うさたろうの 気儘なフランス散歩

2年の予定が丸7年。赤貧学生としてのフランス生活にも終止符。約4年8ヶ月続けてきた日記、改め、気儘なフランス散歩…

チュニジア・ランチ

2007-03-31 05:58:00 | フランス(食べ物・飲み物)
私が最近、あんまり学校をサボっているものだから(=だって。2学期が終わって、必須履修授業がなくなったんだもの。チョッとしたヴァカンス気分なんです)、心配してくれたのか、博士課程の人が連絡をくれて、お昼でも一緒に食べよう誘ってくれました。
クラスメートと3人で久しぶりに学校の近くで、ランチをすることに。

学校をでるなり
「何がいい?」
と聞かれても。
「ん、…それじゃ、とにかく美味しいもの、そして、お腹一杯になるもの。…後は任せるわ!」という優柔不断な答えしかできません。

それじゃ、チュニジアレストランで、クスクスを食べよう!
あ、でも。うさたろう、クスクスとかって大丈夫?
モッチロン♪でもどうして?
この間、韓国人の女の子を連れて行ったら、あんまり好きじゃない、って殆ど食べなかったから…。
ええっ?私はクスクスだぁ~い好きっ
というわけで、学校の近くの、美味しいという小さなレストランに連れて行ってくれました。


うふっ、嬉しいな!クスクス。すっごい久しぶり。
…言うまでもなく、学食の付け合せで出てくる場合や、インスタントでやってもあんまり美味しいとはいえないんですよね。
かといって一人で本格的にやるほど、器具もなければ手間もメンドイ。
ホント、一体いつ以来でしょう、食べるの。


でも。
メニューを見てチョッとビクッ。
ランチメニューでクスクスが食べられるのは15ユーロ。(=2400円くらい?)
う~ん、結構お高いのね。
フランス人ったら、最近お金持ちだ、って思うのは気のせい?
あ、そっか。私が貧乏なだけ

まぁね。毎日じゃないし。
と思いつつも、普段のランチとしてはどう考えてもやっぱり高いなぁと思う、赤貧うさたろう。
だって。
お酒が飲めないランチ、でしょ?なのにぃ?みたいな(

でも。
前菜と、クスクス、そしてデザートつきだものね。



前菜には友達お勧めの、ブリック(クレープみたいなものにツナと卵が挟まって包んで揚げてある?)を頼みました。
熱々で美味しかった!
でもそれだけで結構なボリューム。

そして。
メインのクスクス。
私は、無難な(?)チキンをつい頼んでしまいましたが、二人はメルゲーズ。

運ばれてきたクスクスを見て、私は思わずニンマリ。
だって。
当たり前っていえば当たり前だけど。
ちゃぁんとしたクスクスなんですもん♪
わぁ~い

そして。
大抵こういうのは、何人前も一緒のお皿とボールに盛ってくるわけで。
男性陣が率先してとりわけてくれるのを嬉しくジッと見守りました
…こういうところはフランス、ラブラブです!(日本に帰りたくないぞ~…なんちゃって。

ただ。
普段やりなれていない彼らがよそってくれたので、スムールの盛りが多すぎる割にスープが少ないとか、お野菜が偏っているとか…ちょっとした(?)注文はあるのですが。
ヨシとしましょ!

いっただきま~っす

う~ん、美味しいっ!
久しぶりに食べて、結構好物かも、と改めて思い知らされた感じです。
そ。
途中、スープは流石に自分で継ぎ足しましたが、実はお腹一杯になっても、お代わりしたいくらいだったもの。






って。あららん…。
今日も書きたいと温めていたことからスッカリ乖離内容になってしまいました。むぅ
こんなことなら予告でも書いておこうかなぁ…ってな気になります。
ほんと、プチ旅行記はいつになるんだぁ?????
それに。その前にも1つ、初の試み記事を書こうと思いついたのは、どうすりゃいいの

って。ま、やっぱりその日の気分で更新する毎日になりそうです。
呆れずおつきあいくださいね~。。。

コイン・ランドリーはやっぱり疲れる…

2007-03-30 03:48:30 | フランス(日常用品・日常生活)
今日は、久しぶりに、ではありますが、又コイン・ランドリーのお話です。
…不思議なものですね。
コインランドリーなんて、全く何かしらの事件が生まれそうな場所じゃないのにね。

そう。
何度も書いているように(←多分)、私はコイン・ランドリーに行くのが大嫌い。
それでも行かなければならないとき(=2週間に1度。「1週間に1度」だったはずがいつのまにやら…)は開店時間6:30ピッタリくらい行くようにしています。

掃除したての一番きれいなときに使いたい。
ということと、あの密閉した、単調な音の響く空間で知らない人と出来れば一緒になりたくない。
という理由からです。
で、そういう朝は、5:55起きと普段より早起きをするわけ。



今朝もちゃんと6:31くらいに、いつものコイン・ランドリーに着きました。
ところが!
電気はついているのに、ドアが開かない!!!!!


何で?
今日は臨時休業?

と見渡しても何の貼り紙もない。
ガラスの扉(コイン・ランドリーって大抵ガラス張りですよね。防犯のためかな?)を押しても引いても、何かが引っかかっている。
どうしたって開かない。

上を見ると。
鍵が出っ張っているのが見えました。
え~ん。
だめじゃん

相変わらず暫くは未練がましく、引いたり押したり何度もやってみたけれど。
やっぱりダメなものはダメ。
諦めて帰ることにしました。

と。
反対側から、ショッピングカーを引いた80歳くらいのおばあさまが。
「ええっ?開いてないの?もう6:30はとっくに過ぎているわっ!」
「そうなんです。でも。なんだか鍵がかかったままで…」
「電気がついているのに?」
コックリとうなずく私を見もせず、彼女はドアを押してみました。

「ダメじゃない、開かないわ。」
「そうなんです。上の鍵がでっぱったままで…。」
おばあさまも納得。
それでも、二人してどうにかして開けられないかと、押したり引いたり、上げたり下げたり色々やってみました。
でも。やっぱりダメ。

「だめみたいですね、諦めましょうか」
「ええ?私は嫌よ。こんな朝早くそのつもりで来たんだから。それにしても全くっ!ホントに、これがフランスなのよねっ!」

心の中で拍手喝采
そうですとも、これがフランス…。
フランス人だってよくわかってるんじゃん!
わかってるなら改善しようよ…

彼女がつぶやきます。
「…私が、携帯電話を持っていればねぇ。」
「あの。携帯電話なら持っていますけど。」

そう。
実は大抵家に置き忘れてくるのですが。
今日に限って、出かけ際に目に付いて何の気なしに持ってきていたのでした。
「あら。じゃ、電話しましょ。ほら、あそこに故障したときにかける電話番号が書いてあるわよ!」

