うさたろうの 気儘なフランス散歩

2年の予定が丸7年。赤貧学生としてのフランス生活にも終止符。約4年8ヶ月続けてきた日記、改め、気儘なフランス散歩…

仕様もないけど気になること

2006-06-30 04:08:57 | フランス(日常用品・日常生活)
朝になると、「あ、今日こそブログにこの話題を書くぞっ!」と思うことがたくさんあるのです。
ところが。
夜、いざ更新しようとすると、計画性のない、うさたろうのこと…。
つい、直前にあったことしか頭になく、そのまま書いてしまう。
たとえ、その日に大した事件がなくても。
その時の気持ちのほうが強くって、他に書きたいことが溜まってるなんて、まるっきし思いもつかないのです。
う~む、情けない…。

でも。
今日はそのうちの1つをナンとしても消化しますよん!はいっ。
だって、忘れないように、と、朝珍しく紙に書きとめておいたんだもの
…と言っても、ぜぇんぜぇ~ん大した話題ではないのです。
ただ、自分的に話題にしたくてずっと温めていたこと。っていうのかしら。



もう、かれこれ2ヶ月くらい前のことでしょうか。
夕飯の用意をしながら、つけておいたテレビのニュースがやけに気になりました。
よく見るべく、慌ててテレビに近づいたのですが。(家はスゴク狭いけど、テレビも小さい!)
時、既に遅し。小さなトピックスだったようで、次の話題に移ってました。

そ。
一体、何が気になったか、って。
日本のスズメがどうも、パリのシテ島の鳥市で売られているみたいなのです。(ほんとぉ?)

何の話題だったのか、音はよく聞こえませんでしたが、たまたま、包丁の手を休めたところで、鳥市の鳥として画像に写しだされた動画を見かけ、
「あららん、何だか日本のすずめにソックリ」。
と、目を凝らしてみると。

鳥かごに着いている札に正しく、そう書いてあるように見えるじゃありませんか。

大急ぎで、テレビに近づきましたが。
ちょっと遅かった。
ニュース自体も次の話題だったし、映像も、読み間違えかどうかさえ、確かめられませんでした。

でも、でも。
もし、本当だとしたら。。。
何故???…無知な私は、どうも納得が行きません。
スズメって、売っているものなんだっけ?????(日本で売ってます?)
もし、売っているものだとして、誰が飼うの?何のために?

だって。
フランスにもスズメは、街中の野生の鳥として、ごくごくフツーに生息しているのです。
まるで東京と同様。
見た目も鳴き声も、東京のそれと、そっくりですしね。

ただ。やっぱり、私みたいなド素人にしても、日本のスズメとちょっと挙動、というか身のこなしが違うような感じは受けます。
体型も、微妙に違う気もするし。

でも、所詮、スズメはスズメ、ですよね。
見分けなんて、オイソレとつかないでしょう?
それが。
「日本の」スズメとして、売らなければいけない理由って。
一体、ナンなんでしょう?
未だに謎が解けません。




元々、鳥があまり好きくない私には、全く持ってどうでもいいことなのですが。
朝、フランスのスズメ君たちに出会うたびに、あのテレビの画像が蘇ってきて。
どうも気になるのであります…。
とりあえず、鳥市に行って実際に確認してきたほうが早いかしら???

夏は忘れ物の季節?!

2006-06-29 07:34:50 | 日常生活の中で
最近の自分のボケ加減に、些か呆れ気味のうさたろう、であります。



先日、友達とマルシェに行く際も、「足が痛い」という彼女を、乗継がいいからと、少し遠いバス停まで歩かせた挙句…。
「カルト・オランジュ(=定期みたいなもの)、家に置いてきちゃった。。。」

勿論、私は即刻切符をフツーに買って、乗るつもりだったのですが。
彼女が私の財政をいたく心配してくれて、「いいよ。戻ろうよ。勿体ないもの。」

…何故忘れたのか、と敢て言い訳するなら。
今も何とか続いている朝のお散歩には、普段とは違うバッグで出かけるのですが。
「建物に入れない事件」(???)以降、カルト・オランジュも、その違うバッグに入れ替えて、必ず携帯するようになったのでした。
(携帯するお金は相変わらず5ユーロ以下ですが。何かあれば、友達の家に身を寄せることができるように、と。)

で。
お散歩から戻ってきたら、とにかくいつものカバンに戻すことを日課としている、ハズが。
見事に忘れちゃった、わけであります。
…結構、凹んだうさたろう



しかし。それだけでは全然懲りなかったらしい…。
その翌々日ぐらいのこと。
とある図書館に、登録にでかけました。
必要なのは、写真つき身分証明書と、パリの住所を証明するもの。

というわけで。住所を証明するためのガスの請求書を(念のため、電話の請求書、家賃の領収書も)用意し、出向いたのでありました。
何しろ、パスポートは外国暮らしということで、常に持ち歩いている人間なので。



ところが。。。
実際、図書館の登録時に、「身分証明書を」といわれて、普段持ってるパスポートを探すとないじゃありませんか。
…基本使っているバッグでやって来たにも関わらず。
が~ん
そういえば、その前の日に外出したまま、奥深くに入れたパスポートを戻し忘れてたみたい。。。

まぁ幸い、大学の写真つき学生証を持っていたので、それでコトが足りたのでホッ
とにかく、最近、気が緩みすぎよね。十分気をつけなくっちゃ。と自分に言い聞かせたのでありました。



なのに、なのに。
今朝、空いているうちに買い物を済まそうと、近くのスーパーに行った折…。
レジに並んで、いざお金を払おうとしたら、!!!
お財布がない。ひえ~っ

いつも持ち歩く、基本のバッグを持ってきてたから安心しきっていたのです。
しかも余裕で、レジ袋をもらわずにすむよう、このスーパー専用ショッピング袋まで用意周到に持参したというのに。
肝心のお財布が…。



「ゴメンなさいっ!お財布、持ってくるの忘れちゃいました。15分以内に戻ってくるので、取っておいてください。」
と勝手に言い置いて、一目散に家に戻りました。

そう。結局、昨日外出した際に変えたバッグの、隅のポケットに入ったままでありました。

とにかく一安心。
財布を引っつかんで、スゴイ勢いで走って戻って、無事買い物終了、でありました。
めでたし、めでたし



っていうか。
…こんなこと、生まれて此の方、初めての経験。。。
恥ずかしすぎ。。。
日本でやったら、どう対応したんだろう?????

