うさたろうの 気儘なフランス散歩

2年の予定が丸7年。赤貧学生としてのフランス生活にも終止符。約4年8ヶ月続けてきた日記、改め、気儘なフランス散歩…

ちょっとだけボヤいてみる…

2011-03-29 22:36:57 | 東京・日々の生活
だいぶ今日は暖かくなり、春らしくなりましたね♪

と言っても。
…被災地の復興への心配、福島の原発関連のことさえなければ、気も晴れ晴れ、なのですけどねぇ。
なんとも、毎日毎日が重苦しい気分です。


それにしても。
帰宅して、6時ごろテレビをつけると。
どの番組も地震か原発関連のニュース…。



国難・国の一大事、他局に遅れをとってはいけない、ということなのでしょうけど。
こうも毎日毎日、どこもかしこもそんなニュース尽くしをしなくても…と思うのはいけないことなのでしょうか。


勿論、現実を正確に適宜に詳細に知ることを今の事態でとても大切なことだと思うけれど。
…ちょっと気分転換、一息つきたい、と思うのは、被災地の方々の苦労を前に、批判されてしまうもの?



私は、テレビ局が相談して、当番制になればいいなぁ、と思うのです。
勿論、ニュースは常に流しておくにしても。
1局くらいは持ちまわりにして、海外の旅番組とか、音楽番組とか。



現実逃避をするつもりはないけれど。
…インターネットで適当に現在の状況を集め、テレビ鑑賞には消極的になってきました。
一息つくときには、昔のように、音楽を流すだけの最近の私です。


そっか。
まだ地デジ対応もしていないので、このままいっそテレビなしの生活もいいかも?

そうなると。
NHKの受信料も払わなくて済む…。

しかし。
同じ所に住んだまま解約できるものなのかしらん? それがよくわかりません。




さて、話は相変わらずコロリと変わります。



最近のミネラルウォーターの品薄の煽りで。
私のお気に入り、水分補給=ビール代わりのガスいりミネラルウォーターまでが売り切れだらけになってしまいました。
ホント、困ってしまいます。


で。
漸く、あまり高くない(←これ重要!今の時期だからなのか、驚くほど高いお水が売っています。貧乏人は買えません、クッスン)ガス水をネットで見つけました。


まぁ、他にもお茶などをいれれば飲み物はあるから、それほどは急がないし。
配達日は「4月上旬、不確定」だったけど、数日前に注文をしておきました。




すると。
昨夕、帰宅してメールを開けてみると、その配達を請け負っている宅配便の会社から予告のメール。
予想に反して、もう配達ルートに乗っているらしい!


しかし。
配達が今日の午前中になっていて、不在がはっきりしていたので、すぐにネット経由で夜間配達を指定しました。



そして。
暫くすると、私が指定した時間配達を「きちんと承りました」メール、も来ました。
よしよし、一安心。


だって。
このぼろぼろアパート、管理人室もなければ、エレベータなんてものはなく、勿論、宅配ボックスなんて洒落たものがあるわけない。
いつだって、荷物は配達員さんが階段で運ぶことになるんだもの。
結構重い水をわざわざ3階まで持ってきてもらって、不在なんて申し訳ない…。





ところが。
今夕、帰宅してみると郵便受けには「10時半に配達に来ましたが、ご不在でした」連絡があるではありませんか。

え?何これ?
出荷元名には見覚えがないけれど、PCを開いてメールを確認すると。
それが、お水の出荷元。。。


どうして?
昨日の指定時間メールはどうなっちゃったんだろ?
ということは。今晩は、来ないのかなぁ?



ちょっと心配し始めた矢先。
何やら、重い足取りが聞こえます。(私の部屋は階段の横)
そして、つぶやきも…「なんだよ、これっ。重いよ~」。


まさか…私の荷物?


そう。その通りでありました。
若いけど、小柄な配達員さん、言葉遣いは丁寧だけれど不機嫌そう。

申し訳なくて、謝りました。
「本当にごめんなさいね。午前中も運んでくださってのに、不在なんかにしていて。…でもね、昨日インターネットで配達時間を夜間指定にしたおいたのだけど、前の日じゃダメなのかしらねぇ?」


すると彼は携帯を調べて。
「いや~、何もないっすよ」

ホント、それを聞いて、私は平謝りに謝るしかありませんでしたが…。
彼は「だいじょぶっス」と言って、帰って行きました。
…ごめんなさい。



う~む。
こういうシステムって一体、どうなっているんでしょうねぇ?



