うさたろうの 気儘なフランス散歩

2年の予定が丸7年。赤貧学生としてのフランス生活にも終止符。約4年8ヶ月続けてきた日記、改め、気儘なフランス散歩…

がらくたも小さな楽しみに

2006-05-31 04:21:53 | フランス(日常用品・日常生活)
5月も終りだというのに、冷えてますよ~!
どのくらい冷えているかって、天気予報では12度くらいなんだけど、う~ん、体感温度では果たして10度いくかしら?って感じ。
しかも今朝は太陽が出ていたのに、日中はやっぱりが降ったり、風がでたりで、気温が更に下がった気がします。

こちらの人は人目なんて気にしないし(多分季節感という言葉もないと思うんだけど)、皮のジャケットや、ウールのコートを着ている人もいたりします。
その一方で、一旦暖かくなった時期に脱いじゃったから面倒くさいのか、半そでTシャツの男の子なんかもいて。
…見ているだけ寒いんですけどね。体温が高いから平気なのかなぁ?

とにかく、私も冬のコートが着たい~!って思うくらいです。
誰も見ちゃいないのはわかってるけど、5月の終りにねぇ、という思いがあってさすがに手に取れません。
セーターなんかも着たいけど。。。
あ、でも家の中では着てます。ひざ掛けも必須…。



さてさて、と。
今日は、今晩の用事をキャンセルして、間際の試験体制です!
…って、ブログに向かっちゃっているわけですが。
この2日ばかりまともに書いてないんですものね。
って、いつも書いてないじゃん!って突っ込まないでください。気持ち的に、ってこと、で…。



そ、もう前の話になりますが、土曜日の晩のこと。
ブログに愚痴ったように、課題提出で躍起になっていた私。
…根性がないので、皆のように終わるまで一気に根を詰めて!ということができないのです。

ある程度やったら休憩、とりあえずはエネルギーを蓄えてからとりかからないと、というタイプ。
従って、日曜日にガ~っ!とやるぞ、と思い、土曜日の晩、11:00過ぎにはベッドに潜り込んだのでした
だって、既に相当ヘトヘトだったんですもん。
ところが。

!!!??

何が起きたの?
ぐっすり眠り込んでいた私は、全く頭が働きませんでした。

…?

しばらくして、あ、なぁんだ。電話ね。
でも、何で今ごろ?今って一体何時?
一瞬躊躇ったものの、とりあえずベッドから抜け出て、電話に向かいました。
すると。
取った瞬間切れました。

いたずらじゃないよね?
暗闇のまま、とりあえず時計のほうに移動。

と、再び、電話が鳴りました。
わかった、わかった、今出るわよ~。

受話器を取ったら、また切れた。。。
むっ

すると今度は、携帯がなり始めました。
ハイハイ、用事があるのね、今出ますよぉ~だ。

とにかく電話に出てみると、例の共同課題を一緒に手がけている中国人の男の子でした。
「やぁ、元気?僕だけどさ、これどうしようかと思って。」

?????
すっかり眠りの世界にいた私。全く頭が働きません。
「…ごめん。何のこと言ってるか全然わかんない。」

「あれ?寝てた?」
「うん。」

電気をつけて時計に目をやると、1:00過ぎ…。
この時間寝てたってオカシクないよね?

「ゴメン、ごめん。悪かったよ。でもさ、どうしようかと思って。昼間には気がつかなかったことなんだよ。だからさ」
と延々と説明し始める彼。

黙って聞いてると
「もしもし?もしもし? 聞いてる?」
「うんうん。聞いてる。でも何言ってるか、やっぱりわかんない。」


「だからね、今プリント手元にある?○ページのさ」

プリントぉ~?
部屋狭いからすぐ近くにあるけど、そんなものすぐに出せないわよ~。
「あるけど、今手元に無いの。とにかく、理解するように努めるから、何が問題なのか、もう一度教えて」

彼はまた説明をし始めました。延々、これがこれで、こういうわけで問題があって…。


う~ん。。。そんなの好きにしてよ、と内心思った私。
だって、お互いのパートはそれぞれが責任持つって話で、分担したんじゃん。
いまさらなんだっていいのよ~!
何しろ、その科目というか、その担当の先生が思いっきり気に入らないので(←言い訳:先生として全く受け入れられません。給料泥棒!授業さぼりたいくらい。時間の無駄の一言です…こんな思いを抱かせた先生というのは珍しい)、私は課せられたことを最低限やって提出さえすればいい、というスタンスだったのです。

「どっちでもいいよ~。好きにして。それがいいと思えばそうすればいいし、そうじゃないと思えばその思いに沿えばいいじゃない。私、絶対文句なんて言わないから。」

そう言ってみても、彼は納得しません。
結局40分以上話して(って、話しているのは専ら彼が、です)、
「わかった、なんとかして自分でやってみるよ。起こしちゃってごめん!」
「別に仕方ないわ。おやすみなさい」と電話を切りました。

しかし。そうは言ってみたものの、何で今日に限って起こされなくっちゃいけないのかしらん。
結構由々しきモンダイです。
こうして起こされた場合、果たして寝付けるだろうか?
折角翌日、朝から気合で頑張るつもりがここで眠れないと、大変なことになる

というわけで、躊躇もせず、普段は全く必要としないのですが、とにかくナイトキャップを煽ることにしました。

えっと。グラス、グラスは、っと。

ところで。
グラスってものがこの家には殆どありません。
…カルヴァドスを飲むのにワイングラスを出すのもねぇ。

と、水を飲むコップを取り出しました。

!?
身体がボケていたのでしょう。
勢い余って、水のみコップに3分の2以上もついでしまった私。。。
どうしよう!

ほんのチョッと舐める程度のつもりだったのに。
いくら好きだからといっても、こんなに今時分一気に飲めないよ~。

余程ボトルに戻そうかと思いましたが、それも断念。
一番好きなお酒だけに邪険にするわけにも行かず、仕方なくそれを飲み干すまで、bベッド脇のスタンドをつけて、本をめくったりしながら1時間ばかり起きてしまったのでした。。。


って前置きがあまりに長くなりましたが。書きたいのは次のこと。。。


そんなせいで、翌日日曜日、30分のお散歩のつもりが、ガラクタ市に遭遇した際、ついナイトキャップ用グラスを物色することになってしまったのでした。

とにかく安くて(←貧乏学生に不要なものですものね。それに、日本に帰るときにはどうせ捨てちゃうんだし)、でも飲んでいるときに気持ちがいいもの。

最初これは!と思った、カットの入ったグラス、1つ7ユーロもしたので(って高くないのかもしれませんけどね。2つは欲しかったし。)断念。
次に見つけたのは、脚のついたもの。これは3ユーロ。

