静かでいられるくらい、そして見ることに興味がある年齢から連れて行くべきじゃないかしら、と思ったのでした。

泣き喚く子こそはいなかったけれど、結構うるさい。
それに。
お母さんだけイヤフォンガイドなどを聞いていて、子供が何を言おうと完全無視・そっちのけ、なんていう光景も。
何だかかわいそうだなぁ、と。
きっとこういう人は普段でもそういう態度で子供に接しているんじゃないか…と想像してしまいます。

子供に構いすぎるのも確かに良くないだろうし、また親が自身の楽しみを追求することも悪くないけれど。
なんだかこういうのは違うんじゃないかなぁ、なんて、ね。
…絵を静かに鑑賞しながらも、ツラリツラリと思ったことでした。




注:写真は、ホント脈絡なく載せています
お天気良くなかったし、全然ウマク撮れてないけれど、一応モン・サンミッシェル全景。…実は。ここモン・サンミッシェルとは、私にとって心疼くことを否が応でも思い出させる場所なので、行きたくないなぁとチラッと思う部分もあったのだけど。ま、人間って強いもの。
時間というのはやっぱり心の傷を風化させてくれるものなんだな、と改めて納得したのでした。多分、友達とその家族という大勢で行ったから、でもあるんだろうけど。
次に行く機会があれば、心の翳りが100%もなくなって修道院を晴れ晴れ拝みたいなぁと思っています…。

2007年、5月最初の日曜日のイベント。

2007-05-07 04:58:56 | フランス(人)
朝起きて、久しぶりに日本のニュースをチェックしようと、朝日新聞のサイトに訪れたら…
「エキスポランド社などを家宅捜索」というタイトルが目に飛び込んできました。

あのぉ。。。
「会社を家宅捜索」っていう言葉づかい、ジャーナリスト日本語として既に社会で正しいと認識されているのでしょうか???

率直に言って、天下の朝日新聞でこの見出しはないだろう!と私は思ってしまいました。

そもそも「家宅」って人の家をさすわけですよねぇ。
…もし、100歩譲って、現在その言い回しが既に誤用でない、ということになっていたとしても、新聞に使ってほしくないなぁ。
何だかガッカリ来てしまいました。

なぁんて話は、どうでもよくって




…たった今、テレビをブチッと消してしまいました。
特集番組が終わるまで見続けるつもりだったのだけど。
だって。
我慢が出来なくなったんだもん

そうなんです。
ニコラ・サルコジ氏が53%の得票率で(=セゴレヌ・ロワイヤル女史47%。因みに棄権率は1次選とほぼ変わらず。16%!やっぱりスゴイですよね。)次期大統領に選ばれました。

…予想はしていたけど。
ねぇ…
現実的に確定しちゃって、やっぱりイヤ~な気分

それに。
彼の勝利(?)演説を聞いて、更にぶっちゃけちゃいました
…セゴレヌさんに対しても実はそれほど好意は持っていなかったし。
彼女が勝つことを期待していたわけでもないけれど。
彼女の敗退宣言演説(?)のほうが、よほど心を掴みました。

どうなっちゃうんだろ、フランス…。
早く日本に帰ったほうが、やっぱりいいのかな。
…円安甚だしく、いまやユーロは165円近いし、ね。(←私が来た5年前は1ユーロ110円台だったのですよ。)
外国人(とりわけ全うな日本人!)の「暮らし辛さ」が進む一方な気がします。




で。
そう。テレビは消してしまったけれど。
これからの猿子の予定は知っています。
…多分今頃、シャンゼリゼ通りのフーケでお食事。
その後、コンコルド広場!に行くはずです。

そう。
今日たまたま、月初めの日曜日ということで(=美術館無料入館デー)、久しぶりに美術館へ、と。

…と言っても。
夕方になってそんなことを思いついて。
チョコっと、久しぶりにオルセー美術館と、ついでにオランジェリー美術館に足を運んできました。
(というわけで、今日の写真はオランジェリー美術館、おなじみの「モネの睡蓮」の中からの1枚です。)