実は、半年くらい前にも一度、全く同じ事が同じ会社であったのです。
ネットでの買い物を結構する私は、ネットで宅配便の配達時間指定もしょっちゅうするのですが。

ちゃんと機能しないことは、やめてほしいなぁ、と思うのです。
一生懸命、仕事している配達員さんにホント申し訳ないもの。



全くぅ!本部に意見しちゃおうかな、と思うわけですが。
実はこれまた、痛い経験あり(苦笑)。


別の宅配業者さんでしたが、結局、指定した日に配達がなかった時があって。
そのことを、事務側の不手際と思って、意見をネットで送ったことがありました。

そしたら、あろうことか。
次回の配達のときに、配達員さんが自費で菓子折りを買って、謝りに来た…。


吃驚りするやら、申し訳ないやら…自分の行動を深く反省しました。

だから、それ以来。
結局は、お客様に直接接する配達員さんがマイナス部分を被ることになってしまうので、2度と意見なんてしない、と肝に命じた次第なんです。



ま、些細なことかもしれませんが。
全国の配達員さんも難儀している時期です。
できるだけ現場に負担がかからないように、管理部門がシッカリして、責任を持ってほしいものです。


…震災関連のことだって、おんなじ、だよね…(←独白)。

あれから2週間

2011-03-25 08:45:29 | 東京・日々の生活
もう少ししたら落ち着くかなぁ?という希望的観測も空しく、当分状況は改善しそうにないので、諦めて下町のアパートに数日前から戻ってきました。
…自分の生活リズムもきちんとしなくちゃね。





被災地のことを考えれば、爪の先くらいなものですが。
これまでと比べれば、東京でも日々生活するのがそんなにラクじゃないです。


1週おきだった不燃ゴミの収集も、地震で増えただろうからとりあえず毎週集めに来てくださるとのこと。
もちろん、この状況、誰も物が多少壊れたなんてことは敢えて言いませんが、あの揺れで相当数の家庭が被害を蒙ったのでしょう。

また、地震があったとき、時間的にも家を留守にしている人が圧倒的に多かったですから(それが、怪我や火災などの被害を少なくしているかもしれませんが)、震災当日と翌日辺りに、大変なご苦労をされて帰宅した方もかなりの数に上ると思います。





そして2週間。
段々と落ち着くのかと期待すれば。

福島原発の影響…。
小さなお子さんをお持ちの方は、本当に心配でしょうね。
…こんな大人だって、正確な情報を集めて神経質にならないぞと思っていても、水や空気のこととなるとねぇ。あまり気持ちのいいものじゃないのが本心だったりします。




それに。
別に今、必要でないものはいいや。
と思っていても、実際トイレットペーパーやお米…家にほとんどなくなってきたので。
さて、どこで手に入れられるんだろ?と思うと、なんとなくドンヨリと不安になります。

ま、お米はなくても代替物はいくらでもあるし、所詮酒飲みなのでツマミさえあれば(笑)。


しかしまた。
酒代も増えるのですよ~。これは貧乏人としては痛手。
普段から水道水をガブガブ飲んでいた私は、少しは控え目にしたほうがいいかしらん…などと思うと、最近押さえ目にしていたビールの消費量が一気に増える(笑)。




ま、冗談はさておき。
いささか自分でも驚いているのが、いわゆる「地震酔い」ってものです。
自分では概ね健康だし、もともと頑強だから、と思っていたけど。

余震があまりに多いせいで、それを実際に察知しているだけなのか、それとも錯覚なのか、よくわからないのが正直なところだけど。
しょっちゅう、「揺れ」を感じるのです。

以前だったら、少し揺れただけでも、すぐにテレビをつければニュースになっていたけれど。
震災以降は、そんなのとるにたらないことで、ニュースにならないんですよね。
…家にいるときだと、部屋の明かりの紐(?)をすぐ見て、「あ、やっぱり揺れてる」「あれ?今の錯覚?」と確認するのが常になってきました。



でも。
これって、東京の相当数の人が感じているみたい(少なくとも、私の周りにいる人の大多数が同様の「地震酔い」もどきを感じているようです)。


もっと強い余震がたくさんある被災地では、恐らく、さらにこういう現象は多いのでしょう。
また、東京でも、体調が万全でなかった人などは、もっと酷い気分になっているのでは?と心配になります。私でさえそうなんだものねぇ…。





しかし、少々の不調なんて、ホント言ってられません。
被災地支援で働いている人、福島原発で作業をしていらっしゃる方々のこと思うと、胸が熱くなり、頭が下がります。


…本当に、できることをできる人が一つずつ、です。



ですから、もし、お金も多少あって、自分にはそれほど被害がなく、元気のある人は、是非とも外食産業にも足を運んであげてください。



…近所の飲み屋さんの大将と話をしました。
大きな被害はなかったけれど、「大変だ!」って。

一所懸命食材をみつけて、なんとか商売を続けているけど、お客さんが来なかったら、先細りなだけですもの。



もちろん、自粛も大切だけれど、節度を持って、日本復興のために、西日本の方は是非、積極的にお金を使ったり、明るく楽しんでほしいと願っているのは私だけではないと思うのです。


がんばれ、ニッポン!がんばろう、ニッポン !!! 絶対に乗り越えるぞ、日本人 !!! 