とにかく。
この頃のボケに、自分ながらすっかり呆れています。
…まさかアルツ、じゃないよね?!

フランス、ベスト8入り

2006-06-28 15:48:50 | フランス(余暇・習慣)
昨日は、昼からずっとネットが使えませんでした。
…午後どうしても調べたいことがあって、そそくさと帰宅したという日に限って。
時間をおいて何度やっても繋がらない
サーバーの不都合だったようですけど、こんなに長い時間使えないなんて。
予告してあったのかなぁ…。

いずれにしても、今朝恐る恐る(?)開いてみたら、繋がったのでとりあえずホッ
今日は、家でバリバリ使いたいと思います。

あ、でも、今日から夏のバーゲンなんですよね。おでかけしなくっちゃ?!
と言っても、お金ないから特段買い物をする気はないけれど。
サンダルだけは買わないと。

去年、今年と日本から持ってきたサンダルが駄目になり。
それを見越して、一昨年、去年と一足ずつ買ってはいたのですが。
結局、歩き回ると足に合わないことが判明。
歩くことが好きな私には、こればっかりは適合品が必須なのです。
…前もって、ソルドが始まる前にいろいろお店をチェックしておくべきだったかな。



さてと。
今日もまた、更新おさぼりでもよかったのですが。
やっぱりどうしても書いておきたいことが。
って、み~んな知ってることなんですけど、そ!昨晩、サッカーワールドカップ、フランスがスペインに3対1で勝ちましたぁっ!!!
すっごく嬉しくって、試合直後に更新したかったのだけど。やっぱり繋がらなかった…。

今朝も興奮冷めやらぬ…って感じ?


始まる前から、なぜかドキドキ、緊張
そんなに思い入れあったのかなぁ…と思いながら、ワイングラスを片手にベッドの上で(←ソファーなるものがあるはずありません。。。)スタンバイ。

スペインも、大好きなチームだったんだけど
この日ばかりは、フランスに勝ってもらわなくっちゃ。と。
頑張れ~っ、ジダン!



最初のスペインの1点、ゴール前のPKで入ったときは、あぁ~ん。。。と思ったけど。
リベリの1点で前半終了。
気持ちは大いに高揚してました、って一人ぼっちの応援ですけど
…でもね、昨日の晩はいつも以上に周りからスゴイ声が聞こえるのです。
皆で応援しているような気にもなったりして。



それにナンだかドキドキしながらも安心して見れてたのも確かです。
多分、解説者も言っていたように、この間のポルトガル戦とは違って、審判がとてもキッチリしていたせいかしら。

とにかく、お願いだからもう1点!と祈る気持ちでいたときに、ゴール!!!
オ~っ!わぉ~っ!

通りからはいつにました大きな叫び声がひっきりなしに聞こえてきます。
思わず窓から覗いてみたら。。。
同じように、いろんな窓から何人もの人が覗いていて、結構笑えました。

そして。もう大丈夫よね???ね?と思っていた、終了間際のロスタイムに…
きゃぁ~っ、ジダン!!!
ジダンの1点っ!!!!!

すっごく嬉しくて、小躍りしちゃいましたよん♪
街中が、ごぉ~っと歓喜の叫び声に包まれた一瞬だったかも


試合終了後、皆が集まっている凱旋門前まで行こうかとまで思いましたが。
一人で行ってもねぇ。…と流石に思いとどまりました。



次の試合は土曜日。
あぁ、でも対ブラジルですねぇ。
…ジダンの引退試合は決勝戦が相応しい、と勝手に思っているのだけど
こんなに早くに、ブラジル戦…。
つい、両方応援してしまいそうです。

バスティーユでバレエ鑑賞

2006-06-27 07:07:47 | フランス(余暇・習慣)
今晩は、バスティーユのオペラ座で、パリ・オペラ座バレエ団による「モーリス・ベジャール(←超有名な振付家)作品集」を観て来ました。
チケットは、インターネット売り出し当日にゲットしていたもの。
一番安い席ではないけれど(真ん中のランクくらい?)、やっぱり舞台まで結構遠いのが悲しかったりします。

ま、それでも位置的には丁度舞台の真ん中くらいで、とても見やすく、久しぶりのベジャール作品、大いに楽しんできました。



彼の作品の好きなところはたくさんありますが、簡単に言って、男性ダンサーに見せ場多いのがとにかく嬉しい
今日も殆ど男性ばかりが出る3演目で構成されていました。

そのうちの2作品は何度も観た事があります。
日本語訳「中国の不思議な役人」と、「ボレロ」という作品。
殊にこのベジャールの「ボレロ」は、バレエを少しでも齧ったことのある人なら必ずや知っている、という代物です。
私も大~好きな作品の1つですね。
何と言っても、ラベル作曲の音楽も感動の賜物だったりします。



そして。私がこれまで見たベジャール・バレエ「ボレロ」の中で、特に印象に深いのは、何と言ってもジョルジュ・ドンのそれ
既に14年前になりますが、エイズで亡くなった男性ダンサーです。(映画「愛と哀しみのボレロ」の主役だった、といえばもう少しわかってくれる人がいるかしら。)!
とにかく、彼の踊るボレロは、もうそれはそれは形容のし難い、超感激を生む作品なのでありました…。

そして。メロディのパートは振付当初、女性ダンサーだったとのことで、赤い円卓の上で踊るのは女性の場合も。
なかでも、シルヴィ・ギエム、と言った、演技力とテクニックを備え、更に見目麗しい、今世紀最大とも言われるダンサーの踊る「ボレロ」。
心鷲づかみという感じですね。

…というわけで、私の中でもかなり思い入れの中、今日がとても楽しみでした。


しかし。
その点では、正直言って私的にはちょっとガッカリの今日の公演でした。
どうしてかというと、ボレロのメロディを踊ったのは、今をときめく女性ダンサー、マリ アニエス・ジロ、という人だったのですが。
とても綺麗なんだけど。
…私の勝手な偏った思い込み&比較のせいでしょうか、はっきり言って、イマイチ印象が薄い、線が細い、う~ん。。。という感じを免れませんでした。
そういう意味では、ナンだかとっても物足りなし。