で。
それは未だ夕方だったのだけど、既に自衛隊が道のそこここに。

オランジェリーに行くために、と、コンコルド広場を通れば、架設のステージが出来ていたり、中継用テレビカメラがあちこちに設置されつつありました。

物見高く、つい見張りのオジサンに質問!
「一体ここで何があるんですか?」
「もしサルコジ氏が当選したら、夜ここに来るんだよ」
「だいたい何時ごろですか?」
「9:00頃かなぁ。いいや、10:00。あ、ひょっとしたら11:00かもねぇ…」



ま。私にとってはどうでもいいんです、猿子がコンコルド広場に来ようが来まいが。
…勝手にしやがれ!ってなもので。
つまり。
私は、心静かに大好きなモネの睡蓮を堪能して、気持ちよく帰宅していたのでした。

なのに、ね!
プンプン…。

擬似旅行最終日を終えて

2007-05-06 05:34:28 | フランス(人)
5月3日朝、京都・関空から香港乗換えでパリに到着した友達と、ご両親。
1日前にパリに入った、現在上海在住の妹さん夫婦とホテルで合流し、1日目は、パリ市内見学をしました。
そして、昨日2日目はモン・サンミッシェル1日バスツアー(14時間行程)に参加。
今日3日目最終日、ドイツに向かう妹さん夫妻とは朝別れて、ヴェルサイユ宮殿へ。
昼にはパリ市内に戻ってお買い物をし、夕方の飛行機で、再度香港経由で日本に帰って行きました。
今頃、彼らは「機中の人」真っ只中…。
正味2泊3日のパリ旅行


お天気は、1日目、気温はそれほど暑くなかったけど、ピーカンでした。
昨日は、生憎の。(夜、大雨。でも幸い大して濡れず…)
そして、今日は寒い曇り。

と、「お天気は最高!」というほどではなかったけれど、とりあえずご両親が「行きたい!」というところには全部行くことができたし、(多分…というか希望→)楽しんで帰っていかれたようなので、ホッと安心とともに嬉しいです


…案の定、その間全く勉強をしなかったけれど、ま、今の時期だから遅れは取り戻せるということで、私もガイドというより、ご家族水入らずの中に門外漢が一人ながらも、一緒になって旅行を楽しませていただいた感じです。

初対面の方々を前に、食べるのも勿論ながら、飲むのも相変わらず遠慮ナシで
う~む。。。
よかったんだろうか。
…こういうところ、フランスに来てついた悪い(?)習慣だなぁとチョコッっと反省します。
昔はもうちょっと「慎み」というものがあったのだけど。
最近は全く人の目を気にしませぬ。
美味しいものは食べたいときに食べたいだけ食べる、飲みたいときは飲む…。
日本人を前にしては素直過ぎるかもしれません



…書きたいことは山ほどあるのですが。
最初から順を追っていくと、つい書く勢いがなくなってしまうので、今日はまず今日のことを書いておきたいと思います。


今、家に帰って来て一番感じていること。
それは、久しぶりにずっと人と一緒にいたので、こうしてまた一人ぼっちになってなんだか寂しい感じ、です。
そして。やっぱり家族っていいなぁ…って。
とりわけ。
彼のお母様が、少し私の母に似た部分を持っていたので、何だかホッコリしてしまいました。
…子供はいつまでたっても、親に対しての子供なんだなぁ、って自己再認識。(私が単なる甘えん坊?)

それと。
フランスってやっぱり、観光大国なんだな、ってシミジミ。
昨日のモン・サンミッシェル然り、今日のヴェルサイユの人の数、と言ったら
想像を遥かに上回っていました。
今、GW中の日本人はともかく、他の国の人々もワンサカわんさか…。
季節がいいからなおさら、なのかしらん?




