うさたろうの 気儘なフランス散歩

2年の予定が丸7年。赤貧学生としてのフランス生活にも終止符。約4年8ヶ月続けてきた日記、改め、気儘なフランス散歩…

は~。。。色々考えさせられます。が、楽しかった♪

2009-06-30 08:02:33 | フランス(日常用品・日常生活)
そ。
今日は、ね、静かな1日を暮らせる。
っていうか。
暮らしたはず、なんだけど。


朝、10日前のように、8:00に学校へ。
そして。
少なくとも、勉強、している「ふり」(笑)。



しかし。
気になるのは、パリに昨日戻ってきた、ツアーご一行様。であります。
…今日1日、どうやって過ごされているのかしらん?

バーゲン好きな方には、自由時間はありがたいでしょうけど。
(24日水曜日から、フランスは基本的に一斉バーゲン中!)

お買い物に行かない方達がいらしゃれば、どこかを提案なり、お連れしなくちゃいけないんじゃないか…。







勿論。
添乗してきた友達からは、
「心配なし。勉強に専念してよろし。」とのご通達だけど、ねぇ…。





まぁ、結局は、終日勉強に、一応専念できました。
が。
お疲れモード。
この暑さにめげて。
4時前に研究室を退出したのは内緒です…。




で。
頼まれていた、今晩夕食の予約。。。

ホテルから近くて、美味しくて、ビストロで…。
出来れば、エスカルゴが食べられるところ。


意外に難しいもの、であります。



しかも。
人数は11人。
…最強候補2箇所に断られてしまいました。

やれやれ。



ホント、普段、超赤貧・地味な学生生活を送っているので、かなり気を使います。。。




自分が行ったことがないところにお連れするのも、少し不安だし。





しかし。
選択肢は殆どなく、とりあえず、11人が予約できる3軒目のレストランで、お願いしました。
と共に。
明日誕生日をお迎えする方がいらっしゃるので、デザートは共通の誕生日デザートにしてもらう約束をし。
…とりあえず、ホットしたのでした。
そ。
今日が最後の晩だし、ね。ゆっくり、美味しくお食事食べましょ♪





ところが!
ホテルロビー、7:30に集合。
ということで、7:25頃に到着すると…。

食事の後「リド」に行きたい人がいる、とな?!







ありえ~ん!!!!!


リド、って。
所謂、エンターティメント・ディナーショーの場所。(シャンゼリゼ通り沿い、凱旋門近く)
幾ら、ディナー抜き、ショーのみの見学とはいえ、21:30始まり。






夕食を、19:45~を予定している、ってことは。
20:50には、レストランを出なくては!!!!!




頭はパニックです。
しかも…。
ショーは、未だ予約もしてない。。。。


席がないことを祈りつつ(苦笑)。
ホテルのコンシエルジュにお願いすると、チケットは取れるとのこと。



しかも。
お客様のお一人が、「うさちゃん。もし時間があるなら、私がお金を出してあげるから一緒に来ない?」とお誘いの一言。
「…特にこの後用事はありませんが…」と口を濁すものの。

結局、引率したほうがラクかな、と思い。
お言葉に甘えて、連れて行っていただくことにしました。



しかし。
です…。

↑書いたように、逆算すると「たった50分足らず」しかレストランに滞在できません。
…顔面蒼白。。。


日本人にとっては、お客様は神様で、そして、食事を急ぐことも決して変じゃないけれど。
ここ、フランスでは、レストランを予約する
イコール、食事を楽しみます、ということなのです。

昼ごはんだって、50分で終わるわけがないのに。

夜ご飯。。。
しかも。
予約済み。(更には。明日お誕生日の方のために、デザートは共通のお祝い菓子を頼んでおいたのでした。)


…客が、レストランに気を使うことはない、とはいえ。
もう、気持ちは焦るばかり。
果たして、レストランが応じて時間内に出してくれるだろうか?
泣きそうです。。。。。




レストランに着いて、皆さんは着席。
私は早速、立ったまま、メニューの解説。
ただならぬ私の態度に、レストランのギャルソンもマダムも、「落ち着きなさい。全ては上手く行くわ!」と暢気になだめて、
「じゃあ、メインが出てくるまでアペリティフね?」


即刻、
「いえ!時間がないんですっ。アペリティフなんて飲んでいる暇はありません。メインを決めますから、それをすぐに厨房に通していただけますか?」

「メインを頼んでも時間がかかるから、是非前菜を。前菜は、出てくるまで時間がかからないから。メインを待っている時間に丁度食べられるわ。」
「いえっ!前菜もいりません。というより、とりあえずメインを頼んでから、前菜を食べたい人だけ、すぐにオーダーします。」



とりあえず、各自メイン料理が決まり。
テーブルに付いたギャルソンに頼む。

そして。
「前菜が欲しい方はいらっしゃいますか?」
と聞けば。

「何があるの?」
一応メニューを説明。
すると。
やっぱり皆様、欲しいものがあるらしい。

というわけで、欲しい前菜に挙手していただいてると…。
さっきのギャルソンが来て
「前菜を今からだなんて、無理だっ!」
とすごい剣幕。

「でも、先程マダムは、メインに時間がかかるし、その間に前菜はすぐ用意できるって言ったわ!」
と応じたけど。
私の言葉なんか聞かずに、怒って厨房に行ってしまう…。

ここで、ゴタゴタ、また、メインを後にしてもらって、前菜。
なんてことにしたら、これまた時間がかかる!
と咄嗟に判断し、お客様に
「ゴメンなさい。この前菜は時間がかかるそうなんです。前菜を諦めていただけないでしょうか?」

そこは、気のいい皆さん。
「そうね、時間がないなら仕方がないわ。」

というわけで、先程の怒ったギャルソンを呼び、
「ゴメンなさい、判っているんだけど。本当に時間がないの。前菜はやめにするから、メインを急いで頂戴。」
…返事もせずに、彼は立ち去っていったのでした。



その間にマダムがまた寄ってくる…。
「そんなんじゃ食事が楽しめないでしょ。」
「判ってます。それに、レストランに対して申し訳なく思ってます。でもっ!後40分でここを出なくちゃいけないんです!」

マダムは一言
「だったら、うちではなく、ファーストフードに行くべきね!」
すごい皮肉を言われてしまいました…。
「本当にゴメンなさい。前もって判っていたら、そうしてました。或いは食事の時間を早めるべきでした。」
…何で、私がこんな思いしなくちゃいけないのよ~



とにかく。
メインが来るまでに1本だけワインを頼み。とりあえず乾杯。
…思ったより早く、メインが来ました。

それと。
思ったより、量が少ない。(お皿がやけに大きいから、特に感じたのかも、笑)

皆さんも事情を察して、食べることに専念。
「あらぁ~、ここのレストラン、美味しいわねぇ。これなら前菜も欲しかったわ。」


殆どの方が頼まれていたお魚(すずき)料理が、私のより少なかったのか…。
私がお喋りしていたからなのか。
ふと気がつくと、私が最後の一人になっている!
大慌てで、十分咀嚼もせず、飲み込むように詰め込む。
何しろ、皆が終わらない限り、デザートが出てこないもの、ね。


無事食べ終えて、暫し待つと、先程のゴタゴタの中で、デザートのオーダーが通ってなかったのが判明したものの、すぐに対応してくれたお蔭で、お誕生日仕様のケーキがやってきました。
ろうそくを吹き消して、さぁ、食べましょ!

ところが。
切るナイフも、お取り皿もない。

再び、ギャルソンを見つけて声をかけると
「それは、僕がやる仕事だ!」
と、この頃には少しにこやかになって、ケーキを持っていってしまいました。

また暫し待つ。
…来ない。。。
時計を見る。
気が気じゃありません。

そして。
漸く出てきたデザートは、先程のケーキが等分に切られたものに、アイスクリームとフルーツが添えてあって、なかなか美味しいものでした。

が。
如何せん時間がない。
…タクシーがすぐにつかまるのか?

そそくさ食べて、一足先にレストランを出ようとナプキンを置いたら。
マダムが
「あら。まだデザート全部食べてないじゃない」とのたまう。

もう、気分的に食べられないんだもの…。
と言ってしまうとこだったけど、グッと抑えて、デザートの残りを掻っ込み…。
「私は先にレストランの前で、タクシーをつかまえるわ。」
と言い残して、席を立ちました。
…ギャルソンとマダムには、
「本当にゴメンなさい。次に来る時は、食事を楽しむために来ますから。今日のことは許してくださいね。」と言って。




結局、すぐ近くのタクシー乗り場にタクシーが何台も止まっているのが判り、そこまで行って、タクシーに分乗。

「9:15までに必ずリドに着いているように。」
と言われていたのが、到着したのは9:10になる前でした。
あ~、よかった。。。。。



添乗の友達は、そこでバイバイ。
私は、7人のお客様とリドに入り。
ホテルで予約したチケットを見せ、案内された席につきました。

この時間からショーを見るだけだと、シャンパンが2分の1本ついて、お一人様100ユーロ!
…お一人だけ、シャンパンじゃなくて、オレンジジュースを頼まれ。
結局、オレンジジュースと、シャンパンが3本と小さいシャンパン1本が運ばれてきました。

で。
早速、ショーが始まりました。








2時間弱のショータイム。
ショーは、なかなか、見ごたえのあるもので、私自身とても楽しませていただきました。
しかし。
いいのかなぁ~、こんなチケットを奢っていただいて。。。。。










終わって外に出たのは、11:20頃でした。

皆さん、それなりに満足されたようで。
良かった、よかった!

それから、すぐにタクシーをつかまえ、再びホテルに戻り。
…喉が渇いた。ということで、ホテルのバーで歓談タイム。
皆さんはジュースでしたが。
私はビール♪

12:30前に、お開きになり。
皆さんは、お部屋に戻り、私は帰宅した、というわけです。








そして。
ブログを書き始めたのだけど。
実は、投稿せずに、眠くて寝ちゃったんですね、ポリポリ。
今朝、起きて気がつき、ザッと読み直してみると、いつも以上に支離滅裂(苦笑)。
しかし。
折角書いたので、大慌てでとりあえずそのまま投稿しておきま~す
…今日も1日頑張りましょ~!行って来ま~す。

ロンドン日帰り観光

2009-06-29 22:47:06 | フランス(余暇・習慣)
結局、昨日、身代わりで、ロンドンまで行って1日遊んで、帰って来ました。




朝は、ホテルまで迎えに行くため、5:30過ぎに起きて、軽く朝ご飯を食べて出発。
…思いっきり寝ぼけていて、お天気なのにサングラスは忘れるは、合流して地下鉄に向かったものの、間違ったホームに行ってしまうは…。



とにかく。無事、ユーロスター発着駅である、パリ北駅に着いたのは、7:10過ぎ。
8:07発のユーロスターでしたが、既にチェックインに長蛇の列が出来ていました。

それでも、暫くしてチェックイン手続きが始まると、思ったよりスムーズに進んでいく。

先ずはフランスの出国手続き、です。
そして、そこを抜けたらすぐにイギリスの入国審査。
…パスポートにはちゃんと、電車の絵がついたスタンプが押されていました。


構内は一応、免税品店もあるのですね!
それと、両替所。
何も買うつもりはなかったけど、現地での交通費と食費を考えて、ユーロからポンドにお金をチェンジしました。
…50ユーロがたった、35ポンド。
これで、一体何が出来るのかしらん?




