うさたろうの 気儘なフランス散歩

2年の予定が丸7年。赤貧学生としてのフランス生活にも終止符。約4年8ヶ月続けてきた日記、改め、気儘なフランス散歩…

2009年締めくくりの日

2009-12-31 09:16:58 | フランス(人)
うわ~!
もう大晦日です。
昨日も一昨日も更新しよう、と思っていたのに。
日本のほうが、自分のペースが崩されるようです。

そして。
今日は、お昼前には家をでて、それ以降更新できないので。
流石にこのまま年を越すのは憚られ、大慌てにパソコンに向かっているところであります。

でも。
どこにいくわけでもなく今晩母と1泊外泊するだけで、訳あってお正月は実家で一人ぼっちのお留守番
ま、こんなお正月もありかなぁ~と思っています。

今年もいろんなことがありました。
特に。
フランスから引き揚げた、ある意味節目の年です。
来年は、フランスで見た夢の続きを現実に、を目指して、地道に頑張りたいと思っていますが。
はてさて、どうなりますやら。
ま、健康だけには気をつけて、マイペースにまい進していきたいです。


そうそう。
今晩は、満月なんですよね!
大晦日に満月って、なんだか不思議~。
お天気は寒いみたいだけど、きれいなお月様をみて、初詣もいいのかもしれません。





何だか最後までやっつけ更新ですが、ポリポリ。
このブログに訪問してくださった方々、無言あるいはコメントでの励まし、本当にどうもありがとうございました。
…フランスでは一生分の孤独を味わった気がしますが、その中でブログが励みになっていたのだと思います。
今は東京生活になってしまいましたが、ボチボチやっていきます。
どうぞ来年もよろしくお願いいたします、ペコリ。

それでは、皆様、良いお年を~

うぇ~ん (涙)…

2009-12-28 22:11:35 | 東京・日々の生活
大ショックであります、…。

何がって。






先日、クロネコちゃんの不在配達票が入ってました。
多分それは友達が送ってくれた日本酒の贈り物


だから昨日・日曜日のお昼過ぎに、再配達をお願いしていました。

すると。
12:00ごろお昼ごはんの用意をし始めたところで、電話が鳴って。
「クロネコヤマトです。お荷物が届いていますが、今、よろしいですか?」
「あぁ、何度も申し訳ありません。はい、今確かに家におりますので、よろしくお願いします。」




そっか。不在票が2度も入っていたから、わざわざ電話くれたんだろうなぁ。
と。
暢気に構えていました。

でも。
その割りに遅い…。
お昼の用意、やめておこうかしら。



なぁんて思っていたところに、ピンポ~ン。

「はぁい!」と言って玄関を出ると…。
思わず、「え?嘘でしょ?」



なんと、友達からの贈り物以外に、引越し荷物のダンボールが目の前に。








先日、パリから2回に分けて送った第一弾が1ヶ月ちょっとで届いた話は書きましたが。
その際は、不在配達票が入っていて、届くのわかっていたから、それなりに心の準備もできてた。


でも。
今度は何の前触れもなかったんだもの。



何しろ、1弾目が届いてから確かにずいぶん経っているけど、年末年始はもう届くわけない!
予定通り、今度は2ヶ月か3ヶ月後なんだろう、と勝手に思ってた…。

それが、それが、こんな年末にいきなり届くなんて、酷すぎです





実はね、自転車の鍵を未だ買ってなくて。

折り畳み自転車を買ったのをいいことに(と言っても。私の小さい部屋には大き過ぎてずっとは置けないことが判明)とりあえずは家の中に置いていたもんだから。
それが邪魔をして、荷物を運び込んでもらえるスペースが全くない…


「部屋の中入らないから、とりあえずここで。」と。
仕方なく、もって来てくれたクロネコのお兄さんには、玄関の外、アパートの廊下にまで運んでもらい。

受領印を押し、書類をお兄さんに返すと。
「ほんとに、大丈夫ですか?」と心配される始末。

「大丈夫じゃないかもしれないけど。部屋に今入る余裕がないんです…自分で何とかします。」






というわけで。
お昼ご飯は急遽延期。

とりあえず、自転車を部屋の奥まで追いやって。
まずは、全ダンボールを部屋に入れることに取り掛かります。

しかし。
玄関の間口自体が狭くて、重いダンボールを持って入ることができない


四苦八苦した結果、どうにでもなれ!状態で、最後はダンボールを転がして、何とか部屋に押し込み、ドアを閉めました。



が。
今度は、自分が身動きできない…。
トイレにもいかれない。



というわけで、それからまた一苦労。
3箱ばかり、開けて、物を移動させていると…。


ああっ!
約束の時間が迫っているぅ!!!