昨日、ゆっくり書く!と言っておきながら。
今日は今ごろから既に睡魔クンが忽然と訪問してきました
ま、今晩は抵抗せずに楽しい気分を胸に早寝をしようと思います。
昨日のツアーのことやら(←やっぱりこれは書いておきたいかも)は、また追々ということで

注:写真は昨日のモン・サンミッシェルの清水坂???であります。

楽しんでます、でも…

2007-05-05 14:41:24 | Weblog
涙。。。
ネットの接続があまりに不安定です。

昨晩12:00過ぎに帰って来て、1時間くらい頑張ってみたけど全く繋がらず。
今朝も、5:30起きていろいろ試したけど全然ダメでした。
…テレビも見られない。
挙句の果ては、家の電話も繋がらない事態に。(←それまでは電話だけは使えてた…)
つまり、やっぱりパソコンというより、電波かADSLそのものに問題があるような気がします。

すっかり陸の孤島というか気分で泣きそうになってしまいました。
が。
今、出掛け間際にこうして繋がったので…一応ホッとしました。
でも。
また帰ってきたら使えなくなっていたらどうしよう。。。

しかし。
もう出かけなければ。
そう、今日まで、友達とそのご家族との旅行の付き添いです。
って、何もしていないけど。
一緒に観光を楽しんでいます。
なんだか一番食べて飲む私の飲食代やらもぜ~んぶ払ってもらっちゃっているし。
何もしてないのに申し訳ないような感じです。いいのかなぁ…。

そう。
昨日は、バスツアーでモンサンミッシェル日帰りしてきました。
今日は、ヴェルサイユ宮殿に行って、その後お買い物。
そして夕方には帰国。。。
う~ん。やっぱり、すごい日程だ。

いろいろ書きたいことはあるけれど。
…今晩ゆっくり更新します。
日本の皆さんは、GWの終盤を楽しんでくださ~い!
…明日日曜日、フランスは大統領選挙決選投票日です!

パリ観光

2007-05-04 06:29:46 | フランス(余暇・習慣)
…昨晩は諸事情で結局3時間ばかりしか寝ていません。
で、実は今晩も今から5時間寝られるか?という状態なので。
スーパーチャッチャ!です


でも。
とっても!い~観光日和でした
多分、だから、結構動き回れたのじゃないかな。
…かなり、ハードスケジュールです。


オペラ座、ヴァンドーム広場、マドレーヌ寺院などを散策がてら見ました。
エッフェル塔に登りました。
凱旋門を見て、シャンゼリゼ通りを歩きました。
ルーブルに行って、モナリザ・ミロのヴィーナス他、を見ました。
カルチェラタンの端、モスクに行きました。
…お夕飯にモダン・フレンチをいただきました。

勿論メトロやバスも使ったけど、かなり歩いたと思います。
…明日皆さん疲れでガックリしてないといいのだけれど。(時差ぼけもあるでしょうしねぇ。。。)

それなのに。
そう。明日は、バスツアーでモンサンミッシェルまで足を伸ばします!
…私は、友達の車で1回行ったことあるけれど、やっぱり楽しみです。
バスの中では眠りこけたいと思っていますが。。。


とにかく今日はもう、状態なのでなさい、させていただきまぁす。…明日はもうちょっとマシな更新を心がけたいものと思っております

大統領決選前の討論会の夜に

2007-05-03 04:14:19 | フランス(人)
焦ってます…
9:00まで後僅か数分。
それなのに。
テレビを見なくてはなりませぬ

が。
明日の朝、私は遅くても4:00には起きなくてはならないのです

…この討論会って一体何時まであるんだっけ?
確か、2時間番組だったよね。
ということは11:00!

無理だ~
途中で寝なくっちゃ。

って、それは所詮無理だと思う。
最後まで見続けちゃうよね、きっと。


いずれにしても。
やばっ!
少なくともブログだけは更新しておきましょ!というわけで焦っているのです。


そう。
以前、話題にしましたが、GWを利用して日本の友達がご両親と一緒に明日からパリに遊びに来るのですが
なんと2泊3日!!!
香港経由の飛行機で、往復に4日もかかるというのに、ですよ

私の想像外の日程です。
とにかく。
彼らに少しでも多く楽しんでもらうため、できる限りのことはしたいと思っているのですが。
…何せ車がないもので。使えんヤツだ…。
明朝空港に迎えに行くというのも、交通手段が限られていて夜行バスで、であります…。