列車にも乗り込める時間になり、ホームに下り、列車に乗って出発時間を待ちました。


1号車(先頭)だったので、折角なのでと、正面の写真を撮りに、ホームの端まで行こうとしたら。
あはっ、駅員さんに咎められてしまいました。
でも。
写真を撮りたいだけだ、って言ったら、仕方がないなぁと、許してくれました。
う~む。自分が子供になったようだ。


列車は定刻通りに発車し、約2時間半で、ロンドンに到着します。
途中、2駅も停車したのは、驚きました。
(フランス側で1駅、イギリス側で1駅。但し、帰り予約しておいた列車はノン・ストップでした。)
…フランスとイギリスでは1時間の時差があるので、到着するなり時計を遅らせます。




そ。
実は私、前日の夕方までちゃんちゃら行く気が全くなかったのだけど。
お客様一人(女性)に、添乗員(男性)が、たった二人だけだとお互いに気を遣う、とのことで。
二人から頼まれて、私も行くことになりました…。

タダで行かれるのは、本当にねぇ、ありがたいとは思ったんだけど。
下調べもなしで、観光のために外国に行くなんて。
やっぱり自分としては考えられない。

それに。
疲れ果てて行っても迷惑かけるだけじゃないか、と。
心配していたんだけど。


ま、折角行くなら、楽しもうじゃないか、と。
ロンドンに着いて、改めてヨシっと、気合、であります



先ずは観光案内所に行って、地図と、一日乗り降り自由の観光バスのチケットを買い、外に出ました。

あ!
何だか見覚えのある、風景…。
キングスクロスの駅前の交差点です。

と言っても、自分がロンドンに行ったのは、カレコレ十何年前。
殆ど覚えていないのに。
最近見た気がするのは、こちらのテレビニュースのお蔭なのでしょう。





…一日乗り降り自由の観光バスの乗り場を探している間に、バスの発車時間を過ぎてしまったので(=その路線は、1時間に1本しかない)、結局トラファルガー広場まで、タクシーに乗ることにしました。


あぁ、ロンドンのタクシー!
こんなんでしたっけ。

丸っこくて可愛いの。
それに、後ろの座席は、向かい合わせで、5人が乗れるようになっている…。
フランスのタクシーよりこっちのほうが、いいなぁ~!


トラファルガー広場についてからは、その周辺をブラブラ歩き、写真を撮り。
メインルートの2階建て観光バスに乗りこみました。



しかし、それにしても。
観光バスの多いこと。
っていうか。
街を歩く観光客も、です。
丁度、お天気がいい日曜日ということもあるのでしょう。


2階建てのバスは、半分オープンでしたが、ほぼ満席。
たまたま、1番前の屋根つきガラスで囲ってある場所が空いたので、そこに陣取りました。

予定では、これでぐるりとロンドンの見所を回って、地図を頭に入れようという魂胆。

しかし。
これが意外に時間がかかります。
しかも。
昨日は、ロンドンすごく暑かった~。

朝ご飯は早朝で少なかったし、時差のせいで、未だ11:30頃なのに、お腹はペコペコ。
喉はカラカラ。


…私は昨日は、「気の張った付き添い」の立場じゃないので、甘えて、顎を出してしまいました。
「お腹が空いて、喉が渇いて、もう死にそうですぅ…」
お客様は心配して、
「あらあら、早く食べさせてあげなくっちゃ!」(笑)


結局、1:30頃、ロンドン橋の近くのパブもどきで、漸くガソリン補給となりました♪
パイントサイズのビールをひとまずオーダー。

そのビールの美味しかったこと、喉に染み渡ります。
…お客様は、「こんなに飲めないから」と私の半分空いたグラスに足してくださいました。

食べるものは、タパス。
本当は、フィッシュ&チップスを食べたかったのだけど。
残念、モドキはありましたが、本物はなく。

私は、鬼のようにお腹が空いていたので、一人でハンバーガーを食べる!と息巻いていたのだけど。
他の二人が、あまり食べそうになく(シュ~ン)、とりあえずは、おつまみ系をシェアしながら、様子を見ることにしました。

というわけで、全部で結局、7皿だったかな?
おつまみタパスを食べ、その間に、私は、えへへ、パイントサイズのギネスを更に2杯。

すっかり、お腹も喉も満足して、再び観光へ。


観光バスの切符(24ポンドもする)に、クルーズ切符も付いているので、じゃあ、これにも乗ろうと、暫しテムズ川遊覧の船の人に。

下船して、バッキンガム宮殿へ行き(衛兵の交代は、1日一回で、勿論見られませんでした。)、暫く周辺も散策。

再び、トラファルガー広場に戻り、インドフェアをやっていた中で、無料配布のカレーをもらって、食べたりしている間に。

ふと時計を見ると、5:00過ぎ!


帰りのユーロスターは、7:02。
となると。
6:00過ぎには駅に行かなくっちゃ!


というわけで。
ユーロスターの発着駅、セント・パンクラス駅へと、ブラブラ向かったのでした。
…降って湧いた、私のロンドン一日観光も、そろそろおしま~い!





出国手続き、入国審査は予測どおり、フランスで行う時より、遥かにスムーズ(笑)。
それに。
フランスへ入るのには書類も書きませんんでした。
(因みに。行きがけ書いたイギリス入国書類は、英語とフランス語と、なんと日本語の3言語で、それぞれの項目が書いてありました。
それだけ日本人ツーリストがよく利用するのでしょうね。)

3人の席が、向かい合わせではなかったこともあり。
列車に乗り込んで、席に着いたら、只管寝てしまいました。

行きと違って、ノン・ストップだったので、2時間15分でパリに再び到着。
パリの混沌とした街は、まだ、真っ暗ではありませんでしたが。
彼らをタクシーに乗せ。
私は、地下鉄で帰って来ました。
11:00過ぎ、帰宅。

それから、一人でビールを飲み(本当は、ユーロスターの中で、ビールを飲んで軽くつまむはずだったけど。3人とも寝てしまって、バーに行く時間がなかったのです。)、軽食を作って食べ。

すぐにシャワーを浴びて寝るはずが…。
結局、やらなきゃいけないと思うことをボケボケ頭のままやっていたせいで。
ベッドに潜り込んだのは、2:00前、でした。
…今朝、起きてつらかった!






というのは、ともかく。
久しぶりのロンドン!
というか、ほとんど忘れていたロンドン。

いい悪い、というのではなく。
パリとの違いを悉く感じて、疲れたけど、とても楽しい1日だったのでした。

こんなに近いんだもの。
また、行ってみたいなぁ。
その時は、もう少し下調べをしてから、ね…。

あぁ、そう言えば書き忘れてました!
途中、屋台の牡蠣と、発砲ワインも楽しんだのですよん。
Rの月じゃないけど、大変おいしゅうございました♪

お疲れモード。。。

2009-06-28 01:02:30 | 日常生活の中で
はふ~っ!!!

こんなに長いこと、更新を怠るとは思っていませんでした。。。



それに。
こんなに自分が消耗するとは…。

って。
まだ終わってませぬ。
熟年団体ツアーご一行様の付き添い。


ハプニングだらけ、であります。
まぁ、旅なんてそんなもの?

とにかく。
皆様が無事お帰りになってから、落ち着いて、小さなまとめでもしたいもの、と思っていますが。
どうなることやら。







とにかく。
…火曜日に、モン・サンミッシェルにパリから、電車とバスを乗り継いで、行きました。
そして。
私はと言えば、バイトの関係で、どうしても途中パリ一人帰宅。を予定していました。




で。
その帰って来て、夜、バイトをした水曜日の夜辺り、既にお疲れモード満載(苦笑)。

しかし、翌日、古城をガイドしなくちゃいけない!直前下見をと、早朝、パリをTGVで出発しました。

宿泊荷物を背中に背負ったまま(コインロッカーがなかった…)暑い中半日、一人で観光を。
その後、タクシーで、皆が泊まっている古城ホテルに向かったのでした。

で。
なんとその翌日。

そう…既に前日の昼過ぎにわかってはいたのですが。

ツアーのお客様のお一人が、お母様の危篤で、日本に急遽帰ることに。


折角、ガイドのために古城の下見までしたのだけど。
ツアーの皆さんに万が一何かあったら…。


何しろ、団体旅行の分野なんて、全くのド素人の私。
何も出来ませんものね。

「本物の添乗」として日本から一緒に来た私の友人が、そのままガイドをすることになり。
…私は、日本に帰るお客様に付き添って、空港へ行くことになっていました。



というわけで。
これまた早朝出発の予約タクシーで、なんと片道3時間半かけてシャルルドゴール空港へ。
手続きを済ませ、無事、入国審査を通過したお客様の後姿を見送り。
再び、タクシーで3時間半ばかりかけて、古城を観光している一行に午後、合流しました。

…タクシーはBMWのリムジン、乗り心地はとても良かったんだけど。
やっぱり長時間、色々考えことをしながら乗っているだけで、疲れちゃいました。




そして。
今日・土曜日。
これまた、午後に定例バイトがあって。
皆より先に、一人で、乗り合いタクシーとTGVでパリに戻り。
昼ごはんを食べる暇もなく、バイトに行って来た…というのが、これまでのかいつまんだ経過、なのであります!ゼイゼイ…



明日・日曜日は、パリで少しゆっくりしたいのだけど。
…急遽帰国したお客様が申し込んでいたオプショナルツアーの身代わりで、ひょっとしたらロンドンへ日帰りしてくるかも。

タダで行かれるのは、ある意味ありがたいけど。
朝早く出発、夜遅いパリ戻り…。

もう、身体も頭もヘロヘロなのに。
他の人に付いて回って、観光ができるのか?というのも心配です

それに。
勉強のことも流石に気になっているんですよね~。
…全く、今、頭から抜けているんだけど。
仕上げなきゃいけないことが、未だ未だ状態というのがすごく気になっていて。
この分じゃ、皆さんがお帰りになってから、ドット疲れが出て寝込みそうな勢い(笑)。
勉強モードにすぐに復帰できないのが目に見えている、のです。

あ~、一体どうしたらいいかしらん。




って。
あれれ~、もうこんな時間。。。
晩御飯のご希望を聞いて、予約・引率、であります。
…本音を言うと、家でお茶漬けでも食べながら、ワインを飲んで(笑)、早く寝たいんだけどなぁ。
軟弱やなぁ、という声が聞こえてきそうですね、ポリポリ。




ま。
何事も気合っ!
おおし~っ、行ってくるぞ

日が一番長い一日♪

2009-06-22 05:19:38 | 日常生活の中で
はぁ~っ、疲れた。

そ。
友達が引き連れる、熟年グループ旅行・ご一行様が着いたのです。
まぁ、友達だから、住んでいる私が出来ることなら。と軽~い気持ちで、ボランティア・サポートを引き受けたのですが。

何しろ。
「旅」に自分が行くことはあっても、引き連れる方の立場なんてなったこともない。

ええっ?
そんなこと聞かれても、とか。
何を何処まで、やらなきゃいけないのか、とか。
全然、わからないんですよね。

それに。
何しろ、私は、とっても地味な学生生活を送っているので。
ガイドブックに書いてある常識のようなことすら、全く知らないかったりするのです。(名所、旧跡とか、そういうものすら…)