震災後に学んだこと

2011-03-21 21:10:23 | 東京・日々の生活
お彼岸の中日。
でも、朝から生憎の雨。
一歩も家から出ず終いです。

となると。
運動量ゼロ?

かれこれ2週間くらいトレーニング室にも行かれてないから、腹筋くらいやってみるか、と思うけど。
怠け者の私は、どうも家では気が乗りません。

10年ぶりの運動で痩せはしてないけど、せっかく、成果が少~し出て、ちょっとはブヨブヨ肉が引き締まってきたかな?と思っていた矢先。
また元の木阿弥なのかなぁ…。



こんな休日は、街も電車も空いているだろうから、原発の心配も長期化しそうだし、そろそろ東京下町のアパートに戻ろうと思うけど。
如何せん、向こうにはトイレットペーパーの買い置きがないからなぁ、と躊躇しています(笑)。

何しろアパートは狭いから、実際無くなりそうになるまで買いに行くなんて考えはなかったんですよね~。ヤレヤレ。
間の悪いことに、丁度、そろそろ買いに行こうと思っていた時期で。



ただ、幸い、こちら母の家には、こういうものはちゃんと常に備蓄してあるそうで。
安心して滞在できる、というわけです。


それにしても。
ホント、悲しいかな、首都圏ではいろんなものを買占めしている人がかなりいるみたいですよね。


もう少し時間が経って、流通がきちんとなれば、そういう品物は一気に売れなくなるのでは?と思ってしまいます。
お米とか、乾電池とか、トイレットペーパーとかって、一人に必要な量なんて限られていると思うんですけどね。



そうそう先日、量販店に自転車でビールを買いに行ったとき、そんな買占めモンスターおばばを見ました。

お目当てはカセットコンロ用のガスだったらしく。
レジに並びながら、知り合いに電話。
「今ね、○○にいるんだけど。たった今、コンロ用のカセットが売り出されたところなのよ!早くいらっしゃいよ。…ん?それが駄目なのよ、一人1セットしか買えないの」

そして。
私が瓶ビールを1ケース買って、外で自転車の前籠と背中のリュックに詰め込んでいたら(笑)、そのおばばもお店から出てきた…。

すると。
私のほうをチラチラ見ながらも、自分の自転車の籠に買ったガスを入れて、再度お店に入っていきました。

で、そう。
また、1セット買ってきて…。
「…2つ買えたわ~!」と自慢そうにまた誰かに電話してた。

いやなおばば、だ。
ホント、この手のおばばが沢山、存在するのでしょうね。
…せいぜい鍋でもセッセと食べて消費してください!



それにしても。私が不思議に思うのは、ミルクや豆腐、パンなどが震災以降、売り場から殆ど見かけなくなっちゃたこと。
何日も取っておけるモノではないから、停電したときに調理せずに食べられる、ということにしても。
あまりの売れ行きに驚いてしまいます。



まぁ、これを機に自炊する人が増えるというのはいいことなのかな?という気もするけれど。
レストランも、早く通常通りの営業が出来るようになって、繁盛しないことには日本経済の景気も上向かないしね。





まぁ、とにかく。
今回の震災で学んだのは…。
本当の生活必需品=トイレットペーパーとか緊急ラジオ用の乾電池とかは、ある程度、常に備蓄しておかないといけないんだ、ってことです。
今更?ポリポリ。






それともう一つ。
これは、震災の翌日の話ですが、その光景が今も思い出されて、教訓を胸に刻み込んだことがあるのです。


そ、それは山手線に乗っていたときのことです。
漸く、止まっていた山手線全体が動き出したというアナウンスを聞いて、ホームに行って、停車中の電車に乗りました。


そして、電車は駅を出発して、数分。
2~3駅を通過した後、突然、止まりました。



アナウンス「前の電車が駅で停まっています。暫く、お待ちください」

それほどギュウギュウ詰めではありませんが、流石に翌日の非常時なだけあって車内は緊張した空気のなか、ヒッソリとした沈黙が続きました。



そして、それから10分後くらいでしょうか?
再び、同様のアナウンス。




と。
丁度私が立っている前に座っている30歳後半と見られる女性に目が留まりました。



何の気なしに眺めていると、せわしなくDSで「えいご漬け」をやっている…。

なんだかこの人、すごく悲壮感漂わせながらやっているもんだなぁ、と感じたんだけど。



ふと思った…。
多分、この女性、お手洗いに行きたいんじゃないかって。

だって。
何か尋常じゃない、切羽詰った取り組み方に見えるんだもの。


…大丈夫かしらん?