…今晩は何はともあれテレビ討論会を見て、即行シャワーで寝たいと思っています。
今日は、実は書きたいことが盛り沢山の日だったんだけど。
またしても後回し。。。くっすん。
ま。
とにかく。そういうわけで、ここ数日、観光写真はフンダンに撮ってこれるかなと。
毎日更新しますから、遊びに来てくださいね~

あぁっ!もう始まってるぅ~。。。

日々の小景

2007-05-02 07:59:10 | フランス(人)
今日はメー・デーで祭日
それと共に。
「スズランを贈る日」でありました。(=贈った相手に幸せがやって来るそうです。)

というわけで、街中には俄か花屋さん(?)というかスズランを売る人がそこここに出没。
また、贈られてスズランを手にしたであろう人たちもたくさん見かけました。

…ふぅ~っ。いいなぁ。
5年もフランスにいて、一度たりとてもらったことないや…
う~ん。
だから幸せにならないのかなぁ

なぁんていう情けないボヤキは放っておいて。
今日は、下らない細切れネタを幾つか書きたいと思います。
…えへへ。
今日は珍しくブログに書きたいかも事項を忘れないようにメモしていたからこんな芸当が出来るのですよん♪(続きそうにはありませぬが)



まずは。
街で見かけた変な人について。
今日は二人ばかり、むむむ!という人を地下鉄内で見かけました。

って。
実際には、日常茶飯事にそういう人たちに遭遇しているわけだけど。
あまりにいつものこと過ぎて、つい書くのを忘れちゃうんですよね

でも。
今日は、↑に自慢したように一応事項を忘れないように書き留めたので。
小ネタをたくさん書いてみたいと思います…。



で。一人目は、変な人というより。
う~ん。
自分にとって違和感のある人だった、とでもいうのかしら。

年の功は20代後半から30代前半、といった感じでしょうか。
とても色白で青い眼、きれいな顔立ちのフランス人女性。

が。
パンク系というか、頭をキレイに丸坊主にしているオネエサンでありました。
着ているものは、といえば、赤無地・Vネックの化繊パーカー。
その下はノーブラ。
で、安物らしいそのパーカーは彼女の細身には大き過ぎるのか、或いは伸びきっているのか、殆ど一肩は生肌状態を呈していたのです…。

彼女の荷物は大きな重そうな黒いショルダーバック。(中は昔のタイプライターみたいだった…)
その荷物で空いた1席を陣取り、自分は隣に座ろうとした途端。
片胸がポロリ!
グエッ…無言驚愕。

キレイな胸ではあるけれど。
なんだか妙に気分が悪かった。
そんなものこんなとこで見たくなかった…とでもいうのでしょうか。
日曜昼間の地下鉄なんて、子供もいるし。
そういうオネエサン、やっぱり見せたくないよな。みたいな。
丁度正面に座っていた、黒人のお兄さんは気づかぬふりをしていたんだ、と思う…。

しかも。
その後、彼女の携帯に電話がかかってきたのですが。

きれいな顔立ち、整えた睫…
の一見美人さん。
話し始めたのを横目でみて、気がつきました。
歯並びが上下顎ともかなり悪くって。
実は一瞬吸血鬼のようにさえ見えたのでした。
こわ~っ…。

いえね。大昔矯正したものの相変わらず酷い歯並びの私に意見できる余地は勿論ありませんが。
歯並びって世間が気にするだけはあるもんだ、結構大事ことなんだなぁと、今更感じさせられた出来事でもありました。


独白:あれれ?一人目の変な人についてだけで、こんなに長くなってしまった
メモした内容、早速端折らないとだめだと気がつきました。
予定(?)変更、変な人話題は終わりにしよう…。


さてさて、次なる話題は…。
そう。私の通う研究室所属のとある女性(国籍レバノン)がこの間の土曜日、結婚式をしたそうです。
…私は彼女の顔を知っているくらいなので、別に招ばれたわけではありませんが。
研究室内で結婚式に招かれた人が5人くらいいて。
話を聞いて、ビックリ!です。
ホント国によって結婚式って違うんだなぁ、と思いました。
…ま。考えてみれば、日本国内でさえ、北海道・名古屋・東京。
比べてみればかなり違うと思うし。
文化が違っている中で、却って似ている習慣だと思うほうが正しいのかもしれません…。

閑話休題。
で、その話の何にびっくりって。

結婚式が行なわれたのは、パリ・ディズニーランドの近くのホテルだったらしいのですが。
(ホテルと聞いて、あ、日本と同じだ、と思ったのは最初だけでした。。。)
参加者は250人ですって!
へぇっ?どこかのご令嬢ならともかく。ちょっと多くありません???