ええっ!そんなぁ
日本でだって、こんな朝早く=6:40頃に人様に緊急電話すらしたことはないのに。
フランス人に、この程度のことで電話しろって

「あ、あのぉ…かけるのはいいんですが。フランス語で説明するのも苦手なので、お話いただけません?」
思いっきり逃げてみました。

「あぁ、勿論いいわよ!」

というわけで、私の携帯で電話することになりました。
ビクビクしながら電話番号を押し、呼び出し音が鳴り始めたところで
「あの。お願いします」
と携帯をおばあさまに押し付けてしまいました。

おばあさま、一瞬躊躇。
「え?どこに話せばの?」

多分使ったことがないのでしょうね…。
「こうすれば聞こえて、このままお話すればいいんですよ。」

…かなり待たされたものの、誰かが電話口に出たようです。
おばあさまったら、素晴らしい
何のためらいもなく、一気にまくしたてます。(流石フランス人…)

6:30に来たのに、電気はついているものの、ドアが開かない。どうすりゃいいんだ?って。

電話口の向こうの人が何か答えたらしいのですが。
結局、おばあさまは何も聞かず切れちゃったようです。

「誰か何か言い始めたのに、切れちゃったわ!」
ご立腹。
「もう一度かけましょう!」
は…あの、もう一度。ですか



電話番号を押して、おばあさまに電話を渡しました。

「…だめだわ。誰も応えない。」
う~ん。。。
実は私、さっさと諦めて帰る気分なんですが。
待ってたって、全然ラチあかないもの



暫く躊躇った後、おばあさまに別れを告げることにしました。
「私諦めて、今日は帰ります。良い1日を過ごしてくださいね。」

別れのご挨拶をして数歩歩いたときに、私の携帯が鳴りました
電話に出ながら、回れ右っ!
「あの、今さっきお話ししたのは私じゃないです。すみません、今その人に代わります。」と大慌てで答え、おばあさまに携帯を託しました。

「え?そうなのよ、二人で待っているの。ドアが開かないの…え?無理!無理にきまってる。これ以上やったら、ドアが壊れるわ!…え?そんなことやれって言ったって…無理だって言っているでしょ?…え?え?で、貴方来てくれるの?そう。それで、どのくらいで?…え?え???…」

そこで、また電話が切れちゃった模様。
「一応、今から来るらしいのだけど。また電話くれるんですって。」

が~ん。。。
ってことは、私も待っていなくっちゃいけない、ってことですか
帰りたいよ~。

目がうつろになってきたところで、再び携帯が鳴りました。
おばあさまに無言で渡すと、おばあさまは
「だから、無理だって。で、来てくださるんでしょ?どのくらいなの?」

おばあさまは私に携帯を返してくれました。
「どのくらいで来てくださるんです?」
「30分くらい、ですって。」
二人とも無言。

フランス人の30分。
多分1時間くらい、だろう。
冗談じゃない、こんな真っ暗な面白くないところで待ってられるかぁ

「あのぉ。やっぱり私帰ります。」
「そうお?そうね、私も近くの7:00から開いているコイン・ランドリーに行ってみるわ。今朝全部、ベッドから剥いできたんだもの。どうしたって行かなくっちゃ。」


というわけで。
朝からすっかり疲れモードで始まった1日でありました、ふっ~ヤレヤレ。



ところで。
そうだっ!
明日っこそ、「プチ旅行」編に話題を戻すぞ~ぉ!
エイエイオ~っ!…乞わずにご期待くださいっ。

大学時代の友人

2007-03-29 05:00:36 | 日常生活の中で
今回のプチ旅行で体験、或いは感じたこと、最低3つは書いておきたいことがあるなぁと思っているのですが。
根気ナシのうさたろう。
さぁてさてさて、果たしてちゃんと書ききれるでしょうか?

って。えへっ。。。
実は、すでに2日目からして浮気心。
今日は違うお話です。
って。
単に、眠い&時間がない(=今から電話をする約束をしている)、から、だったりするわけですが。


あ。
それでもって。
写真は昨日に引き続き、友達の「ケイターハム スーパーセヴン」(郷秋さん、どうもありがとうございます。ペコリ!) のエンジン部分(?????)の写真です。
だって。
「そっかぁ、そんなに珍しいものなら、折角撮って来たんだから」ということで。



でも。
話題は全く別。今日のことなのであります。



昨夜、パリ北駅&周辺で、一種の小さな暴動がありました。
今朝、大抵のニュースがトップ記事として扱っています。

ん~。。。暴動というか…。
要は、列車の無賃乗車取り締まりという出来事が発端で、それに便乗した(?)若者たちが駅構内のお店に火をつけたり…などの結構大きな騒ぎになったらしいのです。


それを知った私。
ええっ?本当に?
と真っ青。

というのが。
ロンドンで仕事をしている大学時代の友達が、昨日仕事兼プライベートでパリに着いたはず。
何しろユーロ・スターは、北駅発着なんですよ。
無事着いた後だったらいいのだけど。

しかも。
翌日である今日の夕方(=さっき)、彼女との待ち合わせを私は北駅前のカフェに指定していたのでした。
あまりに物騒じゃなければいいのだけど。


5:00待ち合わせで、少し前に駅構内を通りました。
流石にそんな事件の翌日とあって、自衛隊・警察の人たちの出動数もかなり多い。

それだけでなく。
多分何か、新たにあったのでしょう。
駅前でスゴイ人だかりに遭遇。
…心配は募る一方だったのでした。



が。
幸い、彼女がパリに着いたのは昨日の朝だということが判明。
なぁに?それ?
と無邪気に聞く彼女に心からホッ。

とにかく、10何年ぶり(だと思う。大学時代のクラブの友人。社会人になって、殆ど行き来なし。)に彼女に会って大感激。
いろいろな話に花がさいたのでした。



当然、彼女はバリバリ働いているわけで。
「またパリには来るけれど、ユーロを使い果たして帰りたいし。学生に払わすわけいかない。」と奢ってくれると強く言い切って、スッカリご馳走にもなってしまいました。

そもそも彼女は、昨日からご馳走食べ詰めで食欲なしとのこと。
「うさたろうは気にせず、好きなものたくさん食べて。」
というわけで、食欲のうさたろう、勝手に自分だけ前菜プラス、メインのコースをオーダー。
更には頼んだワインの大半は案の定飲んでしまうような有り様だった…。
…同期にこんなことしてもらっていいのかなぁ。

ま、これは後々出世払い、ってことで、今回はスッカリお言葉に甘えさせていただきました。
○○ちゃん、ご馳走様~!