しかし。
飲んで家に帰ってきてから、荷物をどけられる?そして、お布団が無事ひける???



ここでまた、大慌てに荷物を積み重ね、とりあえずお布団が引けるスペースだけは作り。

…予定通り、昨日は終わってしまったのでした。
とりあえず、荷物の上に寝ることだけは避けられた



だから。
今日は勿論、朝から整理にとりかかる…。

しかし。
以前でさえ、荷物整理がちゃんとできてなかったのに。
この狭いスペースのどこにしまう場所があるの?

というわけで。
動く度にどこかにぶつかり。
年末の大掃除どころでもなく。
一体、この荷物をどこにしまうか、途方にくれている始末であります。。。。。

ゴミの収集も年内は、明日で終わりだっていうのにぃ
あぁ、なんて暗い年末なんでしょ…。

掃除は、ヤッパリそっちのけ…

2009-12-26 17:09:53 | 東京・日々の生活
先日、予告通り、表参道のイルミネーションを見に行ったんだけど。

なぁんだ…という気持ちのほうが強くて。
歩道橋も通行禁止だし、人がワンサカいて、だいぶ時間の余裕を見てでかけたはずなのに、待ち合わせの時刻に間に合いそうになくなり、人混みをかき分けて小走り状態。
写真も、全然でした、クッスン。


本当はね、イルミネーション好きな私としては、これまたテレビの中継でチラリと見た足利フラワーパークとやらに夜行ってみたかったんだけど。
車のない人間にとっては、かなり不便なの
しかも。往復で4000円くらいかかる、というのに気づき。さっさと諦めちゃいました。
…ほんとね~、交通費が高過ぎる。。。

京都にも行きたいんだけど。
やっぱりネックは交通費(&宿泊費)。
国内旅行は高い!です。
…体力があったら、往復高速バスで現地に泊まらない、っていう選択もあるんでしょうけど、ね。
近年の運動不足のブヨブヨ状態では、イマイチ思い切れませぬ





ま。
そういうわけで表参道のイルミネーションは、私的にはう~む。。。でしたが。
その後の代官山ディナー、もとい、飲み放題の宴会(笑)、はとても楽しかったし。
少しお洒落な気分を味わいました。

しかし。
表参道でも思ったんですが。
あの辺に駐車してある自転車。やっぱり下町に比べてお洒落ですね~

ここはどこ?というくらい、本格的なサイクリング車とかが多くて。
東京でもこんなに違うもんだなぁ、と思いました。

…銀座を走る自転車は、殆どママチャリ系なんだけど、な。
ま、数年は買ったばかりの中途半端自転車で楽しむことにします。
ないより100万倍マシ!行動範囲がぐっと広がります。
はい、ルールを守って、楽しみま~す!






さてさて。
で、赤貧といいつつ、パートナーもいないのに、やっぱりこの時期は外出事が増えます。
…今晩も、明日も飲み会。

だから。
つい幹事さんには、『美味しくて、安くて、量が多いとこ』と真剣に頼むのだけど。
今時、誰もとりあってくれないんですよね~、(涙。


場所はどこでもいい、って言うんだけど。
この年になって「量が多い」なんて、頼むのはいけないことのようです(苦笑。


でもねぇ、ホント腹が立つんだもの。
一皿800円くらいで、え?何これ、つきだし?みたいなお料理。
いくら食べてもお腹にたまんない…。

かといって、飲み物ガブガブ飲んだら、これまたかなりお値段いっちゃうでしょ…。




日本のファーストフードはあんなに安いのにねぇ、ふぅ。

と言っても。
それで飲み会はできないものね。

それなら。

約束時間の前に、一杯飲んで、何やら小腹にいれて、でかけるべきなのかしらん、と思ってしまいます。




今晩はイタリアンらしいけど。
ちょっと不安。。。

(注:ついでに。もっと派手だった先日の、新宿・イルミネーションの写真です↓)