と言っても。
私が電車を動かせるわけでもないし。
トイレに行きたいと、決まったわけでもないしね(笑)。



ただ。
見ていても何だか辛いので、私もiPodを聞くことにしました。





しかし。
人間というのは、判らない状況がいつまで続くのか目処がないと、なかなか落ち着けないものです。



焦っても仕方がないと自分に言い聞かせているものの、飛行機の時間が気になることもあり、ついつい時計に目をやってばかり。



すると、忘れかけていた目の前の件の女性が嫌でも目に入りました。


一所懸命、気を紛らわせようとしているのでしょう。
DSの英トレをやおら中断したか、と思うと、カバンの中をがさごそ。
MP3を取り出して、怒ったように操作しています。


他人事ながら、心配になってきました。
大丈夫かしら、この人…。


つい気にしてしまいます。

しかし。
MP3の音楽の効果もなかったのか。

再び、DSを取り出す…。


そこに無常なアナウンスが流れます。
「山手線は全てストップしています。点検が済み、安全が確認され前の電車が動き始めるまで、お待ちください。危ないので決して線路には出ないでください」




女性は、さらに気もそぞろになってきました。

何度も座る位置を直す。
カバンを無闇にゴソゴソする。
ため息をつく。
再び、DSを取り出す…。



顔面が白くなってきました。
…私までが、心配で内心オロオロ。
お願いだから早く駅に着いて、ドアを開けてあげたい!!!




見ているとすごく辛くて、努めて見ない様にしているつもりなのだけど。
逆に一層心配になって、チラチラ見てしまう…。

とうとう、彼女のDSを持つ手・指先までブルブル震えてきました。
あぁ、神様、お願いだから電車を動かしてください!



そうして。
漸く、停車してから結局たった1時間足らずでしたが、電車は動き出し。
駅に入り、電車のドアが開きました。



…待ちに待っていたのだろうけど、敢えてソロソロと出て行った彼女の後姿が忘れられません。


あぁ、良かった~、間に合って(←多分、笑)。安堵に胸をなでおろしました。
…ひょっとすると、私のほうが疲れちゃったのかもしれません。



いずれにしても。思いました。

幸い、私は基本的にトイレに遠いほうだけど。
非常時に通勤電車の乗り物などに乗る際は、いつ停まって待たされてもいいように、トイレに行きたい気分が少しでもあるときは用事に遅れてでも事前に行っておくべきだと。

…もしかしたら、3時間とか長い間、ラッシュ状態で閉じ込められることだってないことはありません。
生理的欲求だけは仕方ないとはいえ、電車の中で大人がお漏らしなんか何があってもできませんものねぇ。


…あの女性が、その後、病気にならなかったことを願うばかりです。。。

震災直後の週末に

2011-03-16 21:21:54 | 自分のこと
このブログ、そもそもはフランス生活の中で自分の日常を綴ろう、と始めたものだったので、日本に帰国してからも、なるべく我が家の事情などは書かないようにしてきました。
が。
今日は少しばかり原則から外れます。…よろしかったら、おつきあいください。







そう。
11日、大地震に見舞われた日に、私は東京の隣県にある親元に行く予定でした。
しかし。
東京下町のアパートを出たところで、地震が発生。
余儀なく戻りましたが、このタイミングで本当に運が良かった!と思います。


一晩は、自分の住まいで待機することができ、翌朝未明に再び出発。
家に帰れず疲れきったサラリーマン・OLなどでラッシュ状態の地下鉄を何とか乗り継ぎ、私鉄に乗って親元に着いたのは朝の7時半でした。
…普段なら1時間半ばかりで到着するはずが、まるまる2時間半。
それでも、とってもラッキーなことだったと思っています。




しかし。
なぜこの状況で、そうまでして親元に帰らなければならなかったのか、というと。

実はその日、父の遺骨などを持って、母と一緒に博多まで行くことになっていたからなのです。



翌日曜日13日が父の四十九日にあたり、故郷の博多で親戚も集め、先祖のお墓に納骨する予定にしていました。




そう。
実は私の父、新年を超えた頃から容態が悪化し、家族が覚悟していたよりは早かった1月の下旬に、入院先の病院で母が見守る中、静かに息を引き取りました。
…私が珍しく風邪で寝込み、丁度治りかけていた頃です。