「ユーロ・スターは発車20分前が乗車締切り!」と焦る彼女に、「電車だからそんなことないでしょ、まだまだ大丈夫よ!」なんて引き止めてしまいましたが。
結局ギリギリ時間だったのかも。


2時間半の道のり。
今頃彼女はユーロ・スターで帰路の安らぎにいるんだと思います。

…やっぱり環境の似通った昔の同期会うっていいもんですね。

初体験!スポーツカー(?)ドライブ

2007-03-28 05:41:27 | フランス(余暇・習慣)
昨秋、論文が片付いたら是非行こう、と思っていたものの。そのままあれよあれよと時が経ち、実現しないまま。
約10ヵ月ぶりに、以前住んでいた街に遊びに行ってきました



どこに泊まらせてもらおうか?と一瞬考えましたが、結局は一番仲のいい友達に頼むことに。
…一瞬躊躇した理由というのは、彼は去年の11月位に2年半ばかり一緒に住んでいた彼女と別れちゃったので、今一人住まいなんですよね。
先日も書いたけど、やっぱり日本人の伝統的ジョーシキから言うと、このケースは×に違いない。
ん、でも、ここはフランス。
信頼関係があれば、全然問題なし。
アパートのロケーションもいいし、今回は何かのイベントがあって行くとかじゃないので、彼にも遊んでもらいやすいし。



…着いたのは土曜日の夜。
泊まらせてもらうとはいえ、彼の予定を壊すのも嫌だったので(←とても趣味が広い人なので。休みに家にいることなんて先ずない。…それが今回も彼女と訣別した大きな原因)、特に自分のスケジュールも事前に言ってませんでしたが。
駅に迎えに来てくれた彼に
「明日(=日曜日)は、何しているの?」と聞いてみると
「え?明日は一緒にどこか車で山のほうにでも行ってみようかと思っているよ。」
わ~い!新しい車に乗せてもらえるの?
…何でも最近、ずっと欲しがっていた珍しいスポーツカーのような車を買ったらしい。というのは聞いてはいたのだけど。
実はどんなモノだか全然わかっていませんでした。(←って。未だに実は判ってませんが。

が、彼の家に行って、新聞記事を発見!
ま、地方誌の一面ではありますけどね、なんと彼とその車の記事ではありませんか。
新聞記事にもなるくらいなの?
「要は書くことがないんだろ。」なぁんて苦笑していましたけど、ね。



で、翌日曜日、午前中はマルシェにお買い物に行きました。
月曜夜は彼のうちで日本食パーティーをしなくっちゃいけないんだもの。
折角だから大好きなこの地方のチーズも買いたいし。

そして。昼ごはんは彼の家でワインを傾け、ゆっくりマッタリ
ヴァカンス気分でお昼寝でもしたいなぁ。
なんてつぶやいていたら…

そうよ、この日から夏時間になったんじゃない!ということに気がつきました。
つまり、1時間損しちゃってるわけで。
遅くならないうちに行かないと閉まっちゃうよ、大変!
と私が行きたいとお願いした小さな街(=観光サイト。1度も行ったことなし)に早速でかけることにしました。

ほぉんと、それにしてもいいお天気。
ドライブ日和だね~

駐車場に行ってホンモノをみた私は、思わずわぉっ、と息を呑みました。
だって。
こんな小さな(=車高が低い)車だなんて思ってもいなかったし。
まるでレーシングカーのオモチャ(?)みたいなんだもの。

目をまん丸くしている私に、彼はどうやって乗るのか手ほどきしてくれました。
そ。だって、ドアなんてない。
窓から乗るわけです。
…身体の柔らかい、フツーサイズの人じゃないと乗るのも難しいだろうなぁ。

でも。
乗ってみると身体はとても快適。
わぁっ!地面に手がつくよ…


地下駐車場を出ると、爆音を(←って、エンジンに近いから自分がそう思うだけなのかな?)放ちながらすごいスピードで街の中を走り抜けます。(←って。スピード感も単に乗っている錯覚からくるものなのか?)

お天気がいいこの季節なので、窓なし。
通りがかりの人たちの注目を集めているのを感じながら、暫くして街の郊外にでました。

牧場を横目に見ながら、あぁスッゴイ気持ちがいい
自分じゃ絶対に運転したくないけれど。(←怖すぎる。お金をもらってもゴメンです。)
乗せてもらうとトッテモ楽しい!


でも。
実は寒くて凍えました。(って少しオーバーだけど。

そうなのです、外はポカポカ陽気にも拘らず、風を切って走るので、今の季節まだまだ風がドンドン身体に染み入ってくるのです。
もともと雪を想像してきたがためジャケットはダウンしかなく、仕方なくそれを着ていたものの、それでもブルブル感じてくるほど。
やっぱり、こういう場合は革じゃないとダメ、なんですってね…。

そして。
髪の毛も、自毛なのに飛んでいってしまいそうな(屋根はオープンにしていないのに)感じ。
帽子が必要だぁ…。



この車は、2005年製の「Caterham 7」らしいです。
日本風発音だと、「ケーターハム セブン」。(←漸く見つけました。
黄色っていうのもナカナカいいでしょ?(って彼は違う色が最初はほしかったそうですが)

注:載せたい写真がgooサイトにコピー出来ません。イマイチの写真だけど…。これで我慢してくださいませ。

パリも暖かい…

2007-03-27 23:04:55 | フランス(人)
戻ってきたパリは、とても暖かで、寒がりの私でも長袖1枚で昼間は外歩きが出来そうです。

って。
遊びに行っていた以前住んでいた街も、「雪降ってるから、そのつもりで!」とスッカリ防寒モードで行ったのに。
いや~、いいお天気に恵まれました。

確かに朝夜の冷え込む時間帯は気温が1度くらいしかなくても、日曜日も月曜日も、そして今朝もお陽様ぴかぴか、ポカポカ陽気。
靴は防寒用ブーツにダウンジャケットで行った私は、あぁ~ぁ…。着るモノがぁ~…。

でも。
それが見事に役に立ったシーンがあるのですよん♪
車のお話です。車好きな人に羨ましがられちゃうかな?
ま、そんな話は、今晩またゆっくり報告記(?)として書きたいと思います。

日本が日付変更線を越える前に…。
と、セコイ(?!)思惑で「とりあえず帰って来ました」の更新であります

お決まりの夏時間へ

2007-03-24 16:09:11 | フランス(余暇・習慣)
明朝未明、冬時間から夏時間に変更になります。
これから夏になるぞぉ~っ!と思うと嬉しいけれど。
この冬から夏への切り替え日は、イマイチです。
だって。
寝る時間が1時間減るわけなんですもん…。
って。その分早寝をすればいいのでしょうけど。
そうは言ってもねぇ。

しかし。
ここへ来ての寒さ到来。
震え上がっています。
昨晩の冷え込みったら。
…着る物のこと考えなきゃいけないなぁ。

そ。実は今夜からちょっとプチ旅行。
って、程でもないか…。
前住んでいた街に行って来るだけですが。

なんと雪が降っているんですって!
…あの街に降る雪がとてつもなく好きな私は、大歓迎

ただ。
降り終わった後のグチャグチャ、じゃないことを祈っています。
汚くて寒いだけだものね。。。

それでは皆様、ステキな日曜日を~!