それでも高いなぁ、やっぱり必要ないかもね、と諦めかけたときに目に付いたのが、さりげない日本酒のぐい飲みグラスみたいなものでした。

「お幾らですか?」
「それは、えっと1個1ユーロかな。」
やったね

「4つあるだけ買うので、3ユーロにしてくれませんか?」
おじさんはいや~な顔をしてましたが、しぶしぶ承諾。
3ユーロで4つゲットしてきたのでした。

帰るなり、洗剤にしばらくつけ、綺麗に洗いあげました。
うん、なかなかいいじゃない

というわけで、切羽詰っているにも関わらず、そんなもので、食後酒やら、ナイトキャップ(必要ないはずなのい)などをやっているここ数日なのでありました。

しかも。
その小さなガラクタ市によったりしたものだから、お散歩の時間=30分の予定が2時間30分にもなり。予定がドンドン狂って、自分の首をまたぐぃ~っと絞めあげていたり…。

ま、でも。こういう日常の小さな楽しみって大切ですよね。
ホント、全く大したグラスじゃないけれど、ちょこっと気に入るだけでずいぶん気持ちがいいものです。
…やっぱり器って大切だなぁ、と改めて思ったりしているのでした。

ギャッ!長くなり過ぎ。。。くだらない話で失礼しましたぁっ

朝の独り言

2006-05-30 15:33:30 | Weblog
久しぶりにゆったり朝、です。ってたったの4日ぶり、なんですけど、ね

昨晩は、課題をなんとか真夜中を回るちょっと前に終了。
仮締め切りに間にあった!と、大慌てに先生にメールで送信、ホッと安心、暫しぼ~っとしてしまいました。

一昨日は2時間ばかりの睡眠、昨晩も結局眠りについたのは2:00近くだったので、今朝は起きられるかなぁ?と思っていたのですが。
ハイ、朝はそれでも何とか目が覚めるようになりました

でも。うふっ、今日は授業がお休みなんです
といっても喜んでいる余裕は全くなくって、明後日に控えた2科目の試験に向けて、必死にならなければいけないんですけど。
ここのとこ課題だけにとらわれていて、殆ど何もやってない。
う~…う~。。。

憂鬱、極まりありません。
ほんとね、いつもこうして直前になって後悔の嵐、前倒しでやっておくべきだったなぁ。。。
この切迫感には、自分ながらホトホト嫌になってしまいます

ま、今更だと、時間という限界があるわけで、悟りにも近い開き直りの境地になっているのも事実。
やれるとこまでやって、後は追試という可能性にかけるしかない?


ところで。
今朝はまた、寒いくらいの気温です。自転車に乗っていると、手は完全にかじかんでしまいました。
もう5月も終りだっていうのにね。
どこかの地方の山のほうだけど、が降ったとか?
それでも今朝はお陽様が出ているので、気持ちがいいです。

…建物向かいの人も昨晩は仕事で徹夜した模様。
どうもデザイナーさんのようなんですけどね。さっきチラと見えたら、なにやら完成した様子でした。
お疲れさま~、なんて私もなんだかチョッと嬉しくなりました


さぁて。
今日はどんな1日になるかしらん。
って、大いにボケボケが予想されているんですけどね。昨日の昼間も、睡眠不足のせいで頭の芯がぼ~っとなったりしてたもの。捗らないだろうなぁ。。。
いずれにしても。今晩こそ少しユッタリブログに向かいたいと思っています。

深夜の嘆き

2006-05-29 07:38:33 | Weblog
ブログなんて書いたり、他人様のを覗いたりしている場合じゃないんですけど。
つい…。

悲しいかな、今晩ばかりは久しぶりに徹夜に近くなりそうです。
明日が仮締め切りの共同制作レポート、自分のパートさえ終わる目処がたちませぬ。

って、だいたいムカつくぅ!
そ。
昨日の晩から、ちょっとした出来事に右往左往させられているのです。
…だいたい一緒に組んだヤツのせいで、こんなことになっているのに。
先ほど電話してきて「やっぱり僕の分、終わらしたから送っておいたよ。後よろしくね!」だって。

と愚痴ってみても仕方ありません。
とりあえず、頑張れるところまで。

…それにしてもなんだか今月は「更新ズル的」回数が多い気がしてます。。。はい、十分に反省しているところでありまする

フツーに生活することが結構大変なとき

2006-05-28 04:39:43 | フランス(日常用品・日常生活)
昨日の朝のことです。
少しは習慣になりつつある6:00起き。
今日も1日頑張るぞ~、っとルンルン♪自転車にまたがり、焼きたてのおいしいパンを求めて、朝の街散策。(日中の散歩は専ら歩きのみ、ですが。朝は車が少なくて怖くないし、気持ちがいいんですよね…)

気持ちよ~く帰ってきたところで、いつものように、建物のドアを開けるため、デジコードをピッ・ポッ・パッ・ポッ・ピッ…。



んん?
なんで?
番号が合えば、「開きますよ」合図のブザー音がなるはずなんですが。
聞こえませんねぇ。

とりあえず、ドアを押してみる。
開かない…。

押し間違えたかな?と思い、再度ゆっくり押してみる。
ピッ・ポッ・パッ・ポッ・ピッ…。

何も起こらない。。。

もう一度、心を落ち着けて番号ボタンを押してみる。
…相変わらず、変化なし。

頭おかしくなったかしらん?
思いっきり番号を忘れちゃったとか???

いえいえ、そんなことはない。
この番号で確かにあっているはず。

…。

知らないうちに番号が変更になったのかしらん?
1年に1回は変わるはずではあるけれど。
大家さんが言い忘れたとか?
…う~ん、それもあり得ない。。。

…ってことは。
壊れちゃったのぉ???



朝のお散歩のつもりですから、結構薄着。(自転車こぐと少し暖まると思ったし。)
お金の持ち合わせは、最低限=3ユーロ以下。
普段持ち歩いている必要・便利グッズは、何1つ持ってない。。。
強いていえば、幸い携帯電話を珍しくポケットにいれてたくらい。

どうしよう

とりあえず、自転車を近くの自転車置き場に置いてきました。
それから…。

悲しいかな、只管、誰かがこの建物から出てくるのを待つばかり。





私が戻ってきたのは7:30。
幸い朝だから、誰か出てくるだろう、と希望的観測を持ったのですが。

通りに駐車している車が少ないことからわかるように、また近くの小学校に行く生徒も心なしか少ないように(←多分休んでる)、その前日・木曜日が祭日だったので、「橋をかける」=(金曜日を休みにして4)連休にする、という会社が多いというのにふと気がつきました。
…果たして、本当に誰か出てくるのだろうか

9:00から始まる授業は、休むのを覚悟しました。
クラスメートに、携帯メールを送信。
それから、やっぱり、ただただ待ち続けるのみ。

寒い…。
コートをもって来るべきだった。
何もすることがない…。
試験前なんだから、プリントくらい持って出るべきだった。
…時計を見る。
全然時間は経ってない。。。
はぁ~っ。
コーヒーでも飲みたいよ~!無料新聞取りに行きたいよ~

と、いっても。
この場を一瞬離れてしまったときに誰かが出てくるとも限らないですものね。
…とにかく、何があっても建物のドアの前に立ち尽くしているほかなし…。


トイレに行きたくなったらどうしよう?
実際、今日はこの建物に誰もいなくって、一人も出てこなかったら?