でも。
舞台を見つめながら、これまで見たことのある素晴らしいボレロの映像が瞼に二重写しになって。
今年、もしベジャール・バレエ団(スイス・ローザンヌに本拠地)で「ボレロ」をやるなら、私は観にいくべきだ!と思ってしまったりしたのでした。…スイス、物価が高いのがナンだけど。。。
ベジャールも来年80歳ですものね。

食べ疲れ気味の週始め

2006-06-26 18:24:35 | フランス(食べ物・飲み物)
夏休みに入って気が緩んでいるというか、生活が不規則に。
そのせいで、最近ブログの更新もさぼりがちになっていますねぇ。
…毎日書いていたのをさぼると訪問者がグッと減ってくるんだなぁと実感。
ちょっと寂しかったりするけど、ま、これも自分のせいですものね。
地道に備忘録がてら更新していきたいと思っています。


さてさて。
昨日は、日曜日、久しぶりとはいえ、生憎のしっかりの中、昼はお友達のカップル(日本人の彼女にモロッコ人の旦那様)と食事の約束がありました。
昨年の丁度今頃、二人の結婚の証人になったんだったなぁ…。ちょっと感慨深く思い出したり。
…そ、彼らも昨秋、パリに引っ越してきていたのでした。


時々はメールをしたり電話をしあったりしていたものの、彼女が今や仕事を3つも請け負っているので、最近はなかなか会えず。
…私もヴァカンスに入ったし、いつでもいいよ!ということで。
久しぶりの再会なのでした。



彼らの家の近くの、レユニオン料理屋さんに行くということでイソイソ、まずは彼らの家に。
レユニオンの料理ってどんなの?楽しみだわん♪

…っていうか、レユニオンがどこにあるか、あまり定かじゃなかったりして。
確か、マダガスカル島の近くのフランス領の島だったよね?

そんな話をしながら、レストランに。
いかにも、島らしい(?)陽気な音楽がかかっていて、ユッタリした空間、白系統の調度品でスッキリした居心地のよいレストランです。

今日はね、結婚1周年ということで、いろいろお世話になったことのお礼を含めて、ご馳走させてね。
ええっ、そんなぁ。何にもお祝い持って来てないわよぉ。

しかも、既に普段は頼まないアペリティフまで頼もうとしているのに。
せめてその日の飲み物は私が、と申し出たのだけど、二人は断固譲りません。
なんと、そんな私にプレゼントまでくれて。。。
もう恐縮しきりでしたが、結局お言葉に甘えて、しっかりご馳走になってきちゃいました。
とっても美味しかったし、楽しいひと時でした。ありがとう



でもって、そのうちの前菜の1つが、今日の写真です。
…ホントは、メインをお見せしたかったのですが。
カメラのカードが最近またイカレテきたのか、「描画できませんでした」ばかりで、これしかアップできませぬ。残念。

勿論、前菜も3つ頼んだのですが、日本人ぽく(?)すぐシェアしたくなるわけで。
これは切った後…。

マリネのようなサラダの上に、フリットが3種、餃子もどきが2種類に、えっと。。。あと、ブーダン。
どれも、なかなか美味しかった。
ただ、やっぱり結構辛いんですよね。南の島の料理って。
さらに好みで加えるという、辛いソースが出てきたのを、好奇心で先に舐めちゃったものだから、最初っから口の中が辛くて、食べながらスッカリ汗かいちゃってました。。。

そしてメインには、私は鯛のカレーソース煮込みを選びました。
島料理だから、魚料理も美味しいだろうなと思って。

でてきて、最初見たとき、「あれ?」
カレーだから、黄色いソースを想像していたのですが、見るからにトマトソース。
食べてみると…やっぱりその通り。
トマトソースが基本に、カレー風味というものでした。
この、ちょっと意外な組み合わせが、これまたナカナカ美味しくて。
今度ウチで真似してみようかしら、と秘かに、頭の中にメモメモ…。

そして、前菜のときにパンもついてきたのに、メインの付け合せとして白いご飯がでてきたのは、吃驚り。
しかも、このご飯に、うずら豆の煮込みみたいのをかけて食べるのです。(見た目おぜんざいみたいな感じ。でも味はしっかりおかず味。これもよく出来ていて、美味しい!)

というわけで、デザートにアイスクリームもいただき、すっかり満腹・大満足
その後、近くのカフェで、更にコーヒーを飲みながらひとしきりお喋りをして、彼らと別れて帰宅したのでした。



家に着いたのは、あらあら大変、既に6:00過ぎ
こういうお昼をしっかりユックリとった日は、フツー、夕飯はゴク簡単に済ませたい気分になるのですが。
…昨日ばかりはそうも行きませんでした。
というのは、地方に住んでいる日本人の男の子(何度かブログにも書いた、既に28歳の留学生。それでも、つい男の子と呼んでしまう、そんな雰囲気の男性です。。。私のこと、つい頼っちゃう、お母さんみたいだよね、とか言うし。って、貴方のお母さんほど年は行ってませんよ!と思うのですが。ま、これも1つの褒め言葉かしらん?)が急遽家に来るというので、しっかりしたお夕飯を作らなきゃいけなかったのです。
7:00頃、出てくる前に電話を頂戴ね、と言っていたのに。彼が来たのは、まだ7:00前。
まだ、ベッカムを横目に料理を始めたばかりだったけど、とにかく大慌てで用意

結局、次のポルトガル・オランダ戦も観戦しながら、ずっと飲んで、食べて、喋って。
「やば、終電の時間だよ!」と、彼は12:30頃、友達の家に帰っていったのでした。

残された私は、ドッと疲れが。
とても楽しい1日だったけど。何にも勉強してないわん。。。

土曜日のパレード

2006-06-25 06:37:20 | フランス(教育・学問・社会)
たった今帰宅しました。
以前勤めていた会社の同期がパリに旅行で来ていて、彼女と夕飯を済ませてきました。
その話題を書きたいのですが、それより旬の話題をやっぱり優先しなくちゃね、ということで。
…食事の話はまた後日。(かな?)

そ。
今日のイベントと言えば、ゲイ・パレード。
そんなもの見たって仕様がないと思っていたのですが。
朝から、テレビのニュースといえば、1番目は、フランスがワールドカップ・サッカーでベスト16進出の話題。
その次が、ナンとこのパレードの話題なのです。
う~ん。。。
話題がないのかしらん。それともそれだけ大きいイベントなの?