で。
式が始まったのが夜の6:00くらいで、始めのお食事が運ばれてきたのはとっくに10:00を過ぎていたんだそうな。
新婦のお色直しは5回もあって、最後のデザートとしてのケーキが3:00過ぎ。
それを食べて、研究室から参加した5人のうち4人は失礼して車で帰ってきたそうだけど。
その朝4:00近くという時間で、一番最初の退席客だったんですって!

う~む。恐るべし、レバノン・中東。
ホテルの人たちの人件費とか、妙なことが気になりますが。
宴会とはこうあるべし、なのかもしれません。
…夜中まで踊り明かすフランス人が「疲れた~!日曜日は昼寝をしたけど、なんだか体調悪かったよ。」って言ってたので。
フランス人に負けず劣らず、体力のある人種なのかもしれません。



と。
あぁ~ん。。。
ここまで書いたところで、前住んでいた街の日本人の友達から電話がかかってきました。
珍しく(?)長電話…。
切って時計を見ると、が~ん。12:30。もうシャワーを浴びて寝る時間じゃん

ということで。
折角自慢した上に、志半ばですが、今日予定していた話題は明日に先送りすることにします。
あ。
でも明日ったら、大統領選挙決選前の2候補者(ニコラ・サルコジ氏とセゴレーヌ・ロワイヤル女史)のテレビ中継討論会があるんだっけ。
万全を期してテレビかじりつき、と思っていますが。
それを見終わった時点の気分で、また書く内容が変わってくるんだろうなぁ。。。なんて予想してしまいます…。

注:今日の写真は、サクレ・クール寺院。あまりにいい気候なので、人だらけでした。

叶わぬ夢を見る…

2007-05-01 16:43:12 | フランス(人)
もぉ~っ!!!なのであります。
何が原因なのか教えてくれぃ!
ネットに繋がらないと精神衛生上とってもよくありませぬ

…今、だから、またしても朝なのであります。
でも。
少し賢くなりました
…昨晩、ワードに日記を書いておきました。(繋がらないだけで、パソコンは勿論使えます)
ということで。
そのまま、コピー・貼り付け、であります。
以下、昨日の日記。。。






勤めていた会社が大好きで愛社精神(と出世意欲?)に満ち溢れ誠心誠意尽くしてきたものの、ひょんなことから退職したお話は、以前にブログにも書きました。
そして。
それは、本当に急な思いつきだったわけで、辞めて何かこれをやろう、と思った訳では全然なかった…。
1年間の充電期間(←そのつもりだった)に何をやろう?
いろいろ考えた末に、これまたほんの出来心でフランス語を始めた、ということも、綴ったような気がします。



で。
そんな時期(=つまり6年前かな?)、日本でフランス語学校に通っていた時のこと。
母が一通の手紙を読んで、ふ~っとため息をつきました。

「どうしたの?」
「○○オバサマが具合悪くなって介護状態なんですって。で、△△さん(そのオバサマの義理の妹)がとりあえず、近くに住んでいるから面倒を見ているものの。もう限界だから、って、彼らの遺産は面倒を見てくれた人にあげるということで、誰かやってくれないか?というお手紙なのよ…」



○○オバサマとは、父の姉。
旦那様は私が物心についたときから失明していました…
つまり、○○オバサマというヒトが、その旦那様の面倒をみてきたのですが。
彼女がダウン。
=失明のオジサマとあわせて二人の老人の面倒をみなくてはいけない…。(○○夫婦には子供がいないのです。)