不安ばかり膨らみます。

しかし。幸いにも、約2時間後、9:20過ぎに一人の女性が出てきました。
あぁ神様!!!

大慌てに、番号が変わったか?を聞いてみました。
「ううん。そのままよ。」

焦りまくって、「どうしたらいいと思う?」と聞いてみたのですが、
彼女のほうこそ吃驚りして、「そんなの知らないわ!」。

…当たり前ですね、基本的には、ドアについている鍵(があるのです。今更、発見しました。)を住人だったら持っているはずで、デジコードが故障したら、鍵で入ることが出来るのですから。

しかし。
私の大家さんはくれませんでした、その鍵。
だから、そんな鍵が使えるなんて、考えたこともありませんでした

とにかく、、まずは家に入り、人心地。
それから、そうだ、遅刻した授業に行かなくっちゃ、と慌てて階段を下りましたが。
ドアの前に立つと、急に怖くなりました。

また戻ってきて、開かなくて、しかも誰も出てこなくて、夜になっちゃったら…。

ええぃ、今日の授業は休んじゃおう!



その後、大家さんに電話をしたものの、すぐには連絡がつかず。
漸く午後になって、電話がかかってきました。
事情を話し、建物の管理組合に言ってもらうように依頼。

しかし待てど暮らせど。。。
誰も直しに来た気配はなし。
…夕方どうしてもでかけなくちゃいけない用事があるのに。

もう、気になって気になって、勉強すら手につきません。
窓から覗いてみる、階段を下りてドアを実際に確かめてみる。。。

何度やっても、壊れたまま。

しかも、こういうときに限って、生活必需品・食料品が切れていたりしているんですよね。
お買い物に行きぁ~たい!


…結局、お買い物は断念しました。
ただ、用事だけは何とか!

切羽詰り、オートロックにならないように錠前に細工をし、ドアに張り紙をしました。
「鍵を持ってない住人です。壊れているので、暫くこのままにしておいてください。」と。

それでもすご~く不安でしたけどね。細工が取れちゃうかも、とか、ね。

とりあえず、帰宅して入れたので、とても嬉しかった
…というわけで、昨日は本当に気持ち的に疲れたのでした。
勉強も全然捗らなかったし。




そして。
今日になってもまだ直っていません。
本当に、大家さんは言ってくれたんだろうか?
月曜日にはどうしても直ってくれないと!と祈る気持ちでいっぱいです


今日も外出は、極力控えました。
…そんな中でも、チョッと嬉しかったのは、私の変なフランス語の張り紙に、他の、やっぱり鍵を持ってない住人の一人が付け加えて、皆に重ねてお願いをしてくれていたこと。
と、私に対してありがとう、と書いてくれていたことかな。

自己紹介バトン、します

2006-05-27 07:09:16 | Weblog
アラらん、どうしましょ
私の日課・訪問先の1つである郷秋さんから、ブログの「自己紹介バトン」なるものをいただいたようです。

…私のこのブログはとにかくひっそり地味に続けているだけなので、他の方のサイトで、いろいろなバトンが回っているのを見かけると「あぁ、今はそういうバトンが流行っているのね」と全くの他人事として受け止め、眺めていただけ。
自分にはいつも全く関係ないところだったし、まさか何かが回ってくるなんて考えたことはなかったのですが。
…ちょっと慌ててちゃってます。

それに。
郷秋さんご自身もお書きになっているように、私も「バトン」系システムって全く好きくないのです。
「不幸の手紙」とまでは行かないけれど、そういう類の複数の人に回覧と波及を強要(?)するようなものって、例え仲のいい友達にもらっても、私は結構平気でとめてしまう人間。
だって、そんなので不幸になるような人生送っているつもりないもの。(って。あれ。私って結構強気?)
とにかく、そんなくだらないものが回って、回ってきてしまった人の時間なり労力が無駄に費やされるなんて、バカバカしいだけ、しかもそれがタメに気分がよくなるわけでもなく、却って逆だというのがイマヒャク気に入りません。

しかし。
今回は、どういわけか、とりあえず私も参加しゃおうかな。なぁんて、ね、思ってしまったわけです。
そ、理由は…郷秋さんとこれまた同じようなところ、かしら?

それに。
次に回すのも、別にこの場に勝手に指名して、おいて置くというだけらしいので、ま、遊び心。
…私なんぞに指名されちゃって、そして間違って見てしまった5人の方それぞれの裁量にその後は任せまぁす、ということで、私自身はとりあえず答えようと思います。

ハイ、スタート。
回す人を最初に書いておく(5人)。
これは迷わず、私のブックマークの上から5名(勿論、郷秋さんを除く。私が勝手に毎日覗いているブログです。…なので、逆に皆さんが私のブログを見ていらっしゃるか?はわかりませぬ。)にさせていただきます。
つまり;
nobbbbbieさん
pfaelzerweinさん
M’s Factoryさん
黒二毛さん
rikoさん
…これをご覧になって、ま、その気になってくださったなら、以降よろしくお願いいたします。ペコリ。

お名前は?
「うさたろう」。
単にキャラクターとしてウサギが可愛いと思ったので、ブログを始めるにあたって、願望的につけた名前。しかし、残念ながら、本人はそんな可愛さとは程遠いので、「たろう」をつけてみました。
ま、一方で「たろう」という名前が好きなのも確かです

おいくつですか?
これは勿論、とっておきスーパー丸秘シークレットです!
だって、この歳で「単身専業自費留学生」している人って、あまりに珍しい。
私の年代は、それこそ現在働き盛り。
女性で独身なら流行もの購買マーケティングのターゲットになるような、そして、家庭に入った人ならその切り盛りで真っ最中というところ、がヒント?

ご職業は?
というわけで、無職・正真正銘の学生です。

ご趣味は?
趣味。。。ですか…困ったなぁ。
昔だったら、少しはチャンと書けたような気がするのですが。今は貧乏学生なので(って言い訳?)何もなし?
だって…
・勉強が本業なので、勉強を趣味とはいえない。
・最近はよく散歩するけど。これって趣味?
・読書、と言っても、今は勉強に関する本くらいしか読んでない状態だし。
・オペラ・バレエ鑑賞。ハイ、お金が無いので殆ど行かれません。
・自転車。…パリでは、なかなか乗る機会ないし。
・旅行。これまた貧乏なのでメッキリ途絶えてます。
・食べ・飲み歩き。勿論これも、我慢、の日々。
ってことは?
ないじゃん、趣味。。。晩酌くらい?????