午後から始まるモンパルナスからバスティーユまでのパレード。
…日中はすっかり忘れかけていたのですが。
夕方、友達との約束の場所に出かける前に、ふと思い出しました。
ちょっと時間があるからパレードの最終行程のバスティーユに寄ってみようかしら。と。

地下鉄の駅を降りて、地上に出ると吃驚り!!!
スゴイ人、です。
パレードは延々と続いている。

パレードを見ていると、様々なゲイ支援組織(?)の仕立てたバス(?)に付き添って、人々が踊り歩くという感じ。
…イマイチ、雰囲気が伝わらないけど、写真に撮ってみました。

音楽がガンガン鳴っていて、皆、ノリノリです。
周りで見ている人も、それに合わせて踊る。
勿論ただ、見ている人もたくさんいますが、どちからというと、一体型の雰囲気。
例の、ゲイの旗を振りまくっている人もいます。
…このレインボウ・フラッグ、どこかで配っていたのでしょうか。

ぼ~っと立っていたら、ニコヤカに私に向かって「やぁ、元気?」と声をかけてきた男性。
へ?誰だっけ?

あ、あ、そうでした。
一度、何かの集まりで一緒になったことのある男性。
とても、シャイな男性で、話したこともないのですが。
この変わりようといったら。
なんとまぁ、生き生きした表情でしょう。(サングラスをしていても感じられます。)
…やっぱりズボンのポケットには、7色の旗が。。。
次の瞬間、「ちゃんと挨拶しようよ。」と。
=ほっぺにチュッ、です。
「ステキな時間をね!」と彼は軽やかに去っていきました。

ん、ん?ひょっとして、私のことレズビアンだと思ったのかなぁ。。。
ま、どうでもいいんですけど。
やっぱり、ちょっと複雑だったりして。

それにしても。いろいろ考えさせられた催しでした。
…やっぱり、行動で見せることが好きなフランス人を改めて見直しただけでなく。

ひょっとして、昨日最大野党の社会党が、次期大統領選挙に向けた政策を党内で承認したのですが、その中の1つに同性結婚の承認の項目があり…。

そういうことがフランス社会の現実に迫りつつあるのを実感したのでありました。
…何度か書いてますが、PACSまでは大いに賛成なんだけど。結婚は…。と思い続ける私にはなんともいえない気持ちというのが正直なところです…。

昨日は、正にヴァカンスの半日

2006-06-24 06:47:19 | フランス(余暇・習慣)
やっと心穏やかに、サッカーの応援ができたような気がします
フランス対トーゴ、2-0。フランスもベスト16進出だぁ。
ひとまず、よかった、よかった。
この間の韓国戦が、ジダンの最終試合にならなかったのがとにかく嬉しい
…あ、今近くのカフェで飲んでいた人たちが道で大騒ぎしています。



昨晩久しぶりに飲みすぎて、今朝起きたら宿酔い。
あぁ、やっちゃった、と大反省です。
午前中はボケボケ状態。
とにかく、飲んだ量がちょっと多すぎましたね


そ。昨日は、こちらで一番仲のよい日本人のお友達の一人が、6月末でパリを去るのですが、彼女から前日にお誘いの電話。
バスティーユのマルシェに行ってみたいから、一緒に行かない?
はいはぁ~い、喜んで

マルシェに11:00頃に行くことにして…。
と思っていたら、朝になって彼女から再び電話。
調味料とか、パスタとか、余ってるものと、飲まないシャンパンがあるから、マルシェに行く前に、うさの家に寄っておいていってもいい?
はぁい、勿論、いただけるものは何でもいただきますよん♪

というわけで、彼女が家に来たのが11:00。
それからブラブラと、地下鉄に乗って、マルシェに向かいました。

「大きいのねぇ!」
「え!うわ~安い!!!ナンなのこの安さ!まるでスペイン並みじゃない!」(←先週彼女は日本から来たお母様と一緒にバルセロナに旅行してきたのです。その際の話で、マルシェもフランスよりずっと安かったよ、と感激して話してくれたのですが。)
でしょ?ホント、メトロに乗ってでも買いに来ないといけないな、と思う値段でしょ?
「もうやだぁ~、この1年(←彼女も昨夏パリに越して来ました)の私の買い物はなんだったの、という感じだわ!」

木曜日なので、日曜日より少ない感じがしましたが、それでも、丹念に見て、味見して、買い物して。。。
知らぬ間に1時間半もマルシェをほっついていました。

「お腹空いた~!お昼どうする?」
「ほら、パスタ持ってきたから、あれでボンゴレと思っていたんだけど。いいムールなかったね。ブルーチーズパスタにでもする?」
「うんうん、何でもいい!とにかく早く帰ってお昼を食べようよ!」

と、そそくさと必需品を全部買い込んで、我が家に戻りました。
前菜は、最近のお気に入り、メロンと生ハム。
…私は生ハムはやめて、ポルトにしちゃいました。

食べている途中に、またポルト酒を注ぎ足す私をみて
「ホント、お酒好きねぇ。」
お酒を殆ど飲まない彼女には、いつみても驚きの光景のようです

そして、簡単にサラダ。
マルシェで買ってきたブルーチーズで、チーズパスタ。
これはやっぱり、持って来てくれたシャンペン開けなくちゃ、ね。イソイソ…

というわけで、昼間(と言っても、既に3:00近くでしたけど)から飲み始めたのがいけませんでした、ハイ
ダラダラとお喋りしながら、食べ続け、やっぱり赤ワインがいいわ、と赤ワインを開け。
いつのまにやら時間が経ち、既に夕方。
ね、折角なら、ウチで日本戦見ていかない?
簡単な夕飯にするから。

そして。ご飯を炊いて…。
私は、また、観戦にはビールがつきものよね、と勝手にを開け。
ビールはやっぱりお腹が一杯になるから(って既に650ml飲んだくせに)、白ワインに変えよう、とか言って、今度は白ワインに手を伸ばし。
…彼女が帰ってから、お皿を洗いながら、またビールを飲んでたっけ。

