うさたろうの 気儘なフランス散歩

2年の予定が丸7年。赤貧学生としてのフランス生活にも終止符。約4年8ヶ月続けてきた日記、改め、気儘なフランス散歩…

テヘ、手抜き。。。

2007-08-31 05:41:12 | Weblog
うさたろう、なんていう名前をつけちゃったからなんだろうか

…フランスに来て、コンタクトが上手くいかない日がとき~たま、あります
目が真っ赤
しかも片目だけ(って、当たり前?)



というわけで、今日は、昨日に引き続き、昨日のビストロ・デザートの写真を載せておしまい、という手抜き加減です

…こちらで買って、安全でとてもよく効く目薬ってないのかなぁ。。。(独白)




ええっと、ええと。

因みにこのデザートは、温かいミラベルとアーモンド入りフランボワーズソースの、バニラ・アイスクリーム。

めちゃめちゃ美味しかったです
…量もね、すごいの
多分日本のデザートの3人前くらい。

食べても食べても、食べても食べても、そう、なくならない。

だけど。
勿論、完食しましたとも


デザートに目がない、というわけでもない私が、自分で是非作りたいと思うほど、でありました。
これをレパートリーにしておいたら、お友達を招待しても怖いものなしかな!?

美味しいは、嬉しい。

2007-08-30 07:02:50 | フランス(食べ物・飲み物)
昨日の夜から、今度はテレビが見られなくなりました

明日、また苦情の電話をしなくっちゃ、ふぅ~っヤレヤレ。



でも。
今日はそんなことより、今の満足気分いっぱいさというものを満喫しなくっちゃ

勉強のことは暫し忘れて、今から、ユ~ったりとシャワーを浴び、即行眠りにつきたいと思ってまぁ~す。

というわけで、今日のブログはこれでおしまい、テヘヘ
え?
酷すぎる?って?
では、一言だけ予告?!




…そう。
今晩は、日本人の仲良しのお友達の、旦那様のお誕生日パーティということで。
二人のお食事に、またしてもお邪魔してきちゃいました。

「論文があまりに忙しいなら無理しないでね~」という心遣いもあったのだけれど。

お夕飯はどっちにしろ食べなくちゃいけないし。
と、勝手に言い訳して、トコトコ出かけてきました。



場所は彼女たちの家の近くのビストロ。
「この間家の近くのビストロに入ってみたら、すっごく美味しかったの。だから、そこでお祝いしようと思って。」

という言葉に心はがっちりつかまれて。
「いくいくぅ~!」の返事をしてしまっていたのでした。



感想は、ハイっ。
とにかく。
ホントにとても美味しかったし。
何もかも満足の一言。



というわけで、今日もまた、しみじみ思いました。



美味しい食事を人と食べるって本当に!幸せことだな~、って。
…先週から、忙しいとブツブツいいながらも、結構でかけているのかな。


その度に、思い知らされます。

まぁ、でも。
自分が今、こうして、家族もそばにいなくって、好きな人も恋人もなく、気のおける友達も殆ど周りになくって、赤貧で遊ぶことすらままならず。
そんな状況だから、ありがたみをしみじみ心から感じられるのかもしれません。

これから出世できても(?)このありがたく思う気持ちは忘れたくないなと思っています。


…とってもつましいことでも、1つ1つがとてもありがたく思えるようになってきた、そんな今の自分、キライじゃありません。



ないものねだりをしなくても、いいことあるさ、って思って明日もまた1日、静かに頑張りま~ぁす。






あ、写真は、私の今日のメイン!
鴨ですよん♪
ジューシーで、美味しかった!
…すっかりフランス人になって(?)お皿のソースも1滴残さず、綺麗にパンで"お掃除”しちゃいました。


う~む。そんなことしているから、こんなはち切れんばかりのお腹なのかしらん
…ベッドに横になってもすぐに眠りにつけるか、ちょっと不安だったりします。

びっくり 親切!

2007-08-29 03:54:27 | フランス(人)
いやぁ~、吃驚りしちゃいました。

例によってですね、早めのお夕飯の用意をしていたときのこと。
(…7:15くらいかなぁ?家で一人のときは7:30~8:00にお夕飯、が基本であります…)


そう。今日はお買い物もしなかったのでありあわせ。
…飲み物とお野菜はたくさんあるので、そんな状況に甘んじ、お夕飯をイメージしたところ…。
前菜と副菜を少し多めに作れるから、メインはただの鯵の開き一尾で我慢…。




ええっと。
ちょいと話しがそれますが。
鯵の開き、すごいでしょ?
フランスで、もとい、パリでは食べられちゃうのですよん♪
しかも、これはそんなに高くない。
(他のお魚は、高いのもありますけど。鯵の開きはお買い得!)

というのがですね、私のお友達が北海道水産(←勿論日本の業者)の月一まとめ買いに参加していて。
それに便乗させてもらって、私も毎月少しばかり買うことができるのです。

まぁね、ウチの冷蔵庫がうまく機能しないので、本当はすぐに食べないと、と思うのだけど。
手に入るときはカチンカチンに冷凍されているので、こういう干物なら冷凍庫でも何とか1ヶ月ばかりは保存ができるのです。


でもって。
今日は、先月の最後の一尾を焼いているところ、でありました。



ドンドンドン!
誰かが部屋のドアを叩きます。


が、が~ん。

隣のオニイチャンに違いありません。
さっき帰ってきた音がしていたものねぇ。


…けれども私ときたら、赤ワインを開け、ルンルン飲みながらお料理をしている最中。
さらには。
今日は、そういうわけでにんにくではなく、お魚の匂いが充満している私の部屋。