ちょっと暖かくなった天皇誕生日

2009-12-23 17:00:21 | 東京・日々の生活
わ~い♪ やっと自転車を買いました。

ちょっと中途半端なモノを買ってしまい、少し後悔ですが。
いいのです!さっき、銀座まで試し乗りして来ました。
結構いいかも…。

ただ。
サドルがイマイチだなぁ。
というのと。
早く、鍵とライトを買わないと駄目ですね


しかし。
東京の街中の方が、パリより走るのに疲れる気がするのは何故?
単に慣れの問題だったらいいのですが。
…ウィークデーには暫く乗らないでおこう、と思っています。
何だか人が怖いんだもの。。。。。



そして。
年賀状、未だ書いてないのに
今晩は、本物の(?)大学時代のクラブの友達が、帰国飲み会をやってくれる、というので。
代官山、なぁんていうお洒落な街まで百万年ぶりで行って来ます
変わっているんだろうな。

で。
折角なので(例によって1人だけど、ポリポリ)復活した表参道のイルミネーションを行く前に見ていこう♪と思っているので。
はい、ちょっと早いけど出かけることにしま~す。
…何やら撮れたら、今晩は無理(←だって、飲み放題なんだもん)だけど。
明日にでもアップしたいものです。



では行って参りま~す!

北半球全般が大雪?!

2009-12-21 21:29:34 | 東京・日々の生活
そう。
実はね、先週から今日まで1週間ばかりパリに行くつもり、だったのですよ…。



担当教授が主催する国際研究会。
半年以上前から予告されていて。
何とか参加したい!と思っていたし。
参加申し込みも夏前に出してた…。

だから。
最終的に日本に引揚げ帰国をすることになっても
「この研究会には参加するつもりです」と言ってみた。




そしたら。
教授は…
「うささんが、金持ちならいいよ。ぜひ来てほしい。
でもね、正直言って、研究会は授業のようなもの。
それより自身の研究を進めて、疑問点が出てきたときに訪ねて来るほうが僕にとっては嬉しい。」





その研究会、研究生にとっては半強制的な参加要請だったこともあり。
そんな答えが返ってくるとは思わなかった当時の私。

「いえ。金持ちじゃ、勿論ないです。…それなら、欠席させていただいてもいいですか?」







正直、今更ながら良かったと思っています。
だって。

このヨーロッパにおける寒空・大雪で、シャルル・ド・ゴール発の飛行機も相当欠航しているらしい。
…こんなときにパリにいなくて良かった、と。思う次第です。

雪のフランスは、すごく好きだけど。

用事がある時に、不便なパリはやっぱり嫌ですもの、ね。
…列車のストもまだ続いているようだし。




東京に戻って本格的な勉強再開、までには全く到ってないけど。
とりあえず、夢は捨ててないから。
少しでも進めて、先生に相談に行きたいものと思っています。







あんなにもきれいなフランスの雪を見られないのは悲しいけど。

やっぱり寒くても晴れている東京は、かなり過ごしやすいです。
お魚三昧&熱燗乾杯、できるし、ね♪うふふ。

寒気団は同タイミング!フランスも大雪らしいです

2009-12-18 22:39:26 | 東京・日々の生活
いや~、今朝の地震ビックリしましたね~!
起きて逃げるべきか、と一瞬思ったけど。
あはは。却って布団に潜りなおしちゃいました。。。。。

って。
23区はたった震度3、だったらしい、ですけど

いばることじゃないけど、全く何も備えを考えていないので。
朝の用意をしつつ、ちょっぴり反省しました。


ただ、こうして小出しにエネルギーが発散されれば、大きな地震が来ないんじゃないか、なんてね、楽天的にも考えられちゃうわけです。




しかしすぐに思い出すのは、阪神大震災。
ちょうど同じ位の時間だった?

って、それこそ東京に住んでいたので、感じた訳じゃないけど。
その頃早起きだった私は、NHKのニュースをつけて朝の身支度をしてたっけ。
…宮田アナウンサーの冷静沈着な報道は一生忘れられそうにありません。


やっぱり天災というのは、本当に恐ろしい。
…遭ってしまうのは運命、そして助かるのはラッキーと体力か?
とりあえず体力をつけておきましょ、っと。




さてさて。
ちょっと今日も銀座に出る用事があったので、その前にこの間のリベンジ!
と思い立ち、11:30ごろでしょうか、丸の内国際フォーラムのクリスマス市に足を運んでみました。

寒さが身に沁みるも、晴れているから戸外活動?にはありがたい。




こうして陽の光の下に改めて見ると、やっぱりかなりちゃっちいクリスマス市です(笑。


でも。とにかく今日は、今年初めてのホット・ワインだけは飲んで帰ろう!
と思っていたのです。

でも。
一体、ホットワインの小屋なんてあったっけ?