何だか面食らいますよね~。

というわけで。
いきなり、初っ端から大ミス。
熟年と言っても、というか、だからこそ?旅慣れているので。
笑い話に伏してくれたけど。
やっぱり、日本からの長旅の後、かなりお疲れだったようなのに。
何だか、申し訳ないです。





しかし。
私も、何もしてないのに、ヘトヘト気分。

思ったより帰宅したのは早くて(=今10:30前)、まだまだやらなきゃいけないこともあるんだけど。
とりあえず、シャワー浴びて寝ようかな、という気分。

ま。
食事時に、飲みたいだけ飲めなかったので(そりゃそうですよね…私が酔っ払うわけいかないものねぇ…)、ちょこっと飲みなおして、かな、エヘヘ。

と思うと。
あ~、出かけたい気分満開。。。


そう。
先日書いたように、今日は夏至。
音楽祭の日なのですよ。
街中のいたるところで、人が溢れて、街角コンサート。
ブラブラ散歩した~い。

でも。
今日は明日からのことを考えて、グッと我慢。止めておきます…。
ちょいと、自宅で飲むだけ(笑)が限度、かな。


それに。
何が気がかりって。
古城ホテルの案内。
するって、約束したけど。
ポリポリ。
何も予習してないよ~。
…友達を激怒させないよう(苦笑)、資料を揃えなくっちゃ。。。と思っております。

あ~。やっぱりこの10日間ばかり勉強が、全くできそうにありません。
ま。
それは、腹を括っているんだけど、ね。
折角引き受けた以上、ボランティアだけど、というか。ボランティアだし、自分も精一杯楽しもうと思っています。

さぁ、どんな珍道中を引き起こしちゃいますやら。
うふふ、楽しみです。

英気養うのが週末!

2009-06-21 05:16:49 | フランス(食べ物・飲み物)
お天気が、ひどく悪い、ってほどじゃないんだけど。
何だか、涼しいです。

で。
今日、恐る恐る、例の事件後、初めてVelibに乗ってみました。

しかし。
乗る前に、自宅のパソコンと、現地で二回も確認したんだけど。
確かに。
「支払うべき金額」というのはゼロになっているんだけど。
表示される走行履歴は、そのまんまで、そちらにはしっかり金額も書いてあるのが、ちょいとばかり気になります。

…まぁ、そういうものなのかな。

とにかく。
使えるんだったら、と思い。
たった歩いて10分くらいのところだけど、自転車を借り。

近くの駐輪場に返し。
いつものように、ちゃんと駐輪した、という信号と音を確認し。
それでも、不安で。

駐輪場の中央操作機械で、確かに「駐輪した」という表示が出るのを確かめてしまいました。
…時間かかるけど。
で、それやってたら、自転車を借りる価値も半減するけど。
多分、今後は必ず、やるようにしたいと思っています。


といっても。
飽きっぽい私、ポリポリ。
ほとぼりが冷めたら、すぐにやらなくなるのかしらん?



ところで。
最近、どうも元気がでない。
それは、この頃お肉をたくさん食べてないからだ!と思い。
今晩は大奮発(笑)。
お高いステーキ肉を買って、目の前の鉄板で焼きながら食べるサイコロステーキにして。
あはっ、400gも食べちゃいました~。

これって、育ち盛りの男性が食べる量かしらん?

でも。
私って、このぐらい、ペロリと食べられちゃうんですよね。
焼肉とか、ステーキだと。
野菜と共にパクパク。(勿論、ワインもないと駄目です、<爆)

…自分でも、肉&魚の動物性たんぱく質を欲する人間だとつくづく思う…。
死んでもベジタリアンには、なれそうにない。

なのに。
つい最近、地球温暖化防止のために、週に1回は肉を食べるのをやめようキャンペーンだとかが始まったんですって?
ポールマッカートニーさんが始めたとか、読んだような気がするのですが。

でも。
それより、私は食事はきちんとバランスよく食べ、車を使わないようにしたほうがよっぽどいいと思うんだけど、な。
…記事をよく読んでないから、あまり言えないけど。
何だかなぁ、と思った次第です。

肉を1食抜くより、もっともっと根源的な日常的なことから糺すべきだと思う。


と。
つい、肉食人間の私は、弁解まじりに言いたくなってしまうわけです。



で。
全然話が繋がらないのですが、ポリポリ。
…前も書いたかもしれないけど。

美味しい、所謂日本の特産品を食べた時とか、「あぁ~、日本人に生まれてよかった!」って言うじゃないですか。
この表現がね、いつも心にひっかっかているのです。

って。
イヤだ、とか、って言う意味じゃなくて。
自分も、結構好んで言うほうかもしれないけど。

こういう表現をする他の国の人っているんだろうか?ってこと。

例えば。
フランス人ならではの、フランス的な楽しみを味わった時に、
「あぁ、フランス人に生まれてよかった」って言っているんだろうか、ってことです。

私の経験値が低いのか、それに当たるような言い回しを耳にしたことがないような気がします。
それに。
そういうことを思うのか、ってことも、よく判らないし。



「どうにかなるさ」とか、って言葉は、表現そのものはともかく。
感覚的に、どの国の言葉でも言われていそうなんですけど、ね。






だから、どうなの?
と聞かれても困るけど(笑)。




夕方、またムクムクっと不思議に思い出したことだったので、書いてみただけ、です。ポリポリ。


さぁ~っ!
今日はお肉も食べたし、早寝するぞ~♪
…土曜日の夜はご機嫌です!

ブツブツ独り言

2009-06-20 17:13:17 | Weblog
前日、昨日といい。。。

やっぱり、電話とかチャットとか、って一種の暴力だと思うのは、私の偏見かしら。
確かに、友達と話が出来たり、それはそれで嬉しかったりするんだけど。
予定が狂っちゃうんですよね…。

昨晩こそ、早寝をして、今朝延び延びになっていたコインランドリーに行こう!
と思っていたら。

夕方、電話…。
その後、遅くなってしまった夕飯の用意を、と思っていたら。
違う友達とメッセーンジャーで話すことに。

食事もすっかり遅くなり、ベッドに潜るのも押せ押せで。
ブログも、実は夕方、半分書きかけていたのに、続ける気もせず…。
…大体、何を書いていたか、今忘れているぐらいです。
といっても、草稿で一応取ってはあるんだけど。
その時の気分で書く私には、続けるなんて事はまずないんだろうな~。



とにかく。
今朝は何とか、5:50起きを死守、コインランドリーは決行し、帰宅。
それで、8:00過ぎだものねぇ。
あぁ、洗濯機のある生活が羨ましい~。
といっても、この季節はラクチンです。朝が明るいから。


で。
それから、朝ごはんを食べ、昨晩やることをとりあえず、進めて。
一息ついているところです。

それにしても。
実は明日から、勉強もそっちのけに、やらなければいけないことが10日ばかり続くので…。
うぅ~っ。
そちらの方に気が行っています。


大体、私の生活、いつになったら、この「切羽詰った感」から抜け出せるのかしらん?

本当に私は、「暇」というものが全く作れない人間のようです。
これは、何事もギリギリになるまで手がつけられないから、なのか。

う~ん。。。
でも、この頃は何事もなるべく先んじて始めているつもりなんだけど。
要は、ドン臭いのかしらねぇ…。

晴耕雨読、悠々自適の生活を夢見る最近です。



ま。
午前中は、まだ時間がある!
手洗い分のお洗濯を済ませ、調べ物に本屋さんに行って来ま~す!





そうそう。
明日は、夏至ですね!
こちらは、ですから「音楽祭」の日。
晴れるといいな…。
と言っても、それを楽しめる時間はないけれど。
1年で一番日が長い、って思うとやっぱり嬉しいです。

素敵な週末を~!

昨日、疲れた原因

2009-06-19 03:38:36 | フランス(システム・制度)
昨晩は、また更新おサボり…。

10:30近くに帰宅して、やる気なさなさモードで、ご飯を作っている途中。
電話がかかってきて。
…こちらから用事もあった友達だったので、つい長話。
お夕飯は11:30になり。

すっかり疲れていたこともあって、おサボりしちゃいました。



何しろね。
昨日は気持ち的に疲れていたのです!
って。
ポリポリ、例によって、そんな大袈裟なことじゃないんだけど。
私にとっては、「事件!」。




何があったかっていうと。
…先ずは、前段。




最近、よくブログにも自転車のことを書いているように。
私は、自転車が好きです。
といっても、スポーツというようなものではなく、ただ、乗って街を散策するのが好き。
…いつか書いたと思うのですが。
こちらに来る前は、一時、3台も持っていたりしました。
2台がマウンテンバイク、そして1台が電動自転車。

まぁ、その頃は貧乏じゃなかったので、好きなものを好きなときに買っていた、から。というのもありますが。
自転車は、特に好きなものの1つだったんだと思います。



だもんだから。
こちらに来てすぐ、最初に住んだ街で自転車を買いました。

ところが。
暫くして気づく。
フランスでは、自転車は車扱い。
日本のように、歩行者扱いじゃないから、一通の不便さに泣き…。
あまり乗らないで、月日が経ちました。
でも。
結局、いつしか、通りを覚えたところだけは、気楽に走れるようになり。
それなりに、楽しんでいたのでした。


それが。
パリに引っ越して数日、家の近くで、鍵をかけていたにも関わらず。
自転車を盗まれました。
…ブログにも書いたと思います。
結構ショックでしたし。
パリだったら、もう必要ないかな、と思ったんだけど。


やっぱり、欲しくて、つい買ってしまいました。



ところが。
あまり乗らなかったんですね…。

一番の理由は、道が判らない。
何しろ一通で、迷う。

それに。
車の運転が怖い…。




そぉんないろいろな下地はあって、自転車に乗る機会もそれほどないのが実情です。



なのに。
最近、Velib(パリ市・公共自転車システム)にも、契約をしてしまっておりました。

だって。
年間たった29€(だったと思う。。。)で、自転車が24時間いつでも使える。
何しろ、雨が降って来た場合、とか、坂道が大変な所でも、自分の自転車だったら、なんとしても乗って、そして帰って来ないといけない。
つまり。
何処でも乗り捨てられる魅力、というのが大きかったわけです。

それに。
このとこ、パリの至る所に、このVelibの駐輪場があって。
本当に便利になった気がした、のであります。




そして。
折角、契約をしたならチョコチョコ使おうと。
最近は、駅でいうと2駅くらいありそうな距離に使うことにしました。
何しろ、お天気もいいし、ね。
道も大分覚えたし。







で。
…長い前置きは終わりにして、本題です。


昨夕も、家から2駅離れた所に問い合わせに行くことがあって。
早めに、研究室からは帰宅。
夕方のバイト前に、ひとっ走り、と思い、家から一番近いVelibの駐輪場へ行きました。

で。
私は、1年契約だし、地下鉄の定期で契約確認が出来るので、借りる時は、自転車が1台ずつ繋がれている個々の機械で、操作が出来ます。


ところが。
いつも上手くいくはずなのに、何度やっても契約確認ができない状態になる。

おかしいなぁ、と思いつつ、1箇所に1台設置されている中央操作版で、再度試そうとしました。


すると…ですね。

画面に、私の最近の利用履歴が表示されるのですが。
昨日の午前中、「5時間40分も使用」し、今現在「35€の支払い残高」と表示されるじゃないですか。


もう、吃驚り!
なんてもんじゃありません。


Velibは、契約していたら、最初の30分は無料なので。
私は、これまで、どんなに長くても30分は乗ったことはない。

そもそも、Velibを使う時は、思いつきの時のみ。
本当に短い距離しか乗るつもりはない。(←自転車がとても重くて、それほど快適とはいえないから、長距離は自分の自転車)

それが。
支払うべき積算時間が7時間以上になっている…。



つまり。
そのせいで、支払わない限り、自転車を使えないようになってしまったんですね。





それにしても、驚いた私。
ありえない!!!