こ、困った。。。


まさか、今晩彼が私の部屋のドアをノックすることがあろうなんて、思ってもいなかったんだけど。



とりあえず、大慌てに口の周りを確認して(赤ワインって、沢山飲んでいると歯に色がついたりするでしょ?)、お魚の電気コンロを消して、ドアをそ~っと開けてみました。


で、何の急ぎの用かと思えば。

「一言伝えておきたいことがあって。」


「まだ仕事見つけてないんでしょ?」(この間のご招待時にそんな話もしていたのでした。)

「いやぁ、12月まではとりあえず…バイト的に働くつもりだけど。」
「でさ、例えばブランドショップに履歴書送ってみた?」
「ううん。」
「今日さ、上司に君の事を話したんだけどさ。日本人なら、必ずそういうところで働き口が見つかるよって。」
「それか、ほら、デパート、プランタンとかギャラリーラファイエットとか、日本人客がたくさん来る所は絶対欲しているからさ。」

「う~ん。でもね、そういうデパートは、学生は採らないのよ。滞在許可書を社員としてとるのが会社としてとても難しいから、求職情報を見ていても、所謂フランス人の奥さんとか、既に学生以外の労働許可が認められている人ばっかりだもの。」
「でも。試したの?」
「ううん。だって、滞在許可書が必須条件って書いてあるんだもの。」
「そういうのは関係なく、トライするべきだよ!」

「あ、ありがとう。うん、論文が終わったら少し動いてみるわ。」


で、ね。


と話を続けてしまった私がバカでありました。
「やっぱり、電気代高かった…」



そうなのです。
先日お招ばれをしたときに、電気代の話もしていたのです。
要は貧乏で、電気代も高くて困る、みたいな?

そしたら。
彼は電気代は、お母様からの援助だそうで。
相場というのをしらない。

でも、私の毎月料金を聞いて、しかも私のステュディオの広さ17平方メートルで電気製品はあまりないなか「それは高いと思う!」
今度、おかあさんにきいてみるよ、と。言っていたのでした。



で。
私が、昨日ネット経由で払った(昨日が締切りだった)電気代を言うと。
「ええっ?」
「部屋に入ってもいい?電気を確認させて」

「だ、だめぇっ!今日はだめ~っ!」(←魚焼いている、とは言えず。)
あなたのうちみたいにきれいじゃないのよ。(実際に相当乱雑。床にまで辞書広げっ放しだもの)

「あ、そう。じゃ、請求書ある?」

ごそごそ。
「これがそうよ。」

彼は一通りじっくり眺めて…。
「ちょっと待って。」



なんとですね、2~3日前から彼の部屋に泊まっているらしい女の子を呼んだのです。
「ねぇねぇ、この請求書どう思う?」




えええっ???

今回女の子がウチに泊まるけど、それは彼女ではない、ようなことを先日言っていたんだけど。
そんな人にまで私、会っちゃうのぉ???みたいな…。



うろたえている間にでてきたのは、目の青いとっても可愛い女の子、でした。
初対面のご挨拶をし、彼女も私の請求書を一通り眺め回し。
いきなり
「パパに電話してみるわ!」


ええっ!?
そんな大袈裟なことにならなくても…。


隣のオニイチャン曰く、彼女のお父様は電気のエンジニアなんだそうで。
「専門家なんだよ。とにかく、ウチにはいりなよ。」

あわあわ…。そんなぁ。(魚が気になる…)



といいつつも断れず。
裸足のままお隣の家に行き、部屋にあがりこみ、所在無くぼ~っと立ちつくす私。。。。。。

だって。
彼の下着やら、彼女のお洋服が、脱いであって。
なんだか見ちゃいけないものばかりのような錯覚で…。ポリポリ。



まぁそうしているうちに、彼女のお父様と、更にはお母様との電話が終わりました。
「うん、やっぱり高すぎるって。電気会社に聞いてみるべきだって。」




というようなことを親切にアドヴァイスいただき。
「本当にいろいろどうもありがとう!じゃまたね!」
と言いおいて、早々に部屋に逃げ帰ってきたのでした。






本当に隣のニイチャンは、いいヤツだ。
とてもフランクで。

ただ。
超日本人的つきあいに慣れている私には、戸惑いが多いのも事実なのであります。。。
彼のために何にもしてあげられないもの。と思うと、心の負担も大きいしねぇ…。



追記:一昨日の続き(?)、ブラッスリー・リップの天井です。
って、そんなもん見せられても、面白くないか

無知過ぎ!恥ずかし過ぎ。。。

2007-08-28 03:44:52 | Weblog
自分の無知さに、大ショック&しょぼ~ん、であります。


…いいのかなぁ、こんなこと白状しちゃって



さっき、何気に日本のニュースをネットでチェックしておりました。


ふむふむ、そっかぁ、先日の参議院選挙を受けて、内閣の構成が変わったのね~。

ま、どうせ、知っている人は殆どいないけど、少しくらい顔ぶれを眺めてみましょうか…。



で。
その記事をクリック。
斜め読みしていた私の目に留まったのは。。。。。。

「少子化相」



な、な、なに?
それって?




…思いっきり恥ずかしいです




そう。
これまで、そんな名称を私の脳裏の中で確認したことはありませんでした。

一体、いつそんな閣僚ポストができたんだろ?





大慌てで実はググッてみたけれど。

例によってキーワードが悪かったのか。
私の知りたいことに全く遭遇しない。

ふ~ぅっ。
…というわけで。
こんなところで告白、と相成りました。



この任務を受けた方というのは、一体何をするものなのでしょうか?
そしてこれまで、実際にどんな活躍をされているのでしょうか?