そして。
死亡通知は、遺言通り、知人・友人、親戚にも一切せず。
家族葬を、姉夫婦の仕事の休日に母と4人でヒッソリ行いました。



…当初は、母が東京に購入していたお墓に埋葬するつもりでしたが。
いざとなると、母は、ヤッパリ故郷が大好きだった父を先祖のお墓に入れてあげたい、という思いに至り。
結局、四十九日にあわせて、親戚などにも声をかけ、博多で納骨を行うことにしたのでした。



ところで。
地方によって違うようですが。
父の葬儀を行ったところでは、遺骨全てが大きな瀬戸物の骨壷に収められました。

これがまた、結構重くて持ちづらいのですよね。
結局、大きな風呂敷に包み、持ち運びのためにスポーツバッグに入れ…。




ですから、背中には山歩き用の大きなリュックに、遺影や自分の喪服など。
片腕には、チャックの閉まらない、骨壷と位牌の入ったスポーツバック。
それを、あの状況で羽田に向かうことになったわけです。



通常なら、母の家から羽田空港まで所要時間2時間ばかり。

しかし地震の翌日。
交通の混乱で、さまざまなルートを使った結果、空港まで4時間半もかかり。
最終的には、空港内を走って予定の飛行機に乗った有様でした。

いずれにしても、乗れて本当にヨカッタ!






そして。
無事、暖かい穏やかな日曜日に親戚ともども納骨を済ませ、母と帰京したのは、一昨日14日・月曜日のことです。




これまた、最寄の私鉄がストップしており、リムジンバスで途中まで来たのはよかったけれど、タクシーは長蛇の列&来ない…。


そこから家まで、疲れきっていた母には申し訳なかったけれど、頑丈な私が母の荷物を引き受け、約1時間半かけて夕闇の中、二人で歩いて帰ってきました。

…家にやっとこさ着いたのは、19時半頃。





震災直後ではあったけど、なんとか父の納骨を博多で予定通りすませることができたことには深く感謝。

そして。
最後までしんどかった帰路で、お腹もペコペコ。
自宅でおつまみなしでも飲んだビールの美味しさを一際、感じいった夜でした。。。

天災の恐ろしさ…

2011-03-11 21:20:06 | 東京・日々の生活
地震、怖すぎます。
…今21時過ぎですが、東京でも未だひっきりなしに余震を感じます。
いつになったらおさまってくれるんでしょう。



それでも。
私はとっても運がよかった…。神様、ありがとうございます!






今日の夕方、都下の親元に行くことになっていたので、予定より遅めにアパートを出てほんの数歩、歩いたところで「ん?…足元がふらつく?」


と思ったら。
小学校の緊急アナウンスが耳に入りました。
「机の下に避難してください」

そうか、地震なんだ!!!




しかし。歩けずに、道路の真ん中でオロオロしていると。
次々に建物から飛び出てくる人が…。



最近あったニュージーランドの映像が脳裏に蘇り。
私は、とりあえず上を見渡して電信柱を避け、ひたすら立ちどまっていました。



飛び出てきた人の中には「立ってられない」と、公園の柵につかまる人も。






いや~、ホント実に長くて、怖かったです。



そして。
ひとしきり揺れが治まったとき、どうしようか迷いましたが、意を決して、駅に向かいました。


しかし。
その途中で、また大きな揺れ。


ふと、横を見ると。
既に、業務用のインクタンクが倒れたのか、床中、真っ黒の事務所が目に入りました。


うわ~っ、ヤッパリこれはかなり揺れたんだ。。。




それを見たら、一層、怖くなり。

数日留守にするつもりの我が家がひどいことになっていて、それが原因で、下の階に迷惑が及んだりするかもしれない…。と。

無性に心配性になりかわってしまい。


とりあえず、アパートに戻ることにしました。



そして。
鍵を開けて、玄関を見た途端、呆然!
観音開きの靴箱の扉が開いて、靴が玄関に散乱してるじゃありませんか。


ひゃ~!

と思って、仕切りのカーテンを上げると。


うわっ!!! 何これ…。



そうなんです、観音開きの本棚も開き、本が床の上に大きく散乱。
本棚の上に積んであった荷物や卓上扇風機も落ちています。

テレビの上に置いてあった電話機も見事に落下し。
光ケーブルの機械も蓋が外れて、無残に落ちていました。
…使えるの???