そう。
初日に来たときにも、一応チョコっとは気をつけていたつもりなんだけど。
気がつかなかった。


というわけで。
今回は丹念にお店を覗き込むことに。


って。
なぁんだ、タルト・フランベのお店と一緒なんじゃない。
…帝国ホテルがお手伝い?しているらしい。



で。
早速並んでみたところ。

ハッ!と気がつく。



そうなのです、なんとホット・ワインの入れ物が紙コップなのですよ…。


クリスマス市でホットワインを飲む場合、おそらく殆どがガラス或いは陶器のクリスマス仕様のカップ。
そして。
大抵の場合は、飲むだけでカップは返却(洗って使いまわす)パターンと、欲しい人は飲んだカップを持って帰ることが出来る(値段は若干高い。といっても3ユーロくらい?じゃなかったかかな。)パターンがある。


だから。
飲むときは思い出に、と買うパターンを選んでいた私だけど。
引越し時に結局邪魔になって、捨ててきた…。



で。
そもそもホットワインと言う飲み物は、それほど好きじゃないのです。
甘いし、ね。
ただ寒いときには本当にあったまるし、冬の風物詩として1度は飲みたい!という代物。




だから。
こうして紙コップのホットワインなんて、全く何の魅力も感じない、というのが正直なところで。

紙コップだ、ということがわかった途端、クルリと踵を返して列を離れました。



…タルト・フランベにももちろん、そそられてはいたんだけど。
1200円で、この寒空、飲み物もなく一人で食べるなんて気にはならず。




ほぉんと残念。
カップを割れ物にすると、大変なのはよくわかるけど。
もう100~200円アップしても、ちゃんとしたグラスで飲ませて欲しいものです。
…というのは、私だけの我儘?




そうそう、タルト・フランベは、やっぱり案の定すごい人気らしく。
アルザスから持ってきていた生地がなくなって来ているから、1日200食限定なんですって。(追加空輸もしているらしい。)
そんなことが書いてあるから、余計なのかもしれません。


いいんだもん!
日本には他に美味しいもんいっぱいあるもん!
現地に行って、食べる日を夢見ることにします

チャリ考

2009-12-16 23:00:23 | 東京・日々の生活
未だに自転車を買っていません。
…帰国する前から、どんな自転車を買おう?と通販サイトを見てばかりいたくせに、(笑。


いざ買おうとなると、これは!というのがないのですよ。

まぁ、例によってスーパー貧乏なので、高級自転車は勿論買えませんが。
かと言って、自転車小僧?としては、ママチャリにはイマサン、乗り気にならず。



従って。
近頃は道を歩けば、自転車の観察ばかりしているわけですが。


やっぱり街中は、ママチャリが大半なんですねぇ。

それでも。
最近の流行りがよく判ります。

所謂、小径車っていうタイヤが小さい自転車。
殆どは、折り畳み仕様になっているようですね。

以前は全然見なかったけど、結構一般的な風景として街に溶け込んでいます。



しかし心配なのは、乗り心地はどんなもんか、ってこと。

実用的に持ち運びが楽々で、乗ってもこいでいてもそこそこ快適なら、いいかも。と思うんだけど。
これまた、MTB好きなうさたろうとしては、イマイチふっ切れない。



まだもう暫く悩む日々が続きそうです。



で。
もう1つ改めて思ったんだけど。

日本の自転車の鍵って、ちゃっちいなぁ、ってこと。

それともあれはチャッチイわけではないのかしらん?

とにかく大抵が、後部車輪とサドルの間に予め設置されているグルリンコ鍵(???)。

不動の建造物(?)に自転車を括りつけるわけでなく、そこらへんにヒョイと置いといて、盗まれないのか?と心配になります。

って。
でも、これは鍵の問題、というより以前に、日本の殆どの自転車にはガッチリしたスタンドがついているから、なんだろうか?


そして。それを前提にしたお国それぞれの自転車置き場、だったりするんですよ、ね。


う~ん、面白い。




あ、それとね。
電動自転車の普及には目を見張るものが。

…実は、渡仏以前、市場に出始めすぐに買ったんだけど。そして、それなりに活用もしていたけど。
もう2度と買わない、と思っていたりする。

多分、大分安価になったんだと思うけど。
なぁんか中途半端で、邪魔だし、今は全然乗りたいと思わないなぁ…。



いずれにしても、年内には買って行動範囲をグッと広げたいもの、と考えています。
でも。最近の寒さじゃ、ね



あ。
そうそう、最後に自転車繋がりでもう1つ。
「名チャリ」っていう試みが、名古屋で実施されているそうですね!?