好きな異性のタイプは?
う~ん、特に決まったタイプってありませんね。。
強いて言えば、見た目として:首がある人。汚くない人。
自分の世界をきちんと持っている人(=私の世界も認めてくれる人)で、且つ一緒にいたとき共有の時間が楽しめる、ま、気を遣わないで側にいられる人、かな。

特技は?
何もなし!キッパリ。
ま、健康とノー天気が唯一の取り柄なんですけど。これって特技じゃない、ですね。ハイ。

資格、何か持っていますか?
持ってますよ~、これだけはマジに答えられます。ってどれも何の役にも立たないけど。
普通自動車運転免許でしょ(あれ?これって資格ではない?)
小学校・中学校社会科教員免許。(これも資格じゃないか…。)
学芸員資格!(いまさら何にも使えない。。。)
それと、書きたくないけど、以前勤めていた会社で取らされた、保険関係の資格幾つか。
それと、フランスの資格なら。
フランス語を外国で教えられるディプロム。
大学学士ディプロム。

悩みが何かありますか?
おぉ、悩みのない人生!!!
過ごしてみたいですね。
とにかく今は、これからどうやって食べていけるのか、果たして生きていけるのか…。
ものすごく逼迫した悩みであります!

お好きな食べ物とお嫌いな食べ物は?
「お」をつけて聞かれるほどのものはなく、とにかく何でも食べるものは美味しければ大~好き!
勿論アルコールは何でも!大好きですよん。(って誰も聞いてない、って…)
あえていえば、最後の晩餐は、打ち立ての蕎麦に生山葵!と決めているくらい好きなのと、グルメの方には申し訳ないけれど、「いなご」のような昆虫系および、所謂「肉の皮系」と海のパイナップル「ほや」はできれば避けたいです。

貴方が愛する人へ一言。
家族や、友達には「愛」という言葉を超えているから、何もないし。
残念ながら、現在「愛する人」がおりませんので、想像力が働きませぬ。悪しからず。
というわけで、「愛する人」出てこぉ~い!

回す人5人を指名するとともに、その人の他者紹介を簡単にお願いします。
nobbbbbieさん : ブログ開設初期からスッカリお世話になり放し。
彼のブログからは、物知りな、穏~やかな相当熟年のオジサマを想像するのですが…。
pfaelzerweinさん : とにかくいつも助けてもらってばかり。ブログには博識ぶりと活動の広さが随所に散りばめられて、いつも感心しきりです。
M’s Factoryさん : オランダの話繋がり以来、ずっと遊びに行かせいただいています。会社を運営されているのですが、そんな重々しさを感じさせない、彼の人柄が滲み出たさりげないブログが私の楽しみです。
黒二毛さん : 専業主婦をされている傍ら、玄人はだしの音楽活動。いろいろなことに真摯に取り組まれる姿はいつも脱帽モノです。
rikoさん : rikoさんは、家庭と、素敵な・でも大変な創作関係のお仕事をしっかり両立されているとってもチャーミングな女性。ブログにも彼女の明るさと優しさが。



というわけで、果たして何方か続けてくださる方が出てくるかしら?

それにしても。えへっ。
実はバトンってどうやるものか、全く知らないので、間違っているかもしれません。
そしたら、ゴメンなさい。なのです。
それと。
もしその気になられて、質問を持っていくのにと思って、項目だけコピーしてみました。よろしくお願いします。

回す人を最初に書いておく(5人)。
お名前は?
おいくつですか?
ご職業は?
ご趣味は?
好きな異性のタイプは?
特技は?
資格、何か持っていますか?
悩みが何かありますか?
お好きな食べ物とお嫌いな食べ物は?
貴方が愛する人へ一言。
回す人5人を指名するとともに、その人の他者紹介を簡単にお願いします。

ということで。今日のブログはこれまで。
…実は、今日小さな事件があったのですが、それは明日の話題にでも。

パンの香りに魅かれて朝からパクパク

2006-05-26 06:52:53 | フランス(食べ物・飲み物)
今日は1日、曇り空でしたが、気温は上がってきました
夕方お散歩に行くと、朝と同じ格好では汗ばむくらい。
そ、長袖の厚手のTシャツに、コートという装いでは、ね、ちょっと暑かったです。
でも、えへっ、最近トミに抜けてて(アルツ?)、気がついたら下着を着けてくるのを忘れてた。。。
あはは、こんなの何百年ぶりですね(って、そんなに生きてないか。。。)。
ま、グラマーの正反対をいっているので、つけてなかろうが本人には大差なく、こんな間抜けなことをしでかすわけなんですが。
…ということで、流石にコートは脱げませんでした

お天気予報によると、気温はドンドンあがるようです。
明日南仏のほうは31度とか?…ちょっとこれは行き過ぎ。
やっぱり「ヒンヤリ爽やか」の季節を少しは味わいたいんだけどなぁ…。

でもって、本日の夕方のお散歩は、先日、夕闇でバスの中から見かけた花を確かめに。
あまりに鮮やかで、ハッとさせられたのです。
…何しろ、私にはその花が紫陽花に思えたので、こんな色の紫陽花が存在するのぉ~!?と吃驚り。
是非ともこれは近日中に見に行ってこなくっちゃ!と。

あはっ、でも紫陽花ではなかったですね。
花が全く違いました。葉っぱも…。
つつじにそっくりの花がこうして幾つか一緒になって一塊に。
う~ん、ナンだっけ?昔見たことがあるような…。

あ!ひょっとして石楠花?!
きっと、そうですよね?(て、結構自信なし…。)
とりあえず、満開のお花を暫し堪能してきました。


ところで。
今日の話題はコロッと変わって、朝ごはんについて、です。
日本から一時帰国した直後、時間も余裕があったときには、母が作ってくれた和食が忘れられず、お味噌汁にご飯、焼きスモークサーモンと大根おろし、インゲン胡麻和え、なぁんてものを暫く作ってみたりしたのですが
やっぱり学校が始まると、それまでのこちらでの朝食スタイルに戻りました。
栄養と簡単さが命、というわけで、シリアルにヨーグルト、果物と紅茶。

ところが。朝の早起き(ってそんな早くないですけど…何とか今までのところ休みの日も実行中です。)を心がけるようになって、フランス人ぽい(?)朝ごはんに変わってきました。

まず、起き抜けに少し身体の伸展・柔軟などをして、顔を洗って(或いはシャワーを浴びて)、チョコッと本を読んで。7:00になる前に家をでて、少し遠いパン屋さんに半分のバゲットを買いに行く。

…日本にいたとき、バゲット半分のサンドゥイッチなんて1食分以上の食べ物と信じていたはずが、こちらのサンドゥイッチって殆どがそんなもの。
それをいつのまにか慣れてペロリと食べられちゃうようになってますから、バゲットの半分=中身はないし、朝でも全部食べちゃうんですね、これが。

しかし、中身なし、と言っても、バターか、チーズをたっぷり塗って、あればハムや野菜をチョコッとはさんでみたり。
…朝に、甘いものじゃなくて塩味、というところは、フランス人と全然違うかな。

でも、これにカフェオレなんかもたっぷり飲むようになっちゃって。
う~ん、なんだかカロリー過多かしらん?と、ちょっと心配です。
それに、朝起き始めたメリットがこれじゃあんまりないじゃん!(勉強が捗るつもりで始めたんですけど…)

ま、でもこんなにユックリした朝ごはんを食べても、やっぱりちゃんと起きると午前中の効率・捗り、が違う気はしています。
とにかく、朝起き習慣、休みになっても夏中(つまり朝が暗くなければ)続けたいな、と思っているのですが。
…朝ごはんは、どうしよう?
とりあえず今学期が終わるまでは、朝の気分次第、かな。
やっぱり朝の焼きたてのパンって魅力的なんだもの♪

初夏眠夜更けも知らず?