とにかく、このポストができたのは、私が留学した2002年以降のことであることを祈るばかりです

と言ったって、情けなさ過ぎますよね~。むぅ。。。。。

こんな政治ボケしていていいのかっ…。




ただねぇ…。

最後まで言い訳がましくなりますが。

日本にいたときから、日本の現代政治ってものに関心が全然もてなくって。

「こんなんで日本はいいのか?」バンバンっ!
と思ったりはするけれど。
反面、いつもすっかり諦めていた、とでも言うか。
…それでも、一応選挙だけは必ず行くようにしていたんだけど。




フランスに来て、若い人も(意見の良し悪しはともかく)政治に一通りの関心があって、それなりに考えているんだなぁ、ということを実感。
自分も諦めるだけじゃなく、少しは見守っていようと思ったことも、あった…のに。

反省、であります。。。。。。

老舗ブラッスリー

2007-08-27 03:25:13 | フランス(食べ物・飲み物)
そう、昨晩はブラッスリー・リップでお夕飯を食べたのでした。
…入店前に、外観の写真を撮りたいって言ったら、フランス人の友達に笑われた

どこかしこでも写真を撮る、ということで有名な国民性。
思いっきり日本人!

わかってますよぉ~っだ

本当は、根っからの無精者だし、カメラの性能が全然よくないので撮る気持ちはあまりないけど。
できればブログに載せたいしね。。。と




ちゃんと友達が予約をしてくれたので、それに合わせて8:00過ぎには入ったのだけれど。
…入店後暫くすると、ほぼ満席の様子。
(とっても広いし、2階もあって、全てはよくわからず…)





「今日はまだ空いているほうだよ~」
…夕飯の後に映画を見ようと言っていたので、10:00ちょっと前にレストランを後にしたのですが。
その時の待ち列の少なさに友達が言った言葉↑であります。


そうなのかぁ、やっぱりいつもそんなに混んでいるのね。



想像していた通り、というかそれ以上に、とてもいい雰囲気のブラッスリーでした。
ひょっとしてここ、ピアフの映画「モーム」にも出てた?

木の天井は勿論高くて、壁は半分以上が鏡張り。
照明は結構明るく、その中を行き交うのは、歳をそれなりに取ったオジサマ達のギャルソン集団。



前菜のフォアグラがとっても美味しそうだったけれど。
勿論、赤貧学生には縁はなし。
いきなりメインに、鶏肉のロティを注文しました。
…名物だという、シュークルートにしようかと迷ったけれど。

シュークルートってアルザス名物だよね?
それに、いくら涼しくてもなんだか、冬の食べ物、という気がして。
頼みませんでした。

…でも。
他の人に運ばれているのを見て、あぁ美味しそうとも思いつつ。
かなりのボリュームだったので、まぁ、頼まなくてよかったかな、と。
だって。
映画を見る前に、はち切れんばかりのお腹具合って、やっぱり好ましくないものね。




暫くして運ばれてきたロティは、ブラッスリーらしく、お野菜のつけあわせ1つありませんでした。
(山のようなポテトフライと鶏肉のみ。色目なんてあったもんじゃありませんよね、
でも、とても美味しいロティでありましたよん♪


既にアペリティフに1本ワインを開けてきていたのと、ワインが高い!ということで(お値段はみなかったけれど)、二人でドゥミの赤を。



それでも。
雰囲気と、お料理、とても満足するヒトトキでした。







そもそもは、そんなに親しいというわけでもないそのフランス人の友達と、何かの拍子に「パリのどこが好き?」というような話題になり。

やっぱりサンジェルマン・デプレはすっごく好きな界隈の1つだなぁ~。

っていう話から、カフェの話に移り。

リップにまだ行ったことがない、一度行ってみたい。
と私がポロリとこぼしたら、じゃ今度一緒に行こうよ。と。

そんな約束をどうやら覚えていてくれて、3日ほど前に連絡くれたのでした。



論文が気になるお年頃(???)、断ろうかなぁと思ったけれど。
土曜日の晩くらいねぇ、息抜きするべきだ~っ!そうだ、そうだ!
というわけで。
楽しい夜を過ごしてきたのでした。

映画も大爆笑もんだったし。
その後、贅沢に(?)また近くのバーで一杯飲んで。

土曜日の夜ってこうやって過ごすものだよね~、しみじみ。。。。
と満足感一杯で帰宅した、というわけでありました。




その分、今日は1っ歩も外に出ず
のつもりではあったのですが。ポリポリ。
結局、夕方に2時間ばかりフラリとお散歩。
いや~っ、晴れると最高にいい季節
こんな気候に、家に篭っていなければいけない自分の不甲斐なさがちょっとばかり情けなく。。。。。


ま。
でもイイ日曜日でした。

恐らく、昨晩遊んだから、今日少し捗ったのかもしれないもの、うんうん。

やっぱり気分転換、生活のメリハリは必要だなぁ!って思った次第です

朝更新。ポリポリ…

2007-08-26 15:57:17 | フランス(日常用品・日常生活)
久しぶりに昨日から青い空、です。
今朝もピカピカのお陽様




…昨晩、家に戻ってきたのは2:00近くでした
というわけで。
いつものように、シャワー即行おやすみなさい…でありました。

今の私には夜遊んでいる時間なんてないはず、なんだけど。
ま、いっか
今日その分、頑張りま~っす。

でも。
図書館にも行かないつもりだし。
家で、どこまで集中できるかな
青い空の誘惑に負けないようにしなくっちゃ。




そうそう。
昨晩、久しぶりにフランス人の友達と映画を観たのだけど。
滅茶苦茶面白かったですよん♪
日本ではまだ公開されてないのかな?
アメリカのミュージカル映画「ヘアスプレー」。

ええっ?これがジョン・トラボルタなのぉ
…とにかく例によって、娯楽として文句なしに楽しめるという観点で、サイコーです。

ツラツラと。

2007-08-25 06:58:26 | 日常生活の中で
すごいですねぇ~
クィーンのブライアン・メイさん、去年研究を再開、36年ぶりに博士論文を提出されたんだそうな。

しかし。
9ヶ月で博士論文を書き上げるなんてすごすぎやしません?
フツー、最低でも3年、長い人は5年、6年、7年…。

どうやって、そんなことができるんだろ
しかも天文学。。。

世の中、やっぱりスゴイ人っているんだなぁ、としみじみ思います。
いろんな才能があって、全部に頑張れちゃう…敬服!