是非とも試験的・局地的な試みじゃなくて、フランス、いやヨーロッパ各都市のように、日本全国の都市まで行政レベルで広げて欲しいものです。
ただ、その前に、日本の場合は、自転車のルールとマナーの再確認と徹底が必要な気もしますけど、ね。

週末雑記

2009-12-14 21:30:22 | 東京・日々の生活
この土曜日は、渡仏前に勤めていた会社で仲良しだった先輩関係のホームパーティに招んでもらっていました。

なんでも、その日のメインは河豚とのことで。
実質主催者(会場宅)の男性とその仲良しの男性が、当日築地に行って仕入れてくるそうな。

わ~い♪
でも、未だ死にたくないですよ~!(笑。

しかし。
それでは、私は何を持っていけばいいのかしらん?


聞いてみると。
近くに美味しいフランスパンが売っているから、買っておく。と。
ついては、簡単なフランス風おつまみを作ってほしい。とのこと。




初めは2つ返事で引き受けていたのですが。
よく考えてみると、そんなの無理~…。

だって。
河豚を食す前に邪魔しないおつまみ、なんて考えつかない。


そもそも、フランスで基本的に人をもてなすときは、自分が作るのは和食っぽいもの。
それでも、フランス人家庭にお招ばれしたときにご馳走になったりしたアペリティフのお供は若干頭に入っているものの。
味が濃い、というか、少なくとも白身魚の美味しさを壊さないおつまみなんて思いつかないのです。



というわけで。
自分勝手に、
もし、河豚の後に未だお腹に余裕があって、おしゃべりのお供として食べる簡単なおつまみでも…というスタンスで。

その埋め合わせとしては、乾杯用のシャンパンでも持って行こう!



従って出かける1時間前ほどから、シャンパンは冷凍庫に入れ(本当はいけないんでしょうけど、ね)保冷袋に他の材料(?というほどない)共にいれて、家を後にしました。




パーティー開始は12:00だったので、先輩との待ち合わせは田園都市線の最寄り駅に11:50。
…早く着き過ぎて、本を読んで待っていると、先輩が現れました。


久しぶりの再会に話しが弾みながら、お宅に向かうわけですが。
途中コンビニをみつけた先輩
「ねぇ、うさちゃん。ちょっと買いたいものがあるんだけど寄ってもいい?」

もちろん、どうぞどうぞ。
でも、一体何ですか?

中に入って、キョロキョロ見回す先輩。
「あのね、実は昨日飲みすぎて、具合があまりよくないのよ…」

そ、『ウコンの力』が欲しかったそうです。

へぇ~っ!
あの慎ましやかでそれほど飲まない先輩が、『ウコンの力』まで借りる時代になっているとは。
というのに、まずビックリ。

…日本人て、そうまでして飲む、んですね。。。。。

そして。
そういうドリンクが、薬局じゃなくてコンビニにも売っている事実にも、"浦島太郎のおじいさん"としては驚いたのでした(笑。



若干迷いながらも(日本の住所表示は規則性がなく難しいですよね!)、無事到着~!

ご挨拶や、おつまみの言い訳もそこそこに乾杯しよう、ということになりました。


すると、すごいの。
スターターは、それだけでメインになるくらい豊富なお刺身類。

本マグロにシャコ、イクラに雲丹、コハダはお家で〆てくださったそうで…。
更には、私の大好きな生山葵&海苔も取り放題。



そんなご馳走があるものだから。
最初に開けたシャンパンはあっという間(=食べる前…笑)、日本のワイン白・赤もそれぞれなくなり、続いて珍しい芋焼酎も空けてしまい。

途中、「うさに美味しい日本酒を」というありがたい心意気で、酒屋さんに美味しい日本酒を買いに行ってもくれました。




というわけで。
只管、飲み、飲み、食べ、食べ…。
馬鹿話は果てしなく。




勿論、最後河豚まで食べましたが。
その間に、どれだけご馳走をいただいたことか。

味の濃いもの、コッテリしたものは…という躊躇いなんて全くなかったに等しく。


だって。
フォアグラなんかも買っていてくれて。
「そろそろ、河豚に」と催促したのですが。
「その前にだ!」というこだわり(?)。
炙って、美味しくいただきました~。

箸安めには。
築地の青果部で仕入れたという、イチゴや洋梨が出てきたり。

デザートには、その手作りのフルーツケーキまで出てきました。
これには私も吃驚り!
日本の男性にもデザートが浸透してきたのかしらん????