用事に向かうのは諦め、すぐさま家に戻りました。
で。
問い合わせ先に電話をしてみるも。
回線がいっぱいで、全く繋がらない。

インターネットで、全てが出来る、という触れ込みでもあるので、それじゃあインターネットで連絡をとろうと思っても。
書式が一定化していて。
それ以外の問い合わせは、電話でしろ、との指示。


本当に!
融通が利かないサービスです。。。。。


結局、電話をかけるしかない、ということが判り。
それから、何度もかけなおす。

その度に、相談員に繋がるために、同じアナウンスを聞かされ、同じ操作を繰り返させられ。
最終的に「今は回線がいっぱいだから、後でかけなおせ」アナウンス。

もう、本当に、フランスらしさ、をまた味合わされました…。




でも。
漸く、諦めずにかけなおしたのが効を奏し、「4分後くらいには相談員につながるからこのまま待て」というアナウンスに辿りつきました。

電話をスピーカー機能にして、待つこと暫し。


やっとの思いで、生の声「ボンジュール」をきくことが出来ました。



とにかく、その人に、今の私の状況を伝え、「私は今朝確かに自転車を使ったけれど、たった5分で返した」と説明。(家から暫く行ったところで借り、研究室の前で降りた。本当にモノの五分。)



電話口の男性は、
「調べるから待ってて」と言い残し、また暫く、私は電話口に取り残されました。


で。
色々調べて、再び電話口に出てきた彼曰く、
その時間帯に、私が使った駐輪場では一切問題が起こってないことになっている。
だから、私が言っていることは、受け入れられない。と。



私は驚いて、言い張りました。
「絶対にありえない!私は、今朝、確かに○○で自転車を借り、でも、凡そ5分後には△△で降りた。ちゃんと、機械が自転車を受け止めたサインも確かめた。」






相談にのってくれた男性は、とてもいい人でした。
私の慌てようから、本当のことを言っていると信じてくれたのでしょう。
「僕が出来ることは、今日の乗車はなかったことにすることだ。その代わり、手当てをして、それが反映されるここ1日、2日は自転車は使えないよ。」と。

あぁ、勿論結構ですとも!
心から、お礼を言って電話を切りました。





…それにしても。
腑に落ちない。

そう。
お金を請求されるのが怖いばっかりに、使い始めてからこのかた、使い終わった時の確認は、一度だってしなかったことはない。と言い切れる。
(確認したら、数秒後に信号が音とともに知らせてくれる)


ということは、その機械が上手く機能していなかった、ってこと?!
だとしたら、今後もありえる、ってことなの?





…自分で自転車を持っているのに、こんなシステムを使ってみよう、と思った私がいけなかったのかな。
と思ったり。
とにかく、今後、使った時には、すぐに後で確認するようにしよう、と思ったのでした。

そ。
昨日は、たまたま2回使おうと思ったから、すぐに判って、連絡できたから、よかったんだと思う、から。




それにしても。
この小さな一騒動で、昨日はすっかり時間も使い、疲れてしまったのでありました…。。。。。

「小さな事件は、なんでもない日常で、すぐに起きるもの。。。」フランスで、よく思わさせることの1つです。

反省吹き飛ぶ、初夏日和

2009-06-17 06:50:11 | Weblog
今、夜の12時チョイ前です。
…さっき、家に帰りついたところです。

日曜日の宿酔いの猛省(←本当?えぇ、本当ですとも!)があったので。
今週は、外飲みはしない!家飲みでもほどほどに、と思っていたんだけど。ポリポリ。

用事で夕方、会ったフランス人の友達に、お夕飯食べない?
と提案され。
迷いもなく、快諾。

となると…。
飲まずにはいられませんよねぇ~。。。
こればっかりは、酒飲みの性。とやら。



自分から、「ね、何飲む?お魚食べるなら白よね?」
なんて聞いてしまう始末。

「お魚だろうが、何だろうが、赤好きだって、うさだって知っているでしょ?」
という友達の一人の返答に、こっくり。
…自分は、ステーキを食べるつもりだった、し、ね(笑)。





というわけで。
殆ど見知らぬ土地の「自転車」だったにも拘らず、気持ちよく飲み♪
…何とか、迷わず帰宅したところ、なのであります。


しかし。
い~ですね!この季節。
夏至前とあって、11:30でも、真っ暗漆黒、とまでいかないんだもの。
やっぱり、夏はパリ、冬は東京、という生活が夢です(笑)。





しかし。
最近、睡眠時間が長くなってきて。
一日平均7時間は欲しい、ところです。
これって、どうして?

一番少なかったころ、25歳前後でしょうか。
4時間平均睡眠でも、大丈夫で。
しかも、休日に寝溜めすることもなかったのが。

最近は、寝溜めは相変わらず出来ませんが。
1日6時間睡眠だと、次の日睡魔が。
う~む。。。

人間って、一生に食べる量は決まっている、と言われますが。
寝る量も、ある程度決まっているのでしょうか。
…とすると。
ドンドン、睡眠時間は増えていくのかな?
何だか、時間が勿体ない気がするんだけど。
寝るのも幸せ、だったりするから。別にいいかな~と思ったり。




で。
何が言いたいかって。
だから。ポリポリ。
今日も出来るだけ、早く寝なくっちゃ!と。(笑)

特に。
明日は、朝研究室に行く前にやらねばいけないことを抱えてているので。
(↑今からやっても良いわけですが。朝型人間、なので…)

しかし。
わっ、今からシャワー浴びて、即行寝ても、5時間睡眠だ。しょぼ~ん。


というわけで。
フツーの日誌に戻ったばかりの今日も、手抜きでござります。。。



とにかく。
パリに、お日様が戻ってきて、嬉しい~!
& 暑すぎずにありがた~い!
という、一日でありましたっ。
それでは、また明日




追記:もう暫く、写真はトゥールーズ版です。

トゥールーズ旅行 最終回

2009-06-16 02:20:28 | フランス(余暇・習慣)
トゥールーズ旅行の最終回を書こうと思っていたのに。
2日もさぼっちゃいました、ねぇ。

本当は、昨日・日曜日の朝、書こうと目論んでいたんだけど。
土曜日の夜、飲み過ぎたうえ、電車のなくなった時間に1時間30分もかけて歩いて帰って来たもんだから。
へろへろ・くたくた。
シャワーも浴びずに、辛うじてコンタクトを外し、洗面して寝たのはナンと4:00。
勿論、起きたのは12:00過ぎておりました。。。

はぁ~っ。
全く、何やってるんだか。
反省しきりです。

何しろ。
体調悪かったのに、その場ではしゃぎいで、つい飲み過ぎ。
と言っても、そんなに量を飲んだわけじゃないんだけどな。

とにかく翌日、久しぶりの本格的宿酔い、頭痛がひどくて。

それでも。
蒸し暑い、天気の良い日曜日。
汗をかけば、少しはラクになると。
サイクリングにでかけました。
…お蔭で気分はスッキリ!

しかし。
折角の日曜日を無駄にした~という、罪悪感と、自己反省で。
テンション下がりまくり。(苦笑)
旅行の続きを書く気にならず、第5回目ぐらいのマイブーム、スドクをイジイジやっているうちに夜が更けていったのでした。


とにかく。
今週から、真剣に気合入れなおしですっ!





で。
トゥールーズ3日目、パリに戻る日です。

前日、夜遅くまで遊んでいたわけだけど。
その朝は、トゥールーズの街中の高校に通う妹さんを お母様が送っていく車に乗せていただく約束をしていたので。
8:30頃には起きて、洗面。
階下に降りていきました。

お父様は、7:30頃には会社へ出かけていらして。
…前の晩に、一応ご挨拶はしておいたものの。
ちょっと申し訳ない気分。

「朝ごはん、何食べる?」とお母様に聞かれたものの。
「実は、昨晩ビールをたくさん飲んだものだから、お腹が空いてないんです。」
と夜の顛末を話しながら、オレンジジュースと、小さいパンを1かけいただきました。



そして、9:30頃、お母様の運転で、通学の妹さんと一緒にトゥールーズの街へ。
…私は後部座席で、ぼ~っと二人の会話を聞くともなしに聞きながら、流れていく街並みを眺めていました。
やっぱり、地方、そして街街によって、建物の造りも色も全然違う。
特に。
「ばら色の街」と言われるように、バラを庭に植えている人も多いけど、とにかくレンガの色が淡いベージュピンクで、街全体が明るく感じますね。





聞くところによると、お家の近くの公立高校は、あまり質がよくないとのことで。
街中の私立の高校にこうして、毎日送迎を前提に通わせている…と。
フランスは、私立高校なんて殆どないと思っていた私は、ちょっと吃驚りでした。
やっぱり大変な時代なんだなぁ、どこも教育って。



妹さんの高校の前に着いて、彼女とお別れの挨拶。
今度は、助手席に乗り込んで、お母様と話しながらの、暫しのドライブ・タイム。

途中、今日のお昼ご飯のお買い物、ということでお店に寄り、家に戻ったのは、11:00過ぎでした。



「あのぉ~、プールサイドでぼ~っとしていてもいいですか?」
「勿論よ!」

そうなのです。
本当はトゥールーズで、一人残してもらって街の散策をしようかとも思っていたのだけど。
お家に戻ってくるために、また車で迎えに来てもらわないとならないし。

その日も、本当に!いいお天気で。
かといって、それほどまで、まだ気温もあがっていなくって。
もう、こんなヴァカンス気分を味わえるのは、暫くない!

専用プールサイドの日陰、ロッキングチェアに寝そべり、青空を眺め、鳥の囀りを聞き、まどろむ…。
絵葉書を書いたり、本を申し訳程度に読んだり…。

何とも満ち足りた時間…。
あ~、何て幸せ♪なんでしょう!