今朝、数本の空瓶を見て、正気に戻った次第です。
あらら、私ったら一人でこんなに飲んじゃった。。。
日本戦のせいだわ、なんちゃって。

…選手と監督には、ホントお疲れ様、よく頑張った、夢をありがとう!といいたいけど。
それでも、やっぱりとっても切ない試合でした、ね。。。

夏至=音楽祭

2006-06-22 06:10:54 | フランス(余暇・習慣)
いや~、たまげました。いえ、たまげております。田舎者、パリに来てまたしても大いに驚く!って感じでしょうか。

今日は夏至、「音楽祭(=フェット・ド・ラ・ミュージック)」の夜です。
このお祭りがこんなにもスゴイもんだとは知りませんでした。
…前住んでいた街でも、このイベントは確かにあったはずなのですが。

一昨年だったか、たまたまこの日にパリに出てくるようなことがあったのですが。
そのとき、パリ在住10年くらいのお友達に、「あまり夜は出歩かないで、十分気をつけるように」と言われ、ふ~ん、そんなもの?などと思ったっけ。
…そんなことを思い出しています。

スゴイのです、ホント。
街中のそこここがコンサート会場になっているのですから。
こんなにすごいとは想像だにしてませんでした。
が降ったらどうなるのかしらん?…って、今降ってますが。。。)

しかも。これが、夜中までず~っとやっているそうで。
交通機関もそのために、お得な切符を売り出すだけでなく、終夜運転も行われることになっています。



フランスで始まったこのお祭り、今年は既に25周年目だそうで、今では5大陸にまたがり、100カ国以上が参加しているそうな。

となると、つい、またしても、日本も参加すればいいのになぁ、と思ううさなのであります。
国毎にそれぞれのやり方があっていいし、他国の真似をしないで日本人ができる・楽しめる範囲で、こういう文化的共有感みたいなものをお互いに通わせることができればなぁ、と。



ホントね、草の根音楽祭というか、誰でもが皆、何処でも楽しめる。そんなお祭りのようです。
確かに、この状態、ちょっと怖いくらいだけど

あるコンサートの場所では、まだ夜の9時(=かなり明るい)だというのに、頭をガンガンに振り乱して、音楽と共に踊りまくっている(というより揺れまくっている)高校生くらいの男の子たちがいる(絶対、ヤクをやっているとしか思えません。あの後どうなっちゃうのかしら。)かと思うと、街の中を走る一輪車に乗りながら、赤ワインの瓶を片手に、ワイングラスをもう一方の手にして、器用に飲みながら走っているオニイチャンがいたり、小学校低学年くらいの男の子たちが、そんな夜に音楽の騒音(?)をいいことに爆竹遊びをしていたり…。
何でもありありぃ~ってな感じ。

その中でも、何より笑えたのは、街の中にもお巡りさんが結構でているのですが。
警察の巡回車がやってきたと思うと、警備にあたっているお巡りさんにサンドゥッチを渡していたこと。
警備しながら食べろ、っていうのかしら?
日本じゃ考えられませんよね。時間交代する、とかってけじめがあるような気がするのですが。

とにかく、ハチャメチャです。
街を歩いている人の大部分は、片手にビール。(或いは、他のアルコール。。。)
「白夜」の日よりスゴイ気がするのは、気のせいでしょうか。



本当は、折角なので、友達と(と言っても例によって日本人のお友達しかいませんが…)、どこかお気に入りの音楽が演奏されるところに行って楽しみたかったのですが。
夜に前もっての用事が入っていたので、お誘いを断ったのでした。

ところが。
夕方になって電話。
今晩は音楽祭だから、今日の夕方の約束は延期にする。とのこと。
なぁんだ。
それなら友達と、ジャズかクラッシック系のコンサート会場に行ったのになぁ。



まぁね、それから友達に電話をしてもよかったのですが、実は、連日の寝不足続きで、珍しく、「遊ぶより寝たい!」状態だったので、「まぁいいや。家の近くのコンサートを少し見て、早めに寝よう」と思ったわけであります。

しかし。う~ん。。。
この分じゃ、寝るなんて無理そうです。
何しろ、私の家から歩いて2分の範囲内に5つもコンサート会場もどきがあるのです。
(さっき全部少しずつ聞いてきました。。。)

しかも。学生街のせいでしょうか。
殆どがロック。(観客も黒装束で、女性は濃い化粧、男性は長髪の若い人が圧倒的。)
…私は、音楽は何でも好きだし、ロックも好きなのですが。
ヘビメタ・テクノ系だけは、どうも勘弁…。
それが、家の一番近いところは、どうもその類のグループ音楽で、普段は静かな我が家にガンガン、振動するほど聞こえてくる今夜…。



(写真注釈:こんな感じです。ここは結構ステキなロックでした。…中央奥の電話ボックスの上に、3人の観客…。)

10ユーロの価値をツラツラと…

2006-06-21 08:30:58 | フランス(食べ物・飲み物)
最近は、ずっと対ユーロ円安続きで、1ユーロが145円くらいです。
…来た当初に比べて、何を見ても高く思うこのごろ。

その中でも、やけに高い!と思うのは(ブログでも再三ぼやいています)外で飲むビールの、フツーの値段。
1杯(500ml)が9ユーロ50って、高過ぎやしません?
ほぼ1400円ですよ!
日本の一杯飲み屋のほうがず~っと!(←力が入る)安いでしょ?
1200円出せば、ピッチャーが飲める!!!

まぁね、家で一人で飲む分には、500ml=45サンチーム、つまり1ユーロもしない(70円くらい?)缶ビールを愛飲しているので文句はありませんが。
(これって確かにスッゴク美味しいビールではないけれど、私は日本の発泡酒より美味しいと思うし、十分満足します。)



そ。今晩も、ちょっとばかりの運動後に、遅めのカフェ・ディネをしてきたのですが。
だいぶ涼しいとはいえ(日曜日まで暑かった。。。)、やっぱり喉の渇きには有無を言わさずビール!ですよね。
というわけで、私は車を運転するわけじゃないし、当然大ビール(=500ml)。

ところが、そんなの、あっという間に飲み干しちゃうわけで
食事が運ばれてくるときには、既にグラスは空っぽ。。。
仕方なく、もう1杯、となるのですが。
ここはグッと我慢で、小ビール(=250ml)。これでも5ユーロするんですから。
なんだかなぁ、と思っちゃうわけです。