そういうわけで、昼間っから全開で食べていたので、流石に帰宅時間は9:00前と健全。

それからテレビドラマなども見たり、と余裕の心算だったのが。
翌朝起きたら、若干頭が痛い。
ちゃんぽんのせいなのか?少々、宿酔いだったようです、(笑。





ま、それでも。(それだから?)日曜日の午前中は、洗濯と散歩で過ぎていきました。





…フランスにいたお蔭か、散歩をこよなく好きになったわけですが。

正直言って、やっぱり、パリの散歩ほど東京は面白くない。
でも。
それなりにとっても「楽しい♪」のです。
知らない道だらけだし。
思わぬ発見があるのは、ホント、嬉しくなる。
それに、スーパー運動不足の私には少しは身体にいいのかもしれません。

それにしても。
本格的スポーツ再開は、一体いつのことになるのやら。。。。。


注:写真は、散歩途中に出合ったある町内会での餅つき風景。すっごく懐かしく、暫し見とれてしまいました。
…食べたかったけど、これまた小心者の私にはオネダリできませんでした~、笑。

恐るべし、オババ…

2009-12-11 22:30:51 | 東京・日々の生活
うさたろうは、下品な言葉、崩れた言葉は使いません!
寧ろ、忌み嫌ってます、真実です。

それに、10代の生意気盛りな頃だって使ったことは(あまり、ポリポリ)ありません!
本当ですっ!!!信じてください。



でも…。

でも…。




つい、脳裏の片隅に追いやられていた言葉が、自らの口をついてでてしまいそうに。















日本のおばはんたちって、やっぱ、スッゲェ~…













今朝、NHKのニュースを見ていたら。
今日から、東京丸の内で初の試み『マルシェ・ド・ノエル』(=クリスマス市)をフランス・ストラスブールの共催(?)で25日まで開かれる…
とのニュースをやっていました。



2度ほどストラスブールのその有名な市には、わざわざ1人で(苦笑)行ったことがありますが。


へぇ~、折角だから行ってみたいな。
…と思ったわけです。





でも。
東京はずっと冷たい雨の一日。
何も今日行かなくても、と思ったんだけど。
丁度、東京駅近くに用事もあったので、その前に寄ってみることにしました。




初日の今日は、スタートは16:00~とのことで。
降りしきる雨の中、会場に着いたのは17:00過ぎでした。



すると。
丁度、オープニングセレモニーの途中で、ストラスブール市長が挨拶を述べているところ。
(↓この写真は、フランスのプレスのインタビューに応じているところ)
市長インタビュー中

生憎の雨で、オープンテントの中でしたが、久しぶりに生のフランス語も聞きたいなと思い、端っこの方に入ってみました。


フランスのプレスも少し入っていたし、フランスの在日大使もいらしていたのかな?




…本当はそのテントの中に入れるのは、来賓の方だけだったのでしょうけど。
オープンテントだったし、場内整理の人が
「話を聞きたい人は立ち止まらないで、テントの中に入ってください」って言ったから入ったんだけど。

そのままそこで、簡単なオープニングパーティが始まることは一目瞭然。
一応テーブルが置いてあって、そこにはシャンパンの注がれたグラスが並んでいたのでした。
…話の途中には、アルザスの名物『タルト・フランベ』という薄ピザもどきも焼きあがって運ばれてきたりして。





そして。案の定、市長さんの挨拶が終わると「乾杯」ということになりました。



が。
その時です、私の近くに見るからに来賓以外のオバサマたちが何人かいらしたのですが。
係りの人が、「乾杯は、赤いリボンの来賓の方のみです。」と叫んでいるにもかかわらず。
来賓の人より先にシャンパンのグラスを取り、「乾杯」の合図と共に飲み始めたのです…




それが。
1人じゃないのですよ。

しかも。
間違って取った、っていうんじゃなく…。


本来なら、会場のブースで買って食べるべき、タルト・フランベまで手を出して…。



その光景の一部始終を見ていた私は、だから。
つい、絶句。というか、オバサンたちのあまりの厚かましさに、↑件のうめき声が出そうになった、というわけであります、ポリポリ。