…私が思いつきでポロリと言っちゃったことだけど、向こうで日本料理の夕べをすることになるらしい。
そんな材料もこちらから持っていかなくっちゃ行けないので、荷物が大きくなりそうです。
って。まだ荷物詰めてないので焦っているところです…。

ドタキャンの後の映画鑑賞

2007-03-24 08:09:25 | フランス(余暇・習慣)
つい先日、今後映画のことは書くつもりはない、と言ったけれど。
今日は、思いがけず先ほど観に行ってしまったこともあり(=記憶が鮮明)、チョコチョコっと書きたいと思います



何を観たかって?
まさに、今更なのですが。「硫黄島からの手紙」。


でも。
すみませぬ、あまりの私の無知に怒らないでくださいね

…たとえこの映画に、渡辺謙サンが主役で出ていようと、二宮和也クンやら伊原剛志サンが重要な役を務めているというのを聞いていようが。
クリント・イーストウッドですもの、てっきりベースはアメリカ映画で、英語が殆どだと思い込んでいました

だから。観るのが嫌だった…。(←私にとってアメリカ映画ほどフランスで観るのが嫌なものはない)

更に。
…ブログに時々書いているように、私はとても怖いもの・痛いもの恐怖症なのです。
人一倍耐性が弱い、とでもいうのでしょうか。
だから。
どんなにいい映画だ!と聞いても、そしてそれはある意味現実逃避だ!と非難されようが、「戦争モノ」というだけで、「観にいくもんか!」と思うのです。
…痛いこと、悲しいことは現実だけで十分。
たとえありえないくだらないお話でも、映画を見ている間は夢を見させてほしい、のです。
ハイ。何を隠そう、ポリポリ、私は相変わらずの情けない夢見る夢子ちゃん、なのであります…。

だから。私の行かない映画リストに名を連ねていたハズのこの映画。



なのに。
たまたま、私の仲良くしているフランス人が「面白い!」と言ったのです
う~ん。ま、よく考えればね、確かに。
彼ならいいそう、かも。。。。。。。

とくらいに思っていたところ。
また、もう一人の信頼のおけるフランス人の友達が「なかなか面白かった」と。

ええっ~?
フランス人が面白い、だとぉ???
アメリカ映画だぞ!
しかも。それがアメリカと日本の間の戦争が題材、だっていうのに…。

「観にいってないの?」
「うん、だって。戦争映画、私の分野じゃないもん!」
「ふ~ん…」
で、済ませていたのだけれど。

実は、今晩入っていた予定が、直前になってキャンセルになり
折角空いた時間…。
本当は、これ幸いと課題の読書に励めばいいのだけど

ん?
そうだ!
「硫黄島からの手紙」、絶対にDVDなんかでわざわざ観ることはないだろうから、こうして映画館で観られるうちに観にいってみよう!と急に思い立っってしまったわけです。



で。感想は?

全編日本語で思いっきり吃驚りしました。(あぁ、ナンテ恥ずかしい…)
それと。
非常に疲れました。
というのが。
やっぱりダメなんですよね…
戦争の場面とか、音もそうだし、正視なんて全くできないし、耳塞いじゃうし…。
多分、5分の2くらいは観てない場面もあるかな、と。

…季節が寒い冬でよかったです。
自分の皮のフワフワ毛までついたコートを頭から被り、固まりきっていましたから。
肩コリコリ、なのであります。。。



それでも。
この映画観て。…素直に良かった、と思っています。

多分前知識が多かったら(って初歩的な情報ですが…)観にいかなかったでしょう。
何の気なしに観て、疲れちゃったけど、ホント、しみじみ感じました。

私の徘徊するブログの1つのJさんが書いてらっしゃいましたけど
「クリント・イーストウッドよ、この映画を作ってくれてありがとう!」
「日本人なら見るべし!」(←ゴメンなさい、Jさん。断りなく引用して…)
そう書いている意味が漸く心の底から判りました。



…別に私が体験したわけではないから断言はできないけれど。
それほど変な粉飾が混ざっているとは思えないストーリー。
少なくとも、今のフツーの日本人なら、日本人てこうだよね、と賛同できるもの…。
少しは(?)これで、外国人の日本人への変な見方が変われば嬉しいなぁ。なんてことを思いました。



フランス人にとって、本当に面白いのか?
というのも気になりましたが。
…少なくとも、数少ない観客の大部分は、結構お気に召したようで。
映画のストーリーが終わるとすぐに席を立つヒトが多いいつもの印象なのが、今日はそのまま最後のクレジットまで見ている人が多かった気がします。
金曜日の夜だから、かなぁ?(笑)

夕食のこと、そして、少しの羨望、と。

2007-03-23 06:28:16 | 日常生活の中で
今日は朝から、夕食にイカを食べるぞ~っ!って思っていたのに。
夕方6:00頃、解凍できているはずだったイカが、まだジャリジャリ凍ってる…。

これじゃ、お夕飯にはどうしたって無理…。

大慌てでお買い物に行ってきました。
何しろ、食事時には常に動物たんぱく質がないとダメな(と思い込んでいる)人間。
だというのに。冷蔵庫を見ても、お野菜程度しかないんですもん




そ。
先日、注文入手した「お魚を食べた♪」という、実になんでもない記事を書きましたが。
今回もそのルートで入手した、イカさんが冷凍室の中に。
そろそろ食べないと、機能が悪い冷蔵庫では悪くなる一方だしね。


…だいたい、イカを何故注文したかと言うと。
勿論イカが好き!というのもありますが。(←北海道で食べるイカそうめんがすっごく好き!後、居酒屋のイカ納豆、とか…)
何しろ注文表の、「お刺身」欄に掲載されているイカが、重量の割りに他のお魚に比べヤケに安い…という情けない理由が一番かも

それに。
たとえお刺身として不味かったら、それでもとりあえずお刺身仕様だから、お好み焼きとかにしても不味くはあるまい、と推論したわけです。
…だいたい「お刺身用」と書いてあるので、当然のことながら切り身で来るだろうし、ね。

ところがドッコイ。(←死語?)
取りに行ったお友達からのメールには
「ヤリイカ=44cm×6.5cm×2」を想像してきてね、と。

呆然…。
44cmぃ?
それって、短冊じゃないに違いない。
ひょっとして、マルマルなのぉ~?
大ショック…。


だって。
何を隠そう、実は私、うまれて此の方イカを捌いたことなどないのです
家庭科の時間だって、イカは捌かない。
3枚おろし、はやるけど、ね。

そして。
だいたい日本だったら、そんな面倒くさいことしようと思ったことがないし。(←だったら外で食べる!)