ま、スッゴク羨ましかったりするけれど、ないものねだりしたって仕方ありませんものね。
地道に、自分がやれる範囲で、ボチボチ進むしかありませぬ。
…とにかく、よぉしっ、私もやっぱり頑張らなくっちゃね、という気にさせてくれました。
それに。
もし一度断念しても、自分さえやりたければ、老後の楽しみにやってやれないことはない!と勇気づけられましたよん。




さてと。
明日は土曜日だし、気分転換にゆっくり過ごしたいのだけれど。
ここ2週間ばかりが正念場なので…。
朝から、図書館に行こうと、思っています。
ふぅ~っ。。。




ま、でも。
図書館通いでも結構いろんなことがあるものです。
…今日も日本人の友達と、1年ぶり以上の再会。

彼は博士論文のために3年前から地方都市に留学しに来て。

とっても元気そうだった。



しかし。
久しぶりに会うと、結構ヒトって変わっているもんですね。
…私も、何か感じさせているのかなぁ

人間、皆平等に歳を重ねるのは一緒なんだけれど。

面白いものですね。

…でも。
やっぱり「アイツ、老けたなあぁ」なんて思われてたらいやだなぁ、なんてことをチラリと考えちゃいました。

いくつになっても、「うんうん、彼女らしい」そんなフツーの感想を持たれる人でいたいものです。

近所づきあいもいいものだ。

2007-08-24 04:16:36 | フランス(人)
今日は、昨晩のお話。



そう、お隣のオニイチャン、とってもいいヤツ、でした。

思ったとおり、24歳とのこと。
「あぁ、やっぱり十分若いのね~!」
と言ったら、
「いくつ?」と聞かれてしまった。
勿論、言いませんでしたけどね
…フランスだって、女性に歳を聞くのはいけないこと、だもん♪




誘ってくれたときは、8:30目処にドアを叩くね、って言ってたのに。
案の定というべきか、ほぼ9:00でした。
…実は、お腹空きまくってた

で。
お邪魔したものの、
「ゴメン、まだ用意してないんだ」



でも。
早速、アペリティフとして、白ワインを開けてくれました。
乾杯~!


彼は、キッチンでお料理しながらも、矢継ぎ早にいろんな質問をしてくるものだから。
それに、変なフランス語で一生懸命ひとしきり答え…。

「私ばかり話をしたから、今度は貴方のお話を聞かせて頂戴!」
と。
漸く彼の話を聞くことができました。


名前も初めて聞き、すっかり打ち解けところに、漸くできあがったご飯


いやぁ~、実に微笑ましかったです

そう。
お料理を始める前に、
「鶏肉大丈夫?」「えぇ」
「ジャガイモは?」「勿論、OK」
「玉ねぎは?」「とにかく何でも大好き。食べること自体が好きだから…」
と答えていたのですが。



そう、出てきたのは二皿。
鶏肉のソテーと、さいころ状のジャガイモと玉ねぎのソテー。
それを自分のおとり皿に取って、食べるという、とてもシンプルなものでした。


勿論、おいしくいただきましたとも

私がお代わりをとろうしたら
「あ、まだ食べるの?」



彼はお腹を空かせていたみたいで、残りは全部自分で食べられると思っていたらしい。
アハハ、悪いことをしちゃったかな




彼曰く。
パリに2年も住んでいて、パリの夜を知らないの?
考えられないっ!


ナンなら、今度、友達と遊びに行くときでも誘うね。
…嬉しい言葉をもらったのでした。


そう。
何を隠そう、夜でかけるというのは、夜ご飯を食べるか、その後チョコット飲むことしか体験したことはない。
…一人じゃディスコもジャズハウスも、パブにさえ行かないし、ねぇ。

大きなイベントがあっても、私の日本人の友達は大抵カップルだし。
一人で行かれるところはとても限られている…。


「気分転換に何するの?」

映画行くでしょ、美術館もよく行くかな、それとお散歩



思いっきり、かわいそがられちゃいました。


で。
いろいろと話をしているうちに。

「あれ?
今何時?」

そう。
私は家にいて腕時計をしているような人間じゃないし。
そのお部屋を見回しても、時計が見当たらないから。
時間が全然わかりませんでした…。


1回目聞いたときは11:30。

「明日も仕事でしょ。私戻るわ。ドウモほんとにありがとう!」
と立ち上がってみたものの
「僕は全然急がないよ~。」
なんていうものだから。
「そうぉ?」。
また居座って、仕事の話やら、とりとめのないお話。

さらには音楽の話や、人生観(?)などを語っているうちに。


「あれっ。1:30だぁっ!」

その一言に飛び上がって、お片づけもしないで、大慌てに引き上げてきたのでした。



勿論、それからすぐにシャワーを浴びて、即行ベッドに潜り込んだのは言うまでもありません。





彼も言っていたけど、こんなふうに近所の人を招いたのは初めてだって。
彼の、向こう隣の人は「変な人」みたいだし…。

なぁんてことで。


いやぁ、もう本当に気さくないいオニイチャンでした。
こんなに気を使わないですむのなら、たとえ質素な食事でも作りすぎたときに家によんでみようかしら、と思ったのでした。

…肩肘張らずに、つきあえるこういう近所づきあいは大歓迎です





と言いながらも。
実は話した内容で、書いておきたいことがいくつもあるのですが。
ま、いつものとおり、全く当てにならないので。。。
…思い出したら、ということで。ポリポリ。



従って。
今日、昼ごはん後に図書館で相当眠たかったけれど。
ハイ、とても楽しい食事会でありました





注:今日の写真は、先日行ったランスにあるヴーヴ・クリコのカーヴ見学の時に撮ったものです。
それぞれの貯蔵室に、こうして世界各国の地名がついているんです、ね。


覗き見?!