で。
隣のオニイチャンは、というと。
自分で「僕はたくさん寝ないとだめなんだ」と言うとおり。
その日も起きてきたのは、1:00前。

彼がシャワー浴びている間、お母様がお昼ご飯を用意してくださいました。
…なんだか、ホントにお手間かけちゃったなぁ~。

私一人、勧められるがまま、お昼にワインも2杯程度いただきつつ
3人でお喋りに 花が咲く…。



ところで。
帰りは、オニイチャンは社会人らしく、17:00頃トゥールーズ空港発の飛行機で、私は17:30出発のTGVでパリへ(←料金の関係、笑)。

オニイチャンを飛行場に送ってから、列車の駅へ送ってくださる、という話になったけど。
駅の散策もしたかったし、夕飯も仕入れなくちゃいけないし。
(TGVのパリ到着は、23:00過ぎ。)
飛行場に行く前に、この家の最寄の地下鉄駅に下ろしていただけませんか、と頼んでみました。

「時間、余るよ!」と言われたけど。
好奇心の旺盛な私、どこでも時間はつぶせるのです。
お土産屋さんも、昨日は見られなかったし、ね。
「時間がある分には、全然OK!」

ということで、15:30に家を出発、ということになりました。

それでは早速!
ウフフ。昼食後も、残った時間を惜しむべく、そして、最後の1分まで、私は再び、ロッキングチェアの人、と、なる…(笑)。





予定通り、15:30出発。
空港までは、オニイチャンが運転、ということで、とりあえず、私は昨日使った見覚えの有る地下鉄の駅で下ろしてもらいました。
お母様に、お礼のご挨拶。
オニイチャンにもお礼と、じゃまた、近いうちにね、と言って。
二人の車を見送りました。

地下鉄、地下鉄、ルンルン。
そ。
この地下鉄、新しいから、無人運転なのです。
つまり。
運転席がないので、一番前と一番後ろは、外がよく見える。

子供のように、一番前の席に陣取って。(←ところどころ地上に出るのです!)
写真を撮ってみたり。

で。
すぐ列車の駅に着いちゃいました。

なので。
一駅乗り越して、昨日、オニイチャンと歩いた旅行案内所の辺りのお土産物屋さんに行くことを思いつきました。




ところが。
地下鉄を降りて、地上に出て、気がつきました。
暑すぎる…。
それに。
荷物は少ないとはいえ、このスポーツバッグを持って移動するのは結構しんどい。

むぅ。。。。。



ホント、気温はうなぎのぼりに上がっていたらしく。
陽射しの中にちょっと立っているだけで、うだってしまいそうなほど。



とりあえず。
旅行案内所に行って、隣接の特産品コーナーを眺めてみました。

何か買おうかなぁ、と思ったものの。
欲しかったラヴェンダーのお香は折れちゃいそうだし。
石鹸類は重いし。
結局何も買わず終い。

それじゃあ、と。
昨日自転車で通ったけど、写真を撮らなかった教会まで行こうと思いつきました。


が。
やっぱり、暑さと重さに、すぐに断念



こうなりゃ、時間もあるし、TGVの駅に歩いて向かうのが、賢い時間の使い方だと考える。
街並みも見えるし、切符を買わなくて節約にもなるし…。



…普通だったら、メトロの1駅くらい大したことないのに。
日陰を求めて歩いているのに、滝汗が流れてくる。
肩に荷物がズッシリ…。

自分の浅薄さを今更のように反省したのでした。




それでも。
とりあえず、駅に着き。
駅探索をしよう、と思いきや。
思っていたより、駅が小さい。
端から端まで歩いてみたけど。
結局、照り返しのくる暑い待合場所で、ぼ~っと雑誌を読んで過ごす羽目に…。


本当は駅のカフェで冷たいビールでも。
と思ったのも、もういいや、という気分になり。
どこにでもあるPaulで、晩御飯用にサンドウィッチとデザート(←私にしては、すごく珍しい。あまりに投げやり気分で、何も考えずお店の人に勧められるがまま…苦笑)、そして飲み物を購入。
更に、駅のキオスクでスドクと(←書いている今に、影響を及ぼしている)大きい水を買い込んで、早々と列車に乗り込みました。



未だ、発車時間まで時間はあるのに。
私の隣の席にはオジサンが…。
ついてないなぁ、と思いつつ、席に落ち着きました。


…他は空いているのに、なんで?
と思っていたけど。
彼は、ボルドーで降りていった…。

しかし。
トゥールーズからボルドーまで、2時間もかかるんですね!
トゥールーズがパリから遠いわけだ。


というわけで、ボルドーから後は、2席使ってノビノビ。
しかも、丁度グループのいない車両だったのでしょうか。
話し声もしない、とても静かなTGVに寛ぎ、揺られながら、夜になっていったのでした。



あ~、でも悲しい。。。
私のヴァカンスが終わっていく…。
切ない思いに捉われながらも、感謝の気持ちでいっぱい。

ホント、隣のオニイチャン、どうもありがとう!





パリのモンパルナス駅に11:10到着。
それから、地下鉄に乗り継ぎ、家に辿り着いたのは、12:00近く。
乾き物をアテに、ワインを少しばかり飲んで、旅行の余韻を楽しんで眠りについたのでありました。






やっぱり、旅はするものですね!
日常から離れて時間を過ごすのは、人生に極めて必要な活性剤だと、改めて思った次第です。

トゥールーズ旅行 その6

2009-06-13 16:26:09 | フランス(余暇・習慣)
昨晩はとっても美味しいフレンチに行きました。
予約はとれないとのことで、8:15くらいに友達より先に到着。
既に3組待っていて…。
30分待ち、と言われました。

でも。昨日はお天気も良かったし。
そこで食べる!と決めていたので。
後から来た友達とお喋りしながら待つこと暫し。

雰囲気は、ホント街の食堂。
それに。とっても狭いスペース。

だけど。
ボーイさんの対応もなかなか好感持てたし。
お料理が美味しくて。
このコストパフォーマンスの良さに、お店が大繁盛というのはよくわかります。

また来たいな。

ただ。友達の体調が優れず、あまりゆっくりもせず。
帰宅は、11:00過ぎでした。

それから…また隣のオニイチャンが、友達と家飲みしていたのに1杯招ばれ。
1:00近くまで、飲んで話して。
彼らは、それからダンスパーティーに行きました、とさ。
…私は勿論即行シャワーで、パソコンなんて開かずに寝ちゃった、わけであります。






で。
やっぱりトゥールーズ、夜の街編(?!)です。

車で走ること、20分ばかり。
今回は街の真ん中まで車。
やっぱり止めるところが、なかったりするもので。
2度くらい同じところをぐるぐる回って、駐車。

彼の友達がいるというカフェのテラスへ行きました。


広場の一角。
わ~、すごく賑わっている。

友達だけがいるのか、と思っていたら。
その友達の友達、男性が3人、女性が2人。
つまり、6人でお喋りしているところに合流。



私は、お夕飯をたっぷり食べて、ワインも飲んだ後だったので。
何飲もうかなぁ~、と、暫し、メニューを見て悩む。

と。
友達が、「絶対美味しいから、○×▼(←名前忘れた)を頼みなよ。」と。

どうも、カクテルらしい。
「甘いのは好きじゃない。」と言ったんだけど。
絶対美味しい、の言葉に押され。頼んでみることに。

出てきたのは。
ミント系の甘いカクテル。

う~む。。。。。歯磨き粉を飲んでいるみたいだ(笑)。
…やっぱり私の好みじゃ全然ありませんでした。

でも。勿体ないから、必死に飲み干す。
飲み干して、ホッとしていたら。
「口直しに、違うもの飲んだら?」と言われ。

その頃には、お友達のお友達3人は、帰っていて、5人だったんだけど。
グラスワインを頼むことにしました。


で。
お店も閉店が近いと見え、お片づけをし始める中、私はワインを飲み干して。
じゃ、帰るのかな。と思っていたら。

結局、本物(?)のお友達と、隣のオニイチャンと私の3人で、どうももう1軒行く、らしい。

「うさはまだ飲めるよね?」と笑いながら、言われる。
「飲めるけど…。」
「何が飲みたい?」
「やっぱり、もうワインがいい。」

「ううん、駄目!今度はビール」
へ?ビール…
ビールは、やだよ~、お腹いっぱい過ぎるもの。
とても飲めないし、飲みたくない。


ま。でも、お店に行けば、少なくとも、例えばウィスキーくらいは頼めるもの、と思い、二人の後についていきました。



!!!
結構、静かな通りの途中に。
やけに盛り上がっている箇所がある。

そ。外にまで、というか、中で飲んでいる人たちで、煙草を吸いたいと外に出てきているわけで。
それだけでスゴイ人数。

まさか、こんなとこに入らないよね?



と思っていたら。
そこに入っていくのでした。
…ありえん!(笑)


で。
中は、すごい熱気にたくさんの人。
しかも音楽ガンガンで殆ど何も聞こえない。
照明は明るいんだけど、床はこぼれた飲み物で、ベタベタ。
テーブルも一応壁際にはあって、そこで飲んでいる人たちもいるんだけど。
とにかく、スペースを確保するのが大変。

私はもう呆然と、周りを見ているうちに。
彼らがカウンターで、飲み物を頼んでくれていた…。



「はい、うさ、ビール取って。」



何とですね、中ジョッキくらいのプラスチックコップのビールが、木箱(持ち運ぶため)に13杯入っている!

「ま、まさか、これ全部、私達のぉ?!」
「そうだよ。だから、一人4杯。」


そう。そこは学生専用(勿論他の人も入れるけど)のバーで。
1ダース+おまけ1杯が、15ユーロで飲めるらしい。
飲み物は、ビールに限らず、ミニ・カクテル(強いお酒のジュース割り)みたいなバージョンもあるみたいだけど。(勿論、ワインとかはない)


それにしたって、無理、絶対、無理!!!
ビール1杯、だって、入りそうにないもの。


しかし。
我儘言っていられません。
一杯手にして、3人で乾杯~っ。

飲み始めたものの…。
全然、減らない。

隣のオニイチャンも、「ビールはやだ」と言っていた口なので。
なかなか減らない。
まぁ、頼んだお友達自身も、それまで沢山飲んでいるせいか、くいくい飲むわけでもない。

隣のオニイチャンは
「僕は車の運転もあるから、せいぜい3杯だな。後は二人で5杯ずつ、ね!」


そ、そんなぁ~。

勿論、アルコールは身体の大きさじゃないけど。
180~190cmある二人に比して、私なんて162cm。
こんな大量の水分、この時間に摂取できない…。




店内の音楽に耳が漸く慣れてきて、ビールの飲みも少しはペースに乗ってきて。
…二人は、煙草を吸いに外へ。

うるさい店内に一人残り、その時、「よしっ!」と覚悟を決めました。
大和撫子の根性見せてやるっ!(笑)


二人は暫くすると戻ってきました。
その頃は、空いたスペースで踊っている人も結構多い。
最初は、こんな明るくて、あまり踊っている人がいないところで踊るもんか、と思っていたけど。

ゴクゴク。
ゴクゴク。
…若干のアルコールも手伝って。
あはは、踊ってしまいました。(実は、結構好き♪)

で、またゴクゴク。

ほどなくして。
やった~!
5杯、飲み干しましたっ!笑顔っ。


二人は呆気。
彼らはまだ2杯目と3杯目でした。


結局、友達の5杯目を、私が半分飲んであげて。(何でだ~?)

全て飲み干し。
1:00頃、お店を後にしたのでした。


そこで。友達とは別れ。
…私はオニイチャンの車で、一路彼の家へ。
寝静まったお家にソッと入り、手早く洗面を済ませて、ベッドに潜り込んだのでした。

あっという間に寝付いたけれど。
夜中に1度、トイレに起きたのは言うまでもありません。(笑)
…全く!眠いのに起きなくちゃいけないのは、嫌なものです。
しかも。他人の家。
やっぱりビールは夜中に飲むモンじゃないな、と寝ぼけ眼に思ったのでした。






あれぇ?
結局、旅行の話じゃなくて、飲みの話で終始しちゃいました。
ま、次回できっと終わりますから。許してくださいませ~。


ということで。
パリの今日は、い~お天気。
午後一杯バイトが入っているので。今のうちにお散歩行って来ま~す。
(勉強は?という心の声にきづかぬふりをして、苦笑)

皆さんもどうぞ良い週末を!