こちらに来て、イカを食べてみたいなぁと思っても。
フランス人の友達は、
「え、イカ?プラスチックみたいじゃん。」とか、酷い人は「タイヤのゴム食ってる感じだよ」。
なぁんてのたまうので。

そっかぁ。フランスのイカはそういうものなんだ…
そう思ってレストランでも頼んだこともないし、お魚屋さんの店先で見ても食指が全然動かなかったのでした。

それが今回…
日本の水産会社だし、お安いから、と頼んでしまったら。

ひゃ~っ!

お体そのまま2ハイ、足つきでくるなんて。
考えてもいなかったなぁ…。


でも…。
気を取り直しました。

そ、お目目きらり~ん子ちゃんです。

ということは、ワタもついているかも、よ。
ということは、塩辛が作れちゃうかもぉ~
わぉ~っ、大歓迎だぁ!



しかし。
捌いたことすらないのだから、塩辛作るなんてあまりに大胆!?

と思ったものの、ネットで検索すると意外に簡単そうに見えるじゃないですか。
時間があるときにトライしてみるべし!と思っていたわけです。


が。
しゅ~ん(涙)。
…というわけで、つまり今日はお預け。
明日、やる時間があるかなぁ


という大いなる心配を抱いているわけですが。
ま、その時は2ハイ目でトライしましょ、っと。思っております、ハイ



それにしても。
朝から「イカ」と思っていたので。
勿論、口は「イカ」状態。
って。
あ、誤解しないでくださいね~、「いかのくち」になっているわけじゃないんですよ~。(笑)
とにかく、只管、口(舌?)がイカを待っている状態、ということで。
誤魔化せるメニューを考えるのに実に一苦労しましたよん。




さてさて。
今日の写真は…。
たまたま、出あったこちらお得意宣伝行進、であります。

なんでも。
今月30日に行われる、素人(?)ロックコンサートみたいなものの宣伝のようですが。(←よく注意しなかったので。違うイベントかもしれません
質の悪い拡声器でガンガン音楽流しててうるさいのなんのって。



それにしても。
なんだか幸せだよね~、こういうことでも一生懸命になれるって。って。
だって。
写真右奥に見える、踊っている人たちがいる場所ってバス停の屋根の上、なんですよ…。(器物損壊しないようにねっ!だけど。見ているお巡りさん何も言わないし…)

それに、写真中央の大砲(?)みたいなところから出ている白いモノの正体は、泡々。
要はシャボン玉のようなものです。(手前思いっきり右に車の天井?が写ってますが。泡だってわかるでしょ?)


…なんか本当に全てが手作り。
ちゃっちいし、人の迷惑全然考えてないし、なんだか当時者だけが楽しんでいるって感じなのだけど。
こうして思いっきりノリノリになっていられるっていうことがナンとも微笑ましいなぁ、って。

人の目を気にせず、自分のやりたいことをやる。やっぱり基本、ですよね…。
大人になるとなかなか出来るものじゃない日本人の目には、突き放した感情とともに少し羨ましく映ったりしたのでした…

今日から春が始まった、そういう予定なのに…。

2007-03-22 05:56:18 | フランス(日常用品・日常生活)
この時期にして、寒さ到来です
と言っても、極限に寒いわけでもなく。
日は長くなってきたし、これから春に向かうと思えば、全然ヘイチャラの寒さ。。。。。

…って。
強がりかも。ポリポリ




実はかなり寒い、です。
すっごく冷えてます。
肩すくめて歩いてます…。

何故に今頃?
というくらい、冷え込んでいるここ数日。
お天気も悪いしねぇ

…というわけで。
今日も丁度午後でかけようとしたとき、なんだか雲行き怪しいなぁ…と思っていたら。
バラバラという音が。

窓から外を覗いてみると。
雹が降ってました
そ。
ここ数日、降る、と言えば、やっぱり雨が多いけど。
雹も何気に何度か降っています。
郊外のほうではウッスラ白化粧していたところもあったそうな。



というわけで。
今日の写真。
何にも画になっていませんが
私のボロ屋から通りを見下ろして撮った写真です。

雹が見えるかなぁ
と言っても、まだまだかわいい雹、ですよね?

せいぜい大きくて直径5㎜くらいだし。
モノの10分も降っていませんでした。
後はピーカン!にましたもん。すっごい寒かったけど…。




…多分(←情けなし。。。)ブログにこういうトーンでは書いてない(???)と思うのだけど
一度前住んでいた街で、生まれて初めてのカヤック(二人乗り)とやらをやった日に、ゴールまで後少しというときに雹、いえ霰が猛然と降ってきました。

しかし。
その霰たるや、相当な大きさ。
真面目に頭がやられそうなのです。
だって、氷の塊ですよ、それが降ってくるのだから。
その時はそれこそ、直径3cmくらいのアイスが、です。

身の危険を感じ、カヤックから河に飛び込み、カヤックを帽子がわりにして岸まで辿り着きましたが。
上陸できないのです。
ヘルメットでも被らない限り…。

何月だったんだろう?
でも。
水の中で今度は身体が冷えてきて、つりそうなくらいになってしまったのでした

ゴールに居た係りの人も、見ていてこれは相当危ないと思ったのでしょう。
ヘルメットを被り、二人分のヘルメットを持って駆けつけてくれました。

岸にあがりたいものの。
スゴク痛い…。
ヘルメットは何とか頭に被ったものの身体は無防備です…。



それでも。
そうしている間に水の冷たさに皮膚感覚もなくなり、このままじゃ死ぬ~と、大慌てにテントまで走りました。

皆が乾いたタオルを貸してくれたりしてくれましたが。
寒さで、震えとまらなかった…

本当に歯ってガチガチ音を立てるものなのですね…。
で。
少し人心地がついたとき、局地的に足や手が痛い、というのに気がつきました。

なんだろう?
と痛い場所に目をやると…

直径4cmくらいに真っ赤に腫れ上がっている。

水の中でクラゲにでも刺されたのかなぁ?