そのまま見ているのは切なく…。
フランス人の人に話しかけようか、という気も失せ。

その場を後にし、一通りマルシェエリアを見て。
…お目当てのホット・ワインに並ぶ気にもならず、立ち去りました。

また、平日の晴れた日の午前中にでも来よう、と思いつつ。








マルシェは正直言って、本物とは全く比べ物になら無いくらい小規模で、相当ショボイですけどね(笑。
でも。
雰囲気は結構楽しめるかも♪


シンボルこうのとりブース



25日までやっているそうなので、近くにいらしたら足を伸ばしてはいかがでしょう?
タルト・フランベ職人のフィリップさんにお願いして、釜の前で写真を撮らせてもらいました。
すごく気さくな方でしたよ~♪
フィリップ・ファルジャさん

今朝は頑張って5:30起床=パリ21:30、やっと友達に電話。。。

2009-12-08 15:23:39 | 東京・日々の生活
ひゃぁ~、旅行に行っていたわけでもないのに。1週間近くもご無沙汰しちゃいました。
毎日、ブログ書きたいな、と思いつつも。
実家(=親元のこと)だと、折角インターネットに繋げられたのに、夕飯後にはなかなか開く気にならないのですよね。
…習慣っていうものでしょうか。




しかし。
それにしても、飽きた、もう、我慢できないっ!!!
いやぁっ~!



何がって。
部屋の片付け、でございます…。

毎日やっているわけではないものの。
元々掃除嫌いの私が、パリでの引越し準備から入れて、かれこれ3ヶ月くらい?
時間があれば、とにかく部屋の片付け。
クリームを塗りつつ、軍手や手袋をしてやっていても、手先は荒れ荒れ。



しかも。
先日、意を決して、不在票が入っていた引越し荷物の船便を引き取ったのですが。

あはは、実は未だ半分、なのでした。



そうなのです、確かに10日ばかり時間差で送ったわけで。
12月に入って、2便目は時間がかかっているのかもしれません。
ちょっとラッキー。
その間に少しでも部屋のスペースを作りたい、と。あがいているわけです。




それにしても。
大きなお家に住んでいる人が本当に羨ましい…。


私はと言えば、出したり入れたり、退けたり戻したり、…只管、その繰り返し。

捨てたくなかった本も実に半分くらい、更には置きっぱなしになっていた荷物・家財道具も3分の1くらいは既に捨てた、と言っても大げさじゃないと思うんだけど。



…実に自分がモノを囲ってたかって、今更ながら思い知らされています。
いつになったら、シンプル生活がスタートできるんだろう。。。。。




え~っと。
ものぐさうさたろうは、書きたいことをメモにして来なかったので、今出かける前、大慌てで思いついた話題を少し書いておきます、ポリポリ。

そう。
今日は友達とお夕飯!(=飲み、笑)なんですが。
彼女は朝、お嬢さんにお弁当を作るので、早め始まり、早め終わり。の予定でありまして。

単純連想で飲み関係の話、(苦笑。




実はここ一人住まいの裏辺りに、ネットですごっく有名になったらしい飲み屋さんの1種があるんですけど、ね。
5:00開店の前に、毎日、サラリーマンやら若い女性が並んでいるのですよ。
この寒いのに。

実はね、パリに行く前に、すっごく怖~い(←正直言って顔が、なんです。でも気立てはそれなりにいい人、だと思う…)隣のオジサンに誘われて2回ほど行ったことがあって。
その時は、怖さでほとんど何も食べなかった…(笑。

だから、日本に帰ったら1度行ってみよう、とずっと思っていたのですが。

全然無理そう。



相変わらず働かないから赤貧状態なので、一人外ご飯なんて避けないといけない!だけじゃなく。
…やっぱり、日本じゃ、一人でザ・飲み屋に入れないかも?????と気弱になってきています。

旅先とか、或いは、マスターを知っている行きつけバー、とかだったら、全然OKなんですけど、ねぇ…。
人間というのは、そんなに変わらないもんなんでしょうか。




ま。
このお店は、並ばないといけないから、であって。
一人客がぶらりと入れるお店だったら、大丈夫かなぁ、と思い。
今、ちょっとした流行らしい下町酒場で初・ホッピーを飲んでみたい、というのがささやかな夢だったりします、(笑。


しかし。
時間ばっかり経っちゃって、年賀状どころかクリスマスカードも未だ買ってないって、大丈夫かしらん?


とりあえず、今日は行ってきま~す!