2006-05-25 15:51:06 | Weblog
昨晩、なんだか知らないけどとっても眠くて、早めのお夕飯の後に
「えぇぃ、ちょこっと昼寝(というか夜寝?)を!」と思ってベッドに潜り込んだのがいけませんでした…
気がついたら、3:00
幸い(?)続けてまだ眠れそうだったので、顔だけ洗ってまたベッドに。
朝まで眠ってしまいました。。。
う~む、病気でもないのに。最近の寝不足がたたったのかなぁ

ま、今日は祭日なので、何とか1日勉強集中日にしたいです。
…しかし朝って、ブログに書くことが思いつかないもんですねぇ。昨日は何書こうと思ったんだっけ?と無理矢理書く気もしないので、今書いているこれは更新ズルみたいですが

それにしても。ここんとこのパリ、お天気がイマイチだし、気温が低くって。チョッピリ冴えないです。
今朝もど~んより空。自転車に乗ると手がかじかむような、そんな感じです。
ぴか~っとて、ヴァカンスのような太陽を待ち望んでしまいます。
って、勉強に集中するには却ってこのほうがいいのかもしれませんけどね。

ぼやき、再び

2006-05-24 06:56:17 | フランス(教育・学問・社会)
組織力のなさ、とでもいうのでしょうか
試験の日程がここに来て、二転三転しています。

例の学生運動で一定期間大学が閉鎖されたために、「関係の及ばなかった学科は年初予定を早めて試験を行う」と、わけの判らない理屈を聞いたのが先週。
お蔭で、課題発表がレポート提出になったりで、気分的に大焦りしていたわけですが。

今週になって、ある授業に行ったところ
「閉鎖されたが故、学校は当然のこと年初予定を延ばして、”6月中は授業を続け、下旬に試験を行うのが望ましい“と言っている。だいたい予定の勉強が終わってないのに試験なんてするわけも、できるわけもない」、と。

クラスは騒然です。(って言っても、元々15人ばかりですけど、ね。)
こういうアナウンスをしたのは、とてもエライそれなりに有名な先生なのですが、フランス人の学生なんて自分が生徒であることをわきまえないで、けんか腰で食ってかかるし。
それを聞いて、やっぱり先生もご立腹状態になる…。私は、ひそかに片隅でアワアワしちゃってました。。。こんなところで、それぞれ勝手なこと言い合っても何もならないのにぃ。


で。結局、その先生の授業は、彼がおっしゃったようにもう暫く続き、他の科目1つ2つは、予定通り(?何をもって予定というのかしらん?)来週試験が行われ、また違う科目は全くの未定とか???

なんていうんでしょうね、ほんと、一体感のなさ、とでもいうのか。
とにかく、もう気が抜けちゃいます。
どうにでもなれ~!好きにやってくれ~、みたいな…。
ま、私は、さし当たって提出物の片付けに只管没頭することにしましょうか、という感じのここ数日。


しかしねぇ。…話がコロッと変わりますが。
とにかく、先週になっていきなり「試験期間が早まる」とのことだったので、これは相当な覚悟で集中してやるしかない!
そう思った私は、食事にかける時間を減らそうと、週末、カレーをたくさん作っちゃったんです。つまり、5皿分?=ルゥ1箱の半分を使って。

でもって、今晩が3食目。
何しろ我が家は残念ながら冷凍庫が殆ど使えない状態なので、一度作ると食べ続けるしかないのですが。

う~むむむ。。。
後2食、また同じかぁ…。
幾ら昼には違うものを食べているにしても5食連続って…。
カレー大好きだし、結構美味しくできてはいるんですけどね。
付け合せのサラダや副菜などを変えてみても…。


こういった、食べ物への飽き、というのもヤッパリ生まれ育ち・慣れの問題なのでしょう。
きっと、ご飯にお味噌汁、焼き魚にお酢の物、とかだったら毎食でもいけそうなんだけど。
…あぁ、ここ数日だけでもインド人になりたい。。。と、鍋を覗き込んでため息するウサなのでありました

最近街を歩いていて思うこと

2006-05-23 04:32:01 | フランス(日常用品・日常生活)
最近、なんだか街を歩いていて、よく思うことがあります。それは「小さな車がずいぶん多くなったもんだなぁ…」ということ。

いえ、私は全くの車ド音痴。
乗り物に乗るのは大~好き!ですが、速さがどうの、とか全く興味はありません。私にとって車は、楽しいところに行く手段、或いは歩いては見られない・味わえない、景色・瞬間を楽しむ過程。
ですから、快適且つ安全であれば何も言うことなし。
そんな基準なので、もし金持ちになって所有して乗り回したい車は?というと1も2もなく「ベンツ」なんです。
とにかく、ぶつかられても安全って言うのが嬉しいし、乗っていて静かでラクチン。さらには流線型のお洒落スタイルより、昔なじみの箱型が何より大好き=とても車らしい!という勝手な意見なのであります。

というわけで、ほんとにね、世の男性に向かって申し上げるには申し訳ないような意見しか持ち合わせないので、車を語る資格なんて全くないわけでありますが。

なんだか最近、ホント気になる。というか目につくこと。
それは、スポーツカーでもないのに、とにかく小さいがために後部座席がない車(=2人しか乗れない車。なんて言うんでしょう?それすら知りませぬ。。)が、ここ最近パリにとても増えた気がするのです。
…って、以前のことを知っているわけでもないので、単なる勝手な印象でしかないのですけどね


通りかがる界隈が、たまたまチマチマしているせいもあるのかもしれませんが、路駐している車が10台あったとしたら1台は、そういうミニミニカーだ、と言ってもいいくらい。
…私の住んでいる小さな通りなんてもっと多くて8台に1台くらいの確率で見かける感じです。。。

フランスに来た当初(3年半前)はこんなじゃなかった気がするのは気のせいかしら。
それともそれは、私がずっと田舎に住んでいたせい?

…それにしても、ここのところ、とっても増えた気がするのです。



こちらの生活は車がないと日本とまた違った意味でスゴク不便だったりします。
ですからホント、何度「車が欲しい!」と思ったかしれません。
ただ私の場合、マニュアル車を右側運転するのがどうしたってイヤ!(というか、お金がない!のが一番?そして、フランス人の傍若無人の運転マナーがトッテモ怖いのが2番???)
というわけで、運転する気はチャンチャラないわけですが。
…この小さな車だったら、運転してもいいかな?(い~え!却ってアリマセン!)