と思っていたら。
なんとそれは霰があたった跡、だったんですね。

…なんとその痣は翌日になってもとれませんでした。
で。
教訓。
自然は怖い。
何年か前に、季節はずれのスゴイ霰が降り、車がダメになったとか。
本当のことなんだなぁ、と恐ろしさを感じた体験でした。


…というのを、久しぶりに思い出しました。
と同時に、少しはブログに書いたような記憶もウッスラと蘇ってきました。


日々の生活の中で、いろいろ薄れていく記憶がある反面、すっかり忘れていたものの何かの拍子に思い出すと鮮明!という思い出もあるものですね
とにかく。
ここ数日はこの寒さ、居座っているそうです

今頃、結局、の決断

2007-03-20 07:47:26 | フランス(余暇・習慣)
春の映画祭は3日間。
つまり、明日20日までどの映画も3.5ユーロです。

確か年に数回(少なくとも秋にも)あったような気がするけど。
パリに来てからは、一緒に行くようなお友達もいないし、すっかり忘れていたかも。
かといって、前の田舎街でその特典時に映画に行った思い出というのは2回くらいしかないんですよね。



う~ん。しかし。よく考えてみると、3.5ユーロってやっぱり安いよね。
それに。こうしてみると観たい映画って結構ある…。



というわけで。
俄かに気になりました、映画観放題カードの存在。
…前の街では映画館も少ないし、それほど行く機会もなかったけれど。
実はパリに出てきたなら、是非とも入会しようとずっと思っていた…。

でも。
結局勉強に追い立てられてしまったのか、心の余裕をなくし、テレビを見てればいいや、とか。
来月入会しよう、と伸ばし伸ばしになってきてたのでした。
…入会すると最低1年は脱会できないしねぇ。



む、む、む。。。
果たしてこんな時期に入会しても、これからパリに1年いるか、って?

それは、フランス人の中から結婚対象としての彼氏を見つけるか、ちゃんとした仕事を見つける以外にはありえない
となると、可能性は限りなく小さいわけです。

が。考えてみましょう。
個人的な感覚では、平均映画入館料7.5ユーロ。
その2倍チョットの料金で、無制限に観られるというのは、やっぱり半年だけでも入会しても得をするんじゃないか?と。
…本当に今更なのですが、今日も再度3.5ユーロの恩恵を受けるぞ~っ映画館の前に来て、そんなことをハタと思ったわけです。




そして。
急遽趣旨変更しちゃいました!
入っちゃいましたよぉ~、映画観放題契約に。
だって、1月たった18ユーロ!なんですもん。
1回7.5ユーロとして、1月3回見れば元がとれます。
毎日が今の時期みたいに3.5ユーロの破格値だとしても、6回見れば元が取れる計算でしょ?

まあね。
と言っても。この場合は映画館は限られるのです、勿論。
全国展開している2つの系統があって、本当は私が入ったUGCグループより、MK2グループのほうが使えるんだろうなと思ったのだけど。
たった毎月1.8ユーロの差とはいえ安いし、どうせ私の今の住まいからいえば、よく行く映画館はUGCグループのほうが便利だし、と思って…。




っと。
こんなことになるのだったら、3月1日に入会しておけばよかったのですが。

ま、ホント今更、です。
目標はやめるまでに元を取る!に絞ろうと思います。
従って、月に6本はコンスタントに観に行こう、と。
ただ。
例によって論文〆切り前は余裕がなくなるだろうから、できれば最初の3ヶ月に最低10本!かな。

あ。
3月は勿論無理です、だってもう20日だものね。
でも。ウフッ、今月は無料月なので。あってないようなもの。
来月から頑張ります。



家にテレビもあるけれど。やっぱり私はテレビはニュースぐらいしか見ないので。
(←画面が小さ過ぎる、家にいるとほかの事をだらだらやってしまう…。)
外に出かけるきっかけを作るのはよかったと思いたいです。
さぁ、今月、後、何を観ようかな?

と言っても。
このブログは映画鑑賞ブログではないので、以降、よほど印象に残った映画を観たとき、或いは、話題に困ったとき以外は映画の話はしないでおこうと思っています。
ま、そういう意味では今日が映画に関しては最後ということで。

何を観たか、って?

…ググってみました。
日本語訳タイトル「こわれゆく世界の中で」。
特に観たかったわけではないけれど、映画館の場所と上映時間が丁度よかった、というのもあって。

で。感想は…
ジュード・ロウ、素敵!と言えず。ゴメンなさい、です。
ストーリーがやっぱり私的にノーでしたから。
こういう男って嫌い、って。アハハ。



それにしても。
日本にどうして、こういう映画観放題システムがないんだろう?

実は今、それもネットで少し調べてみました。
やっぱりないですよね?
日本は映画代が高すぎる~
水曜女性デーでも1000円だものねぇ…。

是非ともどこかの企業さん、風穴をあけてくださぁ~いっ!



って。
写真。
もういい加減「やっぱり私には毎日は無理です、ゴメンなさい」で済ませようと思ったのですが。
辛うじて撮りました。

そう。見て吃驚り!(←頭にご注目)なオバサマ。
いや、こちらには実にいろんな方がいるので、あまり気にしないといえば気にしないけれど。
それでも目を惹くほう。
…通りがかりの人々がニヤニヤしながら振り返ったり、「おい、見ろよ!」というささやき声までも聞いてしまった。。。
ま、カラフルで、こういうのもありですか、ね。
こんなタイツは足が細いから出来ることだし。。。

雨のち曇り、時々晴れ。夜また雨…

2007-03-19 08:58:49 | フランス(余暇・習慣)
朝思っていたように、今晩は映画を観てきました。
何と言っても3.5ユーロだものね、この機会を逃すまい、と。

何を観たかっていうと。
今更、っちゃ今更です、「パリ・ジュテーム」。
5分ばかりの独立した短編(但し、テーマは勿論パリ)・18作品でできた映画。
監督陣も、俳優陣も豪華な顔ぶれ、ってことで結構話題になっていたらしい。
また、パリの素顔が見られるとかなんとか…。

それなりに面白かった、けど。
作品の出来・不出来や内容にばらつきがあって、自分の感性にあったものと、そうでないものがあり。
声をたてて笑ったことも何度かあったけど。
…正直言って1つの映画作品としては、イマイチ、物足りなさを感じて映画館を後にしました。

パリに住んでから未だ1年ちょっとだけど、殆ど出てくる町並みは、あぁここだ、と思い当たる。
そういう意味では馴染みがあって、等身大の映画なんだけど。
多分、こういうのは日本に帰ってから観たほうがずっと楽しそうです。

この映画をやっているのは、もうパリでは2館しかなくって。
しかも毎日上映じゃない。
必然的に小さな映画館です。
…並んでいるとき、前後の人たち、外国人のほうが多かったみたい。
聞こえてくるのは、英語が大半。
それと2グループがドイツ語。
なんだか不思議な気分でした。
でも。多分、そうですね、外国人が観る映画なのかも。

…というわけで、上映時間も遅かったので、帰宅は深夜を回っています。
折角なので、今からまずシャワーを浴び、ナイト・キャップをチビチビやりながら本でも読んで日曜夜のゆったり気分を満喫しまぁ~す。
ということで、今晩はこれにて



写真は、テヘっ。やっぱりないので。
金曜日(の晴れ間)にたまたま目の前にあったものを撮ったという、花壇のお花。
今の時期となればそれほど珍しく思わないかもしれませんが、パリの素晴らしい所は小さな公園に、たとえ真冬でも温室栽培じゃなく花が咲いていること。
っていうか、いつも季節それぞれに手入れがされるから花が咲いているのでしょう。
勿論日本とは品種も違うのでしょうけどね。

春雨時期来たる?