因みに、食事は、今日は珍しくサラダを注文。
これも、奇しくも(?)同じ値段、9.5ユーロ。
(1400円って、決して安くないですよね?大戸屋とか、吉野家などのCPの良さを改めて懐かしく思う。。。)
それでも、この値段ならではの量がくるので、納得できるわけです。

…頼んだのはサラダ・ブルトンヌ=葉っぱものに、茹でジャガイモ(きっと中2個分くらい)、ツナフレーク(ツナ缶大が多分マルマルはいっているような)、アーティチョーク、くるみ、ゆで卵。
はっきり言って、すごい量です。
残そうとすると、ギャルソンが悲しそうな顔をするので、頑張って食べ続けましたが、イマイチ食欲もなかったこともあり、結局少し残しちゃいました。。。ゴメンなさい。

でも。こんな食事で、〆て24ユーロ。
ってことは、3500円くらい???
まぁね、友達と一緒のときは、お金のことはできるだけ気にせず、楽しく過ごしたいと思っているのですが。
…一人ご飯時には超緊縮材財政を心がけなくっちゃ、と言い聞かせてみる今夜…。


でもって。また話はきゅ~んと、飛ぶわけですが。
昼間、日本人のお友達と、8月の私のドイツ・ケルン行きの話をしていて、デュッセルドルフまで、ケルンから普通列車で9ユーロ近くすることを知りました。
片道9ユーロかぁ。。。

「ラーメン・餃子定食」にはすっごく心惹かれるのですが。
他にデュッセルドルフで見たいものや、買いたい具体的なものがあるわけでもなし。

パリからケルンまでの国際列車切符を10ユーロで買った、と喜んでいるのに、わずか40分ばかりの国内移動で9ユーロってなんだか矛盾しているような。
それだったら、ケルンに留まって、その分美味しいドイツ料理をゆっくり食べるほうが印象に残りそうだなって、思ったり。

とにかく、今日は、対ユーロの円安が改めて恨めしく思われた1日でした

9月のイベント

2006-06-20 03:47:57 | フランス(余暇・習慣)
先日、地下鉄の構内ポスターで、変な(?)ものを見つけたので、今日写真を撮って来ました。(ちょっと恥ずかしかった…)
9月27日(まだ先の話ですが)に、「ワールド・スモウ・リーグ2006、メガ・ツアー」なるものがパリのベルシィで行われるとのこと。
最初このポスターを見かけたとき、「ん?!」。

フツー、一番最初に目に留まるものといえば、写真や画像系なわけですが。
何これ
妙に相撲っぽいよね?
…と立ち止まってマジマジ見たのでした。

相撲っぽい、ではなく、まさに「スモウ」を謳っていたのですから、そう思って当たり前。
でも。
なんだか、このポスターって、私的には全然そそられないわけです。

いえね、元々相撲が好きというわけでは全くないのですが。
一応、日本の国技として一目おいているスポーツでもあるし。
千代の富士(←若い人は知らないかしらん?)がやっていた頃は、相撲ファンの父の影響で結構見てましたから。
それなりの思いもあります。

そういう意味で、このポスター、チョッと嫌かも。と思ってしまったのです。
だって、なんだかすっごく変なんだもの。
相撲の神聖な(?)伝統のようなものを欠片も感じられない。
ただ、面白おかしく格闘技の1つをやってみせてあげよう、みたいな…。
これで、相撲への認識が深くなるとか、って思えないしなぁ。

…一体誰が観にいくのかしら?と思って、ポスターに記載されていたインターネットのサイトをチラリと覗いてみたら
6月はアメリカで各地巡業中の模様。
そんなにポピュラーなのだろうか。。。
パリでも、既に毎年恒例とかのイベントになっているの?
う~ん。。。

相撲のよさを感じられるイベントだったら大歓迎なんだけど。
そうじゃなければ、チケットが売れなくてパリ巡業中止になればいいのに。なんて不謹慎なことを思う、うさなのでした。

ただ1つ、ちょっと面白いかも。と思ったのは、音楽・taikozaと書いてあったこと。
ニューヨークに本拠を置く、和太鼓グループのようですが。
和太鼓、ってナカナカ楽しいですものね。

日曜日の雑記

2006-06-19 16:34:43 | フランス(余暇・習慣)
お家にいるのに、2日もおさぼりしちゃ、やっぱりなぁ…、と慌てて朝パソコンに向かっています。

相変わらず、ここんとこのパリは暑いです。
少しは身体も慣れてきた気がしますけど。
もうちょっと涼しくなってくれても。
ま、6月はこんなもの、で、また7月に涼しくなる、というパターンなのかな、なぁんて思ったりしています。


それにしても。
昨日のサッカー、ワールドカップ。
やっぱり相当ガックリ、ですねぇ。
何しろ日本戦とフランス戦…。
私もかなり力がはいってテレビで観戦していたのだけど。

う~ん。。。
試合だし、選手も暑い中、がんばってるんだ、と思ってみても。
応援しちゃう側としては、いまいちすっきり「とにかくよく頑張ったんだよ!」とも言えない思いが残ってしまって。…2戦とも、ね。。。

次の試合は、どっちも見たくないかも。
もう、この切ないガッカリ感、味わいたくないんだもの。
…フランス戦にはジダンも出られないし、ね。


と言っても、怖いもの見たさで?観ちゃうでしょうけど。
今日からは、応援の気持ちを一切捨てて、世界レベルのサッカーを楽しく観戦。というスタンスに変えてみようと思っています。


さてさて。
昨日は、この暑い中、狭い我が家に、パソコンプロのお友達がいろいろとパソコン設定・調整しに来てくれました。
なんともありがたや~
…そういうことに全く疎い私にとって、こと海外暮らしにおいて、もう神様みたいな感じですね。
お蔭様で、この夏は何の心配もなく勉強に専念できそうです。
しかも。
何が嬉しいって、無線でインターネットができるようにしてくれたこと。
狭い部屋の中に、これでもか、というくらいいろいろな線があってホトホトうんざりしていたので、ほんと嬉しい。

いろいろな要求をかなえてくれるため、結構時間もかかり、目処がついたのは夕方。
ありがとうっ 感謝感激っ!と、奥様も呼んでもらって、その後、夕飯を家で食べてもらいました。
…暑くて狭い部屋、大したご馳走もできず(というか手伝ってもらって)却って申し訳なかったくらいですが。
サッカー観戦もしなくっちゃいけなかったし。。。ね。



さぁてと!
そ、実は今週から、試験も終わって既に夏休み、なのであります
一生懸命働いている皆さん、まことに申し訳ありません、ペコリ。と言う感じですが。
穏やかな規則正しい勉強週間を過ごしたいと思っています。
でも、まずは映画見たいなぁ。

わ~い。とにかく、ワ~イ!!!