…私の印象が間違っているかもしれませんが、フランス人もこうして実用を取る人が多くなったんだなぁ、となんだか勝手に感慨深くなったりしています。
フランス人にこの車、あんまり合わない気がしたんだけどな…とチョッと残念だったり。
正に、スターバックスが雨後の竹の子のように増えるのを見て、寂しい気分になるのと、少し似てたりします。日本ではスタバ、大好きなんですけど。こちらで見るとねぇ。。。
イヤイヤっ!
って思うのは、ホント性もない自分勝手なこだわり、なのでしょう…。

お詫び&お断り

2006-05-22 05:55:53 | Weblog
ただいま、脳みそがフリーズしております

上下・左右・前後、そして斜めにも1cmたりとも動きませぬ。
…日本語さえ思いつかないので、今日は事実上ブログの更新をお休みさせていただきます。
訪問してくださった方ゴメンなさい。
&コメントくださったrikoさん、返信遅くなります、ごめんなさいっ

…明日が締め切りという訳ではないのですが、どうしても1つの重い課題を明日提出しようと根詰めています。
これが終わらないと、どうしても他のことが手につかない…。
何とか達成したいです。いえ、ナンとしてもさせてみせます。


…相変わらずの空のなか、雨のパラツク、寒いパリ。
そんな気候のこともあって、大事な私の心の故郷、浅草・三社祭りの宮入りが今日だったことさえ、スッカリ忘れていました。
もうそんな季節だったのですね。。。


「博物・美術館の夕べ」の夜に

2006-05-21 07:50:54 | フランス(余暇・習慣)
ふわ~っ、眠いです
でも、未だにモグモグ、チビチビやってたりして…。

実は、情けないことに、今日もまた悪魔クンに耳元で誘惑され、呆気なくイチコロ。
ま、これが3度目の正直ということで、期末試験が終わるまでは、もう何があっても誘惑には耳を貸さない覚悟でおりますっ!本当、ですっ!



そ、でもね、今日は意外に午前中から勉強一筋で、結構集中できたと自分で思うから…甘く許しちゃった感じ。これ以上続けていても、脳みそガチガチ、気分転換が必要だぁ~って。



午後7:30頃から出かけて、つい先ほど帰ってきました。
どこに行ったか、というとですね、ガリエラ博物館=モード関係のミュゼです。
だって。
今日は「美術・博物館の夕べ」だったんですもの

何でも、フランスは今年2年目とのことで、ヨーロッパ42カ国、1900ほどの機関が参加しているイベントだそうです。
このイベントに賛同・活動している美術館・博物館は、この日例外的に、遅いところで夜中の1:00まで開館。しかも嬉しい、全て入館料無料!
プラス、このイベントに合わせて各自特別な催しなども行う…、と聞いちゃった日には、即刻、「どこか行きた~い!」となっていたわけです。


いえ、ね、昨日までは、勉強第一。何も今日行かなくてもお金払えば見にいけるわけだし、と思いこもうとしていたのですが。
やっぱり夜に入れるってなんだか、特別~


というわけで、いつもの美術館に一緒にいくお友達と8:00に、そのガリエラ博物館で待ち合わせ。
彼女は既に試験も終わっていて、ヴァカンス中なので、「今晩は4つくらい回ろうかな、と思ってる」。
…私は、悲しいかな、とんでもなく切羽詰っているので、1つ、或いは2つさっと見て帰ることにしました。

しかし。
読みが甘かった。。。
ガリエラ博物館、結局並んでから入るまでに2時間近くも要してしまいました。
多分ね、第一日曜日に無料にならない博物館だし、事前にフリーペーパーなどでも大きく取り上げられていたからでしょう。
…途中でさっさと諦めてもよかったのですが、引き上げるにも列から出られないほどの混雑の場所にいたので、お友達とお喋りしながら待ち続けることに。

そして。
お目当ては野外のファッションショーでもあったわけですが、これが寒くて寒くて。(今日の午前中は替わりやすいお天気、激しい風雨と晴れ間が交互にやってきていました)。
しかも。
そのファッションショー、所謂どこかモード系学校の生徒さんたちがモデル=超素人さん、なものだから、まるで学芸会。
お友達がいるわけでもなし、何のためにこんなに待ったの?という感じでした。



というわけで、折角の博物館の展示もゆっくり見ず、それでも博物館を後にしたのは11:00。
お腹は空いて、寒くて凍えて
ホウホウの体で帰宅し、何とか夕飯を作り、食べ終わったところなのです。


4つは回る、と言っていた友達。私と会う前に1つ、見てきたそうですが。
この寒さとひもじさで、彼女もここで断念。家路を目指したのでした。


感想といえば、疲れて、凍えて、そして、あの学芸会…という感じはありましたが。
それでも、行ってよかった
とっても気分転換になったし、やっぱりこれはこれでまた体験ですから、ね。

喜んだり、ムカついたり…

2006-05-20 05:58:09 | 日常生活の中で
タラッタラッタラッタ、うさぎのダンス
うふっ!
今日ったら、思いがけずドイツワイン!それも2本もいただいちゃいましたよん

お友達の旦那様がドイツ(ケルン)に出張に行かれた際、彼女も一緒について行って、私のことを思い出して買ってきてくださったそうな。

多分ね、ちょっとしたことをお手伝いしたことへのお礼の気持ちをこめて、ということなのでしょうけど、過分もいいとこ、甘やかせ過ぎ~っ!!!!!
…って。折角なので、目を輝かせて遠慮なくいただいてきちゃいましたが。

ふふ~、いつ開けよっかな。
…学生という身分な上、しかもここではお友達も限りなく少ない私、もらいものなんてまずしませんから、それもなんだか嬉しかったり。
…1本は、多分シュワシュワ系だと思うので、ハレの日よね~、やっぱり。
=試験の終わった日が最適でしょ。(って、その日、気分はスーパー重い可能性、大有りなんですけどね。)
で、もう1本は…明日にでも?
なんちゃって。
ま、時間のある手の混んだ料理を作ったときに大事にいただこうと思っております。



と。ルンルン♪帰宅したら。
郵便受けを開けてみて、暫し唖然
ビリビリに開封された、間違いなく私宛の手紙が一通。
なんで?

…まぁね、少し落ち着いて状況を考えて、中身はダイレクトメールに近いものだったので、ちょっとホッとしましたけど。
それにしても、どうしてこんなことが起こるのよ?