2007-03-18 17:42:17 | フランス(余暇・習慣)
昨晩、ちょっと思わぬ出来事で更新おさぼりしちゃったのを思い出して、午前中(日本の1日が終わる前に)一言更新しておきましょ、っと思いつきました。

って、朝は書くことあまり頭に浮かばないのですよね~。
気になることは、いつものようにお天気のことばかり

そ、とうとう、やってきちゃいました
あんなにいいお天気がこれまで続いていたのに。
まぁ、春先はお天気が悪いのがフツーだよね、こんなにいいお天気なのは珍しい!ってフランス人も言ってたし。
これが当たり前なのかもしれないけど。
う~ん。。。ヤダっ、やっぱり。

しかも。
日曜日なのに、な。
ホント元気がしぼんじゃう気がします。
週間天気予報を見ても、これから暫くぐずついたお天気が続く模様。ヤレヤレ、です。
まぁ、勉強日和、ってことかしらん。(でもこれもまたイマイチやる気が失せるのですよね、部屋の中がやけに暗いんですもん…)

って。
文句ばっかり言ってないで、今日は効率よく勉強して(?)、映画にでも行きましょっと。
そう、今日から3日間、春の映画祭りでどの映画も3.5ユーロで見られます。
ただ混むだろうな…。雨も降ってるし。
夜になって、今更人気のなさそうな1本でも見てこようと思っています

えっと。写真は、相変わらずなんでもないヤッツケ写真。
夜のパリのリヨン駅前のカフェとホテルです。
何となくパリっぽい旅情が感じられるかな、って思って撮ってみたのですが。。。む、む、む、でした、ね。

ブログのこと…

2007-03-17 07:29:10 | Weblog
前々からブログに書こう、書こうと暖めている話題(?テーマ)が幾つかあって。
そのうちの1つは、是非とも近いうちに。。。と思っていながら。
ついつい、後回し。
というのが、実際書こうとすると、なんだか気後れ、しちゃうんですよね。
元気&勢いがあるときじゃないと書けないのかなぁ…。

ということで、今日こそそのテーマを取り扱おうと思っていたけど。
アハハ、やめます。。。(←意気地なしぃ~っ!)

で。
全く関係のないお話を1つ。
…あのぉ、何方かブログのレイアウトを変える方法ってご存知ありませんかぁ?
というのが、ですね。
一応、このレイアウト(始めてから実は一度も変えてません。飽きるでしょ?すみませぬ)って、セミ・フィックス(???)デザインなのです。
つまり。
gooさん提供デザインそのものを使うのではなく、自分で少しカスタマイズが出来るヴァージョン。
でもって、もうちょっと自由が利くのかと思っていたのですが。
なんだかどうもダメみたい、ですね。

というのが。
流石に、開設2年も経つと(エッヘン!←ちょっと自己満足)過去ログの、所謂Entry archiveって言うのが溜まるわけです。(=24行以上)
何だか、それがカレンダーのすぐ下に長々とあるのがどうも気に入らず(だって。最近のエントリーやら、コメントの表示が頭にあったほうがいいと思う)、とりあえずは、他のサイトのように数を制限できないか?と思ったわけですが。

やり方わからず
で、せめてその欄の場所を変えようと思って、いろいろ試してみたものの。
何の変化もなし。

これって。無理なんでしょうか?
気になれば余計気になります
24行も過去の月表示なんていらないよ~っ



簡単に変えられそうなのに。できない自分が歯痒かったり。
…それとも。本当に出来ない仕組みなのでしょうか?
う~む。。。。。自分のサイトを開けるたびに顔が曇る昨今だったりします…。




で。相変わらずのポリポリ、です。
写真、やっつけもいいとこ。
モノプリ=日本でいう西友みたいなもの、ですが。
そんなスーパーの建物だって、こんなステキな歴史ある建物を使っている、という、それだけのメッセージ。
…こういうところは、フランスの実に素晴らしいところだなぁと思うわけです。

お薦め映画の1本

2007-03-16 08:07:26 | フランス(余暇・習慣)
封切して早1ヶ月。漸く、映画「ラ・モーム」(=エディットピアフの生涯を描いた)を見てきました。
ラ・モームとはエディットピアフの愛称、小雀ちゃん(?)という意味のようですが。
英語版では、彼女の歌の1つと同じ「ラヴィアンローズ」=ばら色の人生、になっているそうですね。

いや~、堪能しました。
映画として面白かったし、ピアフの素晴らしさを味わえたし、とにかく感動しました

…時々ストーリーの展開で、「ん?これはちょっと」と思うところもありましたが。
そんなのを全て帳消ししてしまうくらい…。

とにかく素晴らしいのが主演のマリオン・コティヤール
もうホントに、声を失するほどの素晴らしさ。

エディットピアフ、の再来って言っていいほど映画の中で酷似しているのです。
って、本物のエディットピアフ知らないけど
特に晩年の、と言ってもピアフは享年47歳ですから、まだまだ若いはずなのだけど。
アルコールとドラッグと恋に疲れ果てて?…で、まるで80歳以上の容姿と動き、それを見事に演じています。
マリオン・コティヤールって結構背も高いと思うのだけど、その頃になると、ピアフの身長147cmの小ささを思い出させるくらい小さく見えるし。

…彼女の身長を調べようと思って、ネット検索してみたけど、見つかりません。
代わりに、フィガロ誌に載った映画に関する記事を見つけ、読んでみました。

以下マリオン・コティヤールのインタービューの一部。(テキトーな訳です、お許しください…)
「私は朝5時に撮影現場に行っていました、何故なら時々は5時間に及ぶメイクアップをしなければならなかったからです。私はメークアップのデディエ・ラヴェルニュ氏の手によって変化させられました。彼は、皮膚のテクスチャー、静脈、皺を作り変えなければなりませんでした。まさにアーティストの仕事!私は更に、歯をもっと前に見せるため、そしてエディットピアフ独特の節回しのために義歯もはめました。…云々」