キッチンのシンクの下の収納扉も、オープン!
レンジにのせたままの薬缶もずり落ちてひっくり返ってる…。



とにかく。
あまりに酷さに呆然としました。



と同時に。
ほんの1分ばかりの差で、家を出ていて良かった、とシミジミ思ったのでした。

だって。
こんな部屋にいたら、狭くて、逃げる場所もなく、きっと怪我をしていたに違いない。。。




とりあえず、とるものもとりあえず、テレビをつけてみました。


…。
そっか、東北沖なんだ…。



それまで携帯は使えなかったけれど、家の電話は使えたので、母に電話をしてみました。
「スゴイ地震だったね…。電車は点検とかで止まちゃうと思うから、家に着くのはかなり遅くなるかも」と一報をいれ。



しかし。電車が完全に止まってしまう前に少しでも進みたくって。
床に散乱した状況はほぼそのままに、再度駅を目指すことにしました。



が。
その時は改札までは行かれたのに「東京メトロ全線不通です。駅構内からも早く出てください」と駅員さんに言われ…。
スゴスゴ帰宅。



その後は、テレビにほぼ釘付けの時間を過ごした次第です。
だって。
電車が動いたら、すぐに行かなくっちゃいけないんです。。。



でも。
なんか無理そうですね~。。。
今晩は、行かれそうにない?

となると。
明朝一番電車が、定刻通りにシッカリ動いてくれることを願うばかりです。



何しろ、今回ばかりはどうしても。
明朝8時までには親元に行かなくてはいけないので…相当、焦っています。


と言ってもね。
こんな災害時ですから、不測事態になったら、仕方ありません。
その時対策を考えるのみです。今から悩んでも仕方ないですからね。





それより何より。
大変な被害に遭われた地域の方々のことが気になります。
というより。
今もなお…。

ですし。
余震のことも大きな気がかりです。

日本は一体、どうなっちゃうんでしょう。



いずれにしても。
一人でも多くの方が生きのびられて、また笑顔の生活が送れるようになることを切に願うばかりです。

この数日の悩み事?!

2011-03-10 22:34:52 | 東京・日々の生活
先日、相変わらず片付かない机の中をひっかき回していたら。
今はもう使えなくなった携帯電話が出てきました。



この携帯、7年くらい前かなぁ、一時帰国したときに携帯がないと、今の時代、あまり電話をしない原始人タイプの私でもどうにも不便、ということで。
成田空港に到着したところで見かけたソフトバンクで買ったプリペイドタイプの電話。

使い勝手があまりよくないにもかかわらず、思ったより高い買い物だったような記憶があります。
そう。
確か3ヶ月以上通話がないと、支払ったカードの通話分はチャラになってしまうし、1年以上使用がないと、その電話を使う際に電話番号を新たに付与してもらわないといけない。
…見た目もかわいくないし。
でも、1種類しかなかった?!



とにかく。
それでも何とか一時帰国のたびに、カードを買い、電話番号を変えては、使ってきました。



そして。
本帰国をしたら、携帯電話嫌いの母に、緊急のために持参させようと思っていたのですが。
なんのことはない、確か去年の3月ごろに、それまでのプリペイドタイプの携帯は一切使えなくなる、ということを知らされ。
捨てるしかない…と思っていたのでした。



それをスッカリ忘れて、机の中に鎮座していたわけですが。


私の住んでいる区では、こんな小さな家電は、燃えないゴミの日に捨てていいので、捨ててしまおうかと思ったものの。
やっぱりリサイクルとかしてくれるのなら、そのほうがいいし。


と思って、ソフトバンクのお店に、行ってみたのですが。
外からでも、お客さんが数人、待っているのが見える。

急ぐ用でもないし、あんなに待つこともないわ…と思って、またそのままになっていたのでした。




それにしても。
ソフトバンクってヤッパリ、人気なんでしょうか?

個人的には、以前書きましたが、白戸家のCMに身悶えするほどゾッコンな私としては、もう変えたくて変えたくて仕方がないのが本音です(笑)。


それに。
やっぱりiPhoneがいいんだもん…クッスン。





で、とにかく。
白戸家のCMに、話が飛びます(笑)。

最新のCMだと、今回は他社の携帯でも携帯を平日に店頭で見せれば、小林旭さんの演じる「白戸軒」のインスタントラーメンがもれなくもらえる…。




この情報を最初に知ったときから、喉から手が出るほど欲しい !!!
と思っているわけですが。


最寄のショップを、そういうわけで外からジロジロ見たのですが。
何一つ(ポスターやら幟やら)それらしき告知がないのですよ…ガッカリ。
もう、ショップに割当てられたラーメンは、なくなっちゃったのでしょうか?


…お店が空いているなら、お店に入って、勇気を出して聞いてみたいんだけど。

激しく悩むウサでございます、ポリポリ。
やっぱり開店一番を目指さないとダメかしらん?