暫くして、謎が解けた気がしました。
この手紙(というかお知らせ)は、窓のついた封筒に入ってきたのですが。
住所と名前が印刷されてある中身の印刷物が封筒の中で少しずれてしまい、封筒の窓から私の名前が見えない状態になっていたようなのです。

因みに、こちらではアパート番号などは書かないのが普通。(っていうか私のアパートには番号なんてありませんから。)
つまり、アパートのような集合住宅でも、基本的に番地までだけで郵便は着くものなのです。

従って、この郵便物、住所でこのアパートがわかったものの、誰宛か?というのが一目で判らず、恐らく配達員さんが、一体誰宛なんだろう?と、勝手に開封したのでは?と推測できました。

でもね、ちょっと封筒を振って覗けば、1行くらい見えるのに。
何も手紙をこんなふうに開けることはないでしょう
なぁんて思うのは私が日本人だからなのでしょうね…ふ~っ。
とにかく、最小限、個人的なデータの書かれた郵便物じゃなかったことに安心です。

というわけで、今日の1枚は、そのとっても嬉しかった2本のワインと、破かれた手紙を。
…狭い部屋なので、このくらいのものを撮るのでさえ適当な場所がありませんでした、悪しからず。。。

連日悪魔にノックアウト

2006-05-19 04:01:59 | フランス(余暇・習慣)
えへ。やっぱり行ってきちゃいました。
モネの晩年の大作「睡蓮」連作で有名なオランジュリィ美術館。
なんたって待ちに待った6年ぶりだかの再開館、昨日からが一般公開で、しかも5日間無料なんですもん

多くの日本人のように、私はモネの絵が大~好き
しかも、所謂超有名画家の中では一番と言ってもいいくらい、大~好きな画家の一人なのです。

だから、ブローニュの森近くのマルモッタン美術館は大変なお気に入り。
ただし、こちらは私立で無料にならないし、家からちょっと遠いのでそれほど度々訪れるわけでもありません。…時々行っては、ぼ~っと、時間を忘れて遠くから絵を見るのが、小さな幸せだったり…。



ということなので、勉強のことがすご~く気になるものの、やっぱりモネ大ファンとして、この5日間に是非行ってみたいのよね~!と思っていたら。
毎月第一日曜日の無料デーに一緒に鑑賞する日本人の仲のよいお友達からのお誘い。
渡りに船、とでもいうのでしょうか。
勉強への憂いも捨てて「行くっ、行くぅ~!」の約束をしちゃいました。
だって。
今日の授業ったら休講になったんですもん!(って、このときこそ死ぬ思いで勉強してみろ~っ!)



午前中(12:30まで)は、グループビジットなので、個人の鑑賞はそれ以降。
とにかく、12:30には列に並んでいるね、と約束をしました。

12:05頃には着いたものの…。
チュィルリィ公園に入ると、この列ひょっとしてオランジュリィに入るため?と目を疑ったような有り様です。
そ。この美術館は公園の端っこ(コンコルド広場に面している)に位置しているのです。
ぐわ~ん。。。

しかし。
気を取り直してよく見ると、意外と入れるんじゃないかという程度。
確かに列は長い、既に200m以上はできていたかもしれませんが。入りだせばイケルのでは
そんな感じ。

公園内を彷徨っていたらしい友達にも携帯で連絡がとれ、合流・そのまま並ぶことを続行。
彼女の学校や最近の話を聞いたり、ダ・ヴィンチコードの話などで盛り上がったりで、それほど退屈もせず、列についてから1時間30分=開館(一般客への)から1時間ばかりで、入館することができました。



中に入ると、いつものことですが、心配するほど混んでない
…10年以上前に旅行で来たときに見た覚えをウッスラと思い出しながら、改装された館内でのモネの睡蓮をまずはユックリ鑑賞しました。



新聞にも書いてあったのですが、モネの一連の絵以外は、意外と狭い場所に、ちょっとないがしろに(?)された感じで展示してある、との通り、展示部屋によっては窮屈感も否めませんでしたが。
比較的小品ながらも、有名な画家(ルノワール・セザンヌ・ピカソ・マチス・マリーローランサン・モディリアニなどなど)の素敵な作品が結構あって、なかなか充実した楽しい時間を過ごすことができました。



そして一通り見終わった後、モネの睡蓮の部屋を再訪。
部屋中央のベンチに腰掛け、暫しゆ~ったりと、モネの睡蓮世界を堪能してきました。



とにかく何がよかったか、って?
何しろ、たまたま今日はお天気が変わりやすい日。(=大きな雲が出て雨が降りそうかと思うと、ぴか~っと晴れたり。)
絵に対する光線に存分な配慮をされただけあって、正にその陽の具合によって、モネの「睡蓮」は刻々と変化するのです
自然以上に光に反応する、とでもいうのでしょうか。

本当に素敵な世界でした、何もかも忘れ、その静的な心躍る感覚をシッカリ楽しんで…。


ハイ。それから彼女とはお茶もせず、一路我が家に向かったのでありました。
そして、そそくさと勉強に専念、しているはずですが。
…悲しいかな。
いい思いをしたからと言って、勉強の進捗には影響なしのウサなのですぅ。。。





追伸:昨日の映画「ダ・ヴィンチ コード」に対して、思いがけずTBを複数いただいたり。私の「とても面白かった」という感想に「ちゃんと考えて、見てるの?」「映画の面白さ、わかっているの?」という忠告なのかな、と受け止めております。確かに、昨日映画を見に行った他の日本人の方のサイトをたまたま読んだりして、辛口の意見も結構あるような。
言い訳を言えば、小説に対して思い入れが深かった私には、原作を裏切らないものだったことに満足しすぎているのかもしれません。また、今の自分の住んでいる世界がとてもフツーに映像化されていることもプラスしてスンナリ受け入れられたのかも。とは思います。
でも。
面白かったという私の感想は変わるものではありません。フィクション映画として、素直に私は十分楽しかった。

…確かに。本を読まずに行ったら、私が想像する以上に、判りにくさがかなりあったのかもしれませんね。
ま。興味のある方は是非どうぞ、ご自分でその真偽を確かめてくださいね~。

私は、試験が済んだら、今度はフランス語版で見に行きたいなと思っています。何しろ錆びつききった英語を聞きながら、判らないところは字幕のフランス語を目で追う、というのは意外と辛い作業。
途中少しばかり入ったフランス語の会話部分になってホッとする自分に吃驚りしたくらいです。(ってその部分だって、わかってない部分も多いのでしょうけどね。)

蛇足ながら、昨日の会場では、確かにシリアスな部分で失笑する人もいたのは事実。でも、終わってから結構大きな拍手が起きたのもまた事実です。見る人の価値観やスタンスで意見も違うのでしょう。

悪魔のささやきに負けて(たぶん第一弾)

2006-05-18 06:33:39 | フランス(余暇・習慣)
悪魔は一体誰にささやくのでしょう?
この言葉のいわれを知らない私のイメージでは、悪魔の反対=天使。ということで、天使が誘惑に負ける対象なのかしらん?などとくだらないことを考えております。

ってことで。私は志の弱い未熟モノ天使だったのかしら?
でも、天使になれるなら、そう悪くないじゃん
なんて、なんとも情けない言い訳を思いつきながら、とにかく、いとも簡単にコロッと誘惑の餌食に。


今朝、フリーペーパーを取りに行ったついでに、毎週水曜日発売の「パリ・スコープ」をキオスクで購入。勉強を始める前に、チラチラっとめくってしまいました。

そうそう、今日はカンヌ映画祭初日なのよね~。そのオープニングを飾る「ダ・ヴィンチ・コード」、フランスでの映画館封切りも併せて今日からなのよね…とついつい映画館情報を見てしまったのが運のつき。

8:55上映開始の映画館があるではありませんか。
しかもそこは12:00前に始まる映画の場合であれば、5.1ユーロとお財布にやさしい。
更には。これを見に行けば、12:00前には終わるじゃない!=午後に響かないことだし、よぉ~し、混む前に見に行っちゃおう