そんな尽力があってのことなんですね
アップの描写でも、首や額の皺とかがさりげなくみえて…全く31歳だなんて微塵も思わせない、本当に歳を取ってしまったことを信じさせるシーンの数々。

いえ。
ホント、そんな見た目以上に演技が素晴らしいです。
…彼女はエディットピアフになりきるために、いろいろ研究したようです。
だから、えぇっ、これがマリオン・コティヤールなの?って思うような、多分エディットピアフ自身そのものを彷彿させる挙動やら、表情。

…女優さんって大変なんだなぁ、って、改めて感じさせられました。
日本では秋に公開上映されるのかな?
もし、エディットピアフに感心のある方、シャンソン好きな方、とにかくチョコッとでもこの映画に関心がある方、是非是非見に行ってください。
きっと見て、がっかりはしないと思います。

…というわけで。
ハイ、今日もやっぱり写真撮り忘れ。困ったなぁ…。
あ、日曜日に撮ったなんでもない街角の写真でも、ご愛嬌、ということで。
もう明日はないぞ~っ!って、えばることじゃなかったですね、ポリポリ…。
とにかく乞わないご期待、で、よろしくお願いいたしま~す!

半年ぶりに堂々暮らせる?

2007-03-15 05:55:06 | フランス(システム・制度)
漸く当年の滞在許可証を手に入れました。万歳~
昨年の9月に切れてから、その用事で出かけること3回目。そして有効期限半年後、でヤットであります。
…こんなに引き伸ばされたのだから、あわよくば有効期限が伸びてないかとほんの僅かばかり期待していたのだけど。
当然のことながらそんなことはありえない。

1年後の9月中旬に切れてしまうのは変わっていませんでした。
参ったなぁ。。。また悩まないといけないことが増えてしまいました。


それにしても。
今年からカードになったんですね
それまでは、パスポートにビザのような滞在許可書をペタンと貼られたわけですが。
今回はフランス人が誰でも持っている身分証明書(←どうして日本にはそういう仕組みがないのでしょう。主婦で運転免許がないと「写真つき証明書は?」と言われて出すものがなかったりしますものねぇ。それに。こちらはEU内ならパスポートがなくてもこの身分証明書で旅行もできちゃうみたいだし。)と同様の形式の1枚のカードをくれました。
なんだか格があがったような気分だわ



しかし。何もしてないのに今日は疲れた気分。どうしてでしょ。

そう、今日の3時に許可証を取りに行けと指定された場所は、これまでとは違う建物でした。
「19区の外れで、メトロの駅からもスゴク遠い!」という情報はいれておいたのだけど。
なんてことでしょう、珍しくすっかり道に迷ってしまいました
っていうか。
大きな道のクセに突然曲がっていたのに気がつかず、そのまま伸びている違う道に沿って延々歩き続けること何分。
その辺はアパートばかりが立っていて番地も確認できない。
(フツーこちらでは通り名と番地だけですぐに住所に行きつくことができるのに…)

歩いているうちに段々不安になって、なんだかヤッパリおかしい!と思い、引き返すことに。
途中心配になって、犬の散歩をしていたおじさんに声をかけてみました。
「あの、ちょっと教えていただきたいのですが…」
と言いかけた途端に
「この道は、オベルヴィリエ(←私の探していた道)だよ!」

「冗談、冗談。でもそこに行きたいんだよね?」
「えぇそうです。」
「それじゃあね、ここをまっすぐ行って、信号を右に渡る。すると線路をくぐるから、その道を只管真直ぐ行けばいいんだよ。」

一瞬ぽか~ん、としてしまいましたが。
そっか、多分たくさんの外国人が来ては迷って、尋ねるに違いありません。
「あぁ、助かりました。どうもありがとうございます!」とペコリと頭を下げ、言われた通りに道を辿りました。
そして。
漸く到着~
駅から遠いというのを更に迷ったものだから、なんだかすっごく歩いた気分。。。

建物に入って、あら、意外とノンビリしたところだなぁ、これなら早く済む?と一瞬ニッコリ思ったのはぬか喜び?!
更に中に通されると。
が~ん
40人ばかりも待っている人がいました…。

ふっ~。ヤレヤレ。
でも。
慣れてるものね、こんなの。
どうせフランスのこったい(←失礼。フランス様…)、1時間30分くらい平気で待たされちゃうんでしょ、と腹を括り、持ってきた資料を読み始めました。
お役所の中だけど、てきぱき感を感じない、なんとも長閑な昼下がり…。

すると10分もしないで
「マドモアゼルうさたろう、17番窓口に」とアナウンス。

え?
まさかこんなに早く呼ばれると思っていもいなかったので、思いっきり吃驚り!
まるで飛び上がるように立ち上がり、一体どの窓口ときょろきょろすると、私に向かって窓口の中から手を振っている黒人男性が目に入りました。

大慌ててで、脱いだコートとバッグ、読みかけの資料をつかんで窓口に。
「パスポートとレセピセを出して。」
言われたがままにそれらを渡すと、ほどなくして、カードを提示されました。
「内容が間違っていないか確認して。」


「はい。間違いありません。」
「じゃ、この紙にこれと同じサインをして。」


なんと!それで終わりでした。
こんなに呆気なくコトが運ぶなんて思いも寄らなかったので口アングリ。
それに。一緒に入ってきた人より随分早く呼ばれたみたいだけど?ま、いっか。

建物を出る前に、大きく息を吸って立ち止まり、コートに袖を通し、パスポートやらを丁寧にバッグにしまいこみ、外に出ました。
昼間の太陽が眩しい…。

ホッと一安心はしたのだけど。
正直言って拍子抜け。
なぁんだ、これで済んじゃったのね。
当たり前と言えば当たり前のことなんだけど。
フランスなのに?って、なんだか物足りないような(笑)。

さぁて、それではどうしよう。
思いのほか時間がかからなかったし。
というわけで、帰りはメトロの駅まで歩くのがいやで(だってあまり楽しい道じゃなかったのだもの)バスに乗ることを思いつきました。
バスに乗るの大好きだし、今日は時間急いでないし。

そして。
昼間のバスに揺られたらすっかり眠くなってしまいました。。。
で。
そんなボケボケ頭のまま、メトロに乗換え、直帰してしまいました。
∴!
ポリポリ、そうです、写真撮ることを例によってすっかり忘れました。

というわけで。
またしても先日の写真(ノートルダム寺院の内部)を載せちゃいます。
はいはぁい、今日もパリは昨日と同じように晴れて、気温はまだ少し低めだけどすっかり春の陽射しでありましたよん♪
明日のお天気も期待できそうです