がっかり、と ジレンマ

2011-03-08 21:38:31 | 東京・日々の生活
結局、前原氏は呆気なく、辞任してしまいましたね。
全く、ヤレヤレです…。




いえ、決して応援していたわけじゃないですよ。

っていうか。
正直言うと、かなり苦手。

何がって。
生理的に、風貌が(ゴニャゴニャ)…なのであります。

恐らく、世間的に言えば、美男子の部類に入るのだと思うのですが。
こればっかりは、単なる好み、なので、こんな失礼な発言も許してください。




従って個人的には、外務大臣になって、テレビに映る機会が増えて、内心、むぅ~…とは思っていたのですが。

しかし、です。


ダメですよ、こんなに早く辞めるなんて。


…ドミノ辞任だとか、早く総選挙に…とか、いろんな話が出ていますが。
最近の政治を見ていると、党や人の、単なる醜い足の引っ張り合い、という感じがしてなりません。



決して、管政権がいい、なんてこれっぽちも思っていないけど。

日本の情勢がこれだけ揺れている現状、逼迫感を持って、わざわざ重箱の隅をつっついていがみあいなんてせずに、とにかく、決めるべきことは決める、実施すべきことは早く対策を実現する、ということをしてほしいと切に願う…。



大体、こんなことばっかりやっているから、国会延長なんてことが当たり前になり。

そうなると、一日延長するだけで、どれほど多くの国民の税金が使われるんでしょうねぇ?
あんなにも大勢の、「先生」方のスーパーお高い日給、交通費、警備体制、etc。
…憤懣やるかたないです。



対外的な国力の低下、多額の国の借金…。
これ以上落ちてはいけないところまで、来てしまっているんじゃないのかなぁ。
政治家はそんな問題を扱っているつもりらしいけど、目先のことを小手先で触っているようにしか見えません。


あ~あ。
ジャンヌ・ダルクみたいに(?あまりに畑違い?笑)突然、違う畑からでも、国の救世主が現れないかなぁ。。。




ホント、最近、むかつくニュースばかりです。
…3回ばかり生まれ変わったら、お金持ちになって、政治家になってやる!と思ったりします(爆)。







さて。
話は例によって「コロリ」です。


今日の夕方、公共のトレーニング室で身体を動かしてきました。

定期的に行くようになって(←週2回平均かな…と言っても。ありえはん怪我などで10日~2週間の中断が何度もあったけれど、ポリポリ)なんとか9ヶ月くらい経ちました。
但し。
効果は相変わらず出てきていないので、そこは突っ込まないでやってくださいまし。


でも。
日常的に身体を動かすのは、何よりも気分がいいし、健康的になってるんじゃないか、という気持ちだけでも私にはプラスです。

もともと「ストイック」とは真逆傾向で、一人黙々同じことをするトレーニング系なんて、続いた試しがない。

それが、ここまで続いているのは、
1.家から近い
2.すごく狭くて小さいので、人も少ない
3.全体の雰囲気(来る人も受付の人も)がいい
ということで、気兼ねなく、気張りなく、足を運べることだと思います。





しかしそれが、最近はちょっとウレシイ悲鳴。
というのが。
お馴染みさんになってきたこともあって、受付の方や、お話好きな方に、時々、とっつかまることが多くなりました。


いえ、ね。
それは絶対拒否したい、というわけでもないし、却って、話しかけられてありがたいとも思っているのですが。


運動を始める前とか、終わった後とかに団欒するのだったらいいのだけど。

やっぱり成果はあがっていないとはいえ、心拍数あげたらそのまま運動し続けたいし。
折角暖まった身体も、冷えてきちゃうのですよね。




話しかけてくださっているのに、さっさと切り上げるのも気が引けるし。
一応、タオルを持って、マシンのほうにジリジリと後ずさりをしてみたりするんだけど(笑)。
なかなか、上手く行きません。


今日は、受付が指導員さんの日だったのに(←シルバー人材活用で委託されたオバサマやオジサマの時のほうが多い)、近所の飲み屋さんの話で盛り上がり。
範囲は浅草まで広がり。
トレーニング途中で、地図まで書いてもらっちゃいました(笑)。







この分だといずれ、運動をしに行っているのが、違う目的になったりするのかもしれませんねぇ…。
行くときは気合をいれて出かけることにしなくっちゃ!と思った次第であります。

実に眠い!でごじゃる…。

2011-03-05 00:53:15 | 東京・日々の生活
へべれけ…。


ではなかったのですが。
ポリポリ。


レストラン退出時間の予定=22:30(←終電3本くらい前、の読みでありました)。


を大幅に超過し。
地下鉄の終電は、もちろん逃してしまいました。。。





途方にくれる私に向かって。
タクシーで帰宅せよ!
という声もありましたが。

主義に反する!