トゥールーズ旅行 その5

2009-06-12 05:05:54 | フランス(余暇・習慣)
今日は漸く、雨の降らない一日でした。
青空も、比較的覗いたものの…。気温はさほど上がらず。

ある意味、とても過ごしやすい快適な気候だったのかもしれませんね。
とにかく。
この週末は、お天気に恵まれるそうです♪
…暑くなりすぎるのは勘弁だけど





で。
しつこく、トゥールーズ。

街中観光を、公共自転車ですっ飛ばし。
ガロンヌ河の畔、隣のオニイチャンの青春の思い出(?!)の広場に面するカフェで、一息です。
…そこに、前の晩一緒にご飯を食べた大学時代のお友達も来てくれる、とか。


じゃ、何を頼もうかな~?
なぁんちゃって。
迷う暇もなく、喉がカラカラなので、勿論ビール♪ですよん。




ところが。
隣のオニイチャンたら、ビールの桃シロップ割り。

ウェイトレスさん(?)は、私に
「貴方は、フツーのビールでいいのね?」と念を押す始末。





なのに、なのに。
運ばれてきて、一気に喉に流し込もうとした飲み物は。
なんと私のも、桃シロップ割りに…。



ショボ~ンとする私に。
隣のオニイチャンは、変えてもらえば?というけれど。

たかがビール、ですものね。
忙しい時間に、一度口をつけた飲み物を変えてもらう気もせず。
飲むことにしました。



でも…。
とりわけ、甘い飲み物が苦手な私には、かなり酷。
渇きを抑えるために一気飲みをするつもりが、結構長い時間をかけて飲み干すことができました。

で。
2杯目こそは、「フツーの大きい生ビール!」
さっきのはまちがえてましたよ!と言って、頼んじゃいました。

で。
やれやれ。
漸く、フツーのビールにありつけた!



そこに。
お友達が到着~。

また話に花が咲きます。



ところが。
お友達の頼んだビールが、全然来ない。
何度も催促さえしたのに。

で。
漸く!出てきたビールに、お金を払おうとして、お友達は言います。
「この時間、もうハッピーアワーでしょ?小さいビールの値段じゃないの?」

相手するオネエサンも、とても申し訳なさそうに。
「ごめんなさい。ただ、注文が入った時間が、まだハッピーアワーじゃなかったの。次に頼めば、必ず大丈夫よ!」と。



というわけで。
私も便乗する羽目に。(笑)
あっという間に飲み干して、次を頼む。

お喋りが続く。
飲み干す。
そして、まだハッピーアワーだから、もう1杯、友達と私は追加。
(オニイチャンは、一応、車の運転を気にしてる?)



しかし。
時計を見ると、既に8:00過ぎ。
「お家のご飯って、フツー何時ごろなの?」
隣のオニイチャンは答えます。
「8:00前後かな。」
ええっ!?
じゃ、大急ぎで帰らなくっちゃ!


というわけで。
お母様に電話してもらい、お夕飯に遅れるからと言ってもらい。
友達と別れ、家路に。



お家に着くなり、手を洗ってすぐにご飯。
そりゃそうですよね。
妹さんなんて、試験前なんだもの。
…ホント、こんなに待たせて申し訳ないことをしてしまいました。。。。。


ご家族4人と、一緒に、お母様手作りご飯を堪能。
…やっぱりお父様と私は、ウフフ、ワイン、であります

ひとしきり、デザートのアイスクリームまで食べ終わり。
今日は、早寝かな?



と思っていたら。
「さ、うさ、行くよ!」
へぇ?どこに?

さっき会ったお友達と、またトゥールーズで飲むことになっていたらしいのです。
流石、若者!(笑)
遊びたい時分なのね。

私は疲れていたのもあったので、積極的に行こう、という気分から程遠かったものの。
折角、だもの、ね!
夜の普段着の街なんて、旅行に来て、そうそう見られるもんじゃない。


「疲れているんだったら、無理に行くことないんだよ!」
というオニイチャンの言葉に
「行くぅ~!」

でも!ちょっと待って!
「何?」
「どうしても、出かける前に、シャワーを浴びたい!5分だけ許してっ。」

そうなのです。
昼間、すごく暑かったし、自転車に乗ってそれ以上に汗をかいて、何だか体中がベトベト気分。

OKをもらって、超ハイスピードでシャワーを浴びます。

「お待たせ!はい、でかけましょ。」
ところが。
オニイチャンも
「僕も、シャワー浴びる!」

というわけで。
再びオニイチャンの運転でトゥールーズに向かったのは、11:00近くのことでありました。

トゥールーズ旅行 その4

2009-06-11 06:53:16 | フランス(余暇・習慣)
昨日は寒さのせいか、体調がイマサン。(←単に根性がないだけ、とも言われる…笑)

用事があったので遅めの帰宅で、11:00近くに家で質素な(←品数の話。量は豊富、笑)晩御飯。
そして。
いつもより早寝をすべく、夜はそのまま何もせずにベッドに入りました。

…体調が戻れば、旅行の話途中だったし、今朝早起きをして、ブログを更新しようと思っていたんだけど。
ふにゃ~。。。
全然駄目でした。



実はね、今晩も力尽きそうなのです。
が。
あまりに中途半端なので。
少しでも、話を進めよう!と。頑張りま~っす。





え~っと。。。。。。どこまで書いたんだっけ?




ん~と。ん~と。ん~と。…

あ、そうだった。
観光船を降りたとこ、でしたね。ポリポリ。





さぁ。
というわけで。
そこからが、今回の旅の本来目的(?笑)。


しかし。
時間がないっ!!!
5:30ですもの。
…6:00頃には、大抵の公共施設=公開観光地(?)は閉まるよね~。




そこで。
オニイチャンの提案です。
「よっし!自転車に乗ろう!!!」


そうなのです。
トゥールーズにも、パリのように公共貸し自転車制度があるのですね~。
名前も「ベルーズ」と言います。

そもそも。
自転車のことを別名「ベロ」というのですが。
それに肖った言葉遊び?
ベロ+トゥールーズ=ベルーズ。(苦笑)
…パリ、のだって。
ベロ+リベルテ(自由)=ベリブ。




でも。
どうやって借りられるの?(これまで、一度も使ったことがない。。。)


しかも。
我々が借りようとした貸し自転車場にも、途方に暮れた女性がいて。
彼女に、オニイチャンが構っている間(オニイチャンは親切なのです)、時間はドンドン経っていく。

それでも。
彼女に見本を見せるべく、彼が借りて。
彼女の、高額料金引き落としかも?という心配を取り払ってあげて。
…私も、無事、1台の自転車を借りることができました。(←簡単、なんですけど、ね。)


で。
小さい運河沿いを一目散、街の中心部に向かって走る。(下船したところは街外れ)


しかし。です。
運河沿いの道、といっても。
道路ではなく、土道、なのです。(=専ら歩く人用の細い散歩道)
勿論、その脇には車用の道路が走っているのに、です。



…何でそんなとこを走ることになったのか、定かではありませんが。
とにかく。
オニイチャンは、時間がないといって、そのでこぼこ細い道を、ひた走るわけです。

私は、といえば。
ついていくのに必死。
というのも。
借りた自転車を調整する暇もなかったから。
座高が、足の長い人用で、すごく高かったんですね(笑)。
こぐのにも爪先立ちになるような感じだし。
道はでこぼこで振動がひどいし。

更には。
狭い道ゆえ、万一、対向自転車が来たらどうしようか?
或いは。
散歩している人に突っ込んだら?(道の見通しがよくないところもある…)
それとも。
石に車輪がひっかっかって、河に飛び落ちたら?


…とにかく、結構怖かったです。。。






と。
突然、オニイチャンが止まりました。
「そろそろ、上に上がらなくっちゃ。でもさ、道がないんだよね…」

そう。
行き止まり。
河畔から地上に上がるには、急な階段しかない…。

「戻ろうか?…でもさ、どこに上に上がる道があったか覚えてないんだよね。。。」
えぇ、勿論私も、です。

「自転車持って、階段あがるしかないでしょ!そんなの簡単よ!!!」

と豪語した私ですが、ポリポリ。


貸し自転車って、重いのですよ、ね。
しかも。
…暑さに実はバテ始めておりました。


というわけで。
結局は、オニイチャンに運んでもらい。
無事、地上に。



しかし。
これまた、オニイチャンは道を知っているもんだから、時間の遅れを気にして、かなりのスピードを出して、ドンドン走る。

ところが、私は一体何処をどう走っているのかも判らない、だけでなく。
異国では、とかく用心を肝に命じているから、自転車の逆行は絶対にしない(こちらで、自転車は車扱い。逆行禁止)ことにしているのに。

オニイチャンったら、近道優先。
細い道だって、逆行するのです…。



ブツブツ、何度も文句を言ったけど。(後から、からかわれました…)
「この道を通らないと、次に行かれないんだ!」と押し切られ。
ついていくのだけが必死、でありました。


で。
5箇所くらい、大学とか教会とか、見所を回ったのかな?
(この街では中に入るより、建物を見るのがいい、と、お母様も言ってらした…)

…疲れ果てた情けない私は、「もういいよ~、自転車返して一休みしようよ」と言ってしまいました。

私のために回ってくれているのに、ねぇ…。

「うん。そうだね~。でも、もうここまで来たら、もう1つ回って、○○まで行こう。そこで、昨日一緒だった、◇◇とお茶を飲む約束だから。」

あ、そうなのね。
勿論、喜んでついていきます、とも。
そもそも予定を壊したのは、私、だし、ね。

というわけで。
…自転車で街中を走り回って、写真を撮って、彼の大学時代、お気に入りだったカフェの1つに腰を落ち着けました。
7:00頃の話、です。









で。
正に、話の途中ではありますが。
今日も帰宅と夕飯が遅く。
既に、12:30過ぎです。(言い訳!)
…これまた「続く」ということで…。
今日のところは、おやすみなさ~いをさせていただきます。
また明日~っ!

トゥールーズ旅行 その3

2009-06-09 03:41:19 | フランス(余暇・習慣)
パリは、一昨日辺りから、すご~く寒くって、お天気も悪い。

…今朝、起きたら青空で、わ~い♪
と思ったのも束の間。
昨日のように、雲が出て、お天気は崩れ…。
しかも。
午後になると、強い雨。

さっき電話でドライブ中の人と話したんだけど、運転が怖いくらい雨降ってるよ~って。

晴れが異常に好きになってしまったうさたろうとしては、やっぱりテンションが下がります。
お天気、戻らないかなぁ~

しかも、ね。
実は生まれて初めて、携帯をなくしてしまいました。

そのショックもあって、落ち込む~。
何の対策もしてこなかったので、電話番号データが全てパー。
これまでの友達関係全てを失ったような気分です。。。





ま。
くよくよしても仕方がない。
先週のトゥールーズのお話、まだ1日目を終えてませんでした。
…あの時の、幸せヴァカンス気分を思い出して、頑張りますっ!