そ。何しろ、ダ・ヴィンチ・コード、私にとっては思いいれは深いのです。
自らの意思で、フランス語で初めて読破したといってもいい現代小説。
自分の読むスピードの遅さに相当イライラつきながら、1度も諦めることなく、読み終わったときの嬉しさと言ったら…。

それなりの宗教の世界の方や、それぞれの立場として認めない方たちもいるのもわかりますが、私のようなお気楽・神存在肯定説派としては、単なるフィクションとして、とても面白かった。
世界的にベストセラーになるだけあって、長編にも関わらず読みやすく、ストーリーがしっかりできているなぁと。
だから、いつか映画化されたら絶対見に行こうと心に決めていたのです。


本当はね、こんな時期=試験勉強に切羽詰った筈の中、映画なんて今行かなくても逃げるわけじゃなし、何も封切なんてものを見なくてもいいのだけど。
と自分に言い聞かせていたのは昨晩のこと。。。なのにぃ



でも。行こうと思ったら、行動は早いです。15分後には地下鉄に乗っていました。
しかし、映画館どこにあるの?綺麗で大きい映画館なのは確かですが、何処にあるか見つけたことなかったのです。(地下にあるのです…)
パリ・スコープの情報で、地図と睨めっこするものの、通り名が見つからない。
ひぇ~っ
折角来たのに、始まっていたらイヤイヤ過ぎる!
焦りまくって、小走りに…。

漸く、ここが入り口という場所をみつけ、エスカレーターを駆け下り、窓口を見ると6つばかり開いている窓口にかなりの人が並んでいます。
ぐわ~ん
既に、8:50なのに。入れるんだろうか。



しかし、ま、この映画館には他の映画会場もたくさんあって他の映画を見たい人もいるわけだし、ど~せ「フランス時間」だろうから何とかなるだろう、と思って、列につきました。



入館したのは既に9:00近く。
でも。
大きな会場で、その時点でも3分の1くらいしか人が入っていませんでした
スクリーンには広告映像。よかった!
余裕で席をみつけ、フカフカの席に身を落ち着けました。
あぁ、この映画館やっぱりとてもいいじゃない!


実際に映画の始まったのは、9:20頃だったと思います。
広告や予告編も結構長かったのですね。

感想は…。
ハイ、私はとっても面白かった!
見に行ってヨカッタ。大満足です



特別招待作として上映されたカンヌ映画祭会場では、記者などにヒドイ評判だったという一報が、日本のサイトに載っていましたが。
感想なんて人それぞれですものね。

翻って全くの素人の感想でしかありませんけど、映画として大変すばらしく出来ていて、あれだけ長い原作を意外に忠実に表現しているように思いました。
本を読んで楽しみに行く人も決して裏切られた思いはしないでしょう。
ま、勿論、原作と映画はベツモノで、なかったエピソードが加わっていたり、小説とは違ってちょっと時間的なズレがあるのは感じますが、とにかく映画として十分に楽しめると思います。

…果たして本を読まずにいった人が全部理解できるか?ということには、少しばかり首を傾げてしまうのも否めませんが、映画という作品としてとてもよく出来ている、と。
それと、付け足すとすればパリの街や建物(ルーブルやリッツホテルも含めて)が、自然に映し出されていて、とても好感が持てました。(…警部たちの追っ手をまくために、主役二人が車でパリの街中をバックで逃げる場面には結構ハラハラしちゃいましたけど。)



というくらいの最小限の感想にとどめ、この映画は小説に肯定的な興味のある方は是非映画館に足を運んでください!
必ずや楽しめると思いますよ。(ジョン・レノがハマリ役で格好よかったぁ…)


…私には、2時間30分という上映時間を感じさせない映画でもありました。
でもって、勉強はいずこに???

またしてもヤレヤレごと

2006-05-17 07:15:13 | フランス(システム・制度)
こーゆーイヤな思いは慣れっこになっているのですが、それでもやっぱり、その度に「はぁ~っヤレヤレ…」と思います。
日本のサービス会社の爪の垢でも煎じて飲ませてやりたい!って、会社には爪なんかないか…。



1週間ほど前、携帯にメッセージが入っていました。
郵便局の国際小包担当からです。
「あなたに日本から国際小包が届いているので、こちらのオフィスに電話をください。電話番号は○○○○、小包の参照番号は△△△です。」という内容。
これ以上の情報は一切ありません。

何故、電話しなくちゃいけない状況なのかもわからないし、勿論誰から、というのもわからない。
そして、このオフィスというのは、パリ郊外にある小包仕分け倉庫のようなところ(1度、それこそ電話が繋がらなく、どうしても早く手に入れなくてはいけない状況だったので(←一定期間、家を留守にする)、そこまで取りに行ったことがあるのですが。車のない私には、もうコリゴリというような場所)。


そして。案の定、またしても、です。
指示された一般電話回線が全く繋がらない。
1日に何度も(ほんとぉっに!何度もです)、しかも、時間帯をずらし、間をおいてかけるのですが。
話中の呼び出し音か、或いは変なアナウンスが流れて只管待たせるタイプの自動応答(これって電話料金が課金され続けます)。
1週間で50回近くはかけたと思います。(勿論、休みの日はかけません。どうせ休みですから。
自動応答の場合に、我慢強く数分待つことも何度もありました。
でも。やっぱり繋がらない。

もう、い~加減嫌気がさして、今日インターネット(一応電話自動応答の中でその案内もしている)で郵便局国際小包のサイトに行きました。

しかし。
そのオフィスにかける電話番号すら、そこには載っていない。ですから勿論、ファックス番号もなし。あるのは住所のみですね。
そのうえ、お客様相談窓口にメールで連絡しようと思っても、そういう手段は全く設けられていない。
(どこを探してもないのです。本当に不親切極まりない!



…って、よくあることなんですよね、ホント。
こういう所謂、皆が広く使うサービス業であるはずの宅配業やら電話会社に、一切お客様相談窓口がないのはフツー。プラス、インターネットでは、どこを探しても、ひどいときには住所さえ見つけ出すのに苦労するようなサイト組織になっていたり。
で、結局は文書にする(書留手紙で会社宛に要求を送付)ことを強いられるのが常。

こういうとこ、ホント形式主義というか文書主義重視もいいとこなんですよねぇ…。

更に言わせてもらえば、同じ問い合わせも多いだろうに、書式も絶対といっていいほど用意していないので、本当に手間がかかります。
そのくせ、平気で人の提出した公式文書をなくして手続きが滞り、再度提出を求めたり、滞ったせいで遅滞料金を逆に請求されたり。って日常茶飯事。


って。ちょっと鼻息荒くなり過ぎましたね。
…とにかく、話を元に戻すとして。

一応今回の場合、幸いにもサイトに会社のお客様サーヴィス係りのフリーダイヤルが掲載されていたので、電話してみたけど、やっぱり電話は繋がりませんでした。
従って、その部署宛のファックスを送信=つまり、ちゃんとした公式文書の書体で文書を作成する羽目になりましたとさ。

これで一件落着となるといいのですが。どうなることやら…。結果待ちなのであります。