というわけで。
なんとか頑張って、大嫌いなJRを利用。
酒臭いオッちゃん達に混じって、近くの駅まで使わせていただきました。







むふぅ~。。。

色々書きたいこともあるけれど。
明朝も早起き予定。。。(←いつもより、1時間は遅いけど。ポリポリ)




従って。
とりあえず。腑抜けながらも、目標達成♪

また、続きは明日。
ということでお許しください~!

金曜日の夜…

2011-03-04 19:06:08 | 東京・日々の生活
日本での食生活に慣れて。
今19時だけど。既に、お腹ペコペコです。

なのに。
21時から宴会スタート!
途中で、マックにでも寄ろうかしら。
と真剣に考えています。
このまま飲んだら、悪酔いしそうだもの(笑)。


しかも。
場所が遠いのです、家から1時間半。

もう着替えて、出発しないと…。

というわけで。
出かけます。




心許ないですが、目標は、この日誌の続きを帰宅後書くこと、エヘヘ。



ですが…。
う~ん。。。

12時過ぎるのは当然?
へべれけ???(笑)即行お布団だったら、無理だなぁ~。


とりあえず。
皆さんも良い週末を~!

夜の氷雨の音を聴きながら…

2011-03-01 22:46:04 | 東京・日々の生活
世の中にはいろんな人がいるもんです…。




夕方、この強くて寒い雨の中、30代と見られる男性が。
傘もささずに歩いているのに、すれ違いました。


見た感じ、別にお家がない人のようでもないし。
悲しいことがあって、傷心…というわけでもなさそう。


こんな季節に、風邪ひいちゃうよ!


と。
スっゴク心配になりましたが。

まぁ、ここは東京。
本人が傘が必要と思えば、100均で、或いは、コンビニで安価な傘が買えるわけだし。
…貸してあげられる傘を持っていたわけでもないので、無言でやり過ごしました。

大丈夫だったかしら?




そして。
今朝9時過ぎの電車でのこと。

フツーの都内の電車です。
隣に座った人を見れば。



見た目は20代後半の仕事探しの男性?
携帯電話を操作しながら、もう片方の手にはなんと「缶チューハイ」!


ええっ? 
ここって日本よね?
今日って、火曜日よね?
まだ、9:30よね?
この電車、所謂、都内の通学・通勤電車じゃなかったっけ?



まぁ、別にたかが缶チューハイ。
酔って暴れているわけでもないし。
そんなに気にすることはないのかもしれないけど。


現実のシチュエーションとの思いっきりな違和感に首を傾げた一コマでした。






さてさて。
最近、思ったこと。とか、徒然なるままに、色々とつぶやいてみたいのですが。

実は何を隠そう、明日締切りの案件があるってことを今の今まで忘れていたのでした、ポリポリ。




というわけで。
大慌てで、実は今ワイン片手に、資料と睨めっこを始めたとこ。


徒然な思いは、また今度に回すことにして。




ヤッパリ、一つだけ怒り?をぶつけておきたい!


そ。
今、話題になっている、大学入試解答を求めた投稿騒ぎについて。です。



私は、インタビューされているような同年代ではないけれど(多分)。


スゴク憤りを感じます。
何にって。
犯人の人間性に。


そんな年代で、こんな卑怯極まりないことをするなんて。
なんと、最低な人間なんでしょう。
絶対に特定して、それなりの罰を受けるべきです!



と言っても。
恐らく、こういう人間はたとえ罰せられても、そして万一、その後、世間で言う「成功を収める人間」になったとしても。
一生、人間としては最低ランクのまま行き続けるんだと思います。






…個人的には、学歴なんて、クソ食らえ!だと思っています。
とにかく。
日本の社会はおかしい!
おかしすぎる。

まぁ、百歩譲って。
いわゆる、世間的に「イイ大学」と言われている学校には、知能指数が優れている人が多い、かもしれない。

でも。
人間としての優秀さ、素晴らしさは、全く別物です。


20歳そこそこで(←決めつけてますが、ポリポリ)、そんな社会に阿る一方で。
そのために、コソコソ卑劣で違法なやり方を考え、しかも現社会で実行するなんて。




勿論、人を殺めたりしているわけではないけれど。
人間としての根性が腐っている…。
今の自分に勉強して入る力がなければ、努力して何年後かに入ればいい。
或いは、違う道を選べばいい。


ヤフーさんも携帯電話会社も、是非とも協力して、速く解決してほしいものであります。








あ。
ワインが空だ。
ハイボールに鞍替えしま~す(笑)。