2007-08-23 03:14:24 | フランス(日常用品・日常生活)
また、雨、ですよ
朝からずっと。(午後ちょこっと上がったけれど。今もまた、本格降り…)

ほぉんと、雨ばっか。。。。。
青い空と、にこやかな太陽がとっても恋しい、です。



さてさて。
そう。
今晩、お隣のお兄ちゃんのうちでご飯、のはず、なんだけれど。ニマニマ

…全く音がしない?
帰って来てない?
ひょっとして何か用事でもできたのかしらん?

ま、その時は仕方ないですね…豚肉ソースヤキソバでも食べようっと。(←既にお腹空いているので考えることは、ひたすら食事のこと…。)
珍しくロゼも買ってあるし、ね。



だけど。
もし、予定通りお招ばれだったら、きっとお腹いっぱいになってブログの更新が面倒くさくなるんじゃないか、と。
先読みでパソコンに向かっているわけです





さてさて。
今日もまた図書館での話題、です。


…研究室が開いていない間、私が通っている図書館は、フランス国立図書館=ミッテラン図書館、といいます。

ここは、本当にっ!!!!!(←力をこめて!)よく出来ている!

毎日通っていても、行くたびに、フランス人もなかなかやるよね~
と感心の思いを新たにするぐらい。
私がフランスに来て一番、敬服していることかもしれません。

で。
そこは、2フロアに別れていて、所謂1階は研究者専用の色合いが濃く、誰でも入れるわけではありません。
…調べ物をするとき以外は、自由な感じの2階のフロアでもいいのだけれど。
始まる時間が1階は9:00からで、2階は10:00始まりということで、予約して1階にいることが多いわけです(←1階のほうは席が予約制)

そして。
1階に行くためには、受付を通った後、荷物預かり所に寄り、透明バックに自分の持ってきた荷物を入れ替えなくてならない…。



っと。
前置きが長くなりました。

で。
いつもの通り、ですね、朝、ついたら預かり所で透明バッグを借りて、荷物を移そうとしたら。
その透明バッグの中に、ショルダーの紐にひっかかって何やら小さな紙切れが入っているのですよ。



そのまんまにしておいてもよかったのだけれど。
どうせフランス人は気にしないでずっとこの紙はここにあって、皆が使うたびに何となく邪魔、って思うのかもしれない。
と思って、捨てようとバッグから取り出し、コートのポケットに入れました。




で。
すっかりそんなことは忘れて。
図書館からの帰り道。
ポケットに手を突っ込むと、何やら紙切れが手に触れます。

あぁ、そうだった。
ゴミ箱にいれるの忘れてたなぁと。

思い出して、取り出してみました。
で、何気に視線を落とすと。


ナンと!日本語が見えた…。
ええっ?

というわけで、読んでしまいました。
たった、2行くらいのメモでしたけど、ね。



いや、フランス語もどきも一行、書いてあったんですけどね
…読んで、悪いことをしたような。

書いてあったのは、ですね。
「ぼなぺてぃ!」(←カタカナ。要は”おいしい食事を、ね!”みたいな、ニュアンス。)
「私の愛をたくさん入れておいたわ!」(←フランス語)
「あなたの○○」(←ひらがな)



う~むむむ。(もう一言書いてあったかもしれないけど、忘れました…)
多分、日本人の女の子が、フランス人で日本語を習い始めた彼に、お弁当でも差し入れたのでは、と思うわけですが。




まさかねぇ、そのメモを忘れてしまった彼にしても、書いた人にしても、第三者の目、それがしかも日本人の目に触れるとは思ってもいなかったでしょうね。
…私だって、吃驚りです。

後味の悪い思いと、何となく苦々しい思いで、大慌てでゴミ箱を探して捨てちゃいました。




ま、そんなメモを結果的には放っておいてしまった、そんな彼とは別れるんです、な!
と、一言冷ややかな感想を言ってみたりして

強い、って、いいことなのかなぁ。。。。。

2007-08-22 03:51:12 | フランス(日常用品・日常生活)
全くぅ
…1日中書こうと思い続けた(?)ことなんてしっかり忘れて、書く直前、目先にであったことを書いてしまう私のクセ。
何とかなんないかしら




昨日は、そう。
ネコちゃんのお話を書こう…。


って。
あれれ。
違ったかな
家の前で始まった道路工事について書くぞ、って思ってたんだ。。。。。っけ?!


う~むむむ。
全く持って、心許ない。。。。。
やっぱダメだわん、しゅ~ん



いや、それにしても。
ネコちゃん、ほんとにっ!可愛かった
「猫飼いたい」熱が、一瞬にして勃発・炎上してしまいました。



そう。
昨日、去年のクラスメートのところに、日本語がテーマの論文についてアドヴァイスしに行ってきたんだけれど。
挨拶して、パソコンの前に座って、いろいろ説明を受けていると…。

可愛い黒猫ちゃんが目の前をそろりそろり、と。
いきなり、目がハート


今まで話していたことなんてすっかり忘れて、
「なんていう名前?何歳?」



聞くところによると、彼女の猫ではないそうな。
彼女の友達=今の私のクラスメートが、カナダに研修留学しているんだけれど。
その留守期間である数ヶ月間だけ預かっているんだそう。

しっかし。
本当に!
預かっている彼女も褒めていたように、とってもお利口さんで、大人しくて、しかも細身の別嬪さんなんですよぉ
まだ生まれて2年半くらいらしいのだけれど。