で。
育ち盛りの子供が3人もいる、○○オバサマの弟(=父の弟)のお嫁さん・△△さんは、とても面倒は見きれない、限界だ!と。
お金のことより(←○○夫妻は結構な財産家。面倒を見てくれた人に財産は全て譲るという条件だったそうです)、これ以上は耐え切れない、と。

それを聞いて。
「誰もいないんだったら、私お世話するよ~!」と言ってみた私。
というのは、父方の兄弟姉妹の中で一番、しかもとりわけ好きだったのが○○夫妻なんです。
滅多に会う機会もなかったけど(←実は父方の出身は博多なのです。でも私の家はずっと東京…だから、小学校の夏休みとかくらいでしたね、会ったりしたのは)、いつ会ってもとても優しく、お話ししていても楽しかったから、遊びに行くのも好きだった家の1つでした。

だから。
会わなくなって何年も経つけど、彼らの面倒なら見られるだろう、と思ったわけです。
それに。
会社でちょっとした介護方法とか習ったことがあったし、体力的に見て私は結構向いているんじゃないか、くらいに考えたりもして。

が。
父も母も猛反対。
「あなたが考えているほど介護は簡単じゃない!その一方で、人間かなり弱ったからといって、いつ死ぬかは神のみぞ知るわけでしょう?例え彼らが今よりもっと大変な状態になって何十年も命だけ永らえる可能性もあるのよ。その時になってこんなはずじゃなかった、もう嫌だからやめます!とは決して言えないのだから。自分の人生、全て棒に振ってしまうことになる!」と。
…親、なら、ではの愛情と思いやり、だったのでしょう。

そのとき、私はそうかなぁ…これも1つの職業だと思えば、別に人生棒に振るってわけじゃないよなぁ~。
くらいに思っていました。
ま、でも、そこまで反対されて押し通すほどの意欲があったわけでもなく。
そうだよね、そんな状態での初めての博多一人暮らしは寂しいかもね、とあっさり諦めました。



…結局。
何方も手を挙げる人がなく、外部機関に頼りながら、△△さんが面倒を見続けたような気がします。
そして。それから2~3年でお二人相次いで亡くなりました。



ぶっちゃけた話。惜しかったなぁ…と少し思わないでもありませんでした。
だって。
後は、例え仕事がみつからなくても自分の将来の心配は(少なくともお金の面で)はなかったわけだし。

でも。現実的に言って、そんなことに関わっていたなら、私はフランス語とは全く関わりのない世界にいて、今の私は絶対なかったって思えるから、ま、それはそれでよかったんだ、と十分悟っています。



でも。
なんでまた何の脈絡もなく、そんなことを書き始めたかって言うと。
そういった健全でない、似たような思いが、今日また脳裏を掠めたから、であります。
…お金持ちで、でも確実にもう1~2年で死ぬようなオジイサマに愛されて結婚しよう、とかって言われないかしらん?(←とっても非現実的だ。。。)
1~2年だったらどんな人でも大抵我慢できるだろうし(←それにしても、ヒドイ考えですね。。。)、その後お金に困らなかったら勉強が続けられる。。。。。

そうなんです、今日思ったのは、やっぱり今の勉強をもっともっとずっと続けたい…というとても現実的に叶わない自分の思いを改めて感じたからなのです。

今やっている勉強は、はっきり言って、仕事には何にも繋がらないのが現実です。
もし私がもっと若かったなら、研究室に残って助教授の道を探りながら、とか、或いはアルバイトしながら、という少しは現実的で、夢を叶えるための選択もあったのでしょうが。
如何せん、もうそんな夢は追えない、現実の厳しさだけが刻々と迫っている状況…。

勉強は、何があってもこの秋まで。と、自分の中で線は引いてきたつもりなのだけど。
…ムクムクと「もっとやりたい!トコトンやってみたい!」という思いに改めて捕らわれてしまったのでした。




仕事には繋がらない、と書きましたが↑。
長い目で見れば、いつか絶対繋がる内容だと思っているんだけど。
でもねぇ…現実は厳しい。。。。。