2006-06-17 07:08:42 | 日常生活の中で
ふわぁ~っ、実にイ~気持ち、であります!!!
やっぱり、お酒って精神的満足があると、より一層美味しく感じるものですね

そ。
漸く(←といえるほどやってないけど)、今年度の試験が全て終了しました。
何はともあれ、身体全体で、やったぁ~!なのです。
やっぱり、とにかくスゴイ解放感。
嬉しい~っ!!!

結果はともあれ、とりあえず自己満足。
だって。
投げ出さずに最後まで完遂したじゃないか、と。



失敗してたら、9月に追試を受けます。
そして。
これでも失敗し、また今から真剣に取り組まねばならない論文がうまく行かなければ…。
ハイ、10月には日本に即刻帰国する心積り、なのであります。

ま、言ってみれば背水の陣だった、ってことかしら。
と言っても、9月半ばに提出しなければならない(=実質的にこれから始める)論文のウェイトがかなり大きいので、試験への気分的不安は無意識に緩減していたかもしれませんけど。

いずれにしても、スッゴク嬉しくて、控えめにしていたアルコールも今日は自由に全面解禁



とにかく、今日は贅沢をしよう、と心に決めていました。
ところがどっこい…。
シャンパンより何より…
午後から再び暑くなったこともあり、更には、チョコッと夕方身体を動かしたこともあって、とりあえず「ビールで祝杯」がお決まりでしょ。と。(食べ物より飲み物重視?)

でもって。
この1口が、もう、ホントぅぉ~っに!美味しく感じたのなんのって。



いつもビールを飲んだ一口目には、「あぁ。美味しい。」とビール様への感謝をこめてつぶやくことにしています。(ほんとは「ぷはっ~っ、うめぇ~っ!堪えらんねぇぜ!」と江戸っ子育ちの武者落ち侍(???)をイメージして言いたいところですが。いくらなんでも流石に、ね。)

それが、とにかく…。
心の底から気持ちが篭りました。
ありがとう、ビールさん。
美味し過ぎるわよ~ん!!!!!



…今日の午後、担当教授との面接もあり、これからやり遂げなければいけない論文に対する圧迫感もソートーあるのですが。
とりあえず、1日くらい(1日で留まってほしいです。いえいえ。留まらせねば…)、何もかも忘れるというのもいいじゃありませんか。と思うのです。
だから人生、さ!…ですよね?!



というわけで。
自分を思いっきり甘やかせ、もうちょっと飲み続けようと、いう今現在なのであります。
とにかく。
酒飲みの私だって、こんな解放感を実感して酒を飲むってことは、なかなか機会がないことだったりするのであります。

不思議なレストラン

2006-06-16 05:03:02 | フランス(食べ物・飲み物)
私の家の目と鼻の先に、インド料理店があります。
確か、半年位前かな、北アフリカ料理(多分モロッコ料理だったと思う)屋さんから、変わったのでした。

でも相変わらず、人の入りが全くよろしくない。
多分ね、場所がよくないのだと思います。
確かに学生街だし、それなりに勤め人(?)とかもいるとは思うのですが、皆が通る道からは1本外れてる…(=住んでいる者にとっては静かでありがたいのですが)。

開店して以来、お客さんでいっぱい、というのを見たことがなく(というより、ゴールデンタイムに無人のこともよく見かけます)、このお店、いつまで続くのかなぁ?と秘かに心配していたのですが。

先週、帰宅するときに「あれ?」。
お店の前に、お店の人が出て、何かしている。
ナンだろう、とさりげなく通りがかりに一瞥すると…。

ガラス張りの店の、そのガラスに、ペンキで何やら真剣に書いている最中。
ん、なになに?

クレープリィ(=クレープ屋)、ですって?!
インド料理やめちゃうの?
それともその看板をあげたまま、クレープ(=これって、フランス・ブルターニュ地方の名物ですよね?)、やっちゃうの?



その日の夕方、マジマジ観察してみました。
確かに、オーナーはそのままで、インド料理も続ける模様。
ただ、その傍らにクレープを始めるらしい。

…ラインナップをみて更に驚きました。
フツーのクレープ屋さんと変わらないくらい、クレープメニューが盛り沢山。(=ご存知の方も多いでしょうが。クレープっていわゆる食事用とデザート用にと、実にさまざまなメニューがあるのです。)

?????
インド料理屋さんにクレープ焼く鉄板ってあるもの?
シェフは、インド料理よりクレープがお得意だったってこと?
(でも、そのお店の人は皆、見かけも正真正銘のインド系の人だったのですが。)



う~ん、訳わかりませぬ。
だって、インド料理を食べようと思ってきたものの、やっぱりクレープにしよう、という気分にはまずならないと思うんですけど。
…それにしても、インド料理は半ば諦めたってことかしら?

あ、ハイ。
モチロン、他人事なんですけどね
つい、さまざまな想像(というか心配?)をしちゃうわけです。
だって、家の近くなんですもの、やっぱり、気になる。
というのが、寅さんの人情(?)ってもんじゃありませんか?!



ところが。
今日、帰宅時に何気なくお店に目をやると…。
!?!?!

クレープ関係のメニューが一切なくなっている…。
ペンキで素人もどきに大きく書いた表示も、見事に綺麗に消えているし。
夜逃げしちゃったの?

いえいえ、そんなことはないらしい。
お店はちゃんと開いてましたよ、さっき見たら。



う~むむ。。。
これってナンでしょうね。
狐につままれたような。
だって、あんなに大々的なペンキ書き&メニュー提示、から1週間も経ってないと思うんですけど。
商売、という、本気なコトを手がけておきながら、そんないい加減なことって許されるものなのかしら?