私がいる4時間ばかりの間、1回も鳴き声をださず。
しかも、ずっと撫で回しても全く嫌がらず。

ほんとぉ~にっ!
カバンの中にいれて拉致したかった。。。。。。
彼女の部屋だって、25平方メートルくらいで。
私の部屋と8平方メートル"しか"(って。"も"、だよね。。。)かわらないのに、猫が飼えるんだから。





って。
今の私には無理なのは百も承知
でも。
せめて、時々こうして触れ合う機会があるといいのだけれど。



本当に、パリに移ってきて以来、めっきり動物とのふれあいが減りました。
…愛に飢えている私にとって(←愛をもらうことは既に悟りの境地なので。愛をかけられる対象がとにかく欲しい!の一言です。。。。。)、やっぱり日々寂しさに身をつまされる環境、なのであります。
…私って「ツォイ」のかなぁ、やっぱり?????

ふぅ~っ。
…人生の寂しさを、少なくとも忘れて過ごせる日本にもうそろそろ帰るべきかなぁ、と逡巡する、シンミリうさたろう、でありました。。。。。。

明後日が楽しみ♪

2007-08-21 04:12:36 | フランス(人)
いやぁ、もう吃驚りです

今さっき、お夕飯の仕度をしていたときに。
「ドンドンドン!」
誰かが部屋のドアを叩きます。

ええっ?
誰よ今頃

何しろ今日は、にんにくたっぷり、ブロッコリーのペペロンチーノを作っていたので、ドアなんて開けたくない。
だって。
小さなステュディオはニンニクの匂いで充満しきっているんだもの…。



一瞬、居留守を使おうかと思ったのですが。

そうでした。
テレビをつけていたので、それは廊下の人にも丸聞こえなはず
いるのバレバレなのよね。。。。。むぅ。



仕方なく、ドアを開けたら。

そう。
お隣の、ヒヨコ兄ちゃんでした。


「昨日、帰ってきたんだけれど。(←音で分かってるわよん♪)行く前に約束したように、うちに晩御飯食べに来ない?今度の水曜日の晩はどう?」

へぇっ!?
本当に覚えていてくれたのぉっ!?



にんにく臭い部屋、しかも、片付いていないのが丸見えで後ろめたさ一杯なうえ、そんな嬉しいお誘いにすっかり慌てふためいた私

「あ、あ、あ。。。あ、帰って来てたのね。で、ヴァカンスはどうだった?」
「サイコーに良かったよ。」
「お天気は?パリは、酷かったけれど。」
「まぁまぁ、かな。でも本当にサイコーのヴァカンスだったよ。」
なんて話をひとしきりして…。

「で、嫌いなものある?」
「何もないわ。食べること大好きっ!…でも本当にいいの?」
「勿論。じゃ8:30頃目処で。準備が出来たらまたドアを叩くね!」



おぉ~っ!!!!!
なんていいヤツなんだ。

本当に、まさか覚えていてくれるなんて。ことすら期待してなかったし。
万一、覚えていても、面倒くさくなって、多分、放ったらかしなんだろうな、と。
勝手に思っていた私。
ゴメンなさい~、すっかり見損なっていて。



お隣とあらば、ヨッパラって帰って来ても大丈夫だし。
って。
彼が飲むのかどうか聞き忘れた、が~ん。。。。。。


まぁ多分、ビールは飲むだろうな。(買ってきていたのを見た気がする。)
ということは、ま、まんざらじゃないよね?(←勝手に思い込む)
えへへっ、美味しいワイン1本買ってきましょ、っと。



と。
今からとても楽しみであります。
明後日、何がでてくるのかしらん?
乞うご期待

夏来たらず。。。

2007-08-20 05:12:39 | フランス(余暇・習慣)
朝起きて雨音。

午前中、降りしきる雨の音。

お昼過ぎに、ふと青空が見えた…。

眠気覚ましに散歩に行こうかなと思ったら、またまた雨の音。ふにゃ~っ。。。





というわけで。
今日は1歩も外に出ず。
たらふく食べることだけは忘れず、昼寝までして。

それなのに、先週の日曜日にたてた計画から3日も遅れている勉強の進捗状況に焦りだけが募っています…。
参ったなぁ


というわけで。
今日は、すっかり「接続できない事件」で忘れていた、日帰りランス旅行の時の写真を載せて、お~しまいっ、と



だって。
明日は、この私がお助けマン(←こんな言葉あったっけ?)に参じるので自分の勉強はまたそっちのけになる=ますます気分は憂鬱、なのであります。



そう。
昨年クラスメートだったフランス人の女の子が結局、単位をとれずに学科を変更したんだけれど、そこで何を思ったか日本語を専攻、今、日本語をテーマに論文を書いているらしい。
でもって、担当の先生に見せたら、全然不満足!って言われたんですって。

全く親しい間柄じゃなかったから、私の電話番号も知らないはずなのに。
電話帳で調べたのかしらん?

今日、電話がかかってきて。
明日彼女の家に行くことになってしまいました
1日で終わるといいのだけど…。



…私の論文も誰か助けてよ~っ
っていうか。
私の今の切羽つまり具合は、自分の頭の中を整理できないことに拠るものだから、人に頼れる代物じゃないんですけど、ね。

はぁ~っ。
自分との闘い。
自分に超甘いうさたろうの一番苦手なこと。。。
とにかく、もう暫くじたばたしてみま~っす。




あ、そうそう。
隣のヒヨコお兄ちゃんも3週間の休暇を終えて、戻ってきたらしい。(←音でわかる…)
渋滞のニュースも流れているし、そろそろヴァカンスも終盤に入ってきました。
あぁ結局パリ・プラージュ、今年は1回しか通らなかったなぁ。。。

去年はポルトがマイブームだったけど…

2007-08-19 04:25:41 | うさたろうの食生活
今晩漸く念願の(?)前菜、生ハムメロンを食しました。
う~ん、美味しいっ
…ワインが進んで、勉強が遠のく。。。



今年の夏は寒いくせに、なんだかメロンが去年より安くて美味しいのです
…産地にはいい気候が訪れているのかな?