小っぽけ疑問解決話

2009-12-02 20:56:11 | フランス(人)
東京では、今晩とっても綺麗な満月が見えてますね~!
満月の夜は、不思議なことが起こる、とか、オカシナ人が出る…って本当なのでしょうか?半信半疑の私です。




ところで。
先日、すっごい久しぶりに新宿のゴチャゴチャしている通りを通りました。
で、発見。
耳かき専門店なるもの。

へぇ~、こんなお店、やっぱり存在するんだ!
…初めて見る私には、すごく不思議に感じました。


で。
思い出しました。
この夏でしたっけ?
確か、お孫さんが勤めていた関係で、そのストーカーにおばあ様も刺されて命を失くされた事件。

フランスで、ネットニュースで読み、また痛ましい事件だなぁ、と思ったと同時に、ふぅ~ん、そんなもんが流行っているんだ…。

れっきとした(?)風俗店、ではないけれど、特段の資格や免許もなく、サーヴィス出来て、結構日本では流行っているということをその時初めて知ったわけです。






で。
丁度その数日後、フランコ・ジャポネのご夫妻&赤ちゃん宅に遊びに行ったのですが。

友達と話している時のこと。
彼女が1歳になる子供を見て「あらあら、耳かきしなくっちゃ。…ごめんね~、汚くって」と私に断り、綿棒で耳のお掃除を始めました。




そうだっ!

その時、ずっと誰かフランス人に聞いてみよう、と思っていた長年の疑問を、思い出したのです。





というのは。
そもそもフランスに来る時に、耳かきは存在しないから持参するように。って何かで読んだ…(気がする。)
従って、私はフワフワの綿毛がついた耳かき棒をちゃんと持って行ったわけですが。

どうして、耳かきがないんだろう?という疑問がいつも朧気に浮んできたわけです。

フランス人は、耳のお掃除を一生しないのか???
それとも、フランス人は耳垢が出ない体質?????






ちょっと前置きが長くなりました、ポリポリ。

で。
その時に、聞いてみたわけです。
「変な質問でごめん。ね、フランスって耳かきって存在しないんでしょ?耳のお掃除しないの?」

彼女は丁寧に教えてくれました。
「たまに、耳が痒くなったら綿棒で掻くらしいけど。それ以外はしないのよ~。見たことない?地下鉄とかで…。フランス人の耳の中、耳垢だらけ!」
(↑幸い、そんな趣味はなかったので、気をつけたことはなかったですが。想像しただけで、うっぷ、苦笑…)


「でもさ、耳垢が溜まって、気持ち悪くないのかなぁ?聞こえにくいとか、ならないの?」


「どうしても気になったら、お医者さんに行って、器械で掃除してもらうみたいよ。…一度ね、○○○(←彼女フランス人旦那様)を『すっごく気持ちいいから』って説得してかいてあげたのよ~。でもそれで、すっかり懲りたらしいの。
その後何度言っても、それだったら医者に行くって、逃げ回るし。
何だか怖いみたいよ。…耳かいてもらうって、気持ちいいのにねぇ。」


「へぇ、やっぱりそうなんだ。じゃ、フランスでは、今度の日本の事件みたいなことは絶対起きないよね?!」


しかし、彼女はその事件のことを知らず、教えてあげたのですが。



二人の一致した結論。
そもそも、そんな商売、他の国には間違っても輸出できない。
少なくともフランスでは、死んでも流行らん!!!!!






ただ。
その後、ちょっと驚いたのは。
彼女は、日本に帰るとご両親の耳のお掃除をしてあげることもあるそうな。

…私は次女に生まれたせいか、子供の頃に親にやってもらった経験はあっても、人にやってあげるということがなかったし。
こうして大人になっても、子供もいないので、人にやってあげる、なんて発想、実にこれっぽっちもなかったのです。



私の親も、本当はやってほしいのだろうか?????

…自分の観点だと、人にやってあげたくもなければ、やってほしいとも全く思わないタイプなので(=耳かき専門店に通う人の気持ちが全くわからないタイプ)、ますますもって、
「ふうぅ~ん…」???という気分になった、のであります。



やっぱり膝枕って、そんなにいいものなのかしらん?????





え~っ、と。
新宿を通って、思い出した実に些細なお話でございました。
少々汚い話で、失礼いたしましたっ!ペコリ。



(注:写真は先週の土曜日朝の鶴岡八幡宮。結婚式(2組)と遅れた七五三参拝で、賑わってました。)