私にはやっぱり、ドーモ解せません。
性根がすわってないよ~!とでもいうのでしょうか。
まぁ、フランスという国なら、そういうこともいい意味での柔軟性、ということで大有りでしょ!
と自分を無理矢理、納得させてますが。(所詮他人事ですからね、考えるほうがバカなんでしょう。)

そして。
モチロン、何の利害関係もないので、どうなってもいいことと思いながら。
ついつい、「ひょっとして、近くにあるクレープ屋さんが文句に押しかけたのかしら?」などと、勝手に想像しちゃったり…。



因みにその隣にも、中華料理屋さんから、ネパール料理に変わるらしいお店があるのですが(=ただ今改装仕上げ中。)
オープンしても大丈夫なのかなぁ?
本当にお客さんを呼べるのだろうか?
…多分、オーナーより気にしているうさたろう、なのかもしれません。

ドイツ行き、チケット衝動買い

2006-06-15 02:57:28 | フランス(余暇・習慣)
と言っても、驚かないでください。
サッカーワールドカップを見に行くためのチケットじゃないんです
まだまだ先の話、8月の上旬…。
うふ、でもスッゴク嬉しい

そ。ナンとですね、パリから、ドイツのケルンまで、片道10ユーロ!!!なんです。
買わなきゃ損!って感じでしょ?
勿論、普段は片道85ユーロとかする、れっきとした国際特急列車ですよん♪

実は、SNCF(日本のJRみたいな会社)のキャンペーンで、6月中は、何とパリから、アムステルダム(オランダ)、ブリュッセル(ベルギー)、ケルン行きの片道切符がたった10ユーロで買える、と。
この宣伝を最初、ある地下鉄構内で見たとき、半信半疑ながらも、これは買わなきゃ!と思ったのでした。

ただ、やっぱり試験前だったこともあるし、夏は論文に没頭だしね、という覚悟もあって、これまで調べなかったのだけれど。

先日、試験中の憂さ晴らしとばかりに、休憩がてらネットでサイトを覗いてみると。
本当に10ユーロで売ってるじゃありませんか!

しかも、6月に買えばということなので、2ヶ月先までの切符が対象なのです。
といっても、勿論全列車、というわけでもなく、比較的空いている時間帯の列車の幾つかが、ということなのでしょうが。
意外とまだ、席がある

…今日も、またそんなことを思い出して、またサイトを眺めてしまったのでした。
すると。
数日前に比べ、10ユーロで買える選択肢が相当少なくなっているのをみて、大慌て。
よっし、買っちゃえ!


やっぱり、一番遠いアムステルダムがお得かな?なんてことも思ったのですが、折角の旅行ですものね。
行ったことがないとこがいいな。
となると、ケルン!
ドイツはビールが美味しいしね!!!

実際には、10ユーロで行かれるところは15箇所くらいあったのですが、如何せん、地名のわかる都市がこの三つ以外に、ブルージュとロッテルダムくらいしかなかったのでした。
(というのは、名前ってフランス表記で変わることも多いのです。ケルンも”コローニュ”。)
いちいち、どの都市なのか調べるのももどかしく(って、だって一応今試験中)、即決めしちゃいました。
うんうん、ケルン、いいじゃない
大聖堂見たかったし、デュッセルドルフ(日本人街なるものがあるらしい!)も近いし。



こんな格安で電車のチケットを買って、ホテルが高かったら何にもならないのですが。
ま、ドミトリーみたいなところだったら、まだ残っているでしょう。
こちらの手配は、試験が終わってからジックリ、と。

とにかく、わ~い!…旅行が大好きな私は、一気にルンルン♪してきました。
よぉし、後試験も2つ、がんばるぞぉ~

暑くても、美味しいもの

2006-06-14 02:16:01 | フランス(食べ物・飲み物)
ブログを書いたり、ご飯を食べる時間だけ、サッカー観戦を自分に許そう、と。
しかし。
あぁ、今フランス緒戦、対スイス。
すみません、ブログに全く集中できませぬ。

私ってこんなにフランス贔屓だったのかしらん、と自分でも驚くほど一人で熱くなっています。
…とにかく、さっさと書き上げよう、の一言だったりして
でも。
書き終えたら、早速勉強に戻らなきゃいけないはずじゃん。。。



さて、と。相変わらず、すっごく暑いパリであります。
この夏、酷暑にならないでね~。。。と祈るばかり。


そんな中、最近、はまっている食べ物があります。
メロンとカルパッチョ。
ん?あ、勿論、これらを一緒に食べるわけじゃないです。

そ。メロンは、前菜として。
大抵、生ハムと食べるか、ポルト酒と一緒に。
…日本にいたときは、メロンって全然好きな部類に入らない果物でした。(マスクメロンと夕張メロンを除く)
自分で買ったことなんてないですもの。

それが。
こちらに来て、お手頃値段で、夕張メロンもどきの美味しいメロンが手にはいる。
これがホント瓜っぽくなくて(?)、ジューシーですっごく美味しい

とにかく、生ハムはやっぱりちょっと高いけど、この組み合わせ、誰が考えたのかしらん?と思うほど、マッチしますよね
というわけで、これを食べると食欲もわくし。(って、これ以上、わかせる必要、私には全然ないのですが。
ポルトとの組み合わせも超お気に入りだったり。

そして。牛肉のカルパッチョ。
お刺身代わりに食べています。
…昨日も書いたように、あまりの暑さで料理がしたくない。。。
それにお刺身が食べたい、というニーズを何となく満たしてくれるんです。

以前住んでいた街では、カルパッチョといえば、スーパーで買うか(結構高い)、或いは、お肉屋さんに事前に頼んでおく、みたいな感じでしたが、こちらでは行きつけのお肉屋さんに既にたくさん用意されているんです。
レストランで食べると確かにそんなに安いものではなかったりするけど、お肉屋さんで買ってくるとかなりリーズナブル。
これを、オリーブオイルではなく、お刺身醤油とわさび(勿論チューブ入りしかないですけど…)で食べると、なんだか牛刺しでも食べているような。
う~ん、満足、って感じ。


ま、今日はそのほかに、料理をしないで美味しそうなもの、として、例のお肉屋さんで、子羊のロティをみつけちゃいました。
買って来るのは初トライですが。
サラダと一緒に、グラスワインかな。。。


とにかく、食べる時間をゆっくり引き伸ばしながら、フランスを応援したいと思います。
…って。このまま誘惑に負けて見続けしまわない強い自分がいますように