とにかく先日来、この組み合わせが食べたくて食べたくて。
身悶え(?)しておりました。

でも。
結構生ハムって高いでしょ?
それなのに食べ応えがないし。(って。前菜に食べ応え求めたってねぇ。。。)

そして。
奮発して、メインはチーズソース、ラム・ステーキ
だって。なんだか最近元気がないんですもん。

そう。私は、肉食人間ですっ。
肉が足りなくなるとどうもパワーが落ちるのでありますっ。


先日ビストロで食べたロックフォールのチーズソースステーキが、忘れられなくて。
もう、お肉の焼き具合と、ソースの相性が抜群で。(飲んだワインも美味しかったんだけど



勿論、残念ながらお店のとは程遠い出来だったけれど(フライパンと電磁コンロじゃ、ね。って言い訳?)、満足していただきました。



で。
元気になったところで、勉強頑張りますっ
…昨晩、だって、蚊の襲来のせいであまり眠れなかったんです。
くやしいっ~!


寝ぼけ眼で貴重な蚊取り線香を焚いてみたけれど。
…今度は自分が煙くて、目が覚めてしまった

そのせいで、今日の日中の捗らなさったら
気温は相変わらず涼しいけれど、日も射すヴァカンス日和りだし。
ついつい散歩に行ったり、買い物に行ったり。

で、時間を費やしてしまいました。
う~ん、かなり反省



しっかし。
1文字5円だとぉ?
卒論代行社のニュースを見て、口あんぐりら、です。

そんなもんに頼んで、提出したからって人生一体何の得になるんだろう?
書けないなら、書けないでいいじゃない。
その時はそれまでさ。
しゃあない!
の一言であります。
それも人生、私の人生~♪タラァタラリ~ィ♪

ハイ、えっとぉ。私はそういうつもりでおりますので…。ポリポリ。
最後に諦めたって告白しても、罵倒しないでくださいね~。

夢は大きく♪、でしょ?

2007-08-18 03:30:32 | フランス(人)
日本の皆さんに思いっきり怒られそうですが

お願いだから、夏らしく暑くなってぇ~っ !!!と。
真剣に神様にお願いしたいくらい。
もういい加減、寒い夏はゴメンです。



今日は、実に長袖3枚来て、出かけちゃいました。
しっかりめのTシャツ、その上にトレーナー地のパーカー、そしてコットンのコート。

それでも全然、暑くないんです。
朝は、寒いくらい。
だって。
日中で、20度いかないんですよっ

でも。
多分、無理なんでしょう、これから暑い夏が来るっていうことを期待するのは。
パリ・プラージュも、もう明後日でおしまいっていうのにね…。
ふ~っ、溜息。






さてさて。
今日もまた勢いよく話題が変わって
静かな図書館ネタ、であります。



いや~、本日、見事にノックアウト、カンドーしちゃいましたよん♪

何に ?って



そう、とりあえず前置きですが。
…私が図書館に行くときは、大抵お弁当を持っていきます。(と言っても。サンドイッチが殆どですけど、ね。)
で。
食べる時間は、結構早い=正午を回ったと同時くらいに、カフェテラスに行きます。

本当は1 :00くらいに食べたいのだけれど。
一人で食べるのに、混んでいるところにいるのがとてつもなく好きじゃない。

大抵12 :30くらいから14 :30くらいまではかなり混んでいます。
…同じフロアに、4箇所もカフェテラスもどきがあるのですけど、ね。



そして。
昨年は、コーヒーも魔法瓶にいれて持参していたものの。
今年は、去年より荷物が重いせいか。
それとも、結局、魔法瓶一杯のコーヒーが飲みきれない億劫さがあるのか。
はたまた、4箇所のうち1箇所だけが有人で(無人のところには自販機があります)、ちゃんとしたコーヒーが飲めるのがヤッパリ嬉しいせいもあって。

食事中は、持参した水で我慢。
で、眠くなったときや、気分転換をしたいときにその有人のカフェに行くのが今年流(?)です。



というわけで。
今日も、お昼ご飯のサンドゥィッチを空いているカフェテラスで12 :00頃に食べ始め。



コーヒーは、3時ごろにと思っていたのだけど。

なんだか眠いよぉ…
コーヒーが無性に飲みたくなりました。

で。
その件のカフェに。

食後のコーヒー
ささやかだけど、何も考えずにボ~っとする至福の一時でもあります。



その時に。ふと、目に入った光景…
!!!!!!!!!

…ステキな女のヒトの姿。



そう。
何を隠そう、このカフェには(こちらでは学食でもそうですが)ワインが赤・白・ロゼと取り揃えてあります。
まぁ、学食は一般の人も入ってこられるし、夜間・休日も開いている学食などもあるので、勿論珍しいことではないのです、が。

これまでの少なくない利用経験の中で、図書館のカフェでワインを飲んでいる人を見たことはありませんでした。


それがですね。
今日初めて遭遇してしまったのです



…実行されていたのは、しかもナンと30代と思しき女性(多分、フランス人。ブロンドの髪で色白の、ごくフツーの女性でした)が一人!