日曜日の夜は、隣のオニイチャンの高校或いは大学時代のお友達3人(=男性二人、女性一人)も、お食事にお招ばれ。
彼と家族4人、+4人で、8人でお食事となったのでした。

予定時間の8:30過ぎに、一人、又一人とお友達が来て。
早速、プールサイドのテラスのテーブルを囲んで、アペロ・タイム~。
勿論、ご両親も妹さんも参加。
…こういうとこ、フランスっていいですよね~。
日本じゃなかなか、ありえない。

何を飲むの?

大抵の人は、リカーをジュースで割った甘めの飲み物。
私は、お父様お気に入りの、シングルモルト・ウィスキー(ボウモア18年)をいただくことにしました。
…好きなんです、やっぱりシングル・モルト。。。


そして。
30~40分のアペリティフタイムを終え、さぁ、お食事。
お母様と妹さんが、屋内に消え、お皿などを持って来てくれます。


前菜としてのサラダ、メインはお魚のオーヴン料理(お母様お得意料理。とっても美味しくてお代わりをしてしまいました)、副菜(キッシュ)、副菜(ピザ。若い人達用、ということで。笑)…。


しかし。
その度に、いつも私から取り分けることに。。。
女性だし、一番のお客様、ってことなんですよ、ね、汗っ。




食事時は、勿論ワイン。
先ずは冷えたロゼワインから。
そして、その後は、お食事にあわせて赤ワインへと。


ゆっくり美味しく賑やかに食べていると、辺りはだいぶ暗くなってきました。
そう、もう10:30過ぎ…。
チーズに、デザートまでいただいて。

約2週間後に高校卒業試験を控えている妹さんとご両親は、お休みタイムということで。
彼の友達と、5人で、結局1:00頃まで、そのままテラスで飲み・喋り…。

4時前起きで始まった1日目は、楽しく過ぎていったのでした。





で。
翌朝。
「昼迄、寝るからね!」「うん、勿論。喜んでよ!」
と言っていたのですが。
私は、そもそも朝型人間。
やっぱり8:30くらいには目が覚めてしまいました。

耳を澄ますと、どうもご両親は起きている様子。
洗面を済ませて、階下に降りていくと。

「よく眠れた?朝ごはん、食べましょう」と。


私の我儘を聞いてくれて、3人での朝ご飯もまたテラスで。
お母様が、
「昼頃まで、絶対に起きないわよ。何か本でも持ってきた?」と心配されましたが。
「はい、本は持ってきたんですけど。折角お天気もいいので、この近辺を散歩してきます。」

そうなのです、その日は、朝からピーカン!
でも。まだそんなに気温はあがっていない…正にお散歩日和。

お母様に、その村の地図を見ながら説明していただき、
「それじゃあ、行って来ま~す。」

祝日の、小さな村の午前中。
車も通らなければ、人にも滅多に会わない…。

その地方特有の家並みを見ながら、そして庭先のバラやさくらんぼ、更には牛?(人の家の庭にいた…)に目を奪われつつ、トコトコ歩くこと1時間以上。

整備された人工池の周りで、一人ベンチでぼ~っとしたり。



こんな気持ちのいい空間が日常にあるなんて、毎日お昼はピクニックに来れるなぁ~。
…時間の流れが全く違うことを実感するのでした。


結局、2時間半ばかりのお散歩で、戻ってきたのは12:00過ぎ。
ピンポーンと呼び鈴を鳴らすと。
今さっき起きた風貌のオニイチャンが、玄関を開けてくれました。

…彼はそれから、シャワー。

そして。
家族揃って、お昼ご飯。

私のお酒好きが、ご家族にも知れ渡り(笑)、お父様がニッコリ、ワインを持ってテラスにいらっしゃいました。
「うさたろうに乗じて、ワインを飲もう♪」




結局、1:30くらいになって、オニイチャンの運転で、トゥールーズへと向かうことになりました。

車に乗ってから、2年前に区間延長されたという地下鉄の話を聞き。
乗ってみたいな!、と私が言ったものだから。
車は地下鉄の終点駅において、トゥールーズの町へはメトロでいくことにしたのでした。

街の中心地に行ったら、
「旅行案内所にまず連れて行って!」と出発する前から言っていたので。(←地図がほしい!)

まずは、そこを目指す。
で、地図をもらって、オニイチャンにそれから見て回る場所の説明をしてもらい…。


その時に、私は隣のカップルの声が耳に入りました。

「ねぇ、ミディ運河の遊覧船があるみたいだけど…」
「乗りたい?」
「うん。」

「でも、それに乗ると、街を見る時間がなくなるよ。それに、大して面白くないよ」
「ほんと?時間、どうしてもない?」

「そんなに乗りたいの?」
こくり、と頷いてしまいました。
「だって。ミディ運河も世界遺産なんだもの…」(←いかにも典型的、日本人?。。。)

「わかった、じゃ乗ろう」
優しいオニイチャンは、予定を変更して乗るのに同意してくれました。


時計を見ると、1日に1本しかない1時間半の遊覧船の出発時刻まで1時間足らず。
乗り場まで、結構歩くから、あまり回れないと言いつつも、見所にチョコチョコッと寄ってくれたりして、出航の五分くらい前にたどり着きました。

セーヌ河のそれとは違って、かなりコジンマリ。
とりあえず、チケットと飲み物だけ買って、甲板の席に座りました。


暑い~


そうなのです、すっかり午後は暑くなって。
停船中の船は、更に暑い。
…秘かに、日焼けが怖くなって後悔しはじめたものの。
ま。
走り始めれば、少しは変わるだろう。。。



その通り。
確かに、走リ出すと、風が起きて、暑さは紛れるけど。
日焼けは。。。。むぅ。
容赦なく照り付ける太陽に、帽子を置いてきた間抜けな私は、ハンカチを頭に乗せる、という何とも情けない状態に最後は陥ったのでした。。。

ん。
でも、なかなか楽しいクルーズでした。

実は、船から見えるものはそんなになかったんだけど。
何しろ、その船の船長さんのガイドがイケテル。
結構、爆笑モノのコメントばかりで、隣のオニイチャンも「いや~、乗ってよかったよ。」と。


ただ。
水門の通過が3箇所もあって。
その度に、10分以上は動かず待ち時間。

最初の時は、スペクタル状態で面白く、乗客皆が大喜び。
ところが。
2箇所目からは、暑さでうだり…。

3箇所目には、文句。
「こんなに動かない時間があるなら、結局、クルーズしている時間なんてあんまりないじゃない!」




ま。
でも。
セーヌ河の船の定期券を買おうかと悩むほど、船観光が好きな私にとって、総体的に、楽しかったです。

…今度から、格好悪くても帽子を忘れずに持ってこようと心に誓いつつ。
街中観光を急ぐべく、船を下りたのでした。

トゥールーズ旅行 その2

2009-06-08 01:58:54 | フランス(余暇・習慣)
昨晩は、また飲むのが好きな日本人友達発見~!
と言っても、彼女は1ヵ月後くらいにフランス人旦那様の2年の海外駐在で、遠くへお引越し。
彼女と飲むのはこれが最初で最後かも…。

とにかく。
従って、6:30頃から、通りがかりに見つけたワイン・ショップで赤ワインをグラス2杯に、チーズとサラミのおつまみで、1時間くらいアペロタイムを過ごした後、韓国料理屋さんに行きました。

餃子と焼肉で、ワインをカプカプ。
…昨夜は旦那様は帰ってこない、ということだったので、すっかり遅くまで飲んで話して。
いつもの帰宅後、バタンキューだったのでした。



…旅行記、まだ始めたばかりなのに。ポリポリ。







というわけで。
トゥールーズに着いた日、隣のオニイチャンと彼の高校時代の同級生と3人で、世界遺産のカルカッソンヌの街へと向かいました。

前日は、死ぬほど暑かったらしいけど。
その日は午前中から、雲がもくもく。
車で走っている途中に、雨まで降り出しました。
え~ん

でも、ま。
暑すぎて日焼けするよりいい?


しかし。
行き帰りの飛行機・電車のための長袖コットンのパーカーに、万一の雨にと思って持ってきたレインコートまで着ても、実は寒いくらい。
…風邪なんてひきませんように。



とにかく、1時間チョッとでカルカッソンヌの町につき、城塞前で駐車。
借りた傘を持って、歩き始めました。

城塞の中の小道は、少しモン・サンミッシェルに似ています。
お土産物やが並び…。
覗いてみたかったけど、まずはお昼ご飯ということで、レストランの集まっている広場へといそぎました。

前回来た時に、テラスで食べたらすごく気持ちよかった、とのことだけど。
生憎の天気だし、寒い!ので、そのうちの1軒の中を選んで、屋内に入りました。


う~ん、何を食べよう?


カスレ!(←この地方の名物料理)
二人の男性は即決です。
しかも、前菜、メイン、デザートで。


私は、どうしようか迷いに迷ったものの。
今後のことを考え(カスレは結構お腹に重い)、結局、コースはやめ単品で。
しかも、鴨のコンフィにしました。

「ワイン飲む?」
「勿論、喜んで」



彼らの前菜が来て、私のメインが来て、ワインを飲み始めたら。
アハハ、すぐに1本開いてしまった…。

彼らはメインは未だ来ない、というのにね。
ま、折角なので、と、もう1本追加。


…料理が運ばれてくるのが遅かったこともあり、
1時間半くらいかけてゆっくり食べました。



それでは、目的の観光~!
二人とも何度か来ているけれど、私が何か見つけてはすぐに立ち止まるので、ゆっくり歩いてくれる…。


お城には入らず、お城の周りをブラブラと歩き回りました。
…サン・ナゼール寺院をみたり、お店を見たり。

古い街並み、そして、お城から眺めるワイン畑やら…散策はとてもおもしろかった。



で、2時間以上はブラブラしたのかな?
…お茶を飲もうと、カフェに入りました。
喉が渇いた~。

そ。
お蔭さまで、歩き始めた頃から太陽がちらりとのぞくようになり、青空こそはないものの絶好の散策日和でした。
で、お茶の時間にもビール♪
…二人はコーラを頼んで、私を見て笑ってました。。。
いいんだもん!だって、ヴァカンス。




それから、お土産物屋さんを見て回り、妹さんに教えてもらった美味しいお菓子屋さんでお菓子を買い求め、車に戻りました。
そして、お家へ。

…その日の朝が、4:00前起床だったこともあり、途中つい、ウトウト。
運転してくれたお友達、ゴメンなさい、という感じでありました。




で。
隣のオニイチャンのお家に戻ったのが6:30頃。
お友達は、そこでお夕飯を一緒に食べる約束なんだけれど、まだ時間があるので一旦彼の家に戻って行きました。


そう。
その日の晩御飯は、お友達3人招んであるそうで。
8:30集合、になっていたのでした。


それまでの時間、私は、庭にあるプール・サイドで本を読みながら至福の一時。
あぁ、こうしてユッタリする時間って、人生に必要だなぁ~。










…今日は、もっと書くつもりでしたが。
えへへ。
実は又、今晩も半年振りくらいに会う日本人お友達とお食事の約束。
もう少しで出かけなければなりませぬ。
ということで。
続きはまた明日~。

トゥールーズ旅行 その1(一応)

2009-06-06 04:21:46 | フランス(余暇・習慣)
今日も、パリは辛うじて
でも。
気温は、結構涼しいです。

今週は1日祝日+1日休暇で、短かった~。
と言っても。
土曜日は、やっぱりほんの少しでも働くので、イマイチ休日気分にはならないものだったりするのです。
…それでも。
朝早く起きなくていいから、夜更かしできるのがスゴク嬉しい♪
(本来、朝型人間のうさですが、フランスと言う国は朝型人間さえも夜型人間に無理矢理?変えてしまう気がします…)





さて。
いよいよ、トゥールーズ旅行、本題です。




日曜日の早朝、予定通り3:40に起床。
目覚ましにシャワーを浴び、荷物を点検。
軽~く朝食を食べ。

さぁ、余裕でルンルンでかけよう。



え?