恐らく、そのカフェで買い求めたであろうキャロット・ラペ(人参の千切りマリネ・サラダのこと)とフランスパンにチーズ、を食べながら、赤ワインを飲んでいるのです !!!!!
(まぁね、飛行機で出てくるようなミニボトルなので量的には大したことはないのですが…)



ひゃっ~っ!
ス・テ・キっ !!!
…注視しちゃいけないと思いながらも、つい目が吸い寄せられてしまいました





そう。
いくら私がこちらに来てヒトの目を気にしなくなった、とはいえ。
流石に図書館のカフェでワインを、それもたった一人のときに飲むなんて、どう修行しても出来そうにありませぬ

勿論、フツーのカフェやレストランで、昼ご飯時に一人でワインを飲むことは、ノープロブレムで実行できるでしょうけど。(20歳の頃にはそんな行為も「言語同断であった」←遠い目。。。)



う~むむむ。
…格好良すぎる!

何しろ、私が間違って図書館のカフェで昼間に飲んでしまったなら。
やる気ナサナサが助長、あっという間に机に突っ伏して寝てしまうだけでなく、鼾だってかいてしまうかも!
と思ってしまいますしね。





私の目下の夢(???)の1つに。
おばあちゃんになった時に綺麗にキモノを着こなし、気が向いたときにフラリと寄ったお蕎麦屋さんで、カウンターに陣取って一人ランチをお酒共に楽しむことができるようになる、というのもあるのです。

そのためには、お金もある程度持っていなくちゃいけないし、綺麗でいなくちゃいけないし、お酒を美味しく飲める健康も必要だし。

おぉ~っし、がんばるぞ~っ

…ってその前に、論文、だろぅが。。。。。。。。。。。。。。。。。涙…。

縁は存在するっ!

2007-08-17 03:34:32 | フランス(日常用品・日常生活)
今日は、久しぶりに自分のリズムで更新できるので、これまで溜まった話題をいろいろ取り上げようと思っていたのですが。

それより何より、どうしても書いておきたいことが発生 !!!

こんなことってあるんですね
いやぁ~、もう本当に !!!!!
縁というものの存在を感じます…。





そう。
1つ前のブログにも書いたように。
電話線を直してもらって(ホッとして)、お昼ご飯を慌てて食べて(満足して)、図書館に行くべく(気乗りしなかったけど)バスに乗りました。

そして。
図書館にバスがまもなく着こうとしたとき、早めに私は座席から立ちあがりました。
その時に。

目の端に入ったのが、壮年のアジア人男性が白人女性の横に座っている姿でした…。

え?え?ええっ???????



ナンとですね、私の大好きだった(←勿論、先生として!ですよ…)フランス語の先生(=日本人。留学してくるにあたり、ご迷惑を承知で思いきって相談に乗ってください!とお願いした先生)だったのです!

「○○先生ですよねっ?」




彼は一瞬、誰だこいつ?という顔をしていましたが。

「あ、うささん?元気?今、どうしてるの?」と。
すぐに思い出してくださいました

お隣に座っていたのは、よくよく見れば奥様。(←イギリス人。でも、彼が学生の頃、今から多分30年くらい前?フランスで知りあった奥様で、お二人は基本的にフランス語で会話をしていらっしゃいます。…一度日本でお会いしたことがありました。)



「先生も、ひょっとして図書館に行かれるんですか?」
「いや。実はね、今年夏休みが少し取れて、ヴァカンスとして3日前にパリに来たんだけど。プールにでも行こうかと。」

そう。
図書館のすぐ脇、セーヌ川沿いに常設プールがあるのです。(←これは年中やっている屋内プールです。でもちゃんと夏は屋根が開く?と思う…)

流石、昔からパリを知り尽くしている先生だなぁ





何を隠そう(?いや、少し隠しますが…)この先生は、とある有名大学の、今や教授です。
(私がその先生に1年間語学学校で習ったときは、まだ助教授だったはずです。でも。勿論、語学学校で教えていることは内緒でした。…これはお金のためというわけでなく、ある種の縁で、どうしても教えなくてはいけないような状況にあったらしい…。)



勿論、私としては恩義を思いっきり感じている先生なので、こちらに来てからも時々メールで何かとご報告させていただいていたのですが。


教授に昇進された頃からか、大学以外のお仕事もそれまで以上にご多忙になられたようで。

一度、わざわざ先生がお仕事でパリにいらっしゃるというのにあわせて、田舎町から出てきたのに、結局当日連絡がとれなくなってしまい。
(いろいろ試みたのですが。。。)出会えませんでした…。
しかも。それだけでなく。
その後、メールを何通か出しても、一切返信がこなくなったことなどもあり。

…多分、語学学校でたった一時期教えた、能力もない一生徒がこうして連絡してくるのって、先生にとっちゃただの迷惑なお話なんだろうな、と悟り、私からもメールをしなくなっていたのでした。



それでも。
2年前、パリに出てくるときには、こういう経緯と目的でパリに行きますと一応ご報告はさせていただいたのでした。

…でも。彼は、私がまさか、まだパリに居残っているとは思ってもいなかっただろうな





と。
説明が長くなりましたが。
そんな先生に、こんなバスでひょっこり会ってしまう、なんてことに、只管吃驚り仰天!であります


幸い同じバス停で降りたので、それから暫く立ち話をさせていただきました…。

と言っても。
あまりにテンションが急激上昇し、何を話したか、あれれ?という感じです。

お別れのご挨拶につい
「どうぞ、先生もお元気で、頑張ってくださいね!」なんて言ってしまったし。
…それって私が言われるものであって、少なくとも私が先生に向かって言う言葉じゃないよね。
って自分で突っ込んでました。。。。。





ということで。
今日は何もかもが吹っ飛んでしまいました。

…その後、実は久しぶりに今年のクラスメートにも勉強のことで図書館で落ち合う約束をしていて。

そんな話も自分的には事件なのですが。
ま、久しぶりのブログ再開なので(?そうでもない?)、今日はこの辺でやめておきます。



それにしても。この2つの事件と、ネットが繋がった喜びで(?)、今日の勉強は全然進みませんでした
困った。。。。。でありますっ…。