…手荷物用のリュックの中身が、多くて閉まらない。。。


大慌てで、スーツケースの中から(箪笥代わりに4段、横積みしてあります)、幾つかスポーツバッグを出して、詰めてみるも。
丁度、いい大きさがない!
…余裕だった、時間はいつのまにか経ち、部屋の中をごった返しにしたまま、家を後にする始末。
真っ暗の中、思わずお目当てのバス停まで走ってしまいました。。。

で。
予定していた夜間バスに乗り。ほっと一息。

しかし。
周りの殆どが、酔っ払いか、遊び疲れ果てた変な輩ばかり…。
まぁ、気にしないことにして。
…乗換えのバス停を逃さないことに神経集中。
運転手さんに確かめて、とりあえず無事、降車しました。




ところが。
次に乗るバス停が、印刷してきた場所とどうも違うらしい。
10分以上の待ち時間はあるはずなんだけど。
焦って、暗闇の中右往左往してました。

で。
漸く、これで良し!というバス停にたどり着き。
待つこと10分。

同じ夜間走行バスに乗ろうとする人で、バス停は10人以上になっていました。


ところが。
待てど暮らせど来ない。。。。。。

辛抱強く待っていた人たちが時計を見ては、去っていく…。
既に予定到着時刻から40分以上待ち、いつしか回りには、3人のみ。
…飛行機に乗れなくなるかも、と心配が募り。

隣にいた男性に、聞いてみました。
「あのぉ~、あなたも○○番のバスを待っていらっしゃいますか?」
「そうだよ。」
「…このバスはもう来ない、ってことはありえませんか?」(夜間バスなので、朝が来るとなくなる)
「そんなことはない。このバスが最終だから、どうしたって、終点先の降車場までバスを持っていかなくちゃいけないからね。」
「でも。もう予定より40分も過ぎてますよね?」
「ホント、おかしいよ!これまでも10分20分遅れることはあっても、こんなのは初めてだ!多分、バスの中で何か問題でも起きたんだろう?」
はけ口を見つけた彼は、堰を切ったようにお喋りを始めました…。

飛行機に乗れるかどうかが心配で堪らなく、つい遮って
「あのぉ~、飛行機に乗り遅れそうなんですけど。飛行場までここから、他のルートでどうやっていかれるかわかりますか?タクシーだと遠いですか?」

「タクシーはお金かかるねぇ。飛行場までだったら、夜間走行の△△番のバスに乗って、××で降りて、□□番のバスに乗り換えれば行かれるよ。」

丁度、その△△番のバスが来ました。
迷わず乗りこみ、おじさんに「ありがとう。□□番のバス、ですね?」



…本当は、これ以上時間のロスをしたくなかったので、タクシーに乗りたかったのですが。
タクシーが、これまた見つからない。
しかも。
全く見知らぬ街で、朝も明けず、暗かったせいもあるので。
とりあえず藁にも縋る思いで、バスに乗ったのでした。


ここでもまた、運転手さんに必死に訴える。
「オルリー空港に行くには何処で乗り換えるんですか?」
そしたら。さっきのおじさんとは全然違う答え。
「★★で、◇◇番のバスに乗り換えなさい。」

結構、プチパニック状態。
「★★、って何処ですか?」
「ちゃんと、教えてあげるから」
「あのぉ、◇○番のバスに乗り換えるんですか?」
「違うってば。◇◇番!」
…そんなやりとりをして暫く。不安そうに佇む私に、運転手さんは
「ここで降りなさい。この場所に、◇◇番のバスが来るからね。心配しないように。」

そんな優しい運転手さんに、心から「ありがとう」と言ってバスを降りたのでした。




しかし、です。
確かに◇◇番のバスが止まる場所ではあるものの。
周りには人っ子一人いません。

そこは大きなバスターミナル。
でも。誰もいない…。

一体、何時に◇◇番のバスが来るんだろう。
時刻表を見ました。



不安は的中。
寄りによって日曜日の朝です。
始発バスは6:05発。

そんなバスを待っていたら、多分間に合わない!


半狂乱で(苦笑)、タクシーを拾おうとしましたが。
バスターミナルは、車道から少し入ったところにあるらしく。
車も通らない…。

まぁ、でもそこはバスターミナルです。
タクシー乗り場の表示を見つけて、行ってみました。



ところが。
タクシーが止まっているんだけど。
無人。。。。。

万事休す。
と思いつつも、タクシー乗り場に書かれている電話番号に電話をしてみました。

すると。
電話はどこに繋がるでもなく、そのタクシー乗り場の表示がピコピコするだけ(笑)。


…こんな見知らぬ街角の日曜早朝、途方に暮れまくっていた時に。
一台の車が。
で。
タクシー乗り場のちょっと前に駐車し、運転席から人が降りて、トランクを開けて私をジッとみる。



それまでのパニック状態は、人間を更に疑心暗鬼にさせるもの。

確かに車は、タクシーに見えるんだけど。
屋根の上のタクシーマークにカバーがかけてあって…。
すごく胡散臭く見えたのでした。
…こんなとこで、変な人にひっかかってはいけない!



ジッと私をみて、待っていた人は、私が近づかないので諦め。
でも一方で、そのタクシーネオンのカバーを外しました。



ひょっとして、本物のタクシー?

漸く私も、近づく気になりました。
「あのぉ、本当にタクシーですか?オルリー空港に行きたいんですけど。」
「いいよ。ハイ、乗って。」
まだ、疑惑が解けない私。
「幾らかかりますか?ここからだと、10分くらいで行かれるんですよね?!」(←バスで乗った時間から推論、そんなに空港から遠くないところにいるはず、と踏んで聞いてみました。)
「大体、そのくらいだね。」
「あの、どうしても6:05までに着きたいんですけど!」
「OK.大丈夫だよ」
…時計を見たら、5:55でした。。。。。






というわけで。
結局は、ちゃんとしたタクシーで。
6:00過ぎには空港に着き。
6:15最終チェックイン、という時間には間に合う♪
…運転手さんに、僅かばかりだけどチップを弾み。


漸く人心地で空港に入りました。
…チェックインカウンターに並ぶ人の列を見て、また一瞬卒倒しそうになりましたが。(苦笑)
根気よく待ち、無事チェックインも終わり。
疲れ果てた朝…。

しかも結局、フライトは30分も遅れ。

これまでのフランス生活で学んだ数々のことを、またしても反芻させられた時間でありました。
…意外に心配性の私は、初めての所には、万一どころか、億一のことも考えて行動しよう!(笑)







飛行機は、結構小さめで、通路を挟んで3人3人。
…チケットに印刷された番号の席を探したのだけど。
ない!

用は、格安航空、座席指定もないんですね。
ひょとして人数の確認だけ?!




疲れがでて、ウトウトしたのも束の間。
1時間15分予定の飛行時間を、出発が30分遅れたから、急いだのか?
たった1時間のフライト(15分遅れ)でトゥールーズに到着。
ぐっすり寝る暇はありませんでした~。




…飛行機を降りて、空港内の矢印に沿って歩いてたら、知らぬ間に外に出てました


そっかぁ~!
国内線の造りをすっかり忘れてました。(だって、ここ10年以上乗っていない?)
こんなに簡単に外に出られるんだ!



キョロキョロ…


呆然と立ちすくみ。
隣のオニイチャンの携帯に電話してみる。
「着いたみたいなんだけど。私、どこにいるのかしら?」
「え?どこにいるの?」
「わかんない…」

そんな情けない私の返事から、それでも居場所を見つけてくれたオニイチャン。
会って、すごくホッ。としました。


そぅ。彼の休日にしては、すごく朝早いから、自分一人でお家まで行かれる!
と事前に言い張ってみたのだけど。
車がないと無理だから、大丈夫。朝早くても迎えに行くよ。と言ってくれたオニイチャン。

結局、言葉に甘えてお願いしておいて、良かった!




しかし。
会った途端、思わず安堵感からか、朝の出来事を怒涛のように愚痴ってしまいました。ポリポリ。



「そうだったのか。でも。もう、ここはトゥールーズ。無事に着いたんだし!もう心配することは何もないさ!」
そう励ましてくれて、とりあえず、彼のご両親のお家(トゥールーズ近郊の小さな村)に連れて行ってくれたのでした。




空港から車で30分くらい。
「ひょっとしたら、家族は未だ寝ているかも…」
と言っていたのですが。

ご両親は既に起きて、あたたかく迎えてくれました。
「朝ごはん、食べるでしょ?コーヒー飲む?何が食べたい?」

…とりあえずご挨拶を済ませ、滞在する間のお部屋(隣のオニイチャンの弟さんの部屋。今年1年、仕事でシンガポール在住)に案内してもらい、再び階下に降りると。
おいしそうな朝ごはんが、プール横のテラスに並んでいたのでした。


わ~い、ビバ・ヴァカンス♪






…車の中で、聞いたところによると、妹さん(17歳・高校生)は前日、パーティで遅く帰って来て(オニイチャンが送り迎え)、しかも風邪をこじらせてしまって体調悪い、ということで。

朝ご飯は、結局、隣のオニイチャンと彼のご両親の4人で、いただいたのでした。







で。
その日の予定は、というと。
日曜日は、フランスの田舎街(=パリとリヨン以外)は基本的に、日曜日は全部お店が閉まっている。
ということで、観光地(=お店も開いている)であるカルカッソンヌに、彼の高校時代の友達と一緒に行くことになっていました。



そのお友達は、10:30に予定通り、彼の冷房付きの車(←結構稀)で到着。
そして暫し歓談した後、その車で約1時間で着くであろう、世界遺産の街・カルカッソンヌへと向かったのでした。





…前日に予定のことで電話をくれたオニイチャン曰く、
「トゥールーズ、すっごく暑いっ!」


ところが。
その日曜日は、朝から雲がムクムク。
途中で雨も降り出す、結構肌寒い気温になっていたのでした…。








って。
れれ?
目的の「トゥールーズ観光日誌」を書く前に、またしても下らんことで長文になってしまいました…。
でも、今日はもう寝よう、と思います、ポリポリ。


ということで。
全く予定に関して嘘八百のブログでありますが。
…今回は、全部で5回くらいで終わらせるつもりですから、どうかご堪忍を~!




とにかく、週末。
皆様も素敵な楽しい時間をお